三人の姉妹には願いがあった、そしてそれは叶った。
誰も幸せになりたいとは願わなかった。
最終更新:2018-01-26 02:00:51
1397文字
会話率:20%
皆は「透視能力」と聞くとまず初めに何を思い浮かべるだろうか?
「物越しの対象を見る能力」や「千里眼」などとかっこよくいうやつもいれば、「相手の裸を見る能力」などというやつも少なからずこの世界には存在するだろう。人は成長するに連れて異性に対す
る思いがどんどん強くなっていく。特に思春期の子供はその思いが強く、もし透視能力なんて得てしまったら皆がゲスな行為に手を染めてしまうだろう。そしてそれは俺も例外ではない。事実、小学校時代に自分は特殊だと気づいた俺はこの能力を駆使し、様々な悪行を働いてきた。「トイレのドアを透かして用を足している奴を見る」や「同い年の女の子の裸を見る」など今改めて考えてみると恥ずかしいことを何十回と繰り返し、人生を楽しんでいた。だがしかし、同じことを繰り返すうちにだんだん見たくないものを見てしまう回数が増えてしまったのだ。だから俺はこの能力を悪用しないよう努力することにした。だけどそれで異世界に転移する前の考え。俺は異世界で生き延びるためこの能力を使う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-22 00:00:00
1857文字
会話率:30%
平成が終わりを迎え、新しくなった年号に違和感を覚える者も居なくなった頃。世間を賑わせていたのは、とある国の名も無き研究者が自らの『夢』を果たす為だけに製造し、世界中にばらまかれた新型ウイルス通称「メア」だった。感染し、そして死に至るなどと言
ったバイオテロとはそもそも次元の違う、偉大な発明ともとれるそのウイルスは地球上に住むおよそ8割もの人類に感染し、史上最大規模の信じられぬ変化をもたらした。そしてそれは人類を幸福に導くと同時に酷く残酷なものであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 17:05:42
358文字
会話率:0%
多騎郁弥(たきいくみ)はオートバイをこよなく愛する高校生だったが、事故で親友を亡くしてしまう。自らも大けがを負ってふさぐ彼のところに、一人の少年、有坂が現れ、彼をレーシングチームに引き入れようと迫る。断り続ける郁弥だったが、偶然か罠か、彼
の示すレーサーに乗ることになってしまった。郁弥はそこで計り知れない才能を発揮したが、調子の乗った挙句転倒の憂き目を見ることになり、命の危険を感じるのだった。もう乗らないという郁弥だったが、有坂はあきらめない。彼の思惑は別のところにあったのだ。
郁弥の前に現れたもの、それは最先端のハイテクノロジーと積み上げられてきた技術の融合がもたらした史上最速、最強の装甲二輪車だった。そしてその牙がもたらすもの、それはバイオレンスだ。
東京が揺れた。そしてそれはやがて世界を震撼させてゆく。郁弥は愛する少女を助けるために、阿鼻叫喚の最中に飛び込んでゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 16:12:55
174093文字
会話率:31%
いつかいなくなってしまうのなら、知られずに消えてしまいたいと思うのは残酷ですか?
誰の心にも傷を残さずに、そっと柩の中で眠りたいだなんて願望、許されませんか?
ただ愛しただけの「真実」を隠して、優しいという名の「嘘」を貫く事は愚かでしょうか
?
少女が紡いだ「嘘」はただ一人を守るために。
そっと、そっと、いつか来る別れを優しくするために。
そしてそれは、少女の伝えられるただ一つの愛の形でもあるのでしょう。
奏でられる葬送曲に身を任せ、終わらぬ「嘘」と「真実」をどうか、抱きしめて。
※こちらは重複投稿作品です。予めご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-11 00:06:32
5457文字
会話率:35%
アニメやゲーム、ラノベが大好きだった主人公、千葉洸希。
彼は寝て起きた時、いつの間にか異世界へと転移してしまった!?
夢にまで見た異世界で、何の魔法が使えるのかと期待していた洸希だったが、授かったのは【思想魔法】と謎の本。
【思想魔法】とは
自分が考えついた魔法を現象させる魔法。…即ち魔法を創造できるのだ!
そしてそれは謎の本…魔導書に書き記されていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-04 22:41:22
16348文字
会話率:20%
【タイトル変更】
転生の乙女達から転生の花嫁にします。
【あらすじ変更】
青春恋愛小説!!
