【本編完結済】テリージア国には、素晴らしく賢い第一王女と、妖精のような愛らしい第二王女がいる。
「愛しい妖精よ、あなたには、いつも心奪われる。婚約は解消しよう。どうか私を愛してはくれないだろうか?」
------ 何を言ってるんだ、こ
いつは。
妖精のような王女エレナは、バカがっと呟くと、キレてお姉様の婚約者の脛を蹴り上げてしまった!
「あぁ、もう思うようにいかないわ!」
見た目こそ妖精のようなエレナだが、中身は大違い。家族や城内で働く者達から、愚妹な姫と囁かれている。
エレナには前世の記憶があり、日本という今と違う文明の中に生きていた。
何かある度に、前世で読んだ本を思い浮かべてはハロルドへ語り、物語を聞かされるハロルドは、エレナから聞く物語がもう実に気に食わない。悪い魔女はもちろん、怖い母親や幸せになるお姫様だらけで、あり得ない話にいつも心の中で反論している。
そんな愚かで馬鹿なエレナを大好きなハロルドは、大好きな姉の婚約を解消すべく動き出したエレナの手伝いをしながら、エレナを手に入れる為奮闘するのだが---- 鈍感であるエレナが気付くわけもなく空回りしてばかり。 果たしてハロルドの想いは伝わるのか、エレナは大好きな姉の婚約を解消させられるのか。愚かな姫の恋愛ラブコメディー。
ハッピーエンドです。
※番外編更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 13:03:13
134671文字
会話率:31%
「---- 私わたくし、とても---- とても寂しいのです」
盛大に音を立てて鼻を擤み、涙を流しているのは、本日の主役サリーナ伯爵夫人である。
「まあ、そんなに涙を流して。一体どうなさいましたの? 私達がいますわ、是非ともお話し下さいま
せ」
優しい言葉をかけるのは、本日のホストであるミリヤ陛下だ。
ここは円卓の茶会。
爵位に関係なく女性であれば参加出来、この場では皆同等の立場で色事のみを話し、相談し合う場所。
もちろん、ここでのお話しは秘密が原則であり、秘密を漏らせば社交界ではいない存在と見做される。
本日の主役であるサリーナ伯爵夫人を囲むのは、ミリヤ陛下の他に、常連であるセリーヌ侯爵夫人と、子爵家のお若いエリー嬢、そして私の四人。
本日も男性への戦いを表明する為、サリーナ伯爵夫人の話しを聞くべく、各々なりに姿勢を整える。
グスッと鼻を啜る音が止むと、サリーナ伯爵夫人の鈴の鳴るような声が、ようやく耳に届き始めた。
「私が結婚した時から、それは始まったのです----」
将軍である旦那様に愛されたいサリーナ伯爵は、円卓のメンバーにこう呟く。
「私を愛して----私を見て欲しいのです!」
叔女の仮面を捨ててまで泣くサリーナ伯爵夫人を助ける為、円卓メンバーは動き出す。
今回は円卓のメンバーに人気の仕返しで、将軍へと戦いを挑む。
ハッピーエンドです。
円卓のお茶会シリーズ第二弾
円卓のお茶会についての説明は第一弾を見て頂けると嬉しいです。
この話だけでも読めようになってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 17:29:22
7706文字
会話率:44%
クラスに一人くらいいる、陰キャでコミュ障の性格をした、柳水咲斗。放課後に、行きつけのゲームセンター、「ショット」に立ち寄って、音ゲーで遊んで一日の疲れを癒す、それが日課だった。
ある日のゲーセン帰り、憧れのファントムRの名をふと呟くと、突
如見知らぬ少女が駆け寄って来た。少女は記憶喪失で、名前も分からないので、咲斗は少女に「三月」と名付けた。
三月は、咲斗に自分の記憶を取り戻すのを手伝だって欲しい、というので、咲斗は三月に協力を誓った。だが、この時点で咲斗は、壮大な事件に巻き込まれてるとはまだ思いもしなかった......。
短刀使いの七咲愛佳、ヌンチャク使いの花宮さん等、悩みを抱えた、個性豊かなキャラ達の、
「記憶」に関わる話を、この目で確かめよ!!
