美しいアゲハ蝶が蜘蛛の巣に引っかかってしまう小説です。
最終更新:2021-11-29 06:24:02
3524文字
会話率:39%
じわりじわりと迫ってくる、人斬りだったことへの罪の意識。
平穏な日々が、柚月に過去の罪を突き付ける。
「自分を大事にしないのは、自分のことを大事にしてくれている人を、大事にしていない」
清名の謎の言葉が、柚月の中に引っかかって離れない。
「自分を大事にって、どういうことですか?」
柚月の真直ぐな問いに、雪原は答える。
「考えなさい。その答えは、自分で見つけなさい」
暮れ六つ過ぎ。十日ごとに遊郭に現れる青年がいる。
宰相の小姓、柚月一華。
人々の好奇の目も気に留めず、柚月は「白玉屋」の花魁、白峯の元を訪れる。
遊ぶためではない。
主である、宰相、雪原麟太郎から申し渡された任務のためだ。
戦の後訪れた、平穏な日々。
それを乱す影がある。
隣国「蘆」の謀反の気配。
それを探る報告書を受け取るのが、柚月の今回の任務だ。
再び戦になるのか。
日毎増す不安の中、それぞれの思いが交錯する。
一つよに咲く華となれ。
「一よさく華」シリーズ④折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 09:55:08
45940文字
会話率:23%
田中勇一、17歳。どこにでもいる普通の高校生に突然突きつけられたのは、世界人口数十億分の一、異世界ランダム召喚に引っかかってしまったという現実だった!
生身の高校生を送り込むのもアレということで、盛りに盛られた出血大サービスチート能力、そ
の名も「英雄色」を引っさげて勇一は異世界に乗り込むも、転生初日に見た不思議な夢の後、チート能力を「脱色」してしまう!
こうして「脱色勇者」となった勇一が召喚を行使した王城を出て出会ったのは、とあるぼっちの少女で……!?
ぼっちが何人集まってもぼっち、あぶれ者達が繰り広げる脱色系異世界冒険譚、開幕!実況は私、ゆるめの語り部さんがお送りするぞー。よろよろ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 18:26:24
28749文字
会話率:60%
夏祭りにあわせて、腕利きで名を馳せる竜狩人が村にやってきた。村の豪商の一人息子は、なぜかその狩人になつかしさをおぼえ、心引かれる。(かなり昔に月刊スニーカーに投稿した作品の再録です。主人公の名前がどうも引っかかっていたのでタトウからラクラン
に改名しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 13:52:55
9368文字
会話率:45%
柊恭介(ひいらぎきょうすけ)はある日大雨が降った為に普段は歩きなのだがバスに親友の望月総一郎(もちづきそういちろう)と五十嵐優紀(いがらしゆうき)と仕方なくバスに乗った。
すると、同じ周陽高校二年生が同じように乗っていて、他は周陽高校
一年生が一人とサラリーマンが一人の全部で十人が乗っているだけだった。
嫌な予感はしていたのだが、やはりそれは起こった。
バスの運転手が脳溢血で失神して倒れた為に変な風にアクセルに引っかかってしまってバスが暴走して、タンクローリーでガソリンを補給していたガソリンスタンドに突撃して爆発してしまう。
その時にバスの運転手以外の全員は異世界の老神に異界へと転移させられた。
その世界の老神が守る惑星レイアースは人間が滅んだ星で何としても老神は人間を復活させたいと思っていたのだ。
だが、話を良く聞くと老神が素晴らしい人間に育って欲しいと試練を与えた過ぎた結果で滅んだとかとんでもないブラック世界だった。
老神は力を使いつくして消滅してしまうが、それを弟子の天使が引き継いだ。
これが老神に輪をかけたブラック野郎だった。
貰えたスキルは繁殖と再生。
植物とか動物の毒かどうかの説明は無く、毒を飲んでも再生する力で治るから自分で調べろと言う無茶ぶり。
さらに、武器とか戦うスキルも無く、頭が完全にミンチになる事が無ければ再生するから安心しろと言う始末。
挙句に、滅んで誰も住んでない風化した集落に転移させて、武器とかは全部自分で探せと言う超ブラックぶりだった。
だが、本当に恐ろしいのは、これからだった。
男子しかいないのに繁殖しろとかと訝しんでいたら、この現状で人間を繁殖させるためにスキル繁殖を与えていたのが分かったのだ。
それは心が折れたら男性から女性に変わり、最後はもっとも子供が多く生まれる一夫多妻になるまでたった一人の男を選別するスキルだった。
最後に男として生き残るのは誰だ。
いろんな意味での地獄が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:12:18
147375文字
会話率:43%
むかしむかし。
