とある街の大通り。そこに佇む少女は、記憶を失っていた。
自分が何者なのかすらも解らない少女の耳に届いたのは、ひったくりを捕まえてくれ、という声。少女は躊躇いも無くそのひったくりを捕らえ、そして一瞬……殺したい、と考えていた。
ひったくりを
捕らえ、荷物を被害者に返した少女は、大慌てで大通りを離れ、一人、街の住宅街の公園にいた。そこで、僅かながらに記憶を取り戻す少女。
自分は、『殺し屋』だ。
その事を思い出した少女の前に現れたのは、共に殺し屋として活動していたかつての仲間達。
何故、仲間達に襲われるのか。
何故、自分は記憶を失ったのか。
過去を取り戻す為、少女は仲間達と戦いながら、一人孤独に前へ進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 22:33:47
5619文字
会話率:10%
ある日、少女・桜は交差点ですれ違った青年・聡介に一目惚れをしてしまう。
見知らぬ男性に声をかける事について躊躇いのある桜は、同級生にして『ナンパのプロ』を自称する関谷の助けを借りて聡介に接触しようと試みた。
しかし、なんと聡介は警視庁公安
部の人間であり、不自然に近づこうとする二人に対して犯罪組織の擁する『探り屋』ではないかと嫌疑を掛けられてしまう。
取調室でなんとか自分の無罪を晴らそうとする桜たちだったが、突如そこに現れた謎の人物によって疑いを晴らせぬまま連れ去られる事に。
恐ろしいことに謎の人物までもがなぜか桜たちを『治安組織と敵対する者』だと認識しており、勝手に助け出された事で指名手配になるであろう未来を予見した桜は怒りのままに謎の人物を殴りつけた。
その拍子にフードに隠されていた素顔が露わになるが、そこにあったのは桜と全く同じ顔であった……。
「私は二十三回目の桜だ」という彼女の言葉の意味とは――折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-18 00:17:04
8235文字
会話率:40%
「馬場!命令や!帰って来い!男やったら、女の躊躇い傷増やすな、アホー!!」
総子は、泣きながら叫んだ。
その30分前。オスプレイが、静かにEITO大阪支部から飛び立った。
最終更新:2024-03-15 10:05:20
5328文字
会話率:18%
機械文明が発達した世界【デウス・ウェポン】傭兵稼業を営むスヴェンは、世界統一を果たさんと進撃する覇王討伐を連盟から依頼され立ち向かうのだが……。
雨降る秋。数多の屍を築いた死闘の末、あと一歩の所で覇王エルデを追い詰めたスヴェンだったが、
一瞬の葛藤と躊躇いが運命を引き寄せる。
スヴェンと覇王エルデの間に眩い閃光が突如と発生し、光に呑まれたスヴェンは【デウス・ウェポン】から忽然と姿を消した。
閃光に呑まれたスヴェンが目覚めるとそこは見ず知らずの場所、戸惑いと困惑を浮かべるスヴェンに儚さと美しさを同居させた麗しい姫が声をかける。
ここは魔法文明が発達した世界【テルカ・アトラス】だとスヴェンを召喚した張本人のレーナ姫が語った。
そしてレーナ姫はスヴェンにとある依頼を出すのだった、それは誰しもが驚く意外な依頼で……。
こうして異世界召喚されたスヴェンは一度請負った依頼を果たす為に帰還を望み、帰還を条件にレーナ姫の依頼を請けることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 19:08:22
1109536文字
会話率:36%
帰国子女である女子高生、矢須乃シエルは、友人と共にショッピングモール内の映画館でゾンビ映画を見ていたが…その上映途中で寝落ちしてしまう…
そして、目が覚めると…シアター内にはシエルしかおらず、友人が座っていた隣の座席には、拳銃と弾倉が数個
置かれていた。
有り得ない状況に対してシエルは、夢を見ている事を自覚しているタイプの夢なんだなっと思っている所に、ゾンビに変貌した友人が現れ…何の躊躇いも無く、その友人を撃った所から物語が始まる。
※3話完結の短い話ですが、よろしくお願いいたします。
※この作品はアルファポリスでも掲載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 08:38:46
7340文字
会話率:43%
恋愛と日常をテーマとしたショートストーリー。
あなたの声を聞きたいなんて言ったら。
僕は電話で誰かの時間を占有してしまうことに、躊躇いと戸惑いを感じてしまう…
最終更新:2024-01-26 03:58:51
967文字
会話率:0%
