日々を送る上で毎日見る事になる『虫』。
疑問に思いながらも、それでも毎日顔を合わせる虫に、『私』は日常を感じるようになっていた。
視界隅を横切ったり、ひたすら存在をアピールしたり、邪魔になって怒ると逃げたり。
虫でありながら彼はとても様々な
感情を見せ、そうして、『私』も彼との日常に馴染んでしまう。
そんな、平凡な日々のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 19:23:17
3508文字
会話率:2%
その少女は普通の幼稚園児だった。
家は団地で決して裕福とは言えないがママとパパ、一つ年上のお兄ちゃんと四人家族で毎日楽しく暮らしている。よくママのおじいちゃんおばあちゃん達に会いに行ったり、たまにパパのおじいちゃんおばあちゃんに会いに山に行
ったりもしたりするけど、少女が大好きなのは三人だった。一緒に公園に連れってってくれたりして遊んでくれて、少女にできそうにもないことを軽々とやってのけるパパ。ママは怒るとちょっと怖いけど好き。お兄ちゃんのことは呼び捨てで兄ということを認識しているのか、兄という言葉の意味を知っているのかすら危ういけどたくさんおしゃべりする。
幼稚園に行けばいっぱいお友達はいるし、好きな子だっている。お兄ちゃんのお友達の女の子はちょっと意地悪だけど少女がしつこく頼めばピカピカの砂団子を作ってくれる。たまにあるお弁当の日が一番楽しみで、お母さんが作ってくれたお弁当をニコニコしながら食べる。少女はこんな生活がとても好きだし、たまにみんなに呆れられて馬鹿だなあと言われたりしてもみんなが笑ってるからまあいっかと考えるようなお馬鹿さんなのだ。
そんな女の子の生涯。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 04:14:26
1218文字
会話率:0%
不老不死のエンドレスに転生して三万年最初と比べれば人間も魔族も発展した。そして今日魔王の少女に一目惚れして心を読んでから結婚してくれといきなり言ったら、戦って勝ったら結婚してくれるらしい。余裕で勝って心を読んだら、何か俺に対しての評価がタ
イプの男から惚れた男にレベルアップしてました。
これは、エンドレスに転生し三万年生きた男が魔王の少女と一緒に自由に旅をしたり遊んだりイチャイチャしたりしながら過ごす結婚生活である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-29 17:20:20
1343文字
会話率:67%
エルザの紳士な婚約者は、存外素直な人だった。
社交的で言葉を選ぶことはするけれど、楽しいと笑い、悲しいと落ち込み、怒ると拗ねたように唇を尖らせる。
そして、嬉しいときには輝くような笑顔を見せるのだ。
――だから、つまり。
彼がエルザに愛を
囁くことがないのは、そういうことなのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 00:00:02
34727文字
会話率:30%
今年から、ここ桜高校に入学して通うことになる高校1年生の遠山蓮。高校生になってできた友達の
メガネが似合う女子の五十嵐雪歩、見た目はチャラいけど中身は紳士の木村達也、昔からの幼馴染の結城流奈。これは4人を中心とした青春ラブコメ
〜キャラ紹介
〜
・遠山蓮「主人公」
基本、優しいが怒ると怖い。
幼馴染みである流奈とは仲がいい。
中学2年の妹がいる。
・結城流奈
蓮の幼馴染みで世話焼き。毎日のように蓮を
起こしにきている。
性格、顔立ちを見てもかなり美少女だが本人は
胸があまりない事を気にしている。
・五十嵐雪歩
蓮と流奈のクラスメイト。
メガネが似合う美少女でいつも元気がいい。
スタイルはよく、胸もある。
趣味は、お菓子作りらしい。
・木村達也
蓮と流奈のクラスメイト。
見た目はチャラいが中身は真面目な高校生。
時々調子にのるがみんなから怒られる。
ムードメーカー的存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-10 15:58:43
7271文字
会話率:33%
姉のあや子の日記を読んだことから、あたしはゾッとする体験を追体験した。
あたしに霊感やらそう言う特別な力は全くない。
だから、幽霊やら怪談やらとか、信じたことなかったし、それは誰かの妄想や虚妄だと思ってた。
あやちゃんは、正気だ。
精神
病でもサイコ野郎でもない、普通の女性だ。
この日記は、読むことをおすすめしない。
だって、本当に有った出来事なのだから。
現実が怖くなる。
見えないものが見えて良かったのか、見えないことが幸福なのか、あたしには分からなくなった。
もし、この日記を読み進めて、この人の話を知っていると思った方は連絡して欲しい。
関係者の名前は全部仮名で、一文字でも合ってはいないと思うけど、載せて欲しくない所があったら言って欲しい。
ちなみに、あやちゃんは今も元気にしている。
たまに恐いことをするりと言うけど。
あたしの胸に留めておくには恐くて発散したくて、だから、あやちゃんの日記を幾らか手直しして此処に載せた。
日記なので、スッキリしないことや解決してない事や関係ない事も載っていますが、了承の上読み進めてください。
ちなみに、あやちゃんにはこの日記を載せた事は内緒にしてます。
だって、きっとあたしが日記を読んだことを怒ると思うので。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-25 12:00:00
11727文字
会話率:3%
あらすじ
大きな松の樹のある、小さな八幡社には、人好きで、いたずら好きな、怒ると怖い神さまが住んでいると云われています。
人々は親しみを込めて、「御宮≪おみや≫さん」と呼んでいます。
その御宮さんには、時折少しだけ風変わりな子供が
現れます。
まるで鈴の音のように、歩くたびにカラコロとよく鳴る下駄に、朱色の羽織。
ぴょんぴょん跳ねた飴色の髪と、同じ色したどんぐりまなこ。
