〔本文より抜粋〕
かつて戦争があった。
いや、争いは幾度となく繰り返されてきた。
西暦2080年、世界各地で発生した局地的戦闘は、やがて第四次世界大戦へと発展し、その戦火は地球圏全域から火星圏にまで拡大。
特に、主戦場となっ
た地球圏では、人命と資源をすり潰す全面的な物量戦が展開され、それによって発生する大量のインフレーションは国家の存続を不可能な物とし、崩壊した国家の残滓と企業が資源と利権を奪い合う経済戦争へと成り果てていった。
西暦2184年、誰が、何の為にかは分らない。突如、全戦線に謎の無人人型機動兵器群が出現し、全戦線を瞬く間に制圧。
同年9月、約100年続いた大戦は終わりを見せ、それと共に機動兵器群も消滅。人類は、世界政府“統合体”の樹立を宣言。
西暦2186年3月25日、約100年間続いた第四次世界大戦を制圧し、世界に終戦を齎した謎の機動兵器群、通称“ヴァリアンタス”。その、姿を消した筈のヴァリアンタスが、地球・火星間に出現。地球に向け再び侵攻を開始。後に言う“セカンドムーブ”が発生する。
その事態に対し、統合体直下の特務機関サンヘドリンは、対ヴァリアンタス軍を組織し、それに対抗。最新鋭の機動兵器“ディカイオス・エイレーネ”を、戦線に投入。セカンドムーブを鎮圧する。
以来、堰を切ったように地球圏へヴァリアントが飛来。統合体政府は非常事態宣言を発令。対ヴァリアンタス戦争の開始を宣言する。
そして西暦2188年――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-09 00:36:57
372160文字
会話率:43%
ある日ごみ置き場で目を覚ました消しゴム戦士のポックル。
いつも一緒だったケンちゃんに会うために妖精のマリーと一緒に旅に出るのだった。はたしてポックルはケンちゃんに会うことが出来るのだろうか?
最終更新:2011-02-06 02:51:36
24234文字
会話率:54%
グリーンランドにあると云われる、クリスマス・タウンの外れの雪原に、1人の青年が住んでいた。
祖父の跡を継ぎ、サンタクロースとなって6年目の冬。サンタの元へ毎年のように世界中の子供達からの手紙がやってくる。
クリスマスまであと3日と迫ったある
日、サンタの元へ遅れて1通の手紙が送られて来た。そこに書かれていたのは1人の少女の願いだった。
しかしサンタはその願いを叶えてやる事が出来ないと悩んだ末、ある結論を出しそれを実行する。サンタが読んだ少女からの手紙に書かれていた願いとは?
※去年(2010年)の12月24日にアップしたものですが、誤って消してしまった為再投稿です。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-04 22:00:00
30651文字
会話率:39%
――霞ヶ原高等学校 修学旅行2日目 夜。
小さな明かりが、夜の語らいを楽しむ少女たちを照らし出す。
やがて、明かりが消え、全てが闇に支配されたその瞬間。
少女たちの可憐な声は、耳をつんざく悲鳴に変わる。
襲い来る恐怖、広がる血だまり、崩
壊してゆく友情。
少女たちを狂気へと誘(いざな)う、黒い影。
『一緒ニ逝コウ?』
はたしてこの夜は、永遠なのか、否か。
――朝はまだ、来そうにない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-01 10:00:00
5184文字
会話率:30%
高校一年の夏、幼馴染だった少女が消えた。彼女の家族を尋ねてもだんまりを決め込んで、「問題はない」と言うばかり。探す当てもなく途方に暮れて過ごした夏休み。すると、二学期の開始と共に妙な女の子達が次々と彼の現れ、口をそろえて「あの女の知り合いで
しょう!」と彼に詰め寄り、時には凶器を振りかざす。彼女達は何者なのか。少女はどこへ消えたのか。そして、彼の周りで巻き起こる騒動は、一体何を示しているのか。 *筆者の思いつきの妄想を文章にして行けたらと思っていたけれど、話が組み立てづらいので休止扱いにします。いつか始まる…かも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-01 00:00:00
