※エロティシズムな要素は一文もありません。ほとんど書き終わっていて、あとは加筆修正とエピローグのみです。
それは快晴の空からふと降り注いできた通り雨の様な唐突さで訪れた空前絶後のカタストロフィだった。
怪人、物の怪、化け物と言った想
像上の異形が現し世を跋扈し世界を浸食し始めたその日から、人々が口にする"悪"と言う言葉は勝者が敗者を定義するための言葉ではなく、またある個人にとっての主観的な価値観でもなく、概ね人の生活を脅かす化け物たちの事を指すようになっていた。あらゆる国家、あらゆる人種に降りかかった平等なる悪の災いは人々から平穏と未来を瞬く奪い去り、人類の善悪に対する概念を一変してしまったのだ。 悲嘆、哀願、怒号、諦観……まともな抵抗の手段もなくただただ異形たちに蹂躙される絶望の中、人々が思い焦がれる一縷の希望は奇しくも異形の存在たちと同じ想像上の何かであった。悪に染まらず、悪を打ち滅ぼす何か。悪を滅ぼす超常的な力を持ったおとぎ話のような何か。損得勘定などなく、ただ善のために力を揮う何か。
即ち、正義の味方。
この世に悪の栄えたためしなし!悪たる異形のものたちの出現が前触れなく起こったものであったなら、その悪を打ち砕く強い力と高潔な精神を兼ね備えた者たちが人類の中から現れだしたのもまた突然だった。無数の力なき者たちの願いを受けて理ことわりを超越した何かが呼応したのか。それとも人類自体に備わっていた種としての力なのか。あるいは争いに愉悦する何かが気まぐれに糸を引いたのか。だが例え力を得ることに如何な理由があろうとも、正義の味方と呼ばれる彼らが異形たちと熾烈な戦いを始めたのは彼ら自身の心に強い意志を灯したが故だった。
そうして、始まりの日カタストロフィからから五十年。正義の味方たちの力と人々の団結によって人類は五十年前ほど平穏とはいかなくとも、新たな常識と秩序を一部で築き上げるまでに至ったのだ。
これはそんな世界の中でもうじき引退を向かえる、とある魔法少女の悪墜ちの序章である。
※プロローグままです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 14:00:00
76866文字
会話率:43%
我々人類は、この広い宇宙の中で本当に孤独なのだろうか。誰しも一度はそんな疑問を抱いたことがあるだろう。
今までの観測結果によると、生命が生まれる可能性のある惑星や衛星は、この広い宇宙の中に無数に存在している。
その疑問を解消するため
に、人類は無人探査機を数多く打ち上げてきた。その観測結果によると、木星の第3衛星であるガニメデには、何らかの生命体が存在しているであろうことが判明した。ガニメデの表面上に、隕石で出来たとは思えない程の数、様々な形の穴が空いていたからだ。
まだ理由はある。分厚い氷の地面には、土などないにもかかわらず、苔か藻類のようなものが点々と生えていたのである。更に、ガニメデに近付くと、法則性のわからない、微弱な電波が検出された。
何者かはわからないが、厚さ150kmというこの分厚い氷の下には、何らかの生命が誕生している可能性が高いと、科学者達は分析した。
知らないことは知りたくなるのが、人というものである。ついには、2130年、有人宇宙飛行船をガニメデに飛ばす計画が立った。
〈トムソン号〉と名付けられた有人宇宙飛行船が、ガニメデに到達するのは、7年後である。
ストレス耐性が高く、それぞれの部門で優秀な科学者である人物が、厳正なる試験によって選抜された。人類が、今の技術で作ることのできる宇宙飛行船は、驚く程に狭く、収容可能な人数は5人までとなった。
超高難度の試験を突破した、忍耐力のある英雄たちは、以下の通り。
パイロット ジョージ・エヴァンス
副パイロット ルイス・エヴァンス
通信士 デヴィット・アンダーソン
生物化学者 立花 里香
医師 アルベルト・ホフマン
これは、この5人が繰り広げる、ガニメデの冒険と宇宙の旅の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 09:09:37
