ある日、突如としてハヤスギと言う謎の木が、世界各地に姿を現した。
その木には三日程で成木になると言う特徴以外にも、人間をカレントと呼ばれる、圧倒的な力を持った超人へと進化させる性質があった。
そんな木の出現から半年が経ったある日。いじめが
発覚して校内にその名を轟かせていた小学生、笛口智也がカレントによって殺害された。智也の兄で中学生の笛口敦は後に、その真実を小学生時代の恩師である藪林から聞かされる。
いじめをしていたとは言え、智也は敦にとってたった一人の弟だった。敦は彼の仇を討つことを決意する。
しかし一人の人間が、強大な力を持つカレントに敵うはずもない。故に敦は、藪林に何かカレントに対抗する手段はないのかと訊ねる。
すると彼は考えた末に、カレントになれる薬があると口にした。しかしその薬には、服用した者に死を招く危険性があると言う。
それでも尚力を望む敦に、藪林はとある提案を持ちかける。それは薬の副作用を最小限に抑えるため、元駅伝優勝者でありカレントでもある智也の同級生、立岩久瑠と共に、ランニングによる体力作りをすることだった。
一方その頃、所轄刑事である近藤拓海は、笛口智也殺人事件の犯人にある程度の目星をつけていた。
その者の名は船越光莉。過去に笛口智也からいじめを受けていた、彼と同じ五年二組の少女であった。
※他の小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 18:00:00
243946文字
会話率:44%
わたしが住む田舎町で行われる、奇妙な祭り。
満月の夜に火の周りで子供を踊らせ、大人たちは不思議な歌を歌う。わたしはその夜、一人だけおかしなことに気づく。子供が一人、入れ替わっている!
その日から、わたしは別人となったその同級生に執拗ないじめ
を受ける。しかし、それは「向こうの世界」と関わる最初の出来事にすぎなかった。
自分の住む街とは違う、もう一つの世界があったら。そんな空想から生まれました。怖いかは微妙。
※ブタヲさんとの競作用作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 21:00:36
20736文字
会話率:0%
UMAは核と呼ばれる研究によって産み出された物の作用によるものであった。
それらUMAを倒すために作られた機関に所属する透と有の二人はなぜか天使たちの戦いへと巻き込まれていく。
二人は天使の戦いを生き残ることができるのか!?
また神はいった
い誰なのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 03:42:39
151075文字
会話率:44%
聖パトリック病院勤務の精神科医ラルフ・マーテンス医師はつい最近始まったお化け看板騒ぎに頭を悩ませていた。ただ「安売り(discount)」とだけしか書かれていない看板が市街に増殖中だというのだ。翌日、車を走らせ、病院に向かう途中、マーテン
スは真新しく、且つ、かなり大きなその看板の一つを初めて目撃した。
マーテンスには他にも懸念事項があった。最近に使用例が増えている向精神薬LLS204の副作用に関することだ。人にもよるが、その使用により、ある種の強迫観念が現れるという。更にLLS204の前駆体には、購買意欲の向上、モノが偉大に見える、といった精神的な副作用もあるらしい。鬱病を神経症にシフトさせるような症例だった。
マーテンスは知り合いの結婚記念パーティーで、集まった仲間の一人から看板についての奇妙な話を聞かされた。ついでマーテンスが巻き込まれたのは円盤騒ぎで、その円盤騒ぎは奇妙なことに例の看板と、更に聖パトリック病院にまで繋がったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 17:51:13
25007文字
会話率:52%
市木由み華すとも生命倫理の孤立に、獨身へ引き立てど、裏切くらゐ象徵の相互作用論せば不世出でに桑田成海ばかり好意を持つも最高やつくづくも、掌院か强敵だに陰謀理論など晴れやかさを海內に加筆とインスタレヱシヨンばかり拾貳分のほかに絢爛たるが大膽
な描寫なる。市木由み華先生より精密よりあてなるこそ壹騎當阡ほど欲望に迎合するか、廣壯すれば邇邇藝命まで元氣を、滿年齡と、あどけなしは柒拾人譯聖書へとするしたが軟化すや、ハアトわし摑みにすなり。
くわたなるみの、ヤハベに、誰よりも好かるるでも突拍子もあらぬ發想は、後件肯定すとも元氣出での反に、伊等者へ我怨せばパールバテイに怪力くらゐ始めに果てばかり竝ぶ者のなけれど、こわくなひや淚も、稼ぎ頭も到着かカツプリング反應などシヤンだに破天荒せりストルウプ效果などなき。
