この作品のタイトルを見て、「なんだ西洋ファンタジー系か」とか「異世界系は時代遅れだろ」だとか、「異世界ものはもう飽きた」などと思った方はいないだろうか。
この作品は、ファンタジー系大好き!という方にはもちろん、西洋ファンタジー系はもう飽き
たよ、という方にもオススメしたい。なぜなら、この作品は、主人公が様々な異世界を旅する冒険譚だからだ。
異世界。あまりにも多様性に溢れた言葉であろう。
一般的には、異世界ファンタジーというと、西洋ファンタジーが用いられる事が多い。
しかし、SFや近未来だって立派なファンタジーだし、それらが描かれる世界も、異世界と言えよう。
もっと言うなら、この我々が存在する世界でなければ異世界なのだ。
呪術◯戦も、鬼◯の刃も、言ってしまえば異世界なのだ。だって僕らの住む世界には、呪術や鬼は(たぶん)存在しないのだから。
なら、異世界にも我々が住む世界と似通った世界があってもよいではないか。
私はそう思う。
と、まぁそんな様々な側面を持つ異世界という異世界を主人公が旅をする、というのが、本作の醍醐味である。
もちろん、異世界と本作の主人公の住む世界を行き来するわけで、きちんと主人公の住む世界の方でも、ストーリーを展開していく予定である。むしろ、終盤はそっちに焦点をあてると思う。
なので、この作品の土台となるのはあくまで西洋ファンタジーである、という点においては勘弁被りたい。そこだけは、許して欲しい。
さて、最後にあえてもう一度だけ言わせてもらおう。
この作品は、「主人公が様々な異世界を旅する冒険譚」である。
カクヨムでも連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 10:04:03
25959文字
会話率:53%
魔王の出現により生存を脅かされる人類がいる異世界。
結界により僅かな生存圏を得た人類はそこに国家を築き一応の繫栄を享受していた。
そんな世界で敢えて結界の外で生きていくことを選んだ者達が興した国があった。
その名を傭兵の国。
彼らは己の力と
才覚のみを信じ結界なき過酷な世界で生きていく。
これはそんな彼らの生き様を描いた群像劇である。
テンプレ異世界ものからの脱却を目指した異世界ファンタジー作品です。
テンプレ異世界ものに飽きた方、一読してみたください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:00:00
248647文字
会話率:43%
高校生の近藤久志は、付き合って1年の彼女・長浜恵子に悩まされていた。恵子は黄色の全身タイツにピンクのミニスカート、赤いマントを翻し、「K」の文字を胸に掲げる奇抜な格好で「私はヒーローだ!」と豪語する少女。顔もスタイルも抜群だが、その風変わり
な姿のせいで、久志は周囲から白い目で見られ、友達や母親からも距離を置かれ始めていた。
ある日、意を決した久志は繁華街の喫茶店で恵子を呼び出し、「その格好をやめて欲しい」と告げる。すると恵子は「私のことが飽きたのね!」と涙を見せたかと思えば、一転して高飛車に「ヒーローの誇りを捨てられるわけない!」と反発。彼女の勢いに押されつつも、久志は苦し紛れに「普通の服を上に着て、ピンチの時に脱いで駆けつけたらどう?」と提案する。意外にもそのアイデアに目を輝かせた恵子は、「かっこいいじゃない!」と着替えに出かけてしまう。
彼女のルンルンとした後ろ姿を見ながら、久志は思う。果たしてこれで平穏が訪れるのか、それとも新たな奇抜さが待っているのか――いずれにせよ、彼女との日々は波乱万丈のままだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:11:55
35796文字
会話率:37%
「侵略者《インベーダー》」。それは、宇宙において他の文明に武力を行使する者達。
侵略者の組織「オルドナギア」に属する堕神は、最強であるが故に退屈を持て余していた。
そんな堕神に与えられた次の侵略目的地は「地球」。普通の侵略に飽きていた堕
神は、一つの遊びを思いつく。
――「そうだ。現地人に侵略させよう」。
かくして堕神に選ばれ、侵略の代行者となったちょっとオタクで平凡な高校生、「小山内拓斗(おさないたくと)」による地球侵略が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 07:00:00
22495文字
会話率:42%
「ああ……飽きたな」
メーカーの研究職として、十年。
篠田嗣春(しのだ・つぐはる)は、誰よりも優秀だった。
けれど、与えられた課題を淡々とこなすだけの日々に、いつしか目的を見失っていた。
深夜の研究室。
失意のまま、瞼を閉じる。
意識が遠のくその瞬間、不意に身体が浮き上がるような感覚に包まれる。
次の瞬間、轟音と衝撃。
目を開けると、そこは――
