フリーランスエンジニアの主人公「俺」は、昼夜逆転の生活を送りながら、仕事のお供に音声配信サービス「ボイスキャスト」を聴くのが日課だ。
普段は時事ネタや雑学の番組を愛聴しているのだが、この日は偶然見つけた、ホラー番組『実話! 恐怖体験放送局』
を聴くことに。パーソナリティーのトリベノとヨモツが、リスナーから寄せられた恐怖体験を朗読する。
最初のお便りは、ラジオネーム『赤いワンピース』。彼女は一人歩く夜道で……?
次のお便りは、高校生の『部長』。彼の通う学校には、ちょっと変わった七不思議があるらしい。そんな彼が、とある夏の暑い日に体験した恐怖とは……!?
番組を聴いていくうちに、現実とラジオの内容が交錯し始め、背筋が凍るような恐怖が「俺」を襲う。
※ よくよく読んで理解できると、怖いお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 15:30:04
5894文字
会話率:33%
一花架音(いちはなかのん)は、高校1年生だ。
高校生になって、数ヶ月過ぎ、友達だっている。
そんな彼女の持つ憧れは――――恋人と一つのイヤホンを共有して音楽を聴くこと!
ただ、最近ではワイヤレスイヤホンが主流となってしまい、そんな
願いは叶わない。
そんな中、彼女は同じクラスのワイヤレスイヤホンをずっと付けている男子、兎耳山隼天(とみやまはやて)を見つける。
放課後の誰もいない教室で、二人は偶然出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 15:23:13
3667文字
会話率:29%
あなたがいい。あなたと、飛びたい。
暮らしのすべてを竜に依存する世界。
トゥトゥは竜の祝縁、すなわちその声を聴くちからを持つ。
ある日、空で、ひとりの男を救った。
セイラン・ウォジェ、堕ちた英雄。
予期しない出会いが、二人の運命を大きく変
える。
その道程は遥かに、そうして驚きと幸福に溢れたものとなる。
*完結済、最終話投稿済です。
*毎日15時に更新。
*最終回は2024/6/18となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 15:00:00
59496文字
会話率:29%
かつて、大地を支配しようとした「悪」がいた。しかし、神の声を聴く「聖女」と悪を滅ぼさんとする「正義」によって「悪」は封印され、戦争が終わった。
何百年後の世界。世界中の教会で祈りをささげることで、願いを叶えることが出来る鍵を聞くことが出来る
と信じ、レーナは巡礼の旅をしている。彼女の願いは「その人」の居場所を見つけ、開放すること。しかし、大地(現界)で何やら不穏なことが起こり始めている。
かつて行われた戦争と、今を生きる人々と、歴史が重なり合うとき、「神は人を守るのか」「大地(現界)を守るのか」その答えが出る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-05 13:16:28
5789文字
会話率:43%
この小説を利用するにあたって
まず、準備して頂きたい事。
Google playストアで
『小説を聞こう』アプリをインストールして頂き
そのアプリから
この『小説になろう』の、この小説を検索して開いて、そして音声再生して聴いて下さ
い。
くれぐれも、この小説は普通に目で読んでも、全く意味がありません。
目をつぶって、ただ、ただ、
頭の中を空っぽにして
その朗読に、耳を傾けて下さい。
さぁ、扉は開かれました❗
どうぞ、この朗読の世界を
御堪能下さい。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 16:09:11
16678文字
会話率:1%
『僕は、ずっと独りだった…』
ラジオと音楽を聴くのが趣味の少年、狼谷一希には、人との繋がりというものがほとんどなかった。
孤独な少年である彼のもとに、ある日、彼の運命を変える出会いが待ち受ける。
最終更新:2024-05-29 18:00:00
12758文字
会話率:38%
転生した世界で美しい歌声を持つ主人公は、花や木に歌を捧げ、人々の注目を集めてコンサートを開催していた。しかし、自分の声を聴くことができず、自己のアイデンティティに疑問を抱いていた。ある日、突然コンサートの主催者で美しい女性から結婚の申し出を
