不登校気味の男子学生「青梅蓮太郎(おうみれんたろう)」。
引きこもり絶賛継続中の中、担任教師から進路相談に来なければ最後通告(退学)させると言い渡されて渋々登校することに。
通学の途中凄まじい地鳴りが起こり、裂け目から白い蒸気が噴
出。あちこちから悲鳴があがる。
急いで学校へと向かうと、職員室には担任はおらず他の生徒が数人いるだけだった。
会話もままならず険悪な雰囲気のなか、突然鳴り響く校内放送。
凛とした少女の言葉に疑念を抱くが、突然の魔物の襲来に事態はさらに急変する。
死に物狂いで逃げまわる青梅蓮太郎。幼い女の子"キルシェ"と出会い、否応なしに戦いに身を投じる。
弱虫で臆病な自分を自覚しつつも、異能の力『再誕(リバース)』によって死を繰り返すことで強くなっていく。
※ただし激痛がともなう。
妖刀『八咫烏(やたがらす)』を携えて魔物を打ち倒して人々を救う。
不死の剣士として平穏な日々を希求し旅を続ける異世界冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 18:47:22
25937文字
会話率:50%
主人公マークは平民から魔法の腕だけで成り上がり、
二十歳には最年少で帝国宮廷魔道士に就任した傑物である。
幼少期は優しさに溢れる子供だったが歳を取るにつれ自身の魔法の才に溺れていき、傲慢さが目立っていた。
ただそんな彼にも好きな人が出来た。
考えられる全力でプロポーズしたが断られ、後日幼馴染で同期のルーカスとキスしている彼女を偶々目にしてしまう。
彼女は俺のものだと言い張りルークカスに決闘を叩きつけるが見事に惨敗。目の前が真っ暗になった。
自暴自棄になったマークは帝国の禁術書庫を漁り、罪人になり島流しにされる。
しかし凄まじい自己尊厳心から1500年後に生まれ変われば文明が衰退し、自分が最強になれると思い転生魔術を発動するが...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 15:42:09
1860文字
会話率:55%
千年生きたといわれる伝説の竜『火龍』。
その子どもとして産まれたセドリックは、母の亡骸を食らって成長し、やがて人間の住む大地に降り立った。
初めて食らう人間の味に激しく昂り、その記憶は彼の心を捕まえて離さない。
食らった人間の姿に変容し、
抑えられない欲望を胸に秘めたまま、彼は人間社会の中での暮らしを始める。
その中で芽生えた感情が何か、生まれたばかりの彼には理解することができず、愛情と欲望、そして行動とを上手く結びつけ、制御することができなかった。
火龍の力は凄まじい。その力を利用しようと考える者がいないわけもなく、彼を手中に収めようと考える者たちが動き出す。
彼はそのことに気付かないまま、いつの間にか陰謀と策略の渦に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 22:13:13
25069文字
会話率:43%
海上自衛隊の最新鋭潜水艦に乗り組む男達の物語 時は平成、昭和の記憶をかすかに残した時代。国防組織として、災害派遣にも対応出来る装備を持ったのが自衛隊だった。創設時の自衛隊は厳しい世間の風当たりにさらされた。前身の警察予備隊に加えて、海上自衛
隊の前身警備隊は海上保安庁の下部組織としてスタートを切る。新たに航空自衛隊が創設され、防衛庁が設置されたのが1954年、戦後の混乱期の中での船出だった。陸上自衛隊と海上自衛隊が旧軍の施設をそのまま使ったのは、いちいち部隊を編成するのが面倒であったからであり、新設されたとはいえ、大日本帝国陸軍や大日本帝国海軍出身の軍人達が黎明期の自衛隊を支えた。凄まじいまでの暴力はなくなり、変わりに体を鍛える事で罰を与えた。防衛大学が出来る頃には、国土交通省所管内の海上保安庁と海軍色の強い海上自衛隊のすみわけは終わり、高等商船学校と大日本帝国海軍との軋轢もなくなりつつあった。朝鮮戦争が始まると、アメリカは警備隊に掃海を命令。機雷処理に当たらせたが何人か死者も出した。