眼の前で助けてくれと叫ぶ瓦礫の下敷きになった男は5年後に終末が訪れますと事あるごとに語っていた。
今この瞬間が終末じゃなければ何時なんだよと思った。
今まで体感したことのないあまりにも強い地震。今なぜ生きているのか理解できない大きな揺れ
。さっきまで原型を守っていた建物はバラバラになり、爆発音に木造の建物に炎。
自分の不幸の元凶はコイツなんだ。本能だった。瓦礫を手に取り躊躇いなく後頭部に振り下ろした。
小さな声がした気がするが、側にいた少女の手を握ってこの場を逃げ出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 21:57:31
1164文字
会話率:0%
10年間どんな相手と付き合っても頭の片隅にいつもいた彼に告白をした月花《つきか》。
お互い不器用に歩み寄っていいのか躊躇いながら戸惑いながら日々を過ごす。
最終更新:2023-11-28 17:28:05
969文字
会話率:43%
最近、ナルと連絡とってるか。
それは、突然の父からのメッセージだった。
大学進学を機に家を出て、疎遠になっていた双子の妹、ナル。彼女と連絡が取れないから様子を見てきてほしいと父に頼まれ、アキは躊躇いながらも出かけようとする。
そんな彼女のも
とに、連絡の取れないはずの妹から、たった一言のメッセージが届いて──。
掛け違えた双子の運命、そこに巻き込まれた人々の話。
(他サイトにて掲載している小説を加筆、修正したものです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 23:00:00
23134文字
会話率:19%
オタクを拗らせ恋愛初心者だった日本人女性ニナはある日、変わったアプリを発見し異世界に住む令息、ジスランと知り合う。新感覚乙女ゲームと思っていたニナは画面を通してジスランと会話をし仲を深め、ふたりの距離は次第に縮まっていく。
しかしそれから一
年が経った頃、ニナは交通事故で命を落としてしまう。そして目覚めると異世界の伯爵令嬢、リアナに転生していた。
前世の記憶を持ったまま第二の人生を楽しみ二十歳を迎えた頃、両親の都合で急に縁談が決まる。相手は公爵家の嫡男だがかなりの拗らせ難ありで、さらには奇病持ちだという噂まであった。
そんな相手と婚約するなんて、と躊躇いを見せるリアナだったが、相手の名前が〝ジスラン〟だと聞き、懐かしい名前に即OK。別人の可能性があると思いつつ公爵家に向かうと、リアナの前に現れたのは間違いなく、前世で出会ったジスラン本人だった。
同じ世界に転生し、再会できたことに喜ぶリアナだったが、ジスランは冷たい瞳を向けて言い放つ。
「俺は心に決めた人がいる。例えその人と会えなくても……想い続けるって決めてるんだ。だから君を、他の人を、俺は一生好きにならない」
リアナはジスランをそこまで虜にした女性の存在が気になりそれとなく聞いてみる。すると、ジスランが愛しているのは〝異世界人のニナ〟だと言われ衝撃を受けるリアナ。
「ニナはとにかく可愛い子だった。本当に世界一可愛い」
「きゃーっ! 恥ずかしい!」
「……どうして君が照れるんだ?」
これはジスランが過去を乗り越えリアナと新たな恋に落ちていく拗らせ×拗らせのすれ違い溺愛ラブロマンスです。塩対応から徐々に激甘になる様子をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 04:17:14
80330文字
会話率:51%
主人公・近藤修一は失業した。
しかも、その日は彼の40歳の誕生日だった。
肩を落として帰宅すると、家には悪魔メフィストが待っていた。
「人生をやり直す気はないか?」
その問いに主人公は躊躇った。
しかし、躊躇いつつも承諾した。
在りし日の自
分に転生して……。
主人公の挑戦が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 19:27:06
16611文字
会話率:28%
「先輩、なんでそんなに変わっちゃったんですか?!」
『雨の日に傘を差さなければ射殺』という法律が作られた上に、政府から毎日垂れ流される狂った広告。
女刑事の『神楽 優美』は、そんな毎日にウンザリしていた。
けれど、優美がそれ以上に悲しか
った事は、優美が昔から恋い慕う先輩『八神 蓮』の事だ。
温かく優しかった蓮が、今は変わってしまったから。
躊躇いなく違反者を撃ち殺す、冷酷な男に。
もちろん、優美は元の蓮に戻って欲しいと訴えるが、優美の言葉はもう蓮には届かなくなっていた。
そんなある日、優美はある事件に巻き込まれ、その法律の違反者になってしまう!