剣と魔法が飛び交う、魔王と勇者の“最終決戦の真っ只中”。
何の説明もなく、何の力も与えられず、
ただの使いすての「壁用」として、魔王の召喚によって戦場に投げ込まれていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 03:45:37
13459文字
会話率:6%
遺産、父親、婚約者の王子……妹にすべてを奪われた伯爵令嬢アトラ。妹は奪うだけでは飽き足らず、いらないものを押し付け、果てには危険な魔獣の世話さえ丸投げする。
死にかけながらもなんとか魔獣の世話をして心を通わせていくアトラを、魔獣の生息地とし
て名高い地域の公爵が見初め……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 00:00:00
145523文字
会話率:41%
長い銀髪を風に揺らしながら、ただ1人で整備されていない道を歩く少女がいた。
彼女は今日もクレア=モルダナティスと名乗り、旅を続ける。
その旅で自分の死が待ち受けていると知っていながら、クレアは今日も旅を続ける。
これは風のようにさまようクレ
アと旅で出会う人々のお話。
頑張って書こうと思います。
飽き性なので、完結まで書けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-12 21:30:32
108102文字
会話率:22%
普通の男子高校生、 は、平和な日常を送っていた。朝起きて、ご飯を食べて学校に行き、部活をして帰宅。一般的な普通の男子高校生の生活を過ごしていた。頭も普通、運動も普通。数学は少し苦手だが。
そんな変化のない日常に、少し飽きてきていた。そんなあ
る日、彼は突然の事故に見舞われる。
そして、気が付くとそこには赤色の目をした男と白髪のケモミミ女が立っていた⁉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:21:04
83383文字
会話率:60%
行き場を無くした怪異が集う神秘の街・ルヴィリア。
煌びやかな領主屋敷の厨房にて、貧乏錬金術師・アルフレッドはなぜかカカオをすりつぶしていた。立て続いた不幸の結果、吸血鬼・シンに隷属契約を結ばされ、「究極のチョコレートを作れ」と命じられた
故だ。
幸福な生の実感が唯一の弱点である奴は、長い生に飽きており、死ぬほど甘美なエクスタシーをご所望なのだ。嫌々始めたチョコレート作りだが……ナッツ、ラム酒にオレンジピール、何にでも合うその無限の可能性を知りのめり込む。
究極の一粒を生み出すのが先か、下僕になるのが先か……チョコレートに魅了された男二人の攻防の行方やいかに?
「殺意に満ちた顔もそそるね?」「さっさとくたばれ、クソ吸血鬼!」
甘くとろける探求よ永遠に──絶対主従ゴシック・スイーツ・ファンタジー!
錬金術師アルフレッドは旧友に愛想をつかされ、工房から追いだされた。
夜の町をさまよった果てに美しい貴族と出会い、チョコレートドリンクを奢ってもらう。
アルフレッドは金払いのいいその青年に目をつけ、近づこうとするが……。
貴族の正体はなんと最強の吸血鬼、シン。アルフレッドは血を吸われ、屋敷に囚われてしまう。
家畜同然の身分から解放される条件は、ただひとつ。
「――私のために、最高のチョコレートを作っておくれ」
アルフレッドは錬金術師としての尊厳と矜持を賭け、チョコレート作りをはじめるのだった。
【キャラ紹介】
アルフレッド
王立アカデミーに通う留学生。天才錬金術師。金髪眼鏡。自信過剰で女好き。しかし根は真面目で人一倍好奇心や探究心が強く、やると決めたことはとことん突き詰める職人肌の男。軍人の家系に生まれ幼い頃から鍛えられてきたため、射撃の腕は一流、
シン
最強の吸血鬼。神秘の町ルヴィリアの支配者。黒髪黒目、正体を明かすと目が赤く光る。
チョコレート好き。優男に見えるが腹黒、というより邪悪。人間のことは犬や猫のように可愛いと感じていて、とくにアルフレッドに対しては苦しめたいほど好き。歪んだ愛情の持ち主。
彼の目的はチョコレートという『快楽』の探究。
参考文献
『チョコレートの手引』蕪木祐介/雷鳥社
『チョコレートの歴史』ソフィー・D・コウ/マイケル・D・コウ/樋口幸子訳/河出文庫
『図解錬金術』草野巧/新紀元社
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:10:00
99918文字
会話率:31%
同居人は高校時代から変わらない幼児性を持つ。
感性が子供に準じており、大人が求めるマナーとは別とところにある。
が、それだけで片付かない事も相応にある。
胃がもたれたわ。歳かな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