「ばかだなあ。きみが知らないから、ぼくが知っているのさ」
傷を抱え、痛みを抱え、立ち止まってしまった人たちに、子供は生意気にそう言って、なんだか楽しげにわらいながら、ずっとそばにいるのです。
春には迷子の女の子が、夏にはいじめられっこの少年が、秋には寂しげなお母さんが、冬には暖かな家族が。
それぞれの傷と、痛みを抱えて御宮さんに訪れます。
涙をこぼしたり、うつむいたり、生きている彼らに、神さまは何もしてはくれません。
飴色の少年も、何もしてはくれないけれど、呆れも、わらいもしないで、ただただそばにいてくれます。
泣いたらいいよ、と、そう言って、ただ、そばに。
迷子の女の子は、やがて自分らしさを受け入れて恋をします。
いじめられっ子の少年は、死ぬことなく大人になって、おじいちゃんになります。
寂しげなお母さんは、小さな息子の幸せを願って、天国へ帰ります。
暖かな家族は、いつかの迷子の女の子。
季節を、時を経て、巡り巡る物語。
彼らは飴色の少年に救われたというけれど、終わらない神さまの命のさびしさを癒してくれたのは、傷を抱えて生きる彼らで。
だから、飴色の少年は、今日も嬉しそうにわらっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 23:59:55
29045文字
会話率:35%
仲良し3人娘の槙、柚子、杏子。それぞれの恋愛模様を描いた3部作。
一章、夏恋日和
中学の頃からずっと1人の先輩に恋心を抱いていた槙。ただ一緒にいられれば良かったけれど、花火大会の日、告白する事を決めるが・・・。
二章、初恋日和
運動神経抜群
、男前な柚子の片思いの相手は、担任の辻利音弥。でも彼を困らせたい訳じゃないから、この気持ちはしまっておくと決めていた。けれど、文化祭の日、音弥の元カノが現れて・・・。
三章、深愛日和
仲良しカップルの杏子と臣。普段は喧嘩なんてしない2人だけど、些細な事がきっかけで大げんか。普段怒らない人が怒ると怖いわけで・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 20:12:45
43045文字
会話率:63%
~はじめに
みなさんは、過去の恋に後悔はありますか?
この話は、主人公の切ない過去から生まれる恋のお話です
乞うご期待!!~
俺は、後輩に意地悪をしてます。
だって…カワイイから。
なのに、
「俺の事、忘れちゃったんですか
?」
は?
「俺は、怒ると怖いんですよ?」
俺…どーなっちゃうの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 17:54:16
983文字
会話率:24%
長年、婚約者は馬鹿なことをしでかしてそれを尻拭いをし、そして何事にも我慢していたアンヌ。
あまりにも身勝手な婚約者レオナルに婚約破棄を言い渡される。それに対して当然反論する。なぜなら、当たり前だが政略のための婚約だからだ。
私達の為の
結婚ではなく、家の為の結婚。
家族よりも自分を優先しようとする2人にとうとうアンヌはキレる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 00:00:00
8060文字
会話率:32%
乙ゲーの世界に転生したと気付かずに高校生へと成長した主人公アンナ。前世では出雲香織という名で高校まで生きていた彼女は精神年齢が高く、更にヒーローであるアンソニーは精神年齢が低い。その為、アンナはアンソニーに対して苛ついてしまう。そして、教
育という名の罵倒暴言によってアンソニーはアンナを怖がり、しまいには王子なのに格下である侯爵令嬢であるアンナをアンナ様と呼ぶようになった。
自己中心的俺様系になるはずだった泣き虫王子アンソニーと高飛車アンソニー王子大好き美少女になるはずだった罵倒暴言を浴びさせるアンナの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-02 20:05:44
6330文字
会話率:42%
ほんのワンシーンをゆっくりと再現。あんたも怒ると怖いのね……
キーワード:
最終更新:2015-05-06 22:24:33
1644文字
会話率:50%
生徒会長よりもしっかり者の副会長
怒ると怖い腹黒い会計
さらっと毒舌な書記
そして、アホ会長こと生徒会長。
とある生徒会のほのぼの(?)日常物語。
最終更新:2015-04-07 17:20:09
1731文字
会話率:29%
今年も花見をする。
一人で寂しくおにぎりを食べる私は、側からどう見えるのだろうか。
そんなのはどうでもいい。
私は彼と過ごしたこの家から出て、つい最近あったあの男の子と遊ぶ。
この子はとても彼にそっくりだった。
私が寂しそうに笑うと怒
るところとか、
照れると旋毛をかく癖とか、
他にも、見れば見るほど彼に似ている。
今回こそは、今回こそは普通に過ごさなきゃ。
そう言い聞かせて、彼と出会ってから10年後の月日が経った。
とても、嫌で好きな一年が始まったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 16:11:48
2950文字
会話率:12%
20××年、四月。
未来が丘高校入学式。
彼等は出会う。
勉強や他人の世話はできるのに自分の事ができない三姉妹の長女の少女。
明るく朗らかな三姉妹の二女の少女。
料理は上手で勉強もできる、三姉妹の三女の少女。
動物好きの喧嘩の一
番強い少年。
有名アイドルの少年。
冷静で料理は上手な少年。
朗らかで優しいが怒ると怖い少年。
動物好きの親友の照れ屋の少年。
どうして、出会い、どうして、こんな結末を迎えたのだろうか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-07 19:56:58
247文字
会話率:0%
富田トメ70歳
トメさんは怒るとロングカマーを振り回します。
愛車のトメカーでお買い物が日課です。
トメさんの名前の由来は……そして、過去は?
