M高校二年の保塚大輔は近所のT神社にまつわる怪談話を学園祭で披露した。T神社は肝試しスポットとなり、その後M高女生徒によるものと思われる書き込みがインターネット掲示板に載る。それを見た民俗学研究者の飯塚という男が、話が聞きたいと大輔を訪問し
てきた。その夜、大輔は窓に貼りついた黒い怪物を目撃する。それは〝黒い線虫の集合体〟のようだった。
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を8千字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#5
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※星空文庫、エブリスタ、noteにも公開折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-12 16:55:49
7971文字
会話率:35%
学生でありながら作家活動を行う雪乃は、自他共に認める本の虫だ。
そんな彼女に、祖父の勧める縁談話が飛び込んできた。
憂鬱な気分のまま迎えたお見合いは、初恋の相手との再会となるが…………
兄の友人でもある彼との年の差は大きく、学生と社会人とで
は価値観も住む世界も違う。
何より彼にメリットがあるとは思えない縁談だったが、今後のお互いの為に【仮】の婚約をする事となった。
作家活動が第一の雪乃に恋愛感情はなく、深く考えていなかったのだろう。
婚約者として接するうちに、気持ちは少しずつ変化していく。
二人が本当の恋仲になる日はーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 14:00:00
268147文字
会話率:60%
名家の生まれである水無月あやめは、帝都でも一、二を争う格式高い九条家の次期当主との縁談話が進んでいた。だが、何でも手にするあやめを密かに妬んでいた隣家の令嬢・高羽椿によって、無実の罪を着せられてしまう。そんなピンチの中、椿にある話を持ちかけ
られたあやめは、罪を認める供述をすることになり──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 10:56:00
110907文字
会話率:50%
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家
族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 17:30:00
737783文字
会話率:49%
人々は神々に願う。
高校2年の古詠(こよみ)・新時(あらとき)。
なんてことのないある日、彼は帰り道の途中本物の刀持った男に出会ったり今にも崩れてしまいそうな神社で神様に出会ったりしてしまう。
そんな彼の話、後の怪談話になるかもしれない話。
そして、これは全知全能の神が望んだこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 17:41:10
4027文字
会話率:34%
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、
初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブランドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 09:32:49
120108文字
会話率:26%
数十年前、とある町で行われた音楽会に纏わる怪談話
最終更新:2024-10-04 21:26:18
1644文字
会話率:39%
公式企画 「夏のホラー2024 噂」 用に集められた、最新の怪談話。
そのうちのいくつかを掲載。一話あたりのお話は短く、各話独立短編となっております。
※ ホラー作品となっています。苦手な方はお戻り下さい。
サイバーホラーとは、
造語になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 22:09:49
96219文字
会話率:12%
『
1961年4月中旬よりNHKがポリオ発生状況を日報の形で報道し始めた。6月初旬、患者が800人を超え、16日には1000人を超えた。九州だけでなく東京区部でも流行指定地域が出たため新聞各社も大きく取り上げ始めた。20日に厚生省(当時
)は生ワクチンの緊急輸入と全国一斉接種の方針を決め、21日に古井喜美厚生大臣の「生ワクチン導入に関する責任は全て私にある」という談話とともに「全国民を対象とした臨床試験」を決定した。26日より福岡・大分両県での接種を開始、7月21日には全国での接種を開始、1ヶ月間で1300万人の接種を終えた。7月中旬までの患者数は過去10年間で最高であったが、8月の患者数は過去最低、翌年度からも患者数は激減、1963年には定期接種化され、日本における野生株からの自然感染は皆無となった。
』
これは1961年、ポリオ流行を食い止めるために行われたワクチン緊急輸入・接種に関わる政治判断である。さてこれが、本当に英断だったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 06:30:00
6506文字
会話率:0%
仲間で集まって怪談話を始めた俺達は……
最終更新:2024-09-17 05:17:37
4717文字
会話率:45%
「Ker」という物語(まだ書いてません!)の背景制作途中で、ふっと思いついた場面を自由に描いた物です。世界観は現在の世界のパラレルワールド(神あり)のバージョンです。ちょっと設定が複雑なので、ここでは述べませんが、魔法もSFもかなりあります
(もちろん科学も)。本編はまだですが、余談話の拙作を楽しんで頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 23:12:02