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< 最近のランキング>
アクション〔文芸〕日間ランキング 68位
中にどの話がお勧めか書いてあります。一話から読むのが大変だと感じる方は、そちらを参考にしていただけると幸いです。
ポイントも頂けると、執筆のモチベーションに繋がりますので、是非お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 16:50:19
219736文字
会話率:64%
オタクいじめられっ子の高校生 柊木史人
クラスごと召喚された異世界でクラス全員勇者として扱われる
元々虐められて居た事が原因で史人はクラスメイトや国から迫害を受ける
満身創痍になりながらの逃走の果に、史人は呟く
「生きたい・・・勇者なんてク
ソ喰らえだ」
生存の為の復讐劇が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 21:56:18
2150文字
会話率:28%
「今日も暑いなー」だらしない状態で僕は呟く。
「ししょー、おやじくさいですよ」と僕の弟子イリウはすぐさまツッコミを入れる。
この世界は弱肉強食。弱いものは死に、強きものだけが生き残る。そんな当たり前の世界だ。
そしてこの物語の主人公、ゼクト
はこの世界における最悪。『天災』と呼ばれている。
「僕はただしたいことをやっているだけなんだけれども。」
「みんなししょーのこと嫌いなんじゃないですか?」
「失礼な弟子だよ本当に。」
この物語は、隔絶された場所で暮らす物語。行うは、虐殺。破壊。殲滅。その光景はまさしく『天災』。彼の異名にも納得ができる。
「全く。もうししょーにはダメダメですね。」
そんなこんなで始まります。最強で天災な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 22:00:00
22746文字
会話率:49%
本格ミステリ好きの私(庵字)が、小さな庵(いおり)で呟くミステリ語りです。
思いついたときに思いついたことを書くだけの、完全不定期エッセイです。
「カクヨム」にも掲載しております。
最終更新:2020-05-30 12:00:00
77160文字
会話率:58%
ジェフはやさしい狼。ウサギに姿を変えた妖精ウィッチと出会い、二匹はなかよしになる。
マリアは美しい娘。その歌声に引きつけられ、ジェフは人間のマリアに恋してしまう。ジェフに心配と嫉妬を抱くウィッチは彼を妖精の国へと連れて行く。そこで、ソデチ
ンやおかしな妖精たちに出会う。妖精の国では人間の姿になったジェフ。勝手が違う体と、ちょっと強引なウィッチ。妖精の国だから「空を飛びたい」と言ったジェフの望みを叶えようと、ウィッチは入ってはいけない棘の森へと向かう。そして、やはり魔女ガブリエルを蘇らせてしまう。
一方でマリアは狼ヨーゼフに追いかけられて妖精の国へ迷い込む。そこで子犬に姿を変えたマリアは五つ子の妖精と共に、元居た森へ帰ろうとするが、ガブリエルに捕らえられてしまう。
ガブリエルの邪悪な力で封印されていた怒りの感情を抱く妖精たち。このまま滅び行く国をジェフのやさしさが救った。天使アウリエルの分身であったガブリエルはアウリエルの元へと帰る。ジェフとマリアは無事森へ戻り、ジェフはマリアの家の番犬代わりとなる。これでマリアと暮らせる。しかし、喜んだのも束の間、マリアは王子に見初められ、城へ行ってしまう。
寂しさにやせ細るジェフ。見かねたウィッチが再びジェフを妖精の国へと連れて行く。それはジェフを犬にしてもらうために。犬になれば城にいるマリアのそばで暮らせる。犬になったジェフとウィッチは空飛ぶ箒で城を訪ねるが、兵士に威嚇され逃げる。
こんな仕打ちを受けてもまだ人間に恋するのかと詰め寄るウィッチ。そして、ジェフに気持ちを告白する。しかし、ジェフは無欲にマリアを慕うばかり。ウィッチは諦めて妖精の国へと帰る。生まれ変わったら、次はあたいのところへ来るのよ、と言い残して。
季節は流れ、冬。命の灯が消えかけたジェフの元へ城からの馬車がやってきた。かすむジェフの目に映ったものは、あの愛しいマリアだった。マリアがジェフを城に連れに来たのだ。「ごめんね。さみしかったね。ごめんね……」マリアはジェフを抱き締めた。そして、ジェフは呟くのだ。ウィッチ。まだ君の元へは行けないみたいだ。もう少し待ってておくれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 17:00:00
81918文字
会話率:59%
「金が欲しい」そう呟くと、目の前に止まっていたリムジンから出てきた男二人にリムジンのなかにねじ込まれ、リムジンのなかにいたお嬢様に「私はあなたが欲しいから私と結婚すれば解決よ、くふふ」と悪魔的笑顔で言われ、その取引に乗り、豪邸で一緒に住み始
めたら、実はそのお嬢様いろいろ抜けてて!?