高校一年一人暮らし主人公、星野 空(ほしの そら)の元に空の父の兄の娘。従姉妹のスエーデンからの銀髪の美少女、クリスティーナ・フォン・ソフィ
アが空の元に訪れる。
クリスティーナは自らをリスティーと名乗り、空にある『約束』を思い出してとお願いするも空は何一つ心当たり当たりが無かった。
しかし、空にはクリスティーナにどこか懐かしい物を感じるのだった。
段々と落ち解けて行く空とクリスティーナとは別に、空の初恋の相手で現在の想い人、姫野 聖(ひめの ひじり)もまた、空の事を好きだった。
両思いの空と聖の二人にもある『秘密』があった。
お互いに想いを伝えられずすれ違ってしまう二人。
そんな中、空を【運命の相手】と言う。音音 音音(おとね ねね)が空に猛烈にアッタクを開始する。
そんな音音と聖の二人は『秘密』の事を知っていたのだった。
クリスティーナと聖が足踏みする中で、唯一気持ちを示す音音に空の気持ちが揺れる中、音音から明かされた『秘密』は。
星野空、クリスティーナ・フォン・ソフィア、姫野聖、音音音音の四人は前世の婚約者で、前世から結ばれる事を契約していたという事実だった。そしてそれは微かに空も記憶を残していた。
しかし、前世の世界とは違って空と結婚できるのはたった一人。
空は三人の少女から一人を選ぶのだった。
銀髪の麗人で親を亡くし空との『約束』があるクリスティーナ・フォン・ソフィア。
金髪の美少女で、『初恋』であり、空に全てを捧げると誓う、姫野聖。
青髪の不思議な少女で、空との運命のために『不幸』を背負った。音音音音。
三人の中で空が最後に選ぶのは? そしてそれぞれの少女達の星野空の好意の『真の理由』は?
クリスティーナとのたった八日間の生活で星野空が体験した不思議な約束の物語。
なお、ネトラレがあります。やられちゃいます。
微エロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 17:14:52
134708文字
会話率:54%
男に命を捨てても惜しくないと思わせるほどの美少女、篠月由良には残念な一面がある。何を隠そう、由良は妄想力が豊かなどスケベなのだ。そしてそれは特定の人物――――……柊恭弥相手にのみ発揮される。
五年ぶりに帰国した由良が目下ハマっているのは
女性向けのTL漫画。が、その漫画に出てくるキャラクターにそっくりな超絶色男の恭弥に出会ってしまったからさあ大変。
「人目のない場所に連れつれこんで、ナニする気だこのスパダリ野郎!」
「下着が透けた状況での送り狼……これは無理やり家に上がり込んでハチャメチャセッ○スをキメられるに違いない!」
由良の妄想は加速するばかり。果たして由良が勘違いに気付く日は来るのか――――……日常はちゃめちゃ妄想エッチラブコメディ、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 21:09:27
108294文字
会話率:49%
日常における待ち人は、果たしてどこでどのような状況でその人を待っているのか。
そしてそれは誰なのか。恋人なのか、夫婦なのか、友人なのか、家族なのか、それとも・・・・・・・。
今回の待ち人は、いくら待っても決して現れてはくれない人。
なぜ待っ
ているのか。どうして来てくれないのか。
切なくも悲しい日常の一コマを詩で表現してみました。
なぜそうなってしまったのかは、読者のご想像にお任せします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 00:24:22
722文字
会話率:0%
この世にはびこる魔物達、それを操っているこの世の果てにいるとされる最強の存在、魔王。
この世界に住む人々と魔物は、歴史として確認される以前から絶えることのない争いを続けてきた。そしてそれは今もなお続いており、最近では大きな争いこそな
くとも世界中の至る所で魔物による被害は見受けられる。
レイン=クロスフォードは、この世界一の大国であるイグノースの国王より直々に、魔王討伐の命を与えられ、仲間と共に今旅立とうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 12:18:54
16607文字
会話率:38%
縁側に佇む老婆のひと時の思い出話。
その思いは間違った思いだったのだろうか。そして私の歩んできた人生は・・・
最後の想い、そしてそれは人生の想いだった。
最終更新:2017-09-08 20:00:00
1727文字
会話率:0%
小さい頃から運動が苦手だった、水谷秀哉(みずたにしゅうや)には、音楽の才能があり、彼は幼い頃から、ピアノ演奏や作曲が上手であった。そんな彼、秀哉は、中学時代にマンドリン音楽と出会い、以来、高校・大学時代も含め、マンドリンクラブに所属してい
た。
そんな、彼、秀哉の所属する大学のマンドリンクラブに、三上京子(みかみきょうこ)という女性が、入部して来る。彼、秀哉の彼女、京子に対する第一印象は、「自分の初恋の人に、似ている。」というものであった。しかし、彼女は高飛車な性格で、入部早々、他のクラブのメンバーにダメ出しをする。(しかし、彼女の演奏技術は抜群で、彼、秀哉を含め他のクラブのメンバーも、彼女のクラブでの初の演奏に息を呑んだ。)
そんな彼女に対して、苦手意識を持つ彼、秀哉。
ここで舞台は、彼、秀哉の中学時代にさかのぼる。彼と同じ時に、藤澤玲奈(ふじさわれな)という女の子が、中学のマンドリンクラブに入部する。そんな彼女、玲奈に、惹かれていく彼、秀哉。そしてそれは、今まで音楽にしか興味がなかった彼にとっての、「初恋」であった。
そして、紆余曲折を経て両想いになった2人であったが、彼女、玲奈の突然の転校で、2人の関係は途切れてしまう。(また、彼女の転校に関して、彼は何も聞かされていなかった。)