2174文字
会話率:56%
とある田舎町の深夜のカラオケ店、その一室に案内された篠原舞夏。そのカラオケボックスには、ガングロ系に、アムラー系に、サブカル系と、三者三様に各々系統の違う制服姿のギャルJKの3人と、黒髪ポニテの古風な清楚系黒セーラー美人が1人という同類項の
見出し難い取り合わせの4人の先客がすでに滞在しており、どういうわけかお互いにカラオケで盛り上がるでもなく、談笑するでもなく、それぞれソファーにかけて過ごしていた。
ただ一人、カラオケボックスの本来の用途らしく、アイドルソングなどを歌っていたピンクカーディガンのサブカル系ギャルは、遠慮してマイクを取らない舞夏に「カラオケしないなら、何か話でもする?」「何かおもしろい話とかない? 最近聞いたうわさ話とか」などと、気を使ってくれているのか、話しかけてくる。
だがそうして話すうちに、舞夏はどういうわけかギャルJKの彼女たちそれぞれから怪談話を聞かされる流れになってしまう……。
さる事情からたまたま訪れたに過ぎない田舎町の深夜のカラオケボックスを舞台に、舞夏は思いがけない『怪奇現象』に巻き込まれて……──
と、いったあらすじの夏のホラー2024作品となっております。
普段はノクターンノベルス界隈を巣としている三國•蟹•コウラがなろうでお送りするホラーミステリー作品です。普段使わない頭を使って頑張りましたので、こちら対戦よろしくお願いいたします!(笑)
※ホラーが主題の作品で若干のグロ描写がございますので、念の為R15推奨とさせていただいております。
※この物語はもちろんフィクションです。
※現状、他サイトでの同一タイトル同一内容の投稿は予定しておりません。盗作や転載はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 22:01:59
26616文字
会話率:30%
ただただ、聖女と悪女の二人が、午後の談話室でお茶を飲む話、です。
なお、こちらの悪女さんはかなり問題児でいらっしゃいますので、いろいろと裏切られたくないという方は、お読みにならずに引き返される事をおすすめしております。
こちらの作品は、カ
クヨムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:00:00
48195文字
会話率:61%
この学校には、日曜日だけ開いている購買部がある。以前からあった噂話がある日突然、息を吹き返した。誰もたどり着けない謎の購買部という怪談話が、店で買い物をした生徒がいるという噂で上書きされたのだ。しかし、何時、誰が、どうやって購買部にたどり着
いたのかまではわからない。わからないから「たどり着けた人」探しが始まった。
夏のホラー2024に応募しようと書き始めたのですが間に合いませんでした。
内容が王道ホラーっぽくないので申し訳ないです。
ご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 12:00:00
12392文字
会話率:31%
「ねぇ、耳声霊って知ってる?」
ある時聞いたうわさ。その言葉を覚えていると一ヶ月後に死んでしまうというあり触れた怪談話だったが、翌日、うわさを教えてくれた知人が死んだ。
果たしてそれは耳声霊の仕業なのか。耳声霊とはなんなのか。そして死を
逃れる術はあるのか――――
※全五話。一時間ごとに投稿予定
※『ハーメルン』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:00:00
25244文字
会話率:25%
廃村巡りが趣味の宮部由美は、この日とある山奥の廃村を訪れた。
曰く、第二次大戦末期に住民が一人残らず忽然と消え、そのまま行方知れずらしい。
八十年近く前の『怪談話』共々楽しんでいた彼女だったが、辺りが暗くなった時、恐ろしい怪物と遭遇し……
※カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 21:00:00
27897文字
会話率:19%
幼い頃の誘拐事件がもとで男性恐怖症になったミュリルは、結婚など望むべくもなく、誰の力も頼らずひとりで生き抜く覚悟を固めていた。そのため、ありとあらゆる自活に役立つスキルを身に着け、愛する動物たちとの自活人生を夢見ていた。
けれどある日
、氷の宰相ジルベルトとの縁談話が持ち上がる。男性が怖くて近づけない私が結婚なんて、とすげなく断るミュリルだったが、ジルベルトにはまさかの秘密があって――。
男性恐怖症と女性恐怖症の男女がお互いの身と平穏を守るために契約結婚した、風変わりな夫婦のお話です。主人公ミュリルは、ちょっとやそっとではへこたれないたくまし系自活女子です。強いヒロインがお好きな皆様、いらっしゃいませ。
※アルファポリス、カクヨムでも連載(予定)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 21:40:00
143753文字
会話率:30%
ある暑い夏の日。
僕と童子(わらべこ)さんはベッドに寝転んでスマホの怪談話をみていた。
最終更新:2024-08-25 01:14:55
1758文字
会話率:54%
怪談番組に出演すると、幽霊が居ました。
少し怖い話です。
最終更新:2024-08-22 02:24:52
2879文字
会話率:33%
ある地域で流行っていた噂話。
怪談話のネタとして仕入れた話を聴かせてもらった怪談師は自らも恐怖に囚われ、それは際限なく増殖していく。
最終更新:2024-08-21 23:01:04
3097文字
会話率:68%
花のお江戸、長屋の大家をしながら絵描きとして知る人ぞ知るハルノブと、その長屋に転がり込んで面倒を巻き起こす怪人・ゲンナイが巻き起こす事件未満・騒動未満の日常。
まずは全3回でお送りします。
最終更新:2024-08-15 19:00:00
11890文字
会話率:51%