子供の頃に飲んだ缶コーヒーブラック。
その苦味は、思い出の苦味だった。
最終更新:2022-12-03 22:47:59
917文字
会話率:9%
バーテンダーを目指し、大学に通いながら父のもとで修業している小酒 柚希(こざか ゆずき)。同じ授業で出会った女の子と恋に落ちたが、その出来事がきっかけとなり、シンプルで代わり映えしない恋愛ストーリーに数滴のアンゴスチュラ・ビターズ(苦味酒)
が振られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 00:07:51
55028文字
会話率:68%
夜に愛を交わすのは
互いの想いが
闇に紛れて
誰にも知られることのないように
…お互いにも
明ければそうと分かってしまうと
わからないほど子供じゃないけど
わからないほど子供じゃないから
感じる苦味をmilkで誤魔化す
最終更新:2022-09-21 07:00:00
402文字
会話率:0%
息つくときに
つい口にしている
いつからだろう
この苦味に慣れたのは
キーワード:
最終更新:2022-09-14 09:28:05
323文字
会話率:0%
青春は唐突に起きるもの。
最終更新:2022-08-03 19:08:43
280文字
会話率:20%
――ある時、偽りだった平和は終わりを告げた。
厄災の贈物が狂わせた歯車は、哀しい運命を紡ぎ始める。
神話から魔の軍勢を呼び起こした運命は告げる。"諦めろ、これが変える事のできない世界の顛末だ"
神話が生んだ英雄を救世主
へと至らせる為に宿命は告げる。"思い出せ、魂に刻まれた記憶の奥底を"
それぞれの人生、それぞれの物語、されど世界という一つの物語において主人公は只一人。
愛を貫く為に少女達は刀を握り、男への誓いの為に少女達は運命を破壊する。
終焉の時を刻む歯車に破滅の音色を奏でる中、世界は誰を復讐者と定め、誰を後継者へと至らせるのか。
――これはすでに終わったはずの物語。
故にこれは意志と想いがぶつかり合う、涙と悲嘆の逆襲劇。
欺瞞と狂信が歌う嘆きの詩が響き渡る時、狼火が灯り叛逆の旗は翻る。
『儚桜が散逝けど、見えぬ心は今此処に』
物語の最後を綴れる者はただ一人。
悪徳に偽装した美徳を被り、欺瞞に満ちた不義を振るう。
「今度こそ、キミを救ってみせる」 物語の終始――それは救世か、深淵か。
※本編「これは君のパラミシア」のネタバレを含みますので、本作各話の投稿日までの本編をご一読されていない方はご注意ください※
【旧題:ReGOD~新月の夢見草~】(MAGNET!様でも細々と連載中)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 10:30:10
569805文字
会話率:34%
小さな頃から、夢に見ていたあの光景。
海を見たのは高校の頃。海水浴場だった。
何故だろう。それなのに、脳裏に焼き付くあの光景は、港のような雰囲気だった。まだ海も見たことなかったのに。ましてや港町なんて、今も行ったことがないのに。
大学に入って。バイクを買って・・・・・・気がづいたのは二年の夏。
吉野の駅前へ続く国道。初めて行った私。けれど、広がっていたのは小さな頃から見ていた原風景だった。
それから何度も行った。自分でハンドルを握って。ひとりでも、友達とも。やがて原風景だったあの景色は、甘酸っぱい思い出と、苦味とが混ざり、今も私の心に残ってる。
あれから十年。これは、不思議な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 00:37:58
2526文字
会話率:26%
私は、苦い食べ物が美味しいと思えるくらい大人になった。
コーヒー、ビターなチョコレート、秋刀魚にビール。
そんな苦味を甘味と感じるようになった先に行き着く結論に、私は誇りを持ちたいの。
最終更新:2021-10-22 17:21:34
1689文字
会話率:2%
ごく普通の高校生、冬馬が出会ったのは学校一の美女、智香の普段と違う顔。
恋愛に発展することなく、自分の想いや考え、今までの歩みをひた隠しにしてきた2人が肉体的な関係を持って徐々にお互いを無意識で求めあっていく。
変わらず学校では表の顔を持
つが2人の時間になると素の自分でいられる心地よさ。
その中での葛藤や嫌悪、大人になるのが早過ぎた高校生の変化を描くヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 23:01:27
2301文字
会話率:36%
生まれた時から精神的虐待を受けてきた子どもがいた。
彼は全てを諦めて、全ての前向きさを無くしていた。
ただ、それでもまだ、全ての気力と意地と感情を無くしたわけではなかった。
彼は不運だ。
基本的に味方はいない。
誰も正しいことを教えてくれな
い。
基本的に親も出来事も理不尽だ。
この話でそれが覆ったわけではない。
この話で、何か前向きな結論が出たわけでもない。
それでも。
彼が大人になるために、この出来事は必須だったのだろうと思う。
苦くて苦くて涙する日。彼はほんの少しだけ大人になった。
はっきりとした結論が出る話ではありません。
爽快感もありません。
それでも、読まれた方に何かが残れば幸いです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 23:18:33
15049文字
会話率:14%
春眠亭(しゅんみんてい)。
微妙な田舎の微妙な立地にある居酒屋の、
オープン前時間を利用したご飯屋さんである。
メニューは“店主の気まぐれご飯”のみ。
会社員生活10年を超えて一念発起した、
“私”こと田中美久子(タナカミクコ)が美味
しいご飯を振舞う話。
多少の不思議や、多少の苦味も添えてね。
********
ブックマークありがとうございます。
