鎌鼬。そのように呼ばれる辻斬の出現により、町では恐怖が蔓延していた。余計なものに関わりたくないと鎌鼬に関する情報を遠ざけていた珠だったが、主である巫琴の命令により、嫌々ながらも鎌鼬を調査することとなる。そこには巫琴の見立てどおり、妖の陰があ
った。中世を舞台にした伝奇小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 14:03:58
82171文字
会話率:48%
これは、俺たちのご先祖様と、ある化け物との物語。
最終更新:2015-02-15 20:00:00
6173文字
会話率:43%
現代伝奇小説。焦げて死んだ黒猫を抱え、時計塔のある街にさまよう。包帯と軍服を纏った影。旧式の正義、悪を憎むことに狂った怪人。それに仮装している青少年の話。
※旧自サイトから再掲載したものです。
最終更新:2014-08-20 21:00:00
21978文字
会話率:30%
鳳凰(ほうおう)と呼ばれる国があった。
幼い頃に両親を失った泰斗(たいと)は姉の蓮紅(れんこう)と太蘭(たいらん)の街で、二人暮しをしていた。
そんな中、鳳凰帝国の姫君、黎華(らいか)が太蘭の街を訪れることとなった。
時を同じくして
、姫君を盗賊団焔蛇(えんじゃ)が襲撃する。
騒乱の中、運命的に出会う、泰斗と黎華。
二人の出会いが、世界の運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-04 05:38:50
76334文字
会話率:42%
山医者である「ヤクスリ」は自分が何者であったかがわからない。彼は、自分探しの旅をしている。
果たして彼の過去とは?そして、奇病に犯される人々の結末は?
ヤクスリが語る、伝奇小説!
※毎週日曜日7時に更新します
最終更新:2013-12-29 07:00:00
8270文字
会話率:50%
夏の真夜中、涼海巧は少女が人を殺害するところに遭遇する。――彼女は人を素手で切り裂いていた。
街で発生する猟奇事件、その背後に見え隠れする「能力」。
人はなぜ人を殺すのか。
都市近郊のベッドタウンを舞台にする伝奇小説。
最終更新:2013-08-19 21:00:00
11847文字
会話率:32%
この街にはふたつの森がある。
幼い頃に失踪した少女が再び姿を見せた時、それらの森は彼女を中心に在り方を変えていく。妖精と、妖精に魅入られた者達は邂逅し、その果てで少女を待つものは……。
最終更新:2012-09-20 01:32:05
35013文字
会話率:20%
『綺姫伝奇』――それは司郎の地元の伝説を元にして作られた長編時代伝奇小説だ。
随分と昔に書かれたその作品を読んだ従姉妹の真弓は、一つの疑問を覚えて司郎を振り回しながらも伝説の真相を探ろうとする。
やがて二人は私立図書館の館長に話を伺うことに
……。
戦国の昔、近衛少将佐伯守道は姪である綺姫を助けるために『みはらし城』へと向かっていた。
綺姫とは何年と会ってなかったが、世間のでは彼女は「鬼の子を産んだ」と噂されており……。
過去と現在を入り交えつつ物語は展開する、時代伝奇ファンタジー。
気長に完結をお待ち下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-02 19:15:38
25973文字
会話率:37%
ーー世の中には、コイツだけは怒らせちゃならねえって奴が何人かいる。
自分に余程の自信が無いのなら、喧嘩を売っちゃならねえ、肩をぶつけるのもいけねえ、目だって合わせちゃいけねえって奴だ。
そう言う奴の一人がこの俺、御子神恭也さんだーー。
最初は、ただのガキ同士の喧嘩の筈だった……。
ワガママで狂暴、大の女好きの主人公“御子神恭也”は、ある喧嘩を切っ掛けにヴァンパイアとの闘争に身を投じていく事になる。
この国の闇に暗躍するヴァンパイアに対し、これを迎え撃つ政府直轄の極秘組織と密教の総本山である高野山が暗闘を繰り返すなか、事態は政府や人間社会全体を揺るがす大事件へと発展して行く。
この国と、人間社会の存続を根底から揺るがす『真の神宝』とは。
序盤の軽いノリから、章を重ねる毎にハードな内容になっていきます。
尚、
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-25 15:50:27
501064文字
会話率:31%
死。
その一文字を抱いて生きる者。
死を払い。死を纏い。死に消える。
これは二人の男の生き方を描いた物語。
最終更新:2011-06-25 00:30:21
11460文字
会話率:51%
主人公の三木狭子は、普通の女子高生。ひょんな事から、「里見八犬伝」の時代にタイムスリップしてしまう。
そこで、犬士の一人・犬塚信乃と出会い、彼の旅に同行する事に…。昔から歴史が好きな狭子は原作と同じ展開を楽しんでいたが、戦国となりし時代の現
実や、自らの立場や境遇について深く考えるようになる。そして、八犬士を探す旅と里見家を巡る争いに巻き込まれていくのであった。
犬士達を探す旅の途中、狭子は自身の事を知る青年・蟇田素藤(ひきたもとふじ)と出逢う。彼の存在や、八犬伝において”本来は出てこない者達”の存在によって、翻弄されていく事になる狭子。
犬士達が集まる一方で、深まる謎。自分が未来から呼び出された理由とは…?