59228文字
会話率:59%
これはとある学園に通う少女たちが、技術の進化によって生まれた新たなスポーツ、ロボットスポーツで紡ぐ青春の物語……
2040年。工業と科学が発展を遂げた結果、戦争をする理由と戦争を阻む強大な抑止力が生まれ、叶わないと思われていた世界平和
が実現していた。
平和になった世界は技術力を持て余し、その使い道として巨大人型ロボットに着目した。数年をかけて開発されたそれは装動重機と名付けられた。
装動重機は様々な現場作業で活躍したが、ある業界にもその活躍が届いていた。その名もロボットスポーツ業界。巨大人型ロボットを操縦して競技を行う。それを夢見る人たちが熱意で計画を動かし、装動戦機という新たなスポーツ用装動重機を生み出した。
装動戦機は瞬く間に世界中を席巻し、僅か数ヶ月でロボットスポーツ業界は本格的に動き始め、遂に一つ目の競技が作られた。
その競技の名はアクトナイン。アクター及びアクトレスと呼ばれるパイロット九人が、チームに分かれて戦うチームスポーツである。
アクトナインは見事に世界中で流行し、これに目をつけた日本は新たなプロジェクトとして日本海の海上に浮かんでいる海上プラント、ニュートウキョウをアクトナイン向けの都市に大幅改装した。
改装されたニュートウキョウには装動重機メーカーである神威重工が新たに神威学園と神威女学園を設立し、アクターとアクトレスを目指す少年少女がニュートウキョウに集った。
2050年4月20日。既に入学式から二週間が経過したその日、神威女学園に一人の少女が現れた。転校生として現れた少女、紅坂茜は最初の挨拶でアクトレスの頂点であるトップアクトレスを取りに来たと宣言した。
茜の言葉は少女たちを震わせ、そしてその実力は確かなものだと証明される。決闘に次ぐ決闘、刻まれる無数の戦績。数多の白星を重ねた先で、茜は掛け替えのないチームと巡り合う。
ロボットxスポーツx女の子。新たなロボットスポーツの物語が今、ここに紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 19:00:49
36119文字
会話率:53%
数多ある魔法の中で「光魔法」が最高でみなそれを敬い、手にしたい者もいた。
魔法はこの世界に無数にある。
最終更新:2025-02-03 10:04:36
93263文字
会話率:56%
「妖」。人の世に住む異端の存在。人と妖が生きるこの世で起こる不可解な出来事には決まって妖が関係していると言われている。しかし、一般人には妖は見ることができず、その存在に気が付くこともできない。
その妖を祓い、人の世に調和をもたらす存在が
「陰陽師」である。
「倉宮晴人」は普通の高校生だった、ある日までは。
その日、晴人は子供の頃の夢を見た。京都にある父の実家に遊びに行った日の夜のこと。桜の木の上に座る人影を見た晴人は何となく話しかけに行って・・・。
そんなある日の出来事を夢に見たのが前兆だったのかこの日は普段感じない嫌な感覚を朝から感じていた。何とか高校へ行く準備は整え、家を出たが、気配は増す一方でどうにか振り切ろうとするが、遂には周囲を囲まれてしまう。
気配の正体は大量の妖で彼らは何故か晴人を狙っていた。妖達が一斉に襲いかかった直後、晴人を守るように無数の斬撃と炎が妖を薙ぎ祓った。たじろぐ晴人を守るようにして五人の「式神」が姿を現し、晴人を抱えてその場を後にした。
倉宮家の別邸に一時避難した晴人は式神「朱雀」から父「晴信」からの手紙を受け取った。中には倉宮家がどういった家なのか、晴人が狙われる理由、五人の式神についてが書かれていた。手紙を読んだ晴人は自身の身を守るため、陰陽師について考えるため、そして何より自分を主と呼ぶ式神達について知るために陰陽道を学ぶ塾「青霊堂」に入学することを決めた。