213文字
会話率:0%
二十時以降の外出は禁止する。
世界各地でほぼ同時に発生している都市部から主に始まったと言われている濃霧が発生する現象、ディープミスト現象。DM現象と呼ばれるそれは一定のエリアで発生し、その中に長時間いる人間を変質させてしまう。
自
我を持たない人を襲う化け物。ゴースト化した人間は一般人を襲い、その襲われた人間もゴーストに変え、朝日が昇る事には影のような円を残して消えてしまう。
サークルになってしまえば安全ではあるものの、その現象がなぜ起こっているのかの解明は進んでおらず、DM現象が発生して百年以上が経過していてもなお、市民はその恐怖に怯えていた。
対応手段がない。屋内にいれば安全であると言う理由から二十時から翌五時までの完全自宅待機命令が国から発令されているものの、被害者は数を減らさなかった。
DMエリアに指定されていない地区で恵美は部活動のアーチェリーを行いながら、ニートで何もしない兄を蔑みながらも兄妹だからと半ば諦めて自分の生活を送っていたのだが、突如として自分たちの住む地区がDMエリアに指定され、恵美は部活動のセンパイ、さなえと三咲と共に学校に残る事になった。
両親はいない。兄の敬介も家にいないのだから一人でいるより学校で二人といたいと思った。それが全ての始まりになるとも知らずに恵美はお泊り会のような後輩の面倒を見ながらも、夜が明けるのを待った。
ずっと昔に…自分が被害にあったDM現象が再びやって来たことを憂いながら…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-30 19:18:04
491669文字
会話率:50%
普通の大学生だったわたしは、異世界フリードリフィアに召喚され、勇者として見事魔王を倒した。
消えゆく魔王のドロップアイテムは、異世界を渡れるブーツ!
これで帰るどころか日本とフリードリフィアの行き帰りも自由自在。
せっかく役目も終わったこと
だし面白おかしく暮らしますか。
間違って異世界に落ちちゃった人へのボランティア始めましたよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-28 02:26:52
19246文字
会話率:41%
魔女。それは魔術に長け、大いなる業績を残した女性。
海の果てにある隠された大陸ゼラハトの北に位置するトトロフ王国。今日ここで一人の少女が精霊魔術師資格を手に入れた。20年前から急速に魔力が弱くなりつつある大陸では久しぶりの新人誕生である。
長い修行と試験を経て、ようやく魔術師として認められた少女は叫んだ。
「新人研修旅行があるなんて聞いてない!」
蒸発中の師匠が教えてくれるはずもなく、少女は知らなかった。そして正しくは、旅行ではなく修行の旅である。一人前にはまだまだ遠く、修行はつづく。
同行者につっこみをいれ、いれられて、敵と戦い、お土産をあさる。
魔女。そしてそれはもう一つの意味を持っている。
『自由奔放で――手がつけられない女性』
これは魔女を目指す少女と振り回される大陸の物語。魔術が消え始めた大陸の剣と魔術のファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-20 02:33:30
33091文字
会話率:44%
英雄が魔王を倒す。だからと言って世界が平和になるわけではない。別に魔物が消えたわけでも、人と人との間の争いが無くなったわけでもない。人々は日々精一杯に生き続ける。そんな世界で生きるために騎士団を目指す少年は変なオッサンと少女に助けられる。
注:[習作/旧作]別作品の執筆を優先するので、この作品の執筆は物凄く遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-24 10:48:46
54321文字
会話率:59%
あれは、某国からの依頼で、ある軍で“仕事”をしていた時だった。
やっていたのは一つは軍の訓練。もう一つはその“軍”の上層部から情報を盗むこと。
その“仕事”をしくじった俺はその軍の手にかかった。
熱いと思った瞬間、地面を叩く雨の音が、声
が、かすれて消えた。
あぁ…なんだもうなのか…俺…18歳であの仕事に出てたお陰か?