ゆっくりした展開ですが、まったり読んでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 18:31:58
105816文字
会話率:37%
離婚を決めた夫婦の夕食。食卓に並べられた今日の妻の手料理はハンバーグ。今までいつも食べてきたハンバーグのはずだったのに、口の中に突然苦味が広がり、声を荒げてしまった。
しかし、それには妻にも言い分があり、、、。
※こちらの作品はnote
というサイトにも以前投稿しました作品でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 18:54:51
2344文字
会話率:11%
コーヒーの苦味ついてのお話し
最終更新:2021-03-02 20:03:29
311文字
会話率:0%
読書家の俺はいつも通りテラス席の一番端に座った。そしていつもの様に喫茶店の店員がやってくる。本を読みながらコーヒーを飲み、苦味と甘味と酸味が入り交じる。その笑顔と声と全部に見惚れた。四季と味と恋を鮮やかに描いた物語。
最終更新:2020-11-17 18:46:35
5056文字
会話率:37%
彼女は薬のように苦味を残しながら、僕を侵食していく……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あらすじ
主人公の黒崎真白(くろさきましろ)は、精神的な事を理由に仕事を辞め病院に通院していた。
全てを諦
め、自分の全てを否定し生きていた。
また、幼少期の頃から性的嗜好や性自認があやふやだった。
女性なのに女性が好きだという気持ち…
それが黒崎を苦しめる一つの悩みの種であった。
突然現れたのは、隣の部屋に越してきた桐谷麻梨(きりたにまり)だった。
同性である黒崎に対して警戒心がない桐谷。
また、元々の朗らかな性格で、黒崎の中の何かを変えていくのだが…
黒崎の心の闇は、ただの恋愛を許すほど、浅くはなかった。
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初投稿で初のGL物です。
小説を作るのは初めてなので頑張ります。
場合によっては完結が早まる場合もございますのでご了承ください。
注意書き
下記に含まれる要素で少しでも苦手だと思った方、読者様の精神状況にネガティブ表現がそぐわない場合は閲覧をご遠慮ください。
◯GL表現
◯血や、暴力表現
◯自殺願望等のネガティブ表現
◯他者または自己を貶める表現
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 23:34:32
18272文字
会話率:30%
笑顔の絶えないあの人には、悲しい思い出があるのかも。
キーワード:
最終更新:2020-06-22 16:46:05
768文字
会話率:45%
退屈だけど、もう嫌いじゃない。
最終更新:2020-01-30 20:29:12
421文字
会話率:0%
人生に必要なものは、キンキンキンからちょっと教わった。
最終更新:2020-01-30 16:50:57
1606文字
会話率:27%
紫がかった朝焼けが、赤みがかった紅葉を仄かに照らす。
陽が出ればとても積極的に外に長居する気は起きないが、この時間は風が吹けば少し涼しく感じる程度の、快適な気温。
風から火を守るため、左手で覆いながらライターを二度、三度ほど鳴らす。
ライ
ターをポケットに仕舞い、右手の人差し指と中指の付け根辺りで煙草を軽く押さえたまま、息を吸う。
口の中を軽い苦味と、酸味、甘味が、順に満たし、混ざり合う。
軽く鼻で息をすると新鮮で冷たさを含む空気が入ってきて、味に上品さが加わる。
その動作を幾度か繰り返せば、目の前の山間の隙から陽が顔に差す。
携帯灰皿に吸殻を入れて、スライドさせて蓋を閉じる。
俺は4トントラックに乗って、全国に荷物を運ぶ、個人だが配送業をやっている。
だが、仕事はもう1つ……というよりも、そっちがメインだ。
「おい幸音、起きろ」
背後のトラックの方へ向き直り、叫ぶ。
「……起きてますよ、勇雄おじさん」
「何言ってんだ、散々呼んでも起きなくなった癖によ」
「今日のターゲット《勇者候補》は?」
「山口の団地のガキだ。さっきあの似非女神から連絡があった」
「わかりました。山口……幾つか見てみたい所があるんですけど……」
「ああ、勇者候補のガキを轢き殺して、仕事終わった後に時間がありゃ連れてってやるよ」
そう、俺の仕事は、この世界に生きる《勇者となりうる逸材》をトラックを使い、異世界に転生させること。
今日もいつもと同じ。助手席に少女を乗せ、鍵を回し、エンジンをかける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 12:59:21
4170文字
会話率:39%
少し不良っぽい男の子『駆瑠(かける)』と女の子のような見た目の男の子『神楽(かぐら)』。二人の出会いが、お互いと周りを変えていく。
『ビターロスト』という名前の由来は、「苦味が失われる」・・・つまり、駆瑠と神楽の“苦味”である“短所”が失
われるという意味で名づけました。神楽の短所は「弱さ」、駆瑠の短所は「自分勝手」・・・性格が真逆な2人が、お互いに出会うことで短所を補い合える存在になっていきます。
神楽の受けるイジメは実は実体験からきております。小学校の頃、作者は同じようなイジメを受けたことがあります。その時に「ああしてやれば良かった!」という悔しい思いを駆瑠に好き放題させることで発散させて頂いております。(笑)
なんとも滅茶苦茶な内容ではありますが、楽しんで頂ければ光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 11:18:23
13991文字
会話率:52%
一人の不登校の少年は日常に生きているのか。
不安定な生活を切り抜いた、そんなお話です。
最終更新:2019-07-14 23:31:59
1574文字
会話率:20%