陰陽の道を学んでいく内に自身の血と妖に狙われる訳について知った晴人は式神達と共にどうやって迫りくる脅威を退け、自らの運命と向き合うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 10:00:00
161643文字
会話率:30%
世界に突如ダンジョンが現れ、モンスターの脅威に怯える日々に終止符を打つように現れた存在”冒険者”。
彼らは新たに得た力:レベルやステータス、スキルでダンジョンにいるモンスターという脅威から人々を守った。
そんな彼ら冒険者は、数10年たっ
た今、最も人気な職業となり、全人口の5割を占めていた。
富、名声、力、上のレベルで有名な冒険者となっていくにつれその全てが手に入る。一攫千金も、歴史に名を残す偉人にも、ダンジョンを攻略すれば叶う。そんな夢を見て人々は口を揃えて言う、『いつか最高最強の冒険者に』と。
主人公|雨宮 渉《あまみや わたる》もそんな人々と同じ夢を持ち、冒険者として活動する一人。彼の夢は、妹に楽をさせること。そして、あわよくば最上級の冒険者になることであった。
だが一年でそれは幻想だと気づいた。どんなに頑張っても、どんなに努力しても、彼のステータスは軒並み平均以下、スキルもなく、レベルも最底辺の1。
そんな自分を変えたくて、たまたま張り出された上級ダンジョンの荷物持ちクエストを受ける。少しでも臆病で弱虫な自分を変えたくて。
ダンジョンへと突入、そこで隠し部屋を発見するパーティー、好奇と思い入ると突如見たこともない巨大なモンスターが現れパーティーを蹂躙する。
撤退を余儀なくされ、生き残りで部屋を出ようとするその瞬間、渉の真下で爆発が起きる。
何事かと思い正面を見ると、パーティーメンバーがこちらへと魔術を放っていた。
怒りと混乱が混じる中、それでも逃げようと走り出す。無数の魔術が飛び、襲う。扉まであと一歩のところで隠し部屋の床が魔術の余波で抜ける。
深淵のような深い穴へと落ち渉は強く地面に体をぶつけ気を失った。
死を覚悟した彼だったが目覚めればなんと無傷。体のどこを見てもおかしいところはない。
ならば好都合、それならばここを出なければ、、!
彼は再び歩き出す夢に近づくため、そこがどこであろうとたとえ深淵のそこであろうと、夢を果たすまでは進み続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 11:03:36
73602文字
会話率:30%
ある日、複数の世界が入り混じり合ってしまった。
魔法が日常にある世界。
ステータスがある世界。
神からスキルを貰う世界。
科学技術が進み過ぎた銀河帝国の世界。
異能力がホモサピエンスサピエンスの身体機能として当然にある世界。
その他色々な世
界が突如として接続してしまい、統合されてしまった。
当然各世界の住民は大混乱。世界間同士の大戦争に至るまでそう時間はかからなかった。
それから今に至るまで何千年掛かったか、世界はある程度統一され、マクロコスモスと呼ばれるように。
しかし、世界同士を巻き込んだ大戦争はその後も影響を及ぼし続ける。争う中で必然的に進化していった未知のテクノロジー。魔法、気功、仙術、妖術、呪法、etc。あらゆる技巧、あらゆる術式、あらゆる法則が混ざり合い、収斂し、昇華した。
数多の法則が渦を巻き、その理をも穿つ超越者が数多く闊歩する中、1人の少年は理想郷を想いの儘に作る!
襲い掛かるダンジョンや天災、宇宙海賊、怪獣、バイオハザードに魔王や神界まで!?
集うは無数の世界に存在する持たざる者達、彼ら彼女らの主人公みてーな性能に度肝抜かれたり抜いたりする多分日常のハラハラ冒険譚!
乱世に生まれた特異点が今、世界に伝説を刻む。
「想いはそっと心の奥で秘するモノさ。何の世界でも変わら不、ね?」
この作品はもしかすると別サイトに転載するかも知れません。
作者は学生なので不定期投稿です。
書籍化希望です。
後、もし「面白い!」「早く続き見たい!」「頑張れ!」って思ってくれた方は☆マークやいいね、コメント等で応援よろしくお願いします!
出来ない方も念を送ってください!