新しいもの好きのトメと、今どき高校生カップルの日常。
最終更新:2015-02-12 15:00:00
6435文字
会話率:34%
――――死という概念が無くなったら、人は一体何を成すのか
平凡にして凡人。普通を通り越した普通。それが俺、御門恭介だ。
いや、だったという方がいいかもしれない。
なぜなら、俺は朝、幼馴染に起こされて、幼馴染の作った朝食を食べ、嫌々ながら
も学校に登校しようとした瞬間、家の前をなぜか通ったダンプに轢かれて死んでしまったのだから。
しかし、死んだ俺の前に死の神タナトスが現れ、三種の神器とかいう明らかに使い道のない物を渡して、俺に『死ねない体』を与えやがった。
そこから、俺の人生は一変した。
成長過程(笑)美幼女ドジっ子魔女、しっかりしているがどこか危なっかしい巫女、俺になぜかデレッデレな堕天使、怒ると手がつけられなくなるが昔からの縁がある幼馴染などなど……。
そして、ハタめんどくさい事件が勃発。
ハイスペックなゾンビも楽じゃないな。
これは、死を忘れた怪物が送る物語。怪物と、おかしい少女たちの奇跡を今、垣間見る……。
「僕と世界征服をしないか!?」「いや、いいや」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-03 12:00:00
415026文字
会話率:48%
イケメンなのにミリオタなフリーター、大場 カオル。車に轢かれそうな子供を助けて死んだ彼が第2の人生に行く世界は異世界。女神に貰った能力を使い、仲間達と異世界を歩いていくこととなる。
最終更新:2014-11-18 19:41:33
140980文字
会話率:55%
それはまるで映画のワンシーンを切り取ったかのような運命的な出会いだった。
坂の上から英国少女が自転車に乗ってやってきた。金糸のような細い髪を遊ばせて、風を追い越して下りてくる。
そして――俺は轢き逃げされた。よし、あの金髪ロリ女ぶっ
飛ばす!
遠い国からやってきた少女の名はメグ・バウスフィールド。
お笑い芸人になる夢を持つ、十七歳のイギリス人である。
そんな漫才馬鹿以外にも、俺の周りには曲者揃いで困っている。
「あなたの顔、タイ米にそっくりね」
真顔でギャグをぶっ放す、クールビューティー静香。
「……い、入れてよ! あたしもあんたたちの仲間に入れて!」
ツンデレの大安売り、めんどくさガール愛美。
「わかりましたかー? ちゃんと返事しないとー……切り落とすゾ?」
怒るとヤクザ! でも根は生徒想いの優しい担任、ゆきちゃん先生。
これに英国からやってきたお笑い十字軍のメグを加えて、俺の日常は大きく変化した。
メグが日本に留学しに来て、俺――後藤信志の止まっていた夢は動き出したんだ。
芸人。それは小さい頃、誰からも期待されなかった俺の将来の夢。
俺は本気でなりたい仕事を……将来の夢を、幼い頃に置いてきた。
絶対に芸人なんて仕事は目指さないって、あのとき俺はそう思っていたんだ――。
これは英国少女×ツッコミ系男子×曲者ヒロインズが繰り広げる、ボケとツッコミと、いつかの「夢」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 22:13:33
100537文字
会話率:45%
此処はオリンポス山の頂上
今日はなにやら会議があるらしい
最終更新:2014-04-21 22:14:05
3266文字
会話率:65%
小さい頃から知っている、不器用で料理出来なくて、勉強もできる方ではなくて、運動神経は底々良いはずなのに鈍くさくて。怒ると後が恐いし、馬鹿力で、意地っ張りで、可愛気がないし。短気だし、人の言う事聞かないし、すぐわめくし、時々突拍子もないこと
を仕出かすし――、そんな幼なじみを持った少年・カズキの、込み入ったとある事情を抱える事に……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-15 22:52:49
4416文字
会話率:22%