海上自衛隊は機雷掃海の技術と対潜水艦作戦能力において、世界最高水準のものを持っている。そして冷戦時代に脅威だったソビエト海軍の原子力潜水艦を抑えた強力な潜水艦部隊を保有している。太平洋戦争中は日本海軍の潜水艦部隊はさしたる結果を残せなかったが。今作品のモデルとなった最新鋭潜水艦そうりゅう型の潜水艦がタイムスリップして、アメリカに勝ってしまうという、よくありがちな設定ではあるが、アメリカ海軍に日本海軍が勝ってしまうと言うのは、ミリタリー系の話しでは王道の鉄板話である。大和や武蔵が生き残っていたらなど、海上自衛隊の潜水艦が大活躍するヒューマンドラマである。見所はなんと言っても潜水艦に乗り組む男達の会話であったり、彼らの日常が見所である。今の海上自衛隊において、最も厳しい部隊はSBU 海上自衛隊特別警備隊であるが、サブマリナーズはそれに次いで厳しいと思われる。何より我慢する事が多く、そういう意味では、自衛隊きっての潜水艦乗りは厳しい制約下にあると言える。日本海軍の頃には潜水艦部隊はあったが、環境的にはその頃よりはマシになってはいる。潜水艦乗りはエリートの集まりである。日本に限らず、アメリカもロシアも潜水艦はエリートのおもちゃである。ちなみに日本では女性自衛官が潜水艦乗りで活躍する日が来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 13:48:46
159102文字
会話率:63%
勇 者(33)「世界中に散った魔王討伐パーティーのメンバーを再集結させるために【ゆうしゃちゃんねる】を立ち上げた俺は、美少女たちと共に【チャンネル登録者数100万人】をめざす!!!」
地球上にダンジョンとモンスターが出現して8年。ダンジョ
ンに潜ってお宝を手に入れ、モンスターを討伐してお金を稼ぐ【冒険者】と呼ばれる職業が若者の間で人気になっていた。 自分の活躍をYautubeという人気動画投稿サイトに投稿する冒険者も多く、中でもモンスター討伐動画の人気は凄まじいものだった。才色兼備黒髪JC『橘 あおい』もまたモンスター討伐動画を観ることを趣味としていた。とある日の深夜、あおいは質素なサムネイルの【ゴブリン討伐動画(視聴回数0)】を視聴する。なんと、その動画の投稿主は異世界からやって来た勇者だった……!※一人称小説です(けっこう視点変わります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 01:07:51
5268文字
会話率:28%
北米で異世界人のレアたちが去った後の街。
魔法の力を手に入れ、全力で軍事力の強化をしていた。
その戦力が完成し、『武装ロイド』と呼ばれる機動兵器の実験が行われようとしていた。
たった1機で戦艦を撃破する、凄まじい能力をもった兵器だった。
ただ、その兵器の輝きに忘れていることがあった。
魔核のレベルを超える能力は、得ることができないということ。
本編ですぐに出てくると思います。
本編では、あまりご期待に沿えないかもしれませんが、また面白くなりそうならいろいろいじってみたいとも思います。
マークⅡ的なものとしてですけど。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 12:00:00
2862文字
会話率:19%
バーチャル美少女。英語ならVirtual-Bisyoujo。
22世紀の前半、瞬く間にバズったその概念はすぐさま世界に浸透した。
バーチャル美少女になって富や名声を手に入れようとする者達の、血で血を洗う凄まじい配信競争が行われた大バーチャ
ル美少女時代。その真っ只中、この界隈に一人のバーチャル美少女が産声を上げた。
開発費数百億円とも噂される基本無料VRMMOから、その辺に転がってるフリーのエンジンで作られたクソVRゲーまで。そのバーチャル美少女はトップスターを目指し、今日も色々なVRゲームの配信を行う。
BBB放送局にて、『十七時さん家の。』第二期が2119年4月19日(金)20:00から放送決定。
くものみね等豪華バーチャル美少女の出演する、ほのぼの日常系コメディドラマ!