イケメン・成績優秀・性格優しい……ただし金はない主人公と、金はあるが一人じゃなにもできないお嬢様とのラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 09:50:05
1379文字
会話率:44%
前にマイナスタイムと言うVRゲームが皆の間で噂されていた、どうやらそのVRゲームは昔に流行ったソーシャルゲームに似たサービスで、そのVRゲームには30000時間日にちにして1250しか遊べないVRゲームが作られたそうだ。
そのVRゲームは
サービスが終了するというVRゲームなので日本中で人気になってしまった、だが作られたのは数千本だと言うことと発売日が未定だと知り、皆は毎日ゲームショップに通いそのVRゲームが発売するのを待っていた。
どうやら運営はネット販売をしないらしく、ゲームショップにも一店に付き数十本しか置かないとネットで呟かれていた、だがいつまで経っても発売されなくてもう発売しないのかと言われていた所に、その日にマイナスタイムは発売された、ゲームショップにマイナスタイムが発売されたと、運営が呟く頃にはもう既に全てのゲームショップからマイナスタイムは売り切れにされた後だった、それから話を少し経った後家に宅急便が来て彼の人生を変える事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 11:45:00
3420文字
会話率:56%
『はぁ〜
今日も今日とて、疲れた…』
学校帰りの帰り道思わず呟く。
俺、柳 冬至は、自分のやりたいこともないまま普通科高校に通っていた。
中学の頃、まあまあ頭は良かったし、やりたいこともあったが…
まぁ、それは置いといて。
今日は雪だ。
北
陸なのでよく降る。
ひざぐらいまで積もった雪は俺を疲れさせる…
『めんどくさい』
思わず呟やいた。
目の前のライト。
思考は停止した。
暖かい…
『オギャー!!』
なんだなんだ?
誰が泣いてるんだ?
『オギャー!!』
俺か!?
俺なのか!?