滝沢馬琴が著者たる伝奇小説『南総里見八犬伝』をモチーフに、女性目線で描かれた八犬伝。戦国時代となりつつある世において、懸命に生きる犬士達。過去から逃れられぬ者、里見家を巡っての戦…。現代を生きる少女から見たこの”八犬伝の世界”は、どのように映っているのであろうか―――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-11 02:41:49
189625文字
会話率:43%
紡ぎしは死憶の痕跡。追い求めしは儚き幻想。
相次ぐ生徒達の不可解な死。迫り来る影。瞬く景色。ちりばめられた全ての欠片を繋ぎ合わせた時、浮かび上がる答えは何なのか―――。
"死の記憶"を視る能力を持つ大学生、佐々木漸が
大学内で起こる謎に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-24 20:00:00
36276文字
会話率:35%
幕末の京で一人の新選組隊士が謎の男と出合った。そしてその時から防人家とその男の150年に及ぶ戦いが始まったのだった…。明治・大正・昭和・平成の4つの時代に及ぶ一大歴史伝奇小説の「序章」として書いてみました。
最終更新:2010-05-22 20:41:45
5102文字
会話率:62%
和泉沢大学に通う大学生、佐上瑞樹とその幼馴染、浅木怜美が巻き込まれていく現代の影で起きている事件の数々。異端や人憑と呼ばれる者との戦いを書いた現代伝奇小説です。
最終更新:2010-05-01 16:38:37
32267文字
会話率:56%
晶水 摶子(あきらみず マルコ)は、賑やかな友達に恵まれたごく普通の小学三年生でした。
しかし…街に巣食う魔術師達と、悪の魔術師の野望を阻止しようとやって来た魔術師の転校生…彼らとの邂逅によって、マルコの日常は突然にも非日常の影を帯びて行く
。
『意味』を奪われ怪物…ブランクと化していく人々、孤独に闘う転校生、
彼らを助けたいとマルコが願うその時、魔術の真髄である魔法の力がマルコの中に目覚める!
魔法と魔術の交錯する、オリジナル正統派魔法少女伝奇小説…
とくとご堪能あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-18 22:38:34
70550文字
会話率:35%
最近色々と忙しさ爆発な上に、物語の総見直ししながらリアルタイムで書いているもんで遅筆に磨きがかかっている状態。そんな感じでもウェルカムなアナタに贈る、エセ伝奇小説。
最終更新:2009-10-04 16:12:33
7890文字
会話率:28%
死に魅了された二人の話です。ホラーというほど怖くはありませんが、強いて言うなら伝奇小説に近い、でしょうか。
最終更新:2009-06-10 00:37:19
18740文字
会話率:36%
武侠伝奇小説。日本の最高権力者の座を賭けた徳川対反徳川の激烈な抗争を軸に、狂気を秘めた武術家や義侠に殉じる人々が最強武術を競い合う姿を描くファンタジィアクション。第一部関ケ原激闘編。第二部琵琶湖決戦編。第三部江湖闘魂完結編。超人達の秘技の応
酬の果てにあるのは生か死か、千年の平和か争乱か。井伊直政の死の謎は。信長の遺書の行方は。お香、正英、良之介の運命は。今、最終決戦の地に向けて、魔導師たちが蠢動する。天空の極星は一つのみ。出でよ平安百勝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-29 12:00:19
288645文字
会話率:16%