受け、主人公の人生は一変する。彼女は主人公の歌声に魅了され、結婚を望んでいた。これを機に、主人公は自分自身の歌声と向き合いながら、新たな人生の旅を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 15:34:45
1448文字
会話率:32%
航(わたる)と瑞希(みずき)が二人で暮らすようになってから、三月が過ぎようとしていた。ある冬の朝、スマートフォンの着信表示が微かな電流を航の胸の奥に走らせた。唯(ゆい)の声を聴くのは十年ぶりだった。懐かしい声が胸の奥の扉を直接叩いた。
「
剣(けん)が、亡くなりました。」
唯は、注意深く感情の乱れを削ぎ落とした静かな口調で剣の死を告げた。返す言葉を探しあぐねているうちに、唯は葬儀の日時と場所を伝え始めた。航はテーブルの上にあった広告チラシの裏に、震える手でメモを取った。“唯は、大丈夫か”という言葉が喉元まででかかってたけど言葉にできなかった。窓際に歩いてカーテンを開くと、見慣れていた住宅街の風景ではなく、時間の流れから切り取られた旧い白黒写真のような景色が音を潜めて佇んでいた。今、唯のいる場所でも雪は積もっているのだろうかと暗い空の向こうに思いを馳せた。
「おはよう。」
振り返ると、すぐ後ろに瑞希が立っていた。いつもの朝と1mmも変わらない“おはよう”だった。パジャマの上に僕のスエットパーカーを無造作に羽織り、両手を自分の息で温めながら、僅かに首を傾げて僕を見上げていた。
「雪、酷くならないといいね。」
窓の外を見上げながらそれだけ言うと、瑞希はくるりと踵を返して朝食の支度にとりかかるために台所に向かった。
********************************
剣の葬儀で唯と再会してきた航。
「指一本触れてない。」
嘘をついた。
「いい子だね。あの人の前では。」
「でも、心には触れた。多分。」
少しだけ思わせぶりに言ってみた。瑞希の口が重くなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 08:05:15
9371文字
会話率:51%
三題噺なのよ~
あらすじって程ながい文じゃないよ。
キーワード:
最終更新:2024-04-13 23:24:26
1043文字
会話率:25%
昆虫の声を聴くことのできる大学職員の佐々木は人間とのコミュニケーションが著しく不得手。
その時その時を無意味に過ごしているが、そんな佐々木に少しずつ試練が降りかかってくる。
最終更新:2024-04-06 17:26:36
32572文字
会話率:40%
・・・お昼どきに、素敵な『イージーリスニング』など、いかが?
キーワード:
最終更新:2024-04-04 10:15:02
645文字
会話率:24%
第一幕
刀根田村。
古来より。独自の神、八千矛神(やちほこのかみ)を祀るその村は、毎年神事に供物を捧げていた。
だが、十年に一度。
八千矛神に生きた贄を捧げていた。
そして今年、選ばれたのは『椿』という名の妙齢の女。
咲いたばかりの百合
の花の様に美しく、今にも散ってしまいそうなまでに儚げだ。目線は虚で視線は定まらない。
されど、椿は己が生贄の花嫁である事を知っていても尚、逃げる意思はなく、手を引かれるままに歩く。
その先にあるのは、八千矛神がいるとされる大きな蔵。
椿は七日、そこで花嫁としての勤めを果たす事になる。
日の光も届かぬ蔵の中にいる、神の花嫁として。
蔵の中。蠢く暗闇の存在と出会う――
第二幕
蔵から出た二人は、互いに人とは違う存在でありながらも、決して手放せない存在に寄り添って生きる。
春。
とある宿場町。
そこは山桜が有名で、特に丘の上から見る水鏡に映った山桜が絶景と有名だった。
二人もまた、その名所へと足を運んでいた。
だが、絶景と言われた山は枯れ野の様相。
何が起こったかは知らないが、旅籠で椿は山の方角を眺めるだけ。
そんな時、椿はしとしとした声を聴く。
今も、椿の耳は不可思議な声を拾うままだ。
その声に気取られて耳をすまそうとするも、朧が阻害する。
同調しすぎてはいけない。
二人は早々に街を出ようとするも、想いもよらぬ人物に足止めを喰らう。
春を嘆く女。その正体とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:48:36