君も話題に合わせる為に視聴しよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 23:20:20
56180文字
会話率:36%
百人の日本人が女神を名乗る存在に呼び出され、剣と魔法が支配する異世界へと転移させられた。
その一人である神谷士道は、通常は一つである固有スキルをなぜか三つ所持しているチート状態になっていた。――だが、良い話だけではない。
戦闘系の天職を持
つ者が優遇される世界で、士道は奇術師という非戦闘職になってしまっていた。
ハズレ術師の烙印を押されて蔑まれた士道だが、冷徹な思考と秘めた才能を駆使して凄まじい速度で強者へと成り上がり、世界を引っ掻き回していく。
勇者、魔王、天使、悪魔、精霊、冒険者、人間、神と呼ばれる存在――奇術師は怪物共の思惑を捩じ伏せながら、己が信じる道を歩み続ける。
これは、その為なら神すら欺く奇術師の英雄譚だ。
※書籍化しました。モンスター文庫様より発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 14:49:31
818696文字
会話率:30%
※2020年2月8日更新開始、2020年3月31日完結
あらすじ
青い薔薇の咲く大陸。
そこには人々の絶望の象徴として現れる魔王と、希望となってそれを討つ勇者の伝説がある。
世界が絶望に満ちた時、その伝説は再現されると言い伝えられ
てきた。
大陸北方の貿易都市で仕立て屋を営む娘エリカは、そんな壮大な物語とは無縁に生きている。
そこは魔力を衣に宿すことの出来る者が生まれる場所とされ、魔王の島へと勇者を送り届けた伝説の外套【白竜の翼】を作り上げた地。
その力を持って生まれたエリカは、かつて古代魔王が土地に掛けた呪いによって声を失い、親にも棄てられ、孤独な生活を送っていた。
街の人々の為に、ただひたすら魔法の衣を仕立てるだけの、鬱屈とした日々を送る彼女のもとに、ある日、一人の青年が訪れる。
彼は『勇者』を名乗り、復活した魔王を討伐するため【白竜の翼】を仕立てて欲しいと、エリカに依頼をするのだった。
エリカの背負う役割は、勇者の装備を仕立て上げることのみ。自分は彼が道すがら街で出会う一人の端役に過ぎず、大いなる伝説の主役でも共に歩む仲間でもない。
だが勇者の背負う凄まじい運命は世界の全てを変えてしまうだけの力があり、今だけは自分の決断がそれを左右してしまう。
蝕む呪い。課せられた使命。儚い情愛。迫り来る闇……。
複雑な想いを胸に抱くエリカの運命は、彼女自身を置き去りにして回り出す。
そう。これは、一幕の内に終わる、叙事詩の切れ端。
大いなる伝説に巻き込まれる、力無き端役から見た、物語……。
※この作品は『ノベルアップ+』様に、同名義で重複投稿しております。
※2020年3月17日、ろこさまによる挿絵画像追加。掲載許可済み。
ろこさまツイッターアカウント⇒ https://twitter.com/roko_pallet折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 12:16:27
75180文字
会話率:24%
西暦3332年(宇宙歴665年)—
人類が銀河(宇宙)に進出し、数百年の時が流れた。
文明は飛躍的に革新し、ワープ技術の発展もあり、銀河系の調査も凄まじい速さで進行した。
太陽系以外の銀河の存在も発見されており、調査が進む過程で所謂 ”異
星人” の存在も明らかになってきた。
今では、知能指数の高い獣人の存在も確認されている。
銀河調査の過程において、1番の偉大なる功績は、”章形術”の発見ではないかと、現代まで語り継がれている。
”章形術”とは、特殊な章形(文字や形、紋章、図形 等)の羅列によって、魔法や超能力のように、火や水などの自然属性を発現させたり、素材などがもつ固有の特性を変換させることが出来る術である。
(一般的な感覚としては、魔法や超能力のようなものに近い。)
発動には一定の条件があり、誰でも簡単に行使出来るわけではない。
発動の際には、原子《アトム》、分子《モルキュル》、電子《エレクトロン》、元素《エレメント》などの目に見えない粒子の動きがあることが判明している。(そのほかにも多数のことが判明している。)
この力を全人類(異星人も含めて)が「善い行い」に行使出来れば良いのだが、現実はそう簡単ではない。
どんなに文明や技術が発展しても、争いごとは無くならないものである。
* * *
18歳の地球人ハルトは、とある住居型コロニーに居住している学生である。
ある日、毎年の恒例となってしまった家族行事のバカンスのために、訪れた旅先でトラブルに巻き込まれる。
幾多の困難を乗り越えながら、少年は数々の惑星へ足を運ぶ。
数多の出会いと戦いの先に、彼を待ち受ける運命とは?
