起
女子高校生の想田光は美術の補修をしに美術室へと向かった。
そこで同学年の「カガミ」と出会うことになる。
カガミの絵を見たことがきっかけで、絵を通じて二人は仲良くなっていく。
承
カガミは全色盲であることを想田光に打ち明けた。
自身の知
らない世界に戸惑いながらも、カガミにできることはないかと想田光は奔走する。
転
ちょっとした手違いで入手した絵の具は全色盲のカガミにも色を認識できるものだった。
その絵の具を使用して絵の作成を続ける二人だったが、完成を前にして絵の具が切れてしまう。
途方に暮れる想田光の前に、アスモデウスと名乗る悪魔が現れる。
結
アスモデウスによって、想田光の色覚を代償に再び絵の具を手に入れた。カガミと想田光は納得のいく形で絵を完成させる。
するとアスモデウスが二人の前に現れ、強い想いが込められた絵画をおさめれば、奇跡を起こせる魔法の額縁を勧めた。
完成品を額縁に収めると奇跡は起こり、カガミと想田光は色彩を取り戻した。
完成品はアスモデウスに持っていかれてしまったが、晴れて二人は恋仲となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 19:45:36
22598文字
会話率:39%
王立美術学院に通うシャーロットは、画家になる夢を抱く十六歳。
彼女の悩みは「淑女である女性は、男性の裸を見てはいけない」と教授に告げられ、デッサンの授業から締め出されること。
さらにシャーロットは満月の夜に参加した舞踏会で、媚薬に侵された
第二王子殿下に遭遇。彼は彼女の事を「ツガイ」だと言い出す始末。
一方、シャーロットは知り合った若手画家の魅力に惹かれ始めてしまう。
けれど殿下を放置すれば、彼はツガイ狂いになってしまうかも知れない。
そんな中、新作発表された絵の具にまつわる事件が起こり、シャーロットは恋と事件に巻き込まれることになるのであった。
この物語は全80話くらいで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 18:09:19
286884文字
会話率:43%
絵の具が美味しそう!という咲月先生と僕との会話の中で、僕が絵に対する見方が変わっていく。
最終更新:2024-03-16 20:54:50
1820文字
会話率:49%
保育園に通っていた私が“なぜなぜ期”に入ったのとちょうと同じ頃、マンションの隣の部屋に住んでいる霧島真也くんはいろいろなお話を作るようになった。
――どうしてかぜがふくの?
「それはね、かみさまがオナラをしたんだ」
普段は物静かな
真也くんも、そういう話をする時だけは饒舌になる。私は真也くんの作ったお話を聞くのが大好きだったから、一緒に小学校に入学しても彼にずっと質問ばかりしていた。
――どうして空は青かったり、赤かったりするの、黒かったりするの?
「それはね。空に絵を描きたい神様が三人もいるからだ。朝の神様は早起きして、空を青く塗って白い雲を描いている。夕方の神様はのんびり起きてきて、頑張って赤い絵の具を塗る。でも、すぐに夜の神様が邪魔しに来て、空を真っ黒にして星を描いちゃうんだよ」
私はずっとずっと質問ばかりして、真也くんはずっとずっと捏造ばかりしているものだから……いつしか、彼の作るお話は壮大な神話のようになっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 17:01:21
10116文字
会話率:15%
仙道アリマサ様の「作詞家になろう」企画参加作品
自作「レモン召しませ。」の主人公をイメージして書いてみました。
元気いっぱいなのにどこか悩んでそうな、そして吹っ切れていくような、そんな心と疾走感と眩しさ。
これは、若い子だなぁって思いなが
ら……。
タイトルも悩んだのですが、色々な色が集まる絵の具のパレット。どんな色が出来るのか、混ざってみないと分からないこともあるかも。
字余りと字足らずのところがあるので(一応都合良く自分で歌ってみたら歌えたのです)、後に曲に乗せた時に言葉が変わるかもしれません。
動画の制作が終わりましたら、またここに追記します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 15:02:02
799文字
会話率:0%
夕焼け色に染まる教室での事だ。
僕は『この世で美しい赤い絵の具の作り方』を教えてもらった。
最終更新:2023-11-23 23:41:59
1415文字
会話率:5%
絵の具の森に住む、妖精のまちばりさんと魔法使いのおはりこ先生。2人が作る服飾品は、魔法使いと妖精界隈で大人気。おかげで2人は大忙しなのだが、そんな最中に珍しいお客様が2人の住処に訪れて…
世話好きで心配性な妖精と、優しく少し天然な魔法使い紡
ぐ、ほのぼのファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 16:01:25
1385文字
会話率:26%
帷の降りた夜一色の暗闇で、銀のロザリオがきらりと瞬いた。
するりするりと雲の影に紛れて街を往く暗い影が大通りのショーウィンドウに映り、ぴたりと男は足を止める。するとショーウィンドウの中の影は寸分の狂いもなく男と同時に足を止め、同じ背丈
、同じ姿で寸分も狂わず鏡写しにこちらをじっと見つめ返した。
黒のブーツに金の装飾の付いた修道着、首から下げた銀のロザリオ、一つに括られた鉄紺色の長い髪の毛。
鏡の中の影は夜風に靡く髪の一本取っても彼と瓜二つ、身じろぎの一つもせず時折男と全く同じ仕草を挟んで街の石畳の上にただ静かに佇んでいる。
黒い絵の具で塗り潰されたように穴の空いた顔で、こちらを見つめながら。
