チューインガムの好きな王子様の話。
最終更新:2013-12-09 16:49:52
1797文字
会話率:2%
京都で建築設計士をしていた佐竹は、バブル景気の破綻により経営が立ち行かなくなり妻子を残したまま名古屋でホームレスをしていた。ようやく掴んだ就職面接の朝、着て行く上着にあいた穴を見て面接をあきらめる。その時、公園のベンチに座り続ける男と知り合
いになった。林と名乗った男は元証券マン。会社の営業方針に納得できず退職したものの、失業給付切れを目前にしてなお就職できなかった。櫻吹雪の舞う公園で意気投合した二人に新たな友ができる。老人会の行事で会場作りと手助けしていた佐竹は、通りすがりの近藤に助けを求めた。会場作りの手伝いを頼まれていた村井が到着するとすべて準備ができあがっていた。、三人の境遇を知り能力を惜しんだ村井は、才能ある労働者が再出発できるよう考え、名古屋市に災害救助専属組織をつくるよう提案する。それに強く共感した市長と大隅議員は議会を説得。職にありつけない有能な者を市職員として採用することになった。
折しも台湾で発生した大地震の救援に真っ先に赴いた彼らは、職人ならではの能力を発揮。支援を無事に成し遂げる。
そして、新卒でありながら就職できない地域から高校生を受け入れ、次の世代を育て始める。やがて台湾で救出した娘を迎え、あわただしい毎日を送る中で、村井は吉村課長と共に職員の家庭を再建するよう努力し、佐竹や近藤の家族を修復した。そして、家族を亡くした吉村に、宮内を養女に迎えるよう薦める。
新たな職員を迎え、佐竹は現在の自分を心の底で誇りに感じ、皆とともに明日を紡ぐことを決心する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-20 12:00:00
142420文字
会話率:58%
思い出深い、まだ若く挑んでいたあのころのことを、大手家電メーカー「マヤ株式会社」の女部長が思い出している。そのモノローグから始まる物語。
当時、国内家電メーカー各社は、次期商品として有望なヒト型マシンの開発にしのぎを削っていた。マヤは、そ
の中でもいち早く実験機の開発を完了。少女型マシン。
彼女に社会経験を積ませて人工知能を育てるために、翌年四月に入社予定の内定者に彼女を預けた。いわゆるバブル学生だった彼の暮らしは一変する。
だが徐々に、このヒト型ロボット産業育成プログラムの「本当の姿」を知らされず過ごす彼らにもその影が降り、否応なく巻き込まれてゆく。様々なヒトの思い、マシンの望む夢。生きているとはなにか。
#わりとシリアスめ。一通り書き終えてます。
#必要に応じて修正とかします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-17 18:12:13
157618文字
会話率:31%
僕はこの二人に助けられた。
だから僕は二人の味方になる。
例え、二人が敵同士であっても。
最終更新:2013-10-27 18:25:34
4305文字
会話率:30%
・・・時はまさにバブル絶頂の頃だった。何も考えず思いつきで売れ残りの犬を飼った。そして僕は、その犬をきっと幸せにしてやろうと「ハッピー」と名づけた。
最終更新:2013-09-22 21:23:41
6348文字
会話率:8%
改めまして、ITバブル以降の幻の繁栄を懐かしみながら詠ってみました。バブルバブルしつこいですね。筆者がまるで相当オサンみたいに思われそうだが。バブル世代はうちの親の世代ですのでご了承ください。かしこ。
最終更新:2013-09-06 10:32:35
368文字
会話率:0%
ITバブル以降の幻の繁栄を懐かしみながら詠ってみました。バブルバブルしつこいですね。筆者がまるで相当オサンみたいに思われそうだが。バブル世代はうちの親の世代ですのでご了承ください。
最終更新:2013-09-06 10:29:33
353文字
会話率:0%
バブル崩壊後くらいからの若者達が蜃気楼を追いかけはじめた高度発展新時代を懐かしむ詩。
最終更新:2013-09-05 10:30:14
292文字
会話率:0%
バブル時代、実業家として順風満帆だった小路康成は、十数年後、忘れかけていた連帯保証の責を負わされ自己破産。その後、一人息子、健太の親権を得て離婚する。
以前から飲み友達で、やがて不倫関係に陥る同い年の樹梨は、康成のその一連の顛末を傍らで見
守り、やがて待ち望んでいたプロポーズを受ける。
だが、リーマンショックによって失業した康成は、年齢の壁に阻まれ再就職すらままならない。
そんな康成を支え、励ましながら、次第に距離を置こうとする樹梨。
愛情とお金。
理想と現実の狭間に揺れる中年女と、金のない自信満々な中年男の心の機微を、『遠くて近きは中年男女の仲』では樹梨の目線から紐解いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 20:00:00