最後は子供を庇ってとは…我ながらにお人好し過ぎるぞ…
えっと、作者のVanargandです^^簡単に説明を申し上げますと、自我を持ったロボットだった物が異世界で人間として生きる羽目になったと言うお話ですw
正直なところ、この小説はあまり上手くいってないので今後どうなるか未定ですがよろしくお願いします。m( __ __ )m 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-23 02:51:00
11508文字
会話率:35%
『人生はコンクリートだ。』そんな夢のないことをい言う、村上海は部活を退部し、つまらない日々を送っていた。 そんなとき女親友の三浦香のお母さんが病気になってしまう―。
そんな香のことを海は…
最終更新:2011-01-21 13:56:44
2206文字
会話率:27%
すでに不老不死と化していた男・アーロンは人々が恐れる吸血鬼さえも恐れる最上位のアンデッドで吸血鬼を暇つぶしで狩ることができる実力者だった。ある日逃げた吸血鬼を追いかけていつものように追い詰めていつものように消し飛ばしたが、道端でぶっ倒れてい
る吸血鬼の少女を見つけて暇つぶしで拾ってやることにした。(基本的に物語はやりたい放題です。)批評・指摘大歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-19 19:24:43
8054文字
会話率:25%
特殊な能力(アビリティ)が使えることを隠す主人公所葉(ところよう)。21歳の彼以外にアビリティが使えるのは16歳から18歳の119人の高校生のみ。しかも9割は女の子。
なぜ能力が使えるかは不明だが、葉の父で消息不明の所伸(ところしん)が鍵を
握っている。
得体の知れない力を恐れた政府はそんな能力者(アビリティ・パーソン=AP)たち全員を光庄(こうしょう)学園高等学校に入れ、全寮制で日々監視している。
16歳のAPたちが入学し、すべてのAPが光庄高校の生徒になる今年に葉はアビリティを使えることがバレてしまい、21歳にも関わらず光庄学園高校に1年生として入学させられてしまう。
全120人のAPが集まり、政府は「計画」をスタートさせる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-01-18 01:27:56
3418文字
会話率:57%
とある町で、人が立て続けに行方不明になった。
縁もつながりもなく、赤ん坊から老人で年代性別関係なしに、だ。
神隠しのように綺麗さっぱり存在の痕跡が途絶えてしまう。
調査の末分かったのは、幾つかの町で起こっていること。
彼らのただ一つ、
共通項は、
「汽笛」
と言う単語のみ。
彼らが消えても、何故か騒がれない。
そんな密やかな存在の消滅に、特別調査班が立ち上げられた。
そうして舞台は海辺の町、伽廼(カナイ)へ…。
☆☆☆☆☆
分類的にSFかファンタジーか微妙なため、変更するかも知れません。
能力者と妖かしが交差する、ファンタジー(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-14 18:00:00
9097文字
会話率:24%
海沿いの工業地帯には打ち捨てられた廃ビルが立ち並んでいる。人の姿が消えた集合住宅、複合ビル、事務所。降り積もる年月は、そのかつての時代の空気をビルの中に澱ませ、暗く閉じ込めている。
その中のひとつ、人実会館。
喫茶店、美容室から病院ま
で備えた複合施設として多くの人でにぎわった昭和の中層ビル。しかしそこは45年前に起きた火災で5階から上が全焼し、廃館となった。
上層は焼けただれたまま、下層は食堂の食器や病院の機材など打ち捨てられたままに、ビルから人が去った。次第に周囲の建物からも人の姿が消えていった。
時は流れ、かつてのにぎわいの跡には荒涼たる廃墟だけが佇んでいる。
人がいないはずの建物からは、夜な夜な笑い声がきこえ、窓には人影が浮かぶと言われる淋しく、冷たい廃墟群。
かつて起きた猟奇殺人の真相。
焼身自殺を遂げた女の伝説。
そして当時の人々の悲喜交々の人間模様。
これは、そこに立ち入った肝試しの学生たちの、一夜の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-10 21:38:41
2812文字
会話率:50%