応援してくれたら作者のやる気ゲージがフルチャージされて投稿が激烈に早く…なるかもしれません。
応援される事により投稿が早くなる(かもしれない)。
投稿が早くなればその分だけ後書きで応援を貰える(かもしれない)。
……永久機関出来た(かもしれない)んでノーベル賞受賞して来ますね。
それではまた。窓可 宙でした。┏○))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 23:42:02
8356文字
会話率:20%
飛月未来――――通称みーちゃんは女子中学生。
日常の中で取り巻かれる比較や優劣の数々。
そんな中で生きる彼女が選んだのは――――
ルッキズム、学歴や職に関する実力不足、金銭的格差、男女問題、幸福や不幸など他者との比較する日々にうんざりする
青少年のリアルをできる限り描きながら
『地球』とはほんのり、一味だけ変わった世界観と共にお送りする31話+後日談一話で構成された日常物語。
日常の中に潜んでいるのは――――無数の感情と思考
人は何故死んではいけないのか。
人は何故死にたがるのか。
皆様は普段どのように、『生きる』という行為と『死』という文字などで可視化されている現象でありながら、実際に体験したことのない不明瞭な事柄に向かい合っていますか?
※注:下記の注意事項をお読みの上、本編へお進みください。
↓
(序盤は文章量が少なめです。中盤、後半になるにつれて2000~3000文字程度のお話もございます。ご了承の上、お読みください)
(できる限り直接的な表現は避けておりますが、読書中に気分が悪くなってしまった場合はすぐにブラウザバックするなどのご対応をお願い致します)
(当物語は自殺を幇助するためのものではなく、何故そのような行動に移ってしまうのかを物語調にしつつ、当人の心情を少しでもご理解していただき、寄り添っていただくために作られた物語です)
(当物語は『死』を肯定するものではありません。作者に生や死についての特別的な思想はありませんので、その旨の質問に回答することはできません)
(当物語は社会批判や風刺を行う目的で作成されたものではありません。政治的目的での二次利用は禁止です)
(誤字などがありましたら、お手数をおかけしますがお伝えしていただければ幸いです。気づき次第、迅速な対応を致します)
それでは、『地球』とは異なる 愛の星『ラブ・スター』の『再生』の物語へ
――――どうぞ、お進みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 13:12:38
59698文字
会話率:22%
スキルやレベル、称号といったステータスとそれに伴うスーパーパワーが人類に与えられたことから始まった、大ダンジョン時代。
1930年代半ばに到来した新たなる世界は100年が経過するまでの間、度々混乱と戦乱を巻き起こしてきた。
すなわちモンス
ターハザード。
世界各地に無数に出現するダンジョンとそこに潜むモンスター達が現世に攻め入り破壊の限りを尽くす、スタンピードを人為的に引き起こさんとする重大な犯罪行為である。
歴史上、100年の間に七度起きたモンスターハザードと、その裏で暗躍する謎の組織・委員会。
能力者同盟盟主、後の世に国際機構の統括理事として名を馳せる"永遠の探査者少女"ソフィア・チェーホワは神秘と不老、そして世界屈指のステータスをもって数多く巻き起こるそうした事件に立ち向かっていく!
※「攻略!大ダンジョン時代」「大ダンジョン時代ヒストリア」と同一世界観の作品です。
※正月頃と盆頃に集中連載予定。
※本作は小説家になろう様、ハーメルン様、カクヨム様で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 00:00:00
65174文字
会話率:33%
大ダンジョン時代──そう呼ばれる時代が到来して100年になる。
突然世界各地に多数出現したダンジョン、そしてその内部に潜むモンスター。それと同時に人類に発現したスキルや称号などの特別な能力。つまりは総称、ステータス。
ステータスを
持ち、ダンジョンに入ることができる者。すなわち探査者がダンジョンに潜りモンスターと戦い、そして最奥にあるダンジョンコアを取り出すことでダンジョンを消し去る。
日々無数に生まれ続けるダンジョンを、日々無数に探査し踏破し続ける時代。
いつしか人々はソレを、大ダンジョン時代と呼ぶようになっていた。
絢爛たる能力者達による戦乱と平和を希求せしこの時代には数多くの歴史的な出来事、およびその中で活躍した英雄達がいる。