しかも、蓮の目の前で!
冷酷になったとはいえ優美の事は撃ちたくない蓮だが、執行者として怒りと共に銃口を優美に向ける。
殺される事を覚悟した優美はある行動を取るが、その時、蓮の脳裏に忘れられない情景が浮かび、物語はクライマックスへ……!
──冷たい雨に濡らされても、繋いだ手は温かい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 22:28:09
6927文字
会話率:38%
剣の国の王子キリトは隣国の王女に恋をしていた。一世一代の恋である。
「俺と結婚して欲しい」
彼女と自分の国は友好国である。
キリトの国カミディオンは小国であったが、今や大国と称される程大きくなった。
エルマは魔法大国レグリスの第二王
女。昨年社交界デビューを果たしたのだが、とても綺麗だとあっという間に注目の的になった。
国と国の結びつきをより強くするためにも、そして自分と結婚すれば王太子妃になれるとキリトは熱心に口説いた。
「あなたに苦労はさせない、愛しているんだ」
そんな言葉を受けてエルマは躊躇いつつも、口を開く。
「あなたって本当に馬鹿ね」
可愛らしい顔から飛び出たのは似つかわしくない毒舌だった。
ハピエン、両想い、溺愛系が大好きです。
ご都合主義な物語が多いですが、ご了承くださいm(__)m
R15は念の為です。
カクヨムさん、アルファポリスさんでも投稿しています(^^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 19:14:24
27858文字
会話率:25%
夏木となり(16)はある日、飲食店で同性カップルの喧嘩を目撃した。
「頼まれたら、誰にでもキスするの?」
「そうだよ。」
躊躇いもなく言い放つその人物の冷たさから目が離せず、寧ろ綺麗だと感じてしまった。
それから1ヶ月後の4月。
となりの
通う高校に318人の新入生がやってきた。
「へえ、夏木となり先輩か」
見間違うはずなど無い。あの時の彼女が立っていた。
「なんであなたが。」
「ずっと、話してみたかったんですよね」
「あの時から。」
あの時。それがいつかなんて口に出すのもはばかられる。あのたった、1時間にも満たないような時間。多くいる客の中の1人でしかない私をどう覚えたと言うのだ。
「私と付き合ってください」
同じ微笑と共に、彼女は更に爆弾を投下してゆく。
もう私の脳内は荒地だ。何もない。だからつい言ってしまった。
「あなたは愛を知らない」
それを聞いた彼女は一瞬目の形を変え、
「じゃあ先輩は知っているんですね?」
答えなかった。次に飛び出す言葉を察した。
止めることはしなかった。
「私に愛を教えてください」
この美しい少女に振り回されることはわかっている。それでも断る選択肢は持たなかった。
これは、世界一難しい恋愛相談。否、練愛相談である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 12:00:00
8947文字
会話率:64%
殺し屋をしていた男が人を殺すのに躊躇いを覚えるようになった。
だが、組織はその男のことを手放さなかった。
ある日その男は死ぬ事を選んだのだった。
ビルから飛び降りた。
そこからこの話は始まる。
気付けばテンプレの白い空間。
「お前に罪
を償う機会を与えよう」
「何をすればいい?」
「私の指定する世界に転生してくれるだけでいい。それで償いになる。好きに生きよ」
「それで償いになるのならば」
異世界で二十歳の体で生まれ変わった。
突如悲鳴が聞こえた。
好きに生きれるのか?
この世界?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 23:07:51
217520文字
会話率:36%
介護保険料徴収開始間近のウン歳OL、鳥栖茉莉子。
ゴキゲンな金曜日の帰り道、突然足元が消え失せて落下した先は中世西洋風なスウェリース王国。
千年に一度現れる転移者は、自在に魔法を作り出すことができる。
しかも茉莉子はハタチそこそこに若返っ
ていた!