とある道場に通っていた男は、上座で稽古の様子を見る師範に対し、疑惑を抱くことがあった。
師範はときどき、稽古の最中に真剣の手入れを、道場で行うことがあったんだ。
そのやり方のささいな点が、男には妙に引っかかってしまい……。
最終更新:2021-05-02 23:44:48
2320文字
会話率:0%
道を歩いていたら木に少女が引っかかっていた。
最終更新:2021-04-25 00:00:00
49737文字
会話率:61%
ある夜、「星が流れるポスト」の夢を見た私。
夢の中の私は、手紙をポストに投函していた。
夢を見た日からずっと心に引っかかっている「違和感」を探すべく、夢に出てきた場所に訪れる。
そこで私が見たものは……。懐かしくほろ苦い記憶を辿る青春ストー
リー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 15:09:29
4595文字
会話率:23%
珍しく早く退社出来る日があった。
賢司は、自宅に車を走らせていたのだが、気が付くと、赤信号ばかりに引っかかってしまう。
業を煮やした賢司は、左折可と書かれた道を、進むのだけれど、思うようには、道を行くことが出来ない。
まるで、街に行く道を遮
られているように。
そして、道を見失ってしまい、川沿いの道に車を停める。
そこには、5000円で車を買う店があった。
賢司の隣で車を走らせた男が、そこに現れ、200万円する車を5000円で売ってしまった。
話を聞くと、1週間、赤信号に引っかかって帰れないという。
5000円を握り締めて電車で帰る男は、なぜか晴れやかだった。
とはいうものの、賢司にも同じ事態が起こっていることに気が付いて、奥さんに電話をする。
異変を感じた奥さんは賢司を迎えに家を出るのだが、またしても赤信号に引っかかって、左折可の道を選んでしまうのであった。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 10:16:15
6504文字
会話率:24%
ツーリング大好きバイク野郎なモトブロガー【アイアンヘルム】は売れない動画配信者だった。
しかしその特性が上手いこと引っかかって異世界に呼ばれたら何やっても大ウケするように!?
この物語は異世界ツーリング、野営設営、現地調達食材での料理
紹介など、異世界旅ライフを好き勝手にするお話です。
※魔物も出るしグロいのもちょぴっと出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 00:13:15
32012文字
会話率:45%
お酒の飲めなかったお年頃の女性がとある男の罠に引っかかってしまい、残念な事に昇天してしまったのを可哀そうに思った大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)が、輪廻転生をする期間迄、異世界の酒飲み神達であるドランク
リアの助手として働く事を提案、それに乗っかって異世界で色々な酒が生まれる事を手助けするお話です。
作者の独り言
てゅるってゅってゅってゅってゅーるるーるるーるーてゅてゅーるるー♪
前作の続きを作成しようとしたら何でか脳内に「こっち書け!」と変な
お告げが有ったので書いてみました、現実世界の酒造りと少し違う所が
有るとは思いますがゆるーく読んであげて下さい
本小説は全くのフィクションですので予めご承知おきください。
尚、此方の小説は気まぐれ更新ですので方々其方もご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 10:00:00
16036文字
会話率:50%
俺には妹がいる、可愛いカワイイ妹だ。それなのに異世界転生しちまった。今じゃ、転生前の記憶なんざアヤフヤになっちまって、自分の名前まで忘れちまったよ。こっちじゃアルで呼ばれてる。
ここは産業革命前夜の英国みたいな街だ。中世ヨーロッパみたい
っていやぁ、夢があるが実際のところは酷いもんだぜ。後世の歴史家から暗黒時代なんて言われるのも仕方ねーよな。
さぁ、今日一日清き労働に従事しようか!生きるためにはメシにありつくことが大事だぜ。たださ、何か引っかかってるんだよ。大切な何かを。大事な何かを、置き忘れてきてる気がしてるんだよな……
アルはスラム街の孤児育ち。街での暴動に巻き込まれたことをきっかけに、貴族・教会・商人組合との三つ巴の戦いに巻き込まれていく。お兄ちゃん属性が無双した結果。出会う少女皆、ことごとく懐いてくる。妹属性の美少女達を守るためにも、自分たちのユートピアを作るしかないと決意。やがて独立国を建設するために奮闘していくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 12:58:44
99474文字
会話率:17%
