──夢とは、残酷なものである。誰でも簡単に見ることができ、簡単に散ってゆく──
──幻とは、最悪なものである。誰でも触れることは許されず、そのまま消えゆく──
──そんな二つが合わさった世界で、何を求めるのか──
訳あって人間が苦手
な人間の女の子、神影代 境華が、人外達と出会い、種族の差や人外達の過去を知りながら、共に旅をする。旅の途中で、全種族が幸せに暮らせる楽園"夢幻"の存在を知り、そこを目指したりする。そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 23:08:36
2912文字
会話率:38%
──もう僕は、何も失いたくありません。
私立天元学園に入学した青年──黒宮白。
両親を失い、入学した学園で新たな仲間と出会った白は、言葉通りの新生活を送ることになる。
それは一日が終わりを告げると異世界へと転移し、もう一つの一日を
過ごすというもの。
卒業までに提示された「異世界の魔王討伐」という課題。
襲いかかる魔物の毒牙を捌き、その手に握った剣をもって魔物を屠り、自らの糧とする毎日。
少しずつ殺される仲間達、現実世界で消えゆく生徒、迫り来るタイムリミット。
果たして白は、この二つの世界を攻略し、無事に卒業できるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 19:00:22
295文字
会話率:0%
星呼びの巫女、神殺しの知能、灰の竜女。彼らは出会うはずがなかった。
しかし、誰かが運命をねじ曲げ、屈折し、つなぎ合せた。
やがて人類は危機に直面する。
投げかけられた問に答えがなければ、人類は来たるうねりに呑まれ、消えゆくことになるだろう。
_______
3つの視点、世界をもとに語られるSFファンタジー
奔放な王女、無垢なAI、新人捜査官の視点で物語はスタートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 22:51:28
3172文字
会話率:11%
誰にでも等しく訪れる死。どうせ死んでしまうのなら、美しくありたいものだ。
友人に囲まれるも、孤独に消えゆくのも。死に様には少なからずその人なりの生き様や美学が映し出されるものである。
最終更新:2023-09-25 06:57:53
3589文字
会話率:34%
いつもの帰り道、突然降り出した雨の中。現れたのは不思議な少女だった。その声が、その姿が――いまも僕の脳裏に、焼き付いている。
最終更新:2023-07-13 16:05:45
2700文字
会話率:46%
さまざまな日にさまざまなお題で書いた短歌です。
統一性がなくて、ごめんなさい。
キーワード:
最終更新:2023-06-17 08:56:43
261文字
会話率:0%
例え死を迎えたとしても、その先が永遠に暗いものだとは限らない。
…ということを、死んでから知ることになるとは思いもよらなかった。
私が生きていた世界の周囲に浮かぶ、幾つもの世界を無事に終わらせる。
そんな役目があるだなんて思ってもみなかった
し、考えもしなかった。
今日も私は"レコード"と呼ばれる本を片手に消えゆく世界で過ごしていく。
これは死後に"本"を持つことになった"可能性"世界漂流記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 15:50:14
247842文字
会話率:43%
消えゆく記憶をかき集めた私の生きた証。
※この小説はフィクションです。
最終更新:2023-04-07 18:44:16
848文字
会話率:0%
辺境の村で愛する養父母達と共に幸せな時を重ねていた少女、リシュナ。
手にした温もりはやがて戦火の酷爪に引き裂かれ、……彼女は愛する者達を失った。
自身の抱える辛い過去と、さらなる悲劇に見舞われたリシュナは、やがて、――死を望んだ。
深い森の
中へと踏み入り、孤独の闇に抱かれながら死の眠りへと身を委ねたのだが……。
そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、――心に傷を抱えた贖罪の吸血鬼。
リシュナを保護し、家族になろうと消えゆくその命を繋ぎ止めた青年レゼルクォーツ。
死を求めていた少女とお節介な吸血鬼が手を繋ぎ合い、『家族』となる。
――これは、そんな訳あり少女リシュナと、その『お兄様』となる吸血鬼達との物語。
基本的にベタ甘なお兄様こと、レゼルクォーツが、
「お兄様、あまりベタベタしないでください。……警備隊に通報しますよ」
「兄と妹のスキンシップをしてるだけだろう!! 冷たすぎるぞ、リシュナ!!」