宇宙を舞台に繰り広げられる、
冒険の幕が、いま上がった。
※プロローグは飛ばして頂いて大丈夫です。
※この作品は「LINEノベル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 18:09:04
20113文字
会話率:27%
AS(アーマースーツ)。簡略的に説明してしまうとそれはとある科学者が作った特殊なパワースーツである。
このASは戦艦や戦闘機、戦車などの従来の兵器などが効かない凄まじい物であった。
だが大きすぎる力は目を眩ませる。
多くの権力者達がASを利
用しようとしたが、それを危惧した開発者は国際条約を作り『ASを使った戦争行為は行わず、代わりに防衛力としての利用する』ということになった。
これがいつの間にかスポーツとして見られるようになり、世界各国では操縦者の育成やASの技術進歩が進められた。
そして、国際機関が民間のAS教育機関を作ると、多くの若者が殺到した。
それから数年後、たった一人の青年がいた。
青年 葛葉 命都(かつらば みこと)とそれに関わる愉快でイカレタ仲間たちがASと一緒に紡ぎだすハイスピードSFアクションである。
……多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 23:48:31
98432文字
会話率:59%
神々の不手際により、交通事故で死亡してしまった、中学校の教師、長尾蓮、彼は神から、チートと言える特典を貰い、それらを使って、孤児達を育てていく。
そして、孤児達の名には、異世界には存在しない、偉人、英傑の名を与えたのだが、その名の通り、孤児
達はチートと言える程に育っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 19:43:13
4200文字
会話率:36%
超おっかない殺し屋のお姉さんが仕事先で白髪の謎の女の子と出会う話
神速の脚力と高周波ブレードで必ず敵の首を狩る凄まじい剣技を持つ女性の殺し屋・『先駈』(さきがけ)は、仕事でとある建物の地下にある研究所を壊滅させるためにそこへ乗り込んだ。
現われる敵をなぎ倒してその最深部にたどり着いた彼女は、手錠と鎖で壁に繋がれた不思議な少女と遭遇し……。
※この作品はフィクションであり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※殺人はいかなる理由があろうと犯罪です。
※R-15程度のグロテスク描写があります。
※無断転載お断り
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054893526018折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 23:00:00
5643文字
会話率:45%
ここは20XX年の日本、しがないサラリーマンの佐藤太郎は飛行能力や凄まじい怪力などの、まるで映画のヒーローのような超人的な能力を持っている。
しかし、彼の目の前に強大な敵や世界征服を目論む秘密結社は現れない。
だが、世界は彼の気
付かぬところで確実に壊れ始めていた……。
――これは、やがて人類史上最も多くの人間を救うことになる世界最強の男が、普通のサラリーマンとして、現代日本で普通の生活を送ろうとする、そんな物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 00:00:53
3726文字
会話率:4%
ある女の凄まじい波乱に満ちた人生
主人公操の歩く道、女として母として、姐として
生きていく様
大切な人の死をきっかけに
強くなるも
少女のようにピュアな心を忘れない
いつ死ぬかも知れない命と儚い恋を
続けていく操
人生最後の恋はどちらにかた
むくのか、