生クリームがいっぱい食べられない歳です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 13:36:59
1297文字
会話率:39%
何でもそうであるが、忍耐力は相応に必要である。
趣味や娯楽なら三日三晩で諦めても構わないが、勉強や仕事だとそうも言ってられない。
最後まで自分に賭けられた奴が周りを潰せるんだよ。
それを知らないんだよね。皆。
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
勝ち抜きたいなら、誰よりも自分に期待しなきゃ駄目なんですよ。
辞めちゃう人って、多分途中で自分に期待するのを辞めてしまう。投資を辞めてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 08:45:05
896文字
会話率:25%
何か物事を始めるに当たって、『目的』を考えなくてはならない。まぁ大きく分けて二つ。
『趣味』か『仕事』か。
『仕事』になった場合、金を払った人に相応なものを出さなければならない。
だから趣味で良い。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私は趣味で書いてます。
誰からもお金を貰ってません。
だから好きなだけ書いて、飽きたら辞めてをこれからもきっと繰り返します。
その事に誰の指図も文句も受けません。
これが『好きなものを好きなだけ』という意味。
だって趣味だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:05:47
971文字
会話率:23%
平等で不条理な神様のイタズラに飽きた僕は、もう二度と卓球はやらない。はずだった。
最終更新:2025-04-12 12:54:18
12749文字
会話率:36%
やぁ、みんな!僕の名前はカッシーナ。オナラ・ス・カッシーナさ!
ぼくは気づいたらこの日本にいて、自分がだれかもわからなかった。でも、ここでの生活は色々楽しいし、あんまり困らなかったね。それと、二年前から冒険に出ている。そろそろ旅にも飽き
てきたかな・・?
※うんち・おなら系の下ネタが連発されます。気を付けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:21:22
24528文字
会話率:43%
現代文学に多大な影響を与えたチェコのユダヤ系ドイツ作家のフランツ・カフカ(1883~1924年)。私自身はカフカのよい読み手ではないですが、ひょんなことから学生時代以来、カフカの原文に触れる機会があり、浅学をかえりみず、好きなカフカ作品の感
想めいたものや、カフカを巡るあれやこれやについて、回数を決めず、不定期連載で、飽きるか、ネタが尽きるまで、ダラダラと書いていこうと思います。徒手空拳、行き当たりばったりですが、カフカならきっと許してくれるでしょう。
※noteと重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 19:46:35
10610文字
会話率:0%
現代世界で生きるのは窮屈だった。
ネットやTVで時折見かけた創作物のチート能力の妄想をして、衝動を脳内で済まし、誤魔化して生きてきた。そんな特殊な性格と癖のある俺を選ぶなんてイカれた『神』もいるんだな?喜んで受け入れてやるさ、なんせ、俺の欲
求は異世界でしか満たせないだろうからな。
あぁそうだな……万が一この生き方に飽きて、万が一気が向いたら、お前の言う『同志』のよしみで、お望み通りにしてやってもいいぜ?なぁ『神』様さん?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 14:02:16
24607文字
会話率:62%
愛という名の哀に阨された藹じゃない目
生きる理由は人それぞれ。
愛したい。
恋人が欲しい。
共に過ごしたい。
生きたくない理由も人それぞれ。
愛されない。
いじめられている。
自分に価値が無い。
そんな少年少女が魅せる、ぐちゃぐちゃでいち
ゃいちゃな物語。
多分作品の説明出来てないから雑な説明もするね。
「焦れったい恋に飽き飽きなあなたへ」
始まりは可愛らしい美少年! 顬に拳銃を一発で異世界へGO! 無知な少年に待ち受ける世界とは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 12:30:00
440794文字
会話率:61%
NPBの2023年ペナントレースにおける某野球チームの勝敗をネタに、日頃の運動不足を解消したいと思い自主的に応援企画を立ち上げました。
要は、贔屓チームが勝ったら自分に筋トレノルマを課します。
(元々は勝利日のみ飲酒を許可するルール、
と考えてましたが……それじゃストレスに耐えられなくて死んじゃうよォ!!)