本作は大ダンジョン時代の歴史の表裏、光と闇、そして時の流れの中を駆け抜けた英傑達についてのエピソードを時系列順にまとめたものである。
※別作品「攻略! 大ダンジョン時代─俺だけスキルがやたらポエミーなんだけど─」の外伝的な立ち位置の作品になります
攻略! 大ダンジョン時代─俺だけスキルがやたらポエミーなんだけど─
https://ncode.syosetu.com/n8971hh/
こちらの作品は書籍化、コミカライズもしております。ぜひご覧くださいませ
※上記作品における世界観や歴史の中で起きた事柄を短編連作的に書き連ねています
したがって本作に登場するキャラは上記作品に出てきたり、あるいは子孫や親類縁者が登場したりしてます。気になる方はぜひそちらもご覧いただければと思います。よろしくお願いします
※ハーメルン様とのマルチ投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 00:10:00
513332文字
会話率:28%
ごく平凡な青年、広川煌汰はとある客船に乗っていた。
一人旅の帰りで疲れ切り、身支度も終わらせずして眠ってしまった彼は、奇妙な夢を見る。
「マスター」と名乗る謎の男が現れ、「自分の主催するゲームに参加しないか?」と唐突に聞いてきたのだ。
曰
く、用意された会場に降り立った100人の中の1人となり、明日の朝7時まで生き残れば賞金100億円を獲得して帰れるという…。
日常生活に飽き、非現実へのあこがれを抱いていた彼は、これを承諾する。
すると、男は不気味に笑って姿を消した。
彼が目を覚ますと、なんと船は難破しどこかに流れ着いていた。
とりあえず部屋の外に出た煌汰は、ほどなくして俗に言う「ゾンビ」のような不気味な怪物と遭遇する…。
世界中から集められた100人の「選手」。
無数のゾンビがひしめくこの島で、翌朝7時まで生き残れば、賞金を手にして帰れる。
そんな「リアル・ゾンビゲーム」の、幕が上がる。
「ゾンビゲーム…一度はリアルに体験してみたいと、思わないかね?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 18:30:00
30522文字
会話率:24%
数の暴力を武器に異世界で生き抜く少年の物語。20歳の男が交通事故で命を落とし、神から異世界への転生を果たす。
その際、与えられた能力は「害虫召喚」。
一般的な魔法や武器ではなく、無数に召喚できる害虫が彼の力となる。最初はその力に戸惑いも
あったが、次第にその膨大な数と力で幾多の困難を乗り越えていく。驚異的な力を駆使して、彼は世界のバランスを変え、そして自らの運命を切り開いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 18:00:00
32855文字
会話率:31%
人気のない真夜中の校舎の中、怪しく蠢く怪生物を目撃したオカルト研究部の部員達。
好奇心に駆られ追跡してみるものの、その怪物は階段の踊り場にて忽然と姿を消してしまう。
翌朝、オカ研部長の大鷲空は、幽霊部員として雇い入れていた宮辺響に、怪
物の正体を探るための協力を頼みこむ。
気が進まない様子の響であったが、親友である滋野妃が乗り気な事もあって渋々依頼を了承する。
その日の放課後、月明かりが照らす廊下にて、響は件の怪物に遭遇する。
無数の不定形の怪物達に囲まれた響であったが、その場に乱入してきた魔術師の助力によって難を逃れる。
逃走する怪物達を追おうとした響だったが、オカ研の面々の証言通り、階段の踊り場にて怪物達の姿を見失ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 02:57:44
17236文字
会話率:45%
人類が荒廃し、どこを見ても砂だらけの世界、人々はこの世にある無数の飛行機に望みを託し飛ぶ。
そんな世界でレシプロ機に乗り、旅を続ける男3人を描いた冒険譚。
最終更新:2025-01-27 23:03:05
30348文字
会話率:56%
数千光年にも及ぶ広大な大陸「融合大陸(アビシオン)」――無数の星や世界が融合し、種族と文化が入り交じる混沌の地。
その片隅に住む一人の少女は、ある日から不思議な夢に囚われる。流れる小川、沈む白い衣の女性、果てしなく続く虚ろな水底。
夢に導
かれるように旅立つ少女は、次第にこの世界の根幹に関わる壮大な謎に巻き込まれていく。
絡み合う勢力、語られる神話、そして新たな出会い――果たして彼女が見つける答えとは?