連載ものなので長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 01:20:57
5059文字
会話率:0%
喧嘩の最中に包丁で刺され大怪我をした少年はおぼろげな意識の中、小さなお堂へと行き着き月夜の闇にその意識は沈んでいった
。深い眠りから覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。
家の主であるおじいさんに話を聞くと治療をしてくれたらしく何故か身体に
傷はなく痛みもない。どうやら死にかけていた少年を助けるために凄まじい効能のある薬を使ってくれたそうだ。そしてそれは元の生きていた世界のものではなくおじいさんの暮らしている世界の物。命を繋ぐためには世界を渡らなければならなかったらしい。
そしてそこは魑魅魍魎の蔓延る危険な世界。人間が国を治め世を作っていた時代に鬼が台頭しはじめ人間の領土を奪っていく混沌極まる乱世の時。
そんな世界で刀を振り術を操り、信頼出来る仲間を集め人の世を取り戻そうと奮闘する少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 12:00:00
11982文字
会話率:18%
中高一貫の進学校、そこの優秀な学生の一人である遠山紗樹は4月から高校生になった。周囲に合わせることが苦手な彼女はクラスに馴染めず、あまり多くの友達を持たなかったが、長い付き合いの何人かの友人と、割と楽しい日々を送っていた。
ある日、紗
樹はそのうちの一人、部活の同輩である千石悠介が知らない誰かと談笑しているのを目撃する。千石もまたクラスのはぐれ者の一人であるだけに、紗樹と悠介のコミュニティはほぼ同じと言っていい。つまり、紗樹の知らない人と悠介が親しいいうのは中々に珍しく、その相手に興味がわいた。そして、悠介を通じて少し近づいてみると、なんのことはない、彼もまたはみ出し者の一人だった。
彼の名は鳴海新、大人びていて、どこか達観したようなところがある、静かな雰囲気の生徒だ。しかし全く消極的な人物ではなかった。彼はものを深く考え、自らの意見ははっきりと示す。品行方正で論理的ではあるが、常識に囚われない話はとても面白い。同じクラスだったこともあり、紗樹はたちまちのうちに新と仲良くなった。
文系だという新は、国語表現で凄まじい文才を発揮するなど、理系である紗樹と悠介に良い刺激を与えた。逆もまた然りで、好奇心旺盛な三人は、お互いに自分の興味を共有できる、素晴らしい友達になっていった。
そんな順調な滑りだしをみせた紗樹の新学年だったが、そこには様々な悩みが付きまとい、次第にその影響を大きくしていく。
自分というものと真摯に向き合うほど、自分が何を求め、どこに行きたいのかを見失ってゆく。
そんな中で燐は絵を描き、新は小説を書くということを知り『創作』というものに出会う。それに感化された紗樹は、ある時小説を書こうとするが、新のようなに上手く書くことが出来ない。
そこで紗樹は、彼の文才に目をつけて、上手な文章の書き方を教えて欲しいと願い出る。
新はそれを快諾するが、同時に、それは新に対しての好意の裏返しなのではないかと紗樹本人が気付いてしまう。
さて、故くも新しい恋愛談を綴るとしようか。
*「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
*この作品は「LINEノベル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 04:36:36
43284文字
会話率:16%
年間2万人ほどが自殺者として処理されますが、自殺した彼らは今何をしているかというと…生前以上のブラック生活を送っております。
「1人の自殺を止めさせることができれば輪廻転生の輪へ入ることが許される、って言うけど見えない触れられない話せな
いって無理ゲーじゃん?!