『あらあら』
俺なんですね…
これはあれか、異世界転生ってやつだな。
マジの美人がこちらを見ていた。
『元気な子ですね、奥様。』
『そうね〜。』
あなたお母さんですかそうですか。
『少し冷えるわね。』
『今日は雪ですから。』
『暖炉の火力、あげてくれる?』
『わかりました。』
『決めた!あなたの名前はウノスよ。』
…
『それにしてもあの人は見にも来ないのね…
一言言ってやろうかしら。』
んー?やな予感…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 00:00:00
16571文字
会話率:63%
主人公(モルス)は生まれたときから"存在を否定された"人間であった。親もわからず、四大魔法の才能もない。周りから「忌子」と言われ続けた。10歳になった頃、孤児院から平凡な家庭に引き取られ人生が好転する。しかし、その生活も
6年も続けることが出来なかった。平穏と安寧と怠惰を愛するモルスにもかかわらず、平穏は遠のいて行く。ため息ともにモルスは呟く「あぁ...平穏はどこへ...」。そんな言葉とは裏腹に波乱と理不尽が迫りくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 11:00:00
23416文字
会話率:32%
『カスタムパートナーオンライン』。それは、唯一無二の相棒を自分好みにカスタマイズしていく、発表時点で大いに期待が寄せられた最新VRMMOだった。
が、リリース直前に運営会社は倒産。ゲームは秘密裏に、とある研究機関へ譲渡された。
現実世界に
嫌気がさした松永雅夫はこのゲームを利用した実験へ誘われ、第二の人生を歩むべく参加を決めた。
しかし、雅夫の相棒は予期しないものになった。
相棒になった謎の物体にタマと名付け、第二の人生を開始した雅夫を待っていたのは、怒涛のようなユニークスキル無双。
チートとしか言えないような相乗効果を生み出すユニークスキルのお陰でステータスは異常な数値を突破して、スキルの倍率もおかしなことに。
強くなれば将来は安泰だと、困惑しながらも楽しくまったり暮らしていくお話。
この作品はツギクル様、ノベルアップ様、アルファポリス様、セルバンテス様でも公開しております。
大体1話2000~3000字くらいでぼちぼち更新していきます。
初めてのVRMMOものなので応援よろしくお願いします。
基本コメディです。
あまり難しく考えずお読みください。
新作始めました。
こちらも是非読んでみて下さい!
「カスタムポジビリティオンライン~不遇ステータス《魅力》に極降りした結果、美少女と化して姫と崇められた俺は、最強姫ギルドの姫として祭り上げられました~」
https://ncode.syosetu.com/n7086gc/
Twitter始めました。
更新情報等呟くと思います。良ければフォロー等宜しくお願いします。
https://twitter.com/shiroutotoshiro?s=09折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 23:23:03
933031文字
会話率:30%
会いたい人を思いながら、揺れる桜並木を歩いていた。自然や人々の様子を感じながら、呟きながら。会いたい人に会えたなら、呟くこともない。ましてや、ここに書くこともなかった。君にありがとう。
最終更新:2020-03-23 23:55:34
348文字
会話率:0%
ぽつんとしている。誰も知る人のいない町の、自分の他に誰もいない部屋には、空調の無機質な音だけ。だから、思い出す人がいる。だから、呟く言葉がある。際立った夜の胸の内がある。
最終更新:2019-12-08 22:51:12
247文字
会話率:0%
空が重たくなってきた。青空はしばらくおあずけだ。太陽もしばらく、光もしばらく、待つより他にない。人の魂は、こんな空でも天国にゆくのかな。空にあるのかな。週末、少し痛む頭で、呟く。
最終更新:2019-10-11 19:59:30
266文字
会話率:0%
大量破壊兵器と転移装置の組み合わせにより終焉を迎えた近未来。期せずして兵器を開発してしまい、裏切られて殺された壮年の技術者は異世界に飛ばされる。·····暇を持て余した神の遊びで。
前世では真面目っぽい技術者だったのに、ヤケになっ
てキャラ崩壊した彼の本性は一人ノリツッコミばっかりしてる残念なおっさん。しかも、神が自分の好みを全開にして勝手に体を作り替えられたせいで、「一人ノリツッコミする中身おっさんの銀髪美少女」とかいう訳の分からない物に成り果てる。そして、耳元でアドバイスをしてくる姿の見えない謎の知的存在「アドバイス君」。こいつのせいで、他の人から見れば一人ノリツッコミしながら独り言を延々と呟く謎の銀髪美少女になった。