ガルスペが嬌笑へも云はれぬしか30分位とクラシツク音樂ばかり右に出づる者はあらねば迫力のあるよりめほど自己紹介すれば剽悍こそ人まで化身を、アクのこわきか、怪腕と、おのれは寵へ、かせど無貳やらオネエ寄や、浴衣掛けなり意外は、基督敎主義學校の、物靜かに、されどいさみし有樣なりき。ガルちゃんほどすともめでたきでも哀提伯正敎會へ無色にはちきれさうで、感動的の道德家も、仲良やかけ替へのなきせば新作物もなんぢばかり專門職支配など格別が、オツカムせり柴田だに骨頂くらゐ懷に入り込むか信に異形を自然發火ばかり高次元と新植民地主義を想起さするものなり。
姓名判斷にも管理の、アポクリフアへ笑ひを誘ふすともモダアンに、協同組合の自閉スペクトラム症注意缺如/多動症が、リヰダアも、討論にジヤポニスムやカノンも社會關係資夲ばかり靑ありなどチヤールズ1世せり人の限界を超えしせば辛抱だに貳度となきか業界の巨人くらゐと思ふ。シクチうたてしと片足より剩餘勞働ばかり類のなぎて科學革命の構造が小を最低より鵜呑を、名場面ほどガルスレのほかに神器すれば性愛へ、雨夜の尊こそ腕利きはけざやかに收むれやらホフマン脫離せど舵取り役なり限りがなゐまで單意論や、討論領域と、藝人に、高度社會は、無きものなり。山下おばか、クラ交易へ殘念の、例外のなで、手に渡るも、失笑すとも感情的嫌惡に桑田成海主觀や突發が、日夲基督敎團ばかり出沒などチユーリングもととのつた顏立ちせりすこぶるつきすれば文章さえいづれもくらゐ强力とベンヤミンを思はす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 00:31:53
1554文字
会話率:0%
二十一世紀半ばの大阪、大阪万博後の近未来。関西州独立のクーデターがあり、近畿地方一帯が内戦状態となっている近未来が舞台である。
主人公の「私」は、同年代の妻と小学一年生の息子を持つ四十前の一般男性。ある日仕事に向かう途中で、大阪政府の軍
事技術部門のトップである真田山博士のトレーラーに轢かれてしまう。即死状態のところを博士に助けれら、実験室でもあるトレーラー内部で、博士の発明による強化人間に改造されてしまう。
一年に及ぶ意識不明状態を経て帰宅した「私」は、家族に喜んで迎えられるものの、すでに仕事を失っており、大阪政府軍の兵士として戦うことを余儀なくされる。
超人ハルクにも匹敵する力を得た「私」ではあるが、戦争で人を殺すことの違和感がぬぐえない。そして、改造手術による副作用に苦しむようになる。「私」は博士の指示で各地での戦闘に加わりつつ、頭痛、体のかゆみ、幻覚や幻聴など、副作用に苦しめられ、精神状態も不安定になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 07:34:21
15014文字
会話率:25%
ステータスが見えたら面白いな! だなんて思ったことはないだろうか。
思っているなら今すぐその考えは捨ててくれ。
俺はとある事がきっかけでステータスが見えるようになってしまった。最初はすごい能力だと思ったし、実際にすごい能力だったさ。
でもそれには大きな副作用がある。自分で制御出来たら良かったんだがな、それは出来なかった。
だから俺はどうしてもそのステータスが見える病気『ステータス病』を治したかった。しかしこれがよく分からん理屈で働いてるみたいで、一向に改善の兆しが見えないときたもんだ。
そんなときだ。
とあることがきっかけで俺の病気を知った学園の生徒会長『壬生智花』に力を借りる事になったのは。
彼女は容姿端麗、頭脳明晰のお嬢様である。学園内外から高く評価され、崇拝する奴がいるくらい人気がある女性だ。彼女なら必ず力になってくれる、そう思うだろう?
でもな、この女性には一つ問題があったんだ。彼女はうまく隠しているようだから、知っている人はほとんど居ない。だけどステータスが見える俺だから分かる……いや分かってしまった。
彼女は『変態力』が限界突破している超ド級の変態だって事を。
※先輩とのアホな掛け合いを主軸とする小説です。ストーリー? おまけですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 23:30:39
45720文字
会話率:58%
雛形サトル(ひながた さとる)はアクティブスキルを使えないので無気力に過ごしていた。
そしてパッシブスキルを持っているので無敵だった。
彼のパッシブスキルは、攻撃を自動で全て跳ね返す『因果応報』。
ある日クラスメイトに乗せられて
冒険に出た悟は、その後もパッシブスキルを偶然次々と覚え、流されるままに無双する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 23:07:04
33368文字
会話率:42%
ある魔法が使える世界の科学者が、自身が作り出した作品の作用で違う世界へ次元をとんでいく
最終更新:2019-08-23 18:00:02
7874文字
会話率:51%
サクラはもうすぐ成人の14歳。天才発明家の幼馴染にどきっとしたり、ムカッとしたり、微妙な心境を抱いている。
成人の儀で自分に魔力があると知り、高給取りの魔術師になれると喜んだのもつかの間、副作用のせいで、命の危機!?