作者が生来の怠け者で移り気で飽き性のため、三日坊主にならないように……また、どんなに不調なときでも何かしら文章を書くという習慣付けと執筆体力・速度の強化も兼ねて……シーズンを通して投稿し、記録を残していこうと思います。
……どのチームを対象というか、応援してるかって? 試合結果や各所の記述からバレバレかと思われますが、一応伏せ……お察しください。
※選手、監督コーチ等名について、たびたび敬称を略した表記になっておりますが、作者の執筆速度向上訓練という目的もあるため割愛しております。何卒ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 00:31:59
30050文字
会話率:1%
ハラスメント、したりされちゃったりする仕事場を何とか抜け出して家に帰りついた俺。帰ってきたのはいいけれど・・・。ずっと閉じ込められて開く異世界へのドア。ずっと見せられてたのは、俺がいなくても回るという世界の現実。あーここに居るのがいけない
のね。座り込むのも飽きたし、分かった。俺、出ていくよ。その異世界って、また俺の代わりはいくらでもいる世界かな? 転生先の世界でもケガで職を追われ、じいちゃんの店に転がり込む俺・・・だけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 22:51:08
59167文字
会話率:44%
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 21:00:00
238101文字
会話率:32%
────刻め。何度でも「好き」を、飽きるほど君に。
高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。
しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶がリセットされるという。それも
、人との関係性だけを忘れてしまうそうなのだ。
諦められない陽菜は、それなら忘れられないくらい心に刻む告白をしてやる! と決意。
毎週あの手この手で告白を試みては一喜一憂し、月曜日を迎えては落ち込むことを繰り返す。
「折れるな。折れるな。折れるな」
彼女は諦めない。いつか彼の記憶に残ることを信じて、毎週彼の恋人になるのだ。
だが現実は無慈悲で……
月曜の朝、彼女はいつも鏡の前で自分を鼓舞する。折れるな、と。
「大丈夫、今週もちゃんと私はかわいい!」
いつも笑顔で明るい陽菜は、片思いの相手である悠太のことを知り、悩み、それでも諦めない。
たとえ終わりが見えなくとも。
たとえ卒業の日が近付いていても。
諦めなかったその先に、どんな未来が待っているのか。
思いは、もしかしたら伝わっているのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 18:03:46
124778文字
会話率:34%
――異世界召喚が仮に死ぬまでがテンプレだったとして、悪役令嬢転生までセットだったっけ?
両親に甘やかされて高慢ちきな我儘お嬢様に成長し、最期はこれまでの目に余る横暴から国外追放にされるか、主人公が正式に聖女に認定された際に暗殺者を差し
向けた聖女暗殺未遂の罪で処刑されるか、主人公をナイフで殺しに掛かり、第三王子ヘンリーに剣で刺し殺されるかの三択いずれかのバッドエンドを迎えることが決まっている公爵令嬢ローザ=ラピスラズリは乙女ゲーム『スターチス・レコード』の悪役令嬢。
そんな彼女に転生した百合好きの少年、圓(まどか)は今度こそ平和で平穏な、好きなだけ百合を愛でられる人生を送りたいと願うのだが……。
乙女ゲームのボツ設定が復活してラピスラズリ公爵家が国王陛下のための毒剣一族だったり、関わりたくない王族の現国王陛下が向こうからやって来たり、関わりたくない攻略対象の家族や本人とやたら関わったりと、もう滅茶苦茶。
これは破滅フラグ回避という悪役令嬢の本業を全くできないまま、二歳で商会経営、三歳で外政参加、他種族差別撤廃に向けた活動、五歳で隣国の中枢の不祥事解決、隣国の領主就任、と様々な事業を前世のぶっ壊れスペックで解決していく、本当は百合を愛でて暮らしたいだけの悪役令嬢(?)の物語。
※乙女ゲーム関連のストーリーが進行するのは二章以降です。攻略対象の一人が正式登場するのは三章時点、それ以降も攻略対象本人よりも関係者の登場回数の方が多いです。
※百合好き、普通の悪役令嬢ものに飽きてきたという人、バトル好きにおすすめです。
※メインヒロインは前世の関係者の中にいます。主人公は一途にその人のことを想っているため男女問わず第一位は揺るぎません。相思相愛相ヤンデレです。
※本作は同時代のテクストを利用したインターテクスト小説となります。大体のキャラや展開に元ネタが存在しますので、下敷きのテクストの差異をご堪能ください。
※このテクストはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、ここに書かれている思想全てを作者のものと考えるべきではないことをここに記しておきます。
※閲覧注意! Act.1終盤、Act.4-33,44、Act.6-30〜32、など。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 09:38:37
7007262文字
会話率:38%
「そこになかったらないですね。」
この言葉に聞きなじみはないだろうか。
人によっては聞き飽きたという方もいるかもしれないだろう。
今回はそんな言葉がありふれているあの場所にただ買い物に行くだけのお話しです。
最終更新:2025-04-10 08:00:00
3732文字
会話率:30%