11898文字
会話率:1%
--知らなくて損をしている不都合な現実--
そんな問題に僕らは直面している。
知りたいと思ってる人はたくさんいる。でも、聞くチャンスがないんだ。
ヤクザや裏マネー、心理テストみたいな話は面白い。
だけど、政治の話、経済の話、学問の話、そう
いった話になると面白い話がぐっとつまらなくなってしまう。
だから、つまらない面を排除して面白いとこだけ選んだものがあればいいなと思ったんだ。
「あいのり」で、話題をさらったあの国のお話。
中国に人類史上最大のバブル崩壊をもたらそうとしている闇の金融システムのお話。
心理学者スタンレー・ミルグラムが行った全米を震撼させた伝説的な実験のお話。
知らなければそれだけあなたは損をしている。
それはただ、話を聞いた事がないから。
【この作品の書き出し】
あなたは、ある高名な大学の心理学実験に協力することになりました。
※本作品は「FC2小説」様でも若干内容を変えて同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-08 23:55:23
24414文字
会話率:9%
かつて日本は多くの戦士を生み出しました。
かつては自虐と僅かな誇りを篭めて、今では哀悼と僅かな憤りを篭めてこう呼ばれます。
――企業戦士、と。
最終更新:2013-08-05 21:17:59
3671文字
会話率:0%
近未来の日本史の授業風景です。
1990年のバブル崩壊から現在2060年までの日本史を学習します。
最終更新:2013-08-03 18:16:17
8460文字
会話率:3%
バブルガムフェロー=風船ガムを噛む奴
ラフでクールでいつまでも幼くて、僕はそんな人に憧れてるのです♪そんな感じの詩です。
最終更新:2013-07-14 18:36:41
251文字
会話率:0%
「バロット.-balot.」シリーズ第一部。
混濁の認識、歪んだ視界、壊れた精神。
ご主人の部屋の前で待ち続ける『人形《ドーリィ》』。
そんなドーリィに苦い複雑な感情を抱く『道化師』。
自他の境界が曖昧な『泡沫兎《バブルラビット》
』にずっと自身を虐げていた少女を結果傷付けてしまった『歯車熊《バギーベア》』。
いつも過去と現在に意識を漂わせている『神』。
すべては『最果ての館』で繰り返される、悲喜劇。
お好みでしたらどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-24 19:11:21
15267文字
会話率:27%
インターネットの登場により、世の中の仕組みやビジネスの在り方自体が劇的に変化を遂げた一九九〇年代後半。バブル後の長引く不況に辟易していた若者たちは、株式上場による一攫千金を目指して次々と起業した。
主人公“僕”も、そのITバブルの渦中に
身を置いた一人だったが、出資者を確保し、事業の展開にある程度の道筋をつけるに至り、欲望だけが取り巻く環境に違和感を覚え、ふとあることをきっかけに今の人格が形成された高校時代を顧みる。それは内気で引っ込み思案だった自分が自我に目覚めた時期でもあった。高校卒業後、過去の良かった時期を振り返るのは人生に挫折した者のみに与えられた現実逃避の手段だと決めつけ、一度たりとも昔を振り返ったことなどなかった“僕”だが、乾いた人間関係に疲れを感じ始めていたこともあり、一度回顧してからはことあるごとに高校時代を思い返すようになる。それはもっぱら非公認の文芸部であった「THE座」での活動だった。親友たちに囲まれ、本気で泣き、本気で笑った二年間。「THE座」での活動を通じて経験した多種多様な人間ドラマ――。やがて、“僕”は、当時抱いていた大人に対する疑心を、望んでいなかった大人となった今、思い出しながら検証し、そして脱サラすることを誓う。しかしながら、その準備に取り掛かり、知人に相談して別の道を模索している最中、持病の心臓疾患が突然悪化し、真冬の夜の遊園地で倒れてしまう。その後の“僕”の命運や如何に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 15:44:16
71745文字
会話率:43%
日本中が熱に浮かされたような、あの時代。バブル真っ只中の小娘たちは、自分たちのことにしか興味がなかった。お嬢さんブランドを身につけ、男を財布とアクセサリー扱いし、親の財力を自分の手柄のように勘違いした。――価値観の修復が生む恋と、生活の変化
。冷たい風を顔に受けても俯かないで歩けるほどに、強くなれ。幸福は、与えられるものじゃないのだ。バブル期を背景に展開する、一種の成長記録。
※恋愛カテゴリではありますが、恋愛要素は薄いと思います。また、現在の経済・恋愛事情とはずいぶん違っていることを、お断りしておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 00:05:44
128839文字
会話率:49%