失われた魔法を人々に伝える伝道師の役目と「マーリン・トリスタン」の名前を与えられ、人と猫の姿を持つ半獣の騎士タマディアスをお供に世界を旅することになる。
お気楽なマーリンが大猫タマに乗って、前の世界の愚痴を消化しながら、いろんな魔法を使って、人と、美しい景色と、美味しい料理と、美味しいお酒に出会っていく自由な旅の物語。
「たまちゃん……このスケコマシー! そうやって何人の女の子を泣かせて来たんだい!」
マーリンはもじゃもじゃとタマディアスの両耳をなでまわす。
「あたしがほんとにハタチなら、何の躊躇いもなく落ちてましたよ、これ!」
「は、はあ……」
(不定期更新です……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 21:34:18
26617文字
会話率:52%
ある日突然、付き合っていた美桜が姿を消してしまった。
原因に全く心当たりの無い私は、僅かな手掛かりを元に美桜を探し始める。
最終更新:2023-03-13 15:22:28
26406文字
会話率:49%
一年間ほど入院していた。
身体が悪かったわけじゃない、少し心に傷を負っていただけで…。
それでも少しずつ外出しながら日常を取り戻していたある日、轢かれそうな女の子がいた。
躊躇いもあった。それでも動かない体を動かし、女の子を押して助けていた
、代わりに轢かれてしまったが…。
目を覚ますと真っ白な空間と目の前には女神と名乗る女性。
そして聞かされたのは女の子を助けたことで異世界が作られた?いやいや何の冗談ですか
選択肢は人生の続きを異世界か?それとも生まれ変わって新たな人生を?
現在不定期投稿中です。
落ち着いたら更新ペースを元の毎日に近い形に戻したく思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 19:30:41
398355文字
会話率:37%
敵国の軍艦をたった1隻で次々と駆逐していくロージア連邦軍最新鋭潜水艦リヴァイアサン。
だが、この世界大戦時代に常勝を誇るリヴァイアサンの若き艦長レオンハルトは重傷を負う仲間の治療と引き換えに敵艦に戦略取引を持ちかける。
それは事実上の降伏
であり、敵国に潜水艦という最強の秘密兵器を漏洩してしまう。
凱旋後、レオンハルトは軍規違反として軍に拘束され軍法会議に――――――
一方で無敗の勇者と呼ばれる天津帝国の皇帝〝紫苑誠〟は帝国最強の戦艦〝正義〟で出撃。
海に潜む謎の戦車の存在を知るも致命的な一撃を船底に受けるが、戦艦の主砲を敵艦に標準する。
潜水するリヴァイアサン唯一の弱点である“酸素”は残りわずか。
残存する魚雷・トライデントの発射を躊躇い苦悩するレオンハルト。
その状況下でリヴァイアサンが深海で回収した『セイレーンの涙』が彼の決断を決定的なものとする。
「敵だって愛する者のために戦っている……」
常勝と無敗の決着は――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 12:17:18
28066文字
会話率:26%
Q:愛と希望の魔法少女が世界を滅ぼそうとしているのですが、何故でしょうか?
A:それはね、その魔法少女は悪堕ちしているからさ!
異世界からの地球に訪れた侵略者、ネクローシス。
彼等は人間を利用して、組織の大願である野望を果たそうとしていた
。
そんな悪の組織の野望を打ち砕いたのは、愛と希望を胸に抱く魔法少女だった。
魔法少女により悪の組織ネクローシスは壊滅的な被害を受け、潜伏することを強いられるのだった。
壊滅的な被害を受けたネクローシスの幹部〝クリスタルナ〟。
人の世を忍ぶ姿では〝言神 理々夢〟と名乗っている彼女はボスから指令を受けた。
組織再興のため、手駒として魔法少女をこちら側に引き入れてなさいと。
悪の組織の一員として、敵である魔法少女を利用することに躊躇いはない。
しかし、魔法少女を誘き寄せようとして出てきたのが組織を壊滅させた最強の魔法少女、〝エルシャイン〟だった!
しかも、エルシャインは自分を倒しに来たのではなく、ネクローシスの一員になりたいと言い出して!?
「魔法少女、止めます。そして悪の組織でキャリアアップして、行く行くは悪の総帥になります!」
「どうしてこうなったんですか!?」
これは我が道を行く魔法少女が悪の力を手に入れ、かつての敵であった悪の組織を振り回しながら突き進んでいく物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 15:19:03
178388文字
会話率:53%