そのくせ助けられなくて次の自殺者出したら自我を失くした悪霊になって元同僚にぶっ殺されるってペナルティーがデカすぎる!」
自殺者達は自ら命を断つという罪の為、輪廻転生の輪へ入ることを許されません。
輪廻転生の輪へ入る為の条件は、自分以降の誰かを自殺から回避させること。
しかし、霊感でも無い限り見えないさわれない話せないという条件付き、その上失敗すれば悪霊となって自我を奪われ暴走するというペナルティー。なお、誰も助けなくても49日が経過すると悪霊化するというひどいシステムだ。
自殺者達の霊を、『亡殺者(ぼうさつしゃ)』という。亡殺者達は「自分の死因となったもの」を武器として戦う。例としては、包丁・カッターなどの刃物から、落下死の衝撃、電車の車両、睡眠薬、ロープなどなど多種多様。
この世に自殺という死因が生まれてからというもの、数十人を除いてその殆どが条件を満たすことができずに49日をむかえ、悪霊化している。
そしてその悪霊は所構わず暴れ回っては元同僚である亡殺者を喰って力を増していく為、それを退治するために自分の死因の武器を使っている。
端的に言えば、自殺者達が自分の死因を能力として戦う異能バトルアクションである。
まぁ、霊には睡眠も食事も必要ないため自分の49日をむかえるまでフル稼働で悪霊と戦うか、コンタクトを取る術のない自殺願望者を止めようと奔走することになる。
正直、凄まじいレベルでブラックなのである。
そこのあなた?
「自殺後の世界はブラックですがそれでも死にます?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 21:26:30
981文字
会話率:10%
惑星ガルダでは人類軍と発達し過ぎた科学により人工知能を搭載したロボット軍との戦争が起きてしまう。ロボット軍の前に人類側が劣勢であった。科学者達は尚も科学兵器で対抗しようとしていたのだが、それさえもロボット軍に乗っ取られてしまう。
追い
詰められた人間側は親が亡くなった孤児達を人体実験に使い、人体強化や自己治癒能力アップで対抗しようとするが劣勢は変わらなかった。・・・・その後、純粋な物理力では敵わないと判断した人類軍は人間の脳の開発に力を注ぐ。
・・・暫く経ちロボット軍により追い詰められ人類が減っていく中、ついにエスパー(超能力者)軍を編成させる事が出来たのであった。
エスパー軍はESP能力によって最低能力のD級からランクがA級まで上がり、その後はS級、ダブルS級、トリプルS級と上がっていく。
人類唯一のファイブS級であった16歳のカインを筆頭に、エスパー軍は愛する者達や人類を守る為に次々とロボット軍を撃破していくが、ロボット軍の生産能力は人類軍の予想を上回り、大量のロボット軍の前に人類はどんどん減少していった・・・最後に残ったのはカインと、B級ESP能力を持ちカインの小さい頃からの親友である若き天才科学者グラント、その妹であるC級ESP能力を持つリアナのみとなってしまう。
カインは二人を守ろうと凄まじい超能力を行使するが、その反動で自らも異なる世界へ飛ばされてしまう!そこでカインを待っていたのは、今までの世界とは全く違う世界である冒険者達が魔法や剣を使い、魔物を倒すファンタジーな世界であった。
カインは、その世界でどう生きるのだろうか・・。グラントとリアナの行方は・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 23:41:24
57311文字
会話率:56%
食って!飲んで!寝る!働く?絶対嫌!そんな絵にかいたようなダメ人間。しかしその戦闘能力は世界最強を謳われているが完全に宝の持ち腐れ。粗暴で怠惰で傲慢な女、ニーナシュレイン。そのダメ人間を持ち前の凄まじい家事力でサポートするイールベルトン。そ
んな凸凹コンビがあれやこれやと日々の金欠と戦い、己の欲望と戦い、ドラゴンとも戦う。誰かが勝手につけた最強なんて肩書のせいでトラブルに巻き込まれそしてまた、堕落する。そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 21:43:15
33030文字
会話率:38%