その人間離れした身体能力から忌み嫌われ、疎外され続けてきた希少人種アノマリア。その一人である少女アレッタは、ある日没落した貴族の娘フランチェスカに知人の青年スカルラット共々雇われる。「女王、イザベルを殺せ」復讐に囚われたフランチェスカの命令
により、王家へと出向くアレッタとスカルロットだったが――。//女王暗殺を目論む青年少女と王家の人々の話。中編予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-12 01:32:39
2837文字
会話率:36%
ぼくのとてもきらいな、ネズミのはなし。童話チック文芸小説です。
最終更新:2013-02-06 21:06:42
3085文字
会話率:19%
若い兵ヴェンヒェルは、森で男装の麗人グートルーンに深傷のところを治療される。片腕が狼のグートルーンは、狼を使役する美しい魔女であった……その地の領主は彼女を人狼姫と呼んで殺そうとしていた。ヴェンヒェルは狼の血族をめぐる陰謀と闘争に巻き込まれ
ていく。
シャルルマーニュが「西ヨーロッパ」とのちに呼ばれる地域を統合しつつあった九世紀ごろ。古ゲルマンの狼さまよう黒い森を舞台とした、ヒストリカルロマンスファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-19 18:39:18
24503文字
会話率:32%
己の身柄と引き換えに、祖国を救った男装の騎士、アッシュ。
相手は、大国の若き貴族、アルフレッド。
知性と美貌を兼ね備えた彼は、アッシュより5歳年下でありながら、天才の名をほしいままにしていた。
祖国への想いに苦しみながらも、いつしかアルフレ
ッドに惹かれていくアッシュ。
憎しみと愛おしさの間で揺れる二人は、果たして幸せになれるのか-。
某ロマンス誌応募作品(原作部門)。目指せ「ハーレクイン」です。
全編改稿……にしたかったのですが、手を入れ始めると大変な事になりそうなので少々手を入れた程度でいく予定です。
自分でも驚くほど、他作品とカラーが違います。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-28 15:28:05
32692文字
会話率:35%
カルロッタは16歳の春、隣国へと嫁いだ。ありきたりな政略結婚であったが、不満はなかった。夫との間に恋愛感情は生まれなかったが、互いの意思を尊重しあう仲だった。しかし一年後、カルロッタの元に一通の手紙が届く。その手紙を皮切りに、彼女の決められ
たレールの上の人生が変わってしまう。
※ハッピーエンドになりませんのでご注意ください。
見切り発車です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-05 11:43:41
19220文字
会話率:20%
神様を心から信じ続けているイリシア・ルゥ・イース。隣りで神様を否定するイリシアの幼馴染アエラ・バル・カルロ。イリシアが唱える神様論は誰にも信じてもらえたことはなかった。
だが、イリシアとアエラは帰り道、大量の流れ星に遭遇する。
流れ星。それ
は二人にどんな影響を与えるのか。
これは神様を信じる少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-30 09:29:00
5942文字
会話率:26%
※11月14日、筆名を変更しました。
※十九世紀を舞台にした架空の人物の話、です。
※10月14日、タイトルを変えました。
十九世紀のイギリス、女性が社会的に自立する事が非常に困難な時代に、ちょっと風変わりなやり方で自分なりに変革の道を探
るマーガレット。破綻した実家を立て直した貴族の息子ロバートは、マーガレットに大いに興味を持つのでしたが……
※実在の人物の逸話なども取り入れてはいますが、無論完全なフィクションです。不勉強、理解不足などなど有るかと思いますが、感想などで御指摘いただければ助かります。
気分は「目指せ、ヴィクトリアンなヒストリカルロマン!」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-19 03:29:30
193789文字
会話率:68%
プリンセス・ドゥ・モナコ(モンテカルロ編)のヒロインの少女時代のお話です。太平洋戦争終結の一年後、ヒロインが生まれてすぐに財閥の跡取りの父親が亡くなったために、たった一人の財閥の跡取り娘として何不自由なく育てられるヒロイン。でも、オーストリ
ア・ハンガリー帝国の伯爵家出身のおばあさまに、似てしまったためにアイノコとさげすまれたりと、幸せいっぱいとは言えない生活でした。でも、ある日、庭師の息子の少年が現れて………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 10:00:00
18200文字
会話率:14%
1970年代のモナコが舞台。
結婚はしてるけど、一人で暮らしてる私に、家族でバカンスに来ていた少年がファンサイユ(婚約)を申し込む。五年後、彼は現れて………。遠距離恋愛することに。離婚も成立しないまま、彼の子供を身ごもってしまった。日本に
は双子の息子もいるし。出産までに、パリの音楽院も卒業したくって、ただいま、奮闘中。卒業したら、モスクワで行われるスクリャービンコンクールを目指してるから、すっごく…大変。ヌヌ(子守)がいないと、やってられない………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 22:10:08
75833文字
会話率:27%