貴方は問題を解かなくてはならない。
たった千にも満たない彼らだが一生懸命連なって貴方に問い掛けている。
推理というには拙いかもしれない。だが彼らの懸命さは何処に当てればよいのだろうか。
一つの謎を解けたならば次の週を待ってほしい。
さぁ、
一つの問いを与えよう。
一番の〝糸〟を思い出してほしい。【死神】の貴方は、【魔術師】から【女帝】まで私を見つけ出してくれ。行いは改められるまでが一文だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 20:00:00
1904文字
会話率:0%
明日、親父がむかし連れてきた裏日本のこの街にいって、「田沼さん」としか知らぬそのひとに逢い、何としても力になってもらわないことにはどうにもならないところまで、ケツに火がついてしまった。
あきれ顔とあきらめ顔の混ざった妻は、それ以上なにも
言わない。本当は、そんな|篤志家《とくしか》なんているわけない、おかしな詐欺に引っかかってるだけじゃないかと返したいのだ。
駅の長い地下通路を抜けて、地上に出た。「大川方面」の案内に沿っていったのだが、曲がりくねり、距離を測りかねるほど長く感じた。
フェーン現象というやつだろうか。東京を出たときとは較べものにならない暑さだ。日は大きく西に傾いて目指す大川の向こうにあるが、この陽射しを正面から浴びながら大通りを歩くことを考えると足がすくむ。タクシーやバスはおろか、連れを伴ったひとたちさえ見つからない。
小路というよりも、家並みの隙間が寄り集まって出来た路地が見えた。小さな鉢植えばかり並ぶ濃い緑の影が風に揺れ、そこだけが、アスファルト舗装の陽炎から遊離している。
「休業中」と書かれた銭湯の隣に、飲み客も相手にする食堂をみつけた。灯かりはなく引き戸はきっちり閉じられているが、仕込みの声とは違う客同士の高揚した声が漏れている。
- ガラリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 08:55:54
10621文字
会話率:16%
駅の改札口を通ろうとした女だったが、自動改札に引っかかってしまって……。
最終更新:2020-07-25 19:30:28
1213文字
会話率:38%
亮は幼馴染の紗夜と同じアパートに住む小学4年生。毎年、プールの授業で成績不振の児童は夏休みに補習を行うことになっていて、2人はこれに引っかかってしまう。親の都合で、普段あまり話さない2人で通学することになったのだが…
最終更新:2020-06-25 23:48:05
7436文字
会話率:36%
先祖が陰陽師、自宅は古いお屋敷で臆病でどうしようもない主人公、清元(きよはる)は自宅にある地下室を偶然発見。
地下室に入るとそこには大きな扉と薙刀が。
扉に引っかかっている薙刀を取ると、いきなり扉がひとりでに開いて中から大きな真っ黒な狐が飛
び出してきた。
だが普段臆病な彼は、襲いかかってくる大きな狐に怖気づくことなく立ち向かい狐を降伏させる。
いつもは臆病ですぐ逃げてしまう主人公だが、薙刀を持ったことにより性格が変わってしまう…それは一体なぜなのか?一体彼は、誰なのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 15:43:27
3838文字
会話率:23%
昔、ヌンが新人の頃の出来事です。
ずっと心に引っかかっていた事を文章にしました。
少し、落ち着きました。
今も病院で奮闘中です!
コロナになんか負けないぞー!
最終更新:2020-05-14 11:11:04
412文字
会話率:0%
コンビニの旗竿に引っかかっている(妖怪)一反木綿
最終更新:2020-05-07 21:18:54
881文字
会話率:8%
※暑さにやられて体調不良気味で進展が非常に悪いため、8月の更新はお休みさせていただきます。
※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少
女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。
「どうしよう……?」「どないしようか……?」
異世界転移お約束のピンチをどうにか潜り抜け、途方にくれながらもとりあえず目先のことだけはどうにかする二人。
これは女性恐怖症のヘタレ男が、ゲームに酷似しつつもぎりぎりのところで絶対的に違う異世界において、一杯のカ○ピスを飲むために牛の品種改良からはじめるようなノリで元の世界に帰る手段を探す話である。
※隔週土曜日に新作を投稿します。
※書籍版に合わせてサブタイトルを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 07:00:00
3994812文字
会話率:63%