「虚無から始まる希望。世界の未来を託された一人の少女の物語」
混沌の中で輝きを放つ希望の物語が、いま動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 12:11:43
22965文字
会話率:38%
死後の世界には、天界と冥界の二つの領域が存在していた。天界は聖なる魂の安息の地であり、冥界は生者と交わる魂の管理を行う場所であった。冥界の中心には神々が見守る冥府が広がり、その中に閻魔大王が君臨していた。彼は死者の運命を司り、彼の指揮する部
隊には狩猟部があった。
狩猟部は特別な選ばれし者たちによって構成され、その者たちを「狩人」と呼んだ。狩人は死後の世界に生きる鬼や妖を討伐し、魂の安全を守る使命を担っていた。彼らは人間界と冥界の境界で警戒を怠らず、妖や鬼が無防備な魂を襲うことを防ぐために、日々戦い続けていた。
冥界の広がりは深く、時折、鬼の姿が影のように忍び寄ることもあった。そして、狩人たちはそれに立ち向かう勇敢な者たちであった。彼らは、まだ天界へと導かれる前の魂が妖や鬼に喰われることのないよう、必死に防御を固めていた。生者の世界からの訴えを受け取ることはなかったが、彼らの戦いは、無数の魂の未来を守るための静かな闘争であった。
果たして、狩人たちの勇気と決意が、どれほどの魂を救っているのか、彼ら自身にも答えはわからなかった。ただ、彼らは使命感を胸に抱き、冥界の秩序を保つため、今もなお、静かに戦い続けているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 23:52:06
7215文字
会話率:45%
パラレルワールド。
無数に広がる世界同士が今まで交わることはなかったが
ある日を境に突如として並行世界の自分と交わり、超能力・魔法・特殊体質。
或いは記憶や技術などを持つ人間が増えていった。
「並行同位体」
いつしか並行世界と交わった者は
そう呼ばれるようになった。
並行同位体が増える一方、世界は急な変化についていけずまた悪人が能力を持ち始め治安は悪化していった。
だが悪意ある同位体から人々を守る為、立ち上がる者達もいた。
彼らは自警団を結成し、悪人から家族や街の住人を今日も守っている。
これはそんな自警団の一つ、「ネスト」に所属する者達の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 21:37:20
9766文字
会話率:41%
この世界は一つではなかった。人々が生きるのは、無数にある「世界」の一つにしか過ぎない。そんな事とはつゆ知らず、青年レオは自分の住む〈地球〉で感じる息苦しさをなんとか押し殺す。
そして、ある結論に辿り着いた。自分の為だけに生きる……と。
最終更新:2025-01-26 17:01:25
2187503文字
会話率:42%
世は空前のボカロブーム。
今となっては誰もがボカロPとなり、一攫千金を目指せる時代である。
しかし、無数にいるボカロP達でも敵わない、絶対的存在がいた。
曲を出せば常にランキング1位
再生回数も常にトップ
世界中が注目するボカロP
しか
し、その素性は全てが謎に包まれていて、年齢、性別、国籍など一切不明なのである。
分かっていることは、毎週必ず1曲新曲をリリースするという事のみ。
この物語は、ボーカロイドというジャンルを歴史に名を残すような偉大な存在にしたいという夢を持った主人公の元に、ある出来事がきっかけで、突然パソコンの中に現れた自我を持ったボカロとの、儚くとも壮大な夢を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 09:57:10
44693文字
会話率:69%
電子姫メグがネット世界から姿を消した。メグの歌声は誰の記憶からも消失された。「メグ」という偶像だけを残したまま日常は回り続けた。その二ヵ月後の真夏日、記憶のないまま見知らぬ部屋で目を覚ました「ぼく」は、「圭」という男と出会う。朴念仁で、ネッ
ト依存で、けれど困っている人をほっておけない性格の圭に救われていく「ぼく」だが、圭には他人には言えない「物を壊す異能」があった。ネット世界に無数に生息する「P」の存在。失われた「メグ」の歌声。そこから派生する「異能者」たちの戦争。音楽に命を削る男と記憶のない「ぼく」が、最後に歌うまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 22:07:07
438405文字
会話率:40%
学生と社会人の違い。なんて上げたらキリがないけれど、あえて言うならば試行錯誤を上げると思う。
天文学的な数の失敗の果てに、一つの成果を出すのは大して変わらない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
本質は大して変わらないと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 21:20:37
793文字
会話率:43%