それらを呆れながらも全て受け入れたダンディーなおじ様(自称)の当てもない異世界ここに爆誕·····!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 17:42:00
10628文字
会話率:48%
空が緑色のようで、雲が赤色。
明らかに地球では無いその世界......自分のモノでは無い他人の記憶を持つ高校生【俊介】は、ある日記憶の世界を旅する夢を見る。
明晰夢とでも言うべきその夢で俊介は記憶の持ち主が異世界人であることを知った。
目
が覚めた俊介は全身に鳥肌を立て小声でこう呟く。
「...僕は、いつ布団に入ったんだ?」
俊介とシュンヤ、地球人と異世界【バーミア】の住人である彼らの運命は交差し、複雑に絡みあっていく...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 08:58:07
9324文字
会話率:28%
誰にだって日々、ちょっとした後悔はしているはず。私だってそんな人間のうちの一人。
この話は、私のただの過去の後悔です。過去の日記が発掘されたので、ただ呟くように書いています。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2020-03-12 09:00:00
597文字
会話率:0%
容姿端麗、仙姿玉質、高嶺の花など……。
様々な言葉がある。
しかし、どれも彼女を形容するには足りない。
陳腐になってしまう。
彼女の名前は、天江美姫。
そんな彼女の視線の先には、ある女子生徒がいた。
「はぁ、雨井さん今日も綺麗……。」
うっとりとする美姫。
クラスメイトの雨井優香を見ながら呟く。
この物語は、そんな二人とその周りの人間の話です。
投稿開始日
2018年 7月 7日
※この話はフィクションであり、実在する団体や人物等とは一切関係ありません。
誤字脱字等ありましたら、お手数ですが、活動報告の誤字脱字等のページに記載して頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 00:00:00
80429文字
会話率:24%
「ゴトーの奴…まだ来ないのかな。」
1人呟く
彼らの恋の行方は…。
そして嘘松。
最終更新:2020-02-15 14:09:04
1477文字
会話率:42%
※非異世界転生、異世界転移の作品です。地の文多めで展開遅め。
人の数倍はあろう昆虫や巨大な飛竜が日夜飛び交い、生を営み、そして母なる大地へと還っていく夜闇の森。
その森の奥深くで、古来より神樹の声に耳を傾けているエルフの長老が
「破滅の
魔女現れし時、古代の神が目覚め、大陸に大いなる終末が訪れるであろう」
と青ざめた表情で呟くと、人が、風が、大陸中にこの予言を瞬く間に伝聞していった。
その風の噂が人々に伝わるとほぼ同時に、、大陸を支配せしめんと目論む魔女が現れた。
魔女の名はシャーリー。
魔族と人間の間から産まれた、青や赤、紫の肌をした、、俗にハーフデビルと呼ばれる種族の女である。
人々は予言の的中を恐れ、魔女たちの脅威に怯え、悶々とした日々を過ごしていた中
「魔女を討った者には生涯遊んで暮らせる富と、英雄の子孫たちが代々繁栄できるだけの地位を与えよう」
ルクス公国の大公がお触れを出すと、大陸中の冒険者たちは沸き立った。
ある者は破滅の未来を阻止しようと正義感に燃え、またある者は名誉の為に、自分の名を世に知らしめる為に。
皆がそれぞれの思いを胸に、ルクス公国へと向かっていった。
そんな折、二人の人影がかの国へと歩を進めていた。
自分の背丈よりも長い、ハルバードと呼ばれる槍を携えた少年はヘンリー。
反面武器らしい物は何も身に着けていない少女はシェリル。
まだ何も為していない無名の少年少女たちの冒険譚が、今まさに始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 17:52:47
49783文字
会話率:31%
「私も好きー!!」
そこに至る迄の彼女の想いの履歴。
「俺やったらあかんか?」
ははっ。かっこわる。
オマエは俯いたまま呟く。
「時間かかるで」
彼の想いと彼女の想い。
様々な想いが交錯する青春群像劇。
最終更新:2020-02-11 00:03:31
6670文字
会話率:12%
気付いた事や、感じた事、湧いて来た言葉を、ツラツラと書いて行く所存です。
すべて「〜トラブル〜」内で使おうとすると、本筋からズレまくってしまうので、ここで呟く事にしました。
不定期で、のんびり書きます。
最終更新:2020-02-07 00:49:20
802文字
会話率:4%