あいつは、とんだひねくれもの。
最終更新:2024-11-03 08:40:15
492文字
会話率:0%
絵の具が美味しそう!という咲月先生と僕との会話の中で、僕が絵に対する見方が変わっていく。
最終更新:2024-03-16 20:54:50
1820文字
会話率:49%
西暦2100年。魔都東京。
暖かな春の陽気と優しい風。それらが桜の花びらを舞わせるその日。巷ではお嬢様学校としてその名を知られるネオ中野魔術学校中等部に在籍する猫屋敷花子は、中学二年生となった者がまず真っ先に行う授業、紋章術による使い魔の召
喚を目前に控えていた。
配られるインク瓶と儀式用のダガー。そこで初めて発覚する自分自身の血の必要性。ダガーを手に、対の手を見下す花子はダガーの刃を皮膚の下に潜らせた時の痛みを想像し、その表情を歪めて躊躇っていた。
周囲から居なくなる級友たち。踏ん切りが付かず、まごつく花子をこれでもかと煽り散らす悪友共。後者から捺されかけるチキンの烙印。それを拒絶。意地とノリと勢いで深く掌に刃を潜らせて、クラスの中で最も多い量の血をインク瓶に落とし、紋章を書くための顔料を猫屋敷花子は作り上げる。
何とかメンツを保った猫屋敷花子は止血処置もすることも無く、煽り散らしていた悪友共を後目に悠々と校庭へ。プライド、体裁を保つために我慢した掌の傷の痛みに奥歯を噛みしめながら、彼女は向かう。異世界からの新しい出会い。それに胸を膨らませて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 20:25:37
136652文字
会話率:48%
争いも魔法もない世界、馬車や馬で移動をする時代に、架空の国の仙郷で暮らす人々の、ほのぼのとした優しさに包まれたお話。
ディオスという小国にある天空の郷に、類まれなる審美眼を持つ少年、星麗が暮らしている。
ディオスの王族の印、青みがかった髪と
青い瞳を持つ星麗は、人にない少し変わった感性を持つ。その星麗の作る青い顔料を中心に巻き起こる平和な出来事が、優しさの輪を広げていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 14:00:00
141013文字
会話率:54%
聖女召喚に巻き込まれた化粧品会社の研究員七五三滝譲羽(シメタキユズハ)は要らない子としてポイされてしまった。巻き込んだお詫びに特殊能力を授けると言う女神に、洗顔料と石鹸を出す力を要求して手に入れる。聖女が疫病を治癒しているその陰で、七五三滝
の角栓撲滅ウル艶快進撃が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 19:52:24
13342文字
会話率:63%
「九尾よ! 私を覚えているか!」
小次郎は、村中に響き渡るような怒声で、己が仇に投げ掛けた。
「己のような人間に覚えなど……貴様、人間か? 人で在りながら、なんだその霊力?」
通常では考えられないほどの霊気を放つ人間に、遥か遠い昔
に出会った人間を思い出させた。
「もしや、晴明の転生か!」
それは今からおよそ千年前、九尾が唯一、後れをとった人間の名だった。
小次郎は、九尾が身構えるよりも速く、右腕の包帯を投げるように解き、そのまま流れるように右腕を切り裂いて、九尾を描く。
「妹を喰らった恨み、今、果たさせてもらう! 比良坂を越えて、冥府へ堕ちろ!」
そう叫んで、描いた絵に火を点けた。
この青年の描く絵には、不思議な力があった。
描いた物の怪を紙へと封じ、それを燃やすことで、黄泉の世界へと導けるのだと言う。
だが、それは彼が持つ能力ではなく、彼の筆にその力があった。
安倍晴明の骨と髪で作られたと言う筆と、自らの血を顔料として、物の怪を退治するのである。
この物語は、そんな青年が仇討ちをするまでの旅である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 04:48:47
89803文字
会話率:42%
洗顔しているところを書いてみました。
最終更新:2015-04-30 17:22:57
200文字
会話率:0%