5年前(西暦2009年)、芸能界ではアイドル戦争と呼ばれるコンテンツ消耗戦があった。その戦いは長く続き、日本はアイドルバブルと言う状況となっていた。
常識が通用しないアイドルパワーを持つ超有名アイドルは、人類の想像を絶するような力で勢
力を広げていき、彼女達はリアルチートとも言われるほどの存在感を生み出していた。
このままでは超有名アイドルに日本を掌握される…誰もが、そう思っていた。その状況を一変させた力、それは1体のロボットだったのである。そのロボットの名前はイージス、それに乗るのはハルトという少年だった。
そのロボットが発した歌声、それは超有名アイドルによってマインドコントロールされていたファンを元に戻しただけではなく、リアルチートの力をも無効化させた。
実は、リアルチートの力は無尽蔵とも言える金の力によって生み出されていた力で、いわゆるコンプガチャや握手券商法が元になっていたのだ。こうした悲劇を二度と起こしてはいけないと考えた政府は、超有名アイドル商法に不正がある事を突き止め、遂には超有名アイドル商法その物が黒歴史になった。
これによって平和が戻る…と政府は考えていたのだが、その見通しは甘い物だった。
超有名アイドル解放組織《IKS47》の出現、それ以外にも各地で起こる抗議活動等は、日本政府にとっても想定外の物だったのだ。
政府はアイドル同士を対決させるという『アイドル・クラッシャー』を提案し、そのシステムで何とかIKS47等を抑えようと考えていた。しかし、このシステム自体は何度も使い古されているフォーマットだった。
そして、それさえもIKS47は利用しようと考え、遂には政府に「勝利者には内閣総理大臣の称号を与える」とまでルール変更を決めさせたのである。
こうして、日本の存亡をかけたアイドル頂上決戦は始まったのである。
時は西暦2014年4月1日、アイドル・クラッシャー2開始。
そこに参戦するプレイヤーの中にはそれぞれの事情を抱えた人物もいるのだが、その中でも異色の経歴を持つ人物がいた。
※pixivでリアルタイム連載中の作品を『小説家へなろう』へ移植した物になります。『小説家へなろう』では、描写や演出等の関係でR12指定にしています。
※内容に変更はありませんが、行間調整を行いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-28 10:27:13
99432文字
会話率:29%
うつ病患者の手記。うつ病をわずらっているので、真実が見える。
最終更新:2013-04-11 11:54:52
1497文字
会話率:0%
何でも卒なくこなすイケメン高校生の櫻井悠は、他人に興味がなく恋愛願望もない。だが、ある日偶然出会った少女に一目惚れをしてしまう。それが絶対に許されない禁断の恋だとも知らずに。
20代なのにバブル世代の名残を持つ謎の世話好きオネエ鼓太郎は、本
当の自分を一番大切な人に見せられないでいた。アイドルオタクの大は、学校で陰湿ないじめに遭い、自分自身を無価値な存在だと思い込む。医師の卵である修太は何不自由ないエリート一家に生まれたが、異常な女遊びから抜け出せず、ついにはナンパ相手を妊娠させてしまう。
――個性派の男子4人組が、不器用ながらもそれぞれの境遇に真っすぐぶつかっていく。
【ジャンル:恋愛要素の強い、学園/青春小説】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-27 19:00:00
134213文字
会話率:75%
この物語は開拓村で、魔物を好きすぎる少年が念願である自分の牧場を手に入れて魔物牧場を経営するお話。
ファンタジー世界で人に飼いならされた魔物を畜魔と呼ぶ。人々生活と畜魔との密接な関わり合いを描きます。
現在、スライム、バブルカウ育成中
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-02 13:00:27
51521文字
会話率:45%
20xx年、新たな油田発見により世界は再びバブル期が到来した。
しかし、それによって増加するレーサー達・・・。
これは、無法なレーサー達の暴走を阻止せんとする一人の警察官の物語である。
最終更新:2012-11-24 21:50:43
8291文字
会話率:61%
ここは20XX年
医療や科学は進化し俺達が住む街も発展し
景気も良くなり新聞では「バブル再び!?」などとささやかれるようになった
だが、それと同時に発展途上国の間では醜い紛争も頻繁に起こるようになった
そんな時代に解決されていない物事を解決
しようとする集団が現れた
それが俺達が務める「解決屋」
この日本に解決されていねぇものを次々と解決していく何でも屋
この物語はその解決屋のストーリーである・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-18 16:30:56
5298文字
会話率:77%