ここで舞台は、彼の大学時代に戻る。彼女、玲奈のことが忘れられない、彼、秀哉。しかし、彼は京子の意外な一面(練習熱心な所、等)をかいま見、徐々に京子にも、惹かれるようになる。そして、玲奈と京子、2人の女性の間で、心が揺れる、彼、秀哉。そんな中、彼はあることに気づき―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 17:00:00
41991文字
会話率:36%
ここではないどこか、今ではないいつか。同盟軍と帝国軍は不毛な争いを長年続けていた。
人機と呼ばれる巨大な人型兵器を用いるようになった戦火は熾烈化の一途を辿っていた。
同盟軍の何でも屋と称されていたアンダードッグ小隊の小隊長である
ジョージ・
ヘイワードには、いくつかの能力と、それにまつわる知識があった。
自分は物語の中を生きていると自覚し、高次元から情報を持ち出す力。
物語の中で、自分達の運命はお約束……「フラグ」で決まると言う事。
そしてそれは、自覚していれば死の運命でさえ回避し得ると言う事。
部下を死の運命から救うべく、ジョージは自らの持つ力を活用する事を決めた。
フラグを回避し、滅ぶべき小隊が生き残った先に一体何が待つのか。
それは、彼の読むべき新刊には未だ記されていない。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 20:00:00
109070文字
会話率:67%
僕らの世界つまり3次元はディストピアと同じシステムある。
そしてそれは戦争でもある。
最終更新:2017-08-23 00:09:03
387文字
会話率:12%
主人公はひょんなことから人の上に数字が見えるようになる。そしてそれは人の余命を表すものだった。平和な日常を過ごしていた主人公に突然降りかかる非日常。
この能力を主人公はどう使いこなしていくのだろうか。
最終更新:2017-08-14 20:35:40
11372文字
会話率:34%
遥か昔、人間界の奥深く…そこには獣人が住まう世界が存在していた。
そこでは犬・猫・兎・鳥・狐・狸の6つの国に分かれていて、その国たちは今、戦争状態にあった。
そしてそれは伝承となり、人々はそれを『獣人戦争』と呼んだ__
最終更新:2017-07-17 23:24:01
1067文字
会話率:27%
人間にはなぜ、感情があるのだろう。
もちろん、感情を持ち合わせているのは人間だけではないが、それは感情というよりも、欲望に近いものである。
感情とは、他に影響されながらも我を通そうという気持ち、理不尽な出来事や喜ばしい事に反応し
て起こる、精神の動きである。
そしてそれは、人を幸せにも不幸にするいわば凶器のようなものである。調理用に使えば料理で人を笑顔にする。傷つける事に使えば簡単に人を化け物に変えてしまう。
人は生まれながらに凶器を胸に秘めながらも、それと正面から向き合わなければいけない。
凶気に踊らされることのないように。真実を見つめ続けられるように―――――――――
これは、凶器に翻弄される哀れな者達の勇気と凶気のモノガタリ。
耳を塞ぎ目を覆うことも許されない、哀れな愚者達のモノガタリだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-15 22:34:17
3570文字
会話率:18%
物語の主人公である四宮咲耶(32歳男)はある日妙にリアルな夢を見る。その夢の中では咲耶は性別が変わり若返っていて先ほど最初は戸惑うが素直に受け入れてしまう。おまけに夢の中の両親や周りはやけに協力的だったり都合がいい方に転がっていく。もちろん
夢の中の話なので次の日起きると元の現実が待っていた。夢では女子高生。現実ではただの会社員。その二つを同時に経験していくうちにいつしか咲耶はこの夢が現実になればと考えるようになる。そしてそれは実現していくのだか夢とは一部違う形に叶っていくのだった。
※R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 14:19:27
15610文字
会話率:76%
タロット占いをすると、あなたは他の何物でもない鮮明な一枚の絵を占いの答えとして受け取るでしょう。そしてそれは誰に対しても平等なものです。私たちが無意識に感じる気持ちは、今まさに見ようとしているカードの中に繰り広げられる映画を選んでいるわけで
す。この映画は私たちの生活の中に起こってくるだろうことを事前に知らせてくれる予告編のようなものです。
友人から裏切られて暗闇の中にいる紗也が、彼女が手にしたタロットカードからどのような希望の光の当たる場所を探していくのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 09:44:12
4133文字
会話率:0%
この世界には精霊という聖なる存在が存在し、その精霊は夢と希望を持っていた死にかけの女の子の願いを叶えてくれる。そしてそれは自らが天使になることが条件である。
そんな信憑性のない都市伝説が囁かれている町、それが光が峰である。
そして白石美
空もその都市伝説を信じている少女のうちのひとりだった。
彼女は昔から病弱で、いつも回りに助けられていたので、天使となって自分も人助けがしたかったのだ。
美空のそんな願いは叶い、美空は余命3日のところで実際に都市伝説を目にするのだった。
「白音美空、きみの願いはなんだい?」
現れた真っ黒な精霊にそう聞かれ、美空は天使となる契約を結ぶ。
しかし天使という存在には思わぬブラックなルールがあったのだった。
「こんなの天使じゃない!」
思わぬギャップに悩む、普通『だった』中学生美空とその仲間たちが送る、綺麗で、そして歪んだ世界でのおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 00:26:22
2230文字
会話率:14%