90990文字
会話率:31%
地方の私立高校に通う八尋環季は成績優秀だが友人皆無、部屋でラジオを聴くことだけが唯一の趣味という帰宅部女子だった。そんな彼女は終業式の日、人気実力ともに抜群の生徒会長・白倉莉子に、新生徒会の書記になって欲しいと頼まれる。白倉の熱意にほだされ
た環季は、彼女の真意もわからぬままに書記となることを承諾し、副会長に指名された後輩の金澤司とともに、三人で生徒会活動を開始した。
様々な活動を通して白倉との友情を、そして金澤への恋心を育んでいく環季にも、やがて卒業の時が近づいてくる――
すれ違う心、戻らない時間。流れるラジオに乗せて互いの恋心を綴る、青春学園小説。
・最終話まで執筆済み、完結保証です。
カクヨム様にも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 18:45:05
135434文字
会話率:57%
貴方は大切な人を苦しめていたりはしませんか?きちんと聴くのも大事ですよ……
最終更新:2024-02-22 01:55:45
1486文字
会話率:25%
リィゼリアは思念の香りを聴くことを生業とし、結果として失せ者捜しに特化した『聴香師』である。
ある日、元依頼人から理不尽な暴力を振るわれそうになったところをディルと名乗る男性に助けられた。
彼は新たな依頼人であり親友を捜してほしいとい
うが、リィゼリアは関わりたくない事情にどんどん呑み込まれていくことに……。
これは、リィゼリアが依頼を残り香ひとつなく完了させるために奮闘する聴香譚。
香りは嘘をつきません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 20:11:18
149744文字
会話率:37%
好きだけど、ある理由で中々歌えない歌。
そんな歌がみなさんにはありますか?
最終更新:2024-02-07 23:09:01
971文字
会話率:7%
日本一下手くそなストリートミュージシャン・吉沢陸。
今日も駅前で路上ライブをする。
道ゆく人に笑われ、からまれ、殴られる。
それでも陸は、路上ライブをやめなかった。
幼馴染みである森美月との約束を果たすため……。
そんな彼の演奏を、たま
たま見た有名プロデューサー福田。
聴くに耐えない酷い演奏なのに、福田は涙を流した。
それは、なぜかーーー
今、陸の壮絶な物語が始まる!
想像を超えたドラマチックな展開が、
あなたを待つ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:16:58
23728文字
会話率:22%
<i705694|36360>
本作は他サイトにも掲載します。
また第一幕はyoutubeにてボイスドラマとして投稿しておりますので、宜しければそちらもご視聴ください。
https://youtube.com/@GE
NSEI_NO_KUNI折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 23:00:00
125455文字
会話率:51%
無くたって生きていけるモノを、40年以上追い続ける50代半ばの無名のミュージシャン斎藤。
彼の歌で世界は何一つ変わらない。だが彼の歌は、聴く者の心の奥底に眠る激情を駆り立てる。
人生の岐路に立っている人。このままで良いのか道に迷っている人・
・・
強くて頑張れる人。弱くて負けた人・・・
果たして斎藤は、道の先で無くたって生きていけるモノを見つける事が出来るのだろうか。
〈今も活動を続ける実在するミュージシャンを参考にしてます〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 23:29:14
37132文字
会話率:38%
――その音を聴く度に、僕は君を思い出す。
渋谷の喫茶店でかつてのクラスメート、鈴原雪音と偶然再会した僕。
特別な関係性では決してなかった二人だが、僕と鈴原には一つの思い出があって……。
再会したクラスメートとの思い出を辿る短編。
武 頼庵
さん主催『幻想の中の雪企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 07:11:49
4341文字
会話率:24%