────悪魔出づる國、ウォーレンロイツ。少年少女、武器を取れ。
悪魔を殺せ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:20:28
8559文字
会話率:32%
思う、私と。書く私と。
最終更新:2023-06-21 22:05:57
796文字
会話率:0%
階段で絵の具で汚れたカーディガンの青年と出会う。
じぃぃと観つめられている。すごく観つめられている…。
最終更新:2023-06-11 07:00:00
2103文字
会話率:25%
いつも同じ生活を送っていた千石京介はモノクロの時間を過ごしていた。そこに浜田千恵というカラフルな転校生がやってきて、自分の世界を徐々にカラフルなものに変えて行く。
モノクロの世界にカラフルな絵の具が乗せられたパレットが入り込んでカラフルに踊
る水彩バケツ。
僕の世界はカラフルになった。そのカラフルな世界は僕の宝物。
この話はそんなカラフルの世界への扉を開く、そんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 06:00:03
18091文字
会話率:70%
絵を描くことが好きな『絵の具まみれのマリー』は地味な23歳修道女。
こつこつ魔物討伐から畑仕事、慈善事業に取り組み、やっと修道士昇進試験を受ける機会を与えられる。
しかし、潜入捜査のため、その試験は修道女であることを隠し、侯爵令嬢とし
て社交界デビューする必要があった。
しかも、おちゃめな上司から魔法をかけられて美しい令嬢になり、カモフラージュのために絶対に間違いの起こらない期間限定の婚約者まで与えられる。
しかし、その婚約者というのが、女嫌いかつ無慈悲の化け物、氷魔法を使い全てをクリスタルに変える氷華殿下で…?!
砂時計が落ち切るまでに事件を解決しなければならないマリー。
試験に挑むうちに氷華殿下の意外な一面を知り、気になり始めて……
異世界身分差ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 16:41:32
527785文字
会話率:26%
僕の世界には色がない。
誰か色をつけてくれる人はいないだろうか。
そんなことばかりを考えていた。
そんな時、君と出会った。クレヨンと絵の具を両手に迫り来る君と。
「色をつけたって絵の具だと、擦れば水で落ちてしまう。」
「じゃあ弾けば。」
彼女は僕の世界に落ちない色をつけてくれたんだ。
好きを、くれたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 15:00:00
1465文字
会話率:45%
サンタクロースの正体は何者なんだろう。
友達が誰も調べたことがないという謎を、男の子が調べようとする。
しかしそれは、世界の理を暴くに等しい行為だった。
その男の子がサンタクロースの正体を知った時、
時が凍ったように止まり、世界は絵の具の
ように混ざって溶けていく。
サンタクロースとは何なのか、この世界は、
その男の子は自分が何者なのかを知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 03:40:45
8310文字
会話率:20%
「アイです! 死因は轢断、三度の飯より色彩図鑑を食べたいくらいに好き! むしゃむしゃ。
せっかく異世界転生を当てたので、色彩の圧政に反乱起こしてみようと思います。
兄(ネリアル)も太鼓判を押すほど、頭弱い子ですがどうぞ宜しく! 」
*_ + ◆◇◆◇+_*
転生した異世界の『人』達は、宝石や花の色彩を髪筋や双眸に宿していた。生ける絵の具である彼らは、色(いのち)を為政者に弾圧されている……。
自由な色彩が快楽その物である『アイ』と、ミステリアスな兄『ネリアル』が、コーディネートと異能力バトルにより、色彩の異世界に反乱の旗を翻す!
*_ + ◆◇◆◇+_*
ps.作者の気まぐれで更新していく物語なので、悪しからず。
カクヨミ様にも投稿あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 16:37:40
38448文字
会話率:41%
とある嫌われ者の男がいた。男は何故嫌われているのかが理解できていない。
男が淡々と自室で絵を描いていると、突然男の思想が
垣間見えるような独り言を発し出して...?
最終更新:2022-07-05 22:31:48
357文字
会話率:15%
学園生活に馴染めずに高校三年生を迎えてしまった美術部の黒井ミカケ。
ある日、たまたま美術部に現れた白木アマネは、夕陽を描いていたミカケと出会う。
誰とも関わりたく無いと思っていたミカケだったが、アマネの素直さに徐々に惹かれていく。
アマネ
の魅力によって、真っ黒になったミカケの心は白く染まっていくーー。
成長と青春の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 21:18:46
11640文字
会話率:46%
辛いことがあった時には、空を見上げてみませんか?
青空のキャンパスをいっぱいに使って、雲の絵の具でお絵描きタイム。
想像力をフル活用した全力お絵描きで、あなたの心も、少しは晴れるかもしれませんよ?
最終更新:2022-06-04 10:57:54
743文字
会話率:5%
私の実体験を元に書いた恋愛掌編です。
最終更新:2022-04-21 10:00:00
700文字
会話率:18%
太平洋の青い絵の具の話です。
キーワード:
最終更新:2022-04-14 18:35:02
526文字
会話率:0%