女性がモザイクに見えてしまう。そんな奇病の持ち主である双月庸一だか、特に危機感を抱いていなかった。だがある日、庸一は妹の裸を見てしまい、その夜、こともあろうか夢精をしてしまう。 このまま妹を意識し続ければ、肉親と言えども強硬な手段に出るので
はないか。 そんな極端な考えに至る庸一。 このままではまずい。しかし、どうすればいい? 「悩みは自分ひとりでは抱えてはならない。古今東西、物語においてたった一人で悩んだ主人公はろくな目に合わない。そして、その悩みの大概は家族や恋人、友人によって解消される。ならば、最初から話した方がよい結果につながる」 しかし、自分を無為にさらけ出すことはできるだろうか? それでも、それが最善手であることは理解していた庸一は、親友に相談を持ちかけることを決心する。
<Chapter2までのあらすじ>※タイトル変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-09 20:00:44
28681文字
会話率:52%
伏見幸平は《忘却消去》と自ら名づけた「見たもの憶えたものを一切忘れることができない」と超能力を持つ。しかし、「噂をされるとクシャミがとまらない」ため、バカしか集まらない全寮制の男子校私立許斐学園に平凡な学生と偽って日々を過ごしていた。そんな
ある日、音楽室に金髪美少女の幽霊が現れたという噂話が届く。この噂話をきっかけに、幸平は「魔法使い」たちの争いに巻き込まれることになる。(第二話は「コンス~」チャプター2終了後になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-01 00:58:04
10269文字
会話率:49%
12月4日土曜日。数Ⅰの教科書に挟まれたラブレターを見つけた仲原雅之は狂喜乱舞した。しかし、すぐに消沈する。「3日の金曜日、体育館裏で」と書かれていたからだ。署名がなく、誰が告白しようとしたのか見当つかない。雅之が諦めようとしたとき、許斐幸
一は「誰がラブレターを忍ばせたのか」推理する。ミステリのハッタリ部分をクローズアップした短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-12 02:55:10
6171文字
会話率:73%
言い出せない少女の切ない二文字。
キーワード:
最終更新:2011-01-03 22:37:11
200文字
会話率:12%
突然、私に降りかかった悲劇。
現実ではありえない。
原因は何だったのだろう。
突き止められたなら、誰か教えて欲しい。お願いだから。
でも、仕方ないなら私は受け入れる。
それが、本当に仕方が無いことなら。
最終更新:2010-12-31 00:00:00
818文字
会話率:5%
霧月さくら17歳。ある日、親友の香奈にイケメンの彼氏ができた。香奈が言うには、彼氏を「召喚」したのだと。
さくらは「自分も召喚すれば彼氏が出来るかも!!」と思い、召喚してみる。しかし、そこに現れたのは「彼氏」ではなくて、「女の子」だった!
!
焦るさくらに、召喚された「彼女」。
しかも、いつの間にか「彼女」はさくらの日常生活でトラブルを起こし始めて・・・・・・
召喚された「彼女」を元の世界へ帰すことは「無」になることなのだとも言われて、さくらは「絶対むこうで消えないように、あなたを元の世界へ帰す」と約束したことから、事態は更に転がっていく。
さくらのドタバタな日々が幕を切って開けられた!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-28 23:04:31
4342文字
会話率:55%
4年間の不思議な関係。これからも続いていく物語。人の記憶に残れば、きっと私の中から消えることは無い。私の彼は、車屋さんです。
最終更新:2010-12-28 15:54:54
1108文字
会話率:8%
電磁場における生命体が開発されるほど遠い未来、ある大学生達は雑念除去装置という記憶を効率的に残す電磁機械を利用し学習していた。しかし、世間はそれをアンチツールとして、通称"あいつ"によって消去させる計画の真っ最中だ。しか
し、その後情勢が変わったことによって社会の波にのまれていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-25 17:25:01
559文字
会話率:7%