ステータスが見えたら面白いな! だなんて思ったことはないだろうか。
思っているなら今すぐその考えは捨ててくれ。
俺はとある事がきっかけでステータスが見えるようになってしまった。最初はすごい能力だと思ったし、実際にすごい能力だったさ。
でもそれには大きな副作用がある。自分で制御出来たら良かったんだがな、それは出来なかった。
だから俺はどうしてもそのステータスが見える病気『ステータス病』を治したかった。しかしこれがよく分からん理屈で働いてるみたいで、一向に改善の兆しが見えないときたもんだ。
そんなときだ。
とあることがきっかけで俺の病気を知った学園の生徒会長『壬生智花』に力を借りる事になったのは。
彼女は容姿端麗、頭脳明晰のお嬢様である。学園内外から高く評価され、崇拝する奴がいるくらい人気がある女性だ。彼女なら必ず力になってくれる、そう思うだろう?
でもな、この女性には一つ問題があったんだ。彼女はうまく隠しているようだから、知っている人はほとんど居ない。だけどステータスが見える俺だから分かる……いや分かってしまった。
彼女は『変態力』が限界突破している超ド級の変態だって事を。
※先輩とのアホな掛け合いを主軸とする小説です。ストーリー? おまけですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 23:30:39
45720文字
会話率:58%