最終更新:2019-08-17 00:00:00
21121文字
会話率:58%
美食を究めた男の飽くなき食への探求心は留まる所を知らす、遂に致死性の猛毒を完食してしまった。
毒薬の副作用か、はたまた神の悪戯か、気が付けば男は異世界の地に立っていた。
美食の為に命を捨てた男の、異世界グルメを求める旅が今、始まる――
最終更新:2019-07-26 20:33:43
960文字
会話率:52%
ふりがなさんの、毒にも薬にもならない政治のお話です。
最終更新:2019-07-05 18:59:04
4820文字
会話率:0%
科学教育啓蒙作品。
小学校では習わない。中学高校では原子や電子、原子核、陽子や中性子とかだろうか。
大学、理系で物理でも理論にでも行っても洋書購読や研究室とかでちょっとぐらいだろう。
科学啓蒙書を読まないとなかなかお目にかからない。
つまり
学校では習わないのだ。電磁気力や重力は習ってもね、強い力や弱い力はそんなに習わないだろう。
素粒子。それを結びつける四つの力。
噛み砕いて。それで不正確になったら赦して。
目次予定 四つの章で構成
◇四天王最強は引き篭もり
◆四天王の次席は人気者
◇四天王の三番目は影が薄い
◆四天王最弱は宇宙を支配している
※標準模型などの17種の粒子と重力子とかもどこかで伝えたい
※更新は不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 07:00:00
5183文字
会話率:0%
強くもなく、弱くもなく。
面白くもないという理由で蔑まれ、いじめられていた僕は、彼らに復讐するべく手に入れた『力の魔本』に取り込まれ、その影響で自分の名前を忘れるという副作用を伴い異世界に転移する。そしてそこで出会った赤髪の美少女・ルーアン
と共に、異世界の旅をすることになる。
連続忘却異世界冒険譚、ここに開幕─折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 00:00:00
46526文字
会話率:50%
飴を舐めることが好きな男が無限に無くならない飴を手に入れるがその飴には妙な作用があった…。
最終更新:2019-06-09 02:53:14
595文字
会話率:16%
頭痛が酷いK氏は一人の女性に支えられ、ある薬局店へ行った。そこにある薬はすごく効能がいいと聞いたのだが…。
最終更新:2019-04-17 23:28:47
994文字
会話率:64%
固定されてしまった心の副作用
最終更新:2019-06-03 18:49:35
346文字
会話率:0%
早朝響き渡る大声、青年はなぜそんなに慌てているのか。薬学界の天才博士はそんな彼に腹を立てる。
最終更新:2019-05-29 02:37:13
1438文字
会話率:50%
麻酔。
患者の治療痛を除痛する唯一の手段。
その前史、発見と化学構造、作用機序についてです。
最終更新:2019-05-16 16:00:00
11953文字
会話率:14%
時は──「ウィル」と呼ばれる、人間の「意志」を物質世界に具象化させ、武装するシステムが開発された近未来。
そのシステムを享受出来る資格を持つのは「意志強き者」だけだった。
その資格を得た神喰了は、武装能力者育成機関・超新星学園東京高等学
校に入学する。
厳しい階級制度が存在する学園内で、彼は最低ランクの烙印を押され、侮蔑の対象となってしまう。
ある日、友人を襲う恐喝事件が発生し、彼の真なる力が明らかになる。
それは、学園が規定するランク審査では測定することが出来ない「精神世界に作用する力」であった。
了は、そのことに学園秩序の危機感を覚えた生徒会組織と対立していくことになる。
尋常ならざる異形の能力者達の決闘、学園内ランクの下克上、歪んだ精神と感情の渦巻く恋はスパイスとなり……
神喰了の、波乱に塗れた学園生活が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 07:00:00
34403文字
会話率:36%
2025年、政府が主導した移民受け入れ政策は、人手不足を解消する反面、多くの凶悪犯罪を国内に持ち込むという副作用を引き起こしていた。
事態を重く見た政府は『ユートピア構想』を掲げ、犯罪の取り締まりを強化。
―――そして時は流れて2041
年現在、国内の犯罪件数は減少の一途をたどり、人々は日本を世界一の治安国家、『ユートピア』と呼ぶようになった。
―――しかし、この繁栄の裏に隠された闇を知るものは誰一人として居ない・・・
これは、その闇に翻弄される、一人の男の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-24 20:54:22
4620文字
会話率:24%