「四六時中妹に構いたがるお兄様は募集していません。以上」
「リシュナぁああっ!!」(滝涙)
新しい家族となったクールで可愛い訳ありな妹に、容赦ない対応を受けまくるテンションが含まれます。(笑)
※カクヨム・マグネットにも、同じものを投稿しております。
2016・06・21
お子様吸血鬼達の一人称を、平仮名表記に変更。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 19:00:00
619903文字
会話率:42%
「絆の結び方は知っている?」
犬の尻尾を持つ彼は私に訊いてきた。
人族の私と、新人類のルパ。私達の間には、精神的にも肉体的にも大きな隔たりがある。
多種多様な生物の一部が人へと進化を遂げ、毒の塊の様なこの惑星でも強く生きて行ける身体を持つ
新人類。彼らは成長すると『片割れ』という強い縁を持つ存在を見つけ出して絆を結び、一生の友または伴侶とする。
対してこの惑星を毒の塊に変えた挙句、空の彼方へと逃げた旧人類の末裔である人族は、弱く小さく孤独に生き、徐々に個体数を減らしいつかは消えゆく運命にある。
そんな人族の私に犬族の王子ルパは「君は私の片割れだ」と言った。
何かの間違いだと思いつつ、空の彼方で生きる旧人類と交信する役目を先祖代々担う私は旧人類の大佐と今日もテレパシーで交信する。
新人類の生態を知るチャンスを逃すな、と大佐は私に命令した。
仕方ないからとことん付き合ってみようと思う。
『絆を結ぶ』なんてそんな芸当、人族の私にできっこないけれど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 14:39:06
50765文字
会話率:31%
好奇心旺盛な少年 シル は、ある朝魔化症と呼ばれる難病にかかり、余命七日を告げられる。
魔化症を治すのは絶望的と言われたシルは、残りの時間で色々なことが知りたいと言い、色々な場所を見て回ることにしたのだった。
何か面白いことはないかと探して
いると、出会ったのは亜人と呼ばれることもある珍しい魔物、アルラウネの少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 18:58:39
8810文字
会話率:35%
世界は四聖竜と契約を交わす四つの王国「保有国(プレッジャー)」と契約を持たない小国「非保有国(ノンプレッジャー)」の2つに大きく分かたれた。
保有国は竜の力を後ろ盾とし、非保有国に圧力をかけ反逆を抑えつつ、4大保有国同士は互いにけん制し合う
ことにより、
それまで長きにわたって繰り返された混沌と戦争の時代にいったんの終結を見ることとなった。
1柱で世界を焼き尽くし、全人類を殲滅しうる力をもつ四聖竜との契約こそが世界の戦乱を抑止するという理論、
ドラゴニック・デタランス・セオリー(DDT)――竜抑止力理論
これが現世の安寧を生み出す新しき秩序となった。
そう、「それ」が現れるまでは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 08:08:25
84150文字
会話率:27%
俺の名前は********。
今日も元気に学校へいく。お目当ては当然勉強ではない。
受験より大事なことが俺にはある。
そう、隣の席に座っているラクロス部の部長*****さんの連絡先を聞くこと。
一年生のころからずっと聞きたかったが断れた
らと思うと勇気が出なかった。
だが今日は違う。いつもよりやる気と闘志と気力が漲っている。
絶対成功させるぞと意気揚々と家を飛び出すと、負けじと全力でぶつかってくる車にはねられた。
胴体が真っ二つになり上半身は上空を舞う。
消えゆく意識でこんなの有りかよと思ったら空が、視界が、世界が光はじめ―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:00:00
6073文字
会話率:62%
生まれ変わりなんて、あるか――。現実主義者の傭兵、25歳のゼロ・レクティスは、ある日、生まれ変わりの秘薬【妖精界の秘宝(メロ・ディ・ウェルティ)】によって、魔獣に転生した悪党に襲われ、相棒の妖精シロルとともに命を落としかける。だが死の間際に
、ふたりも【妖精界の秘宝(メロ・ディ・ウェルティ)】を飲み、ゼロは、同じ歳の魔術士、【大賢者】クルス・ディワンへと転生する。
転生の際に、消えゆくクルスの魂と交錯したゼロは、クルスに、近々養子として迎える子を立派な勇者として育てること、そして、その勇者にふさわしい仲間を集めて、ともに、7年後に復活する魔王を討伐してほしいと頼まれる。それが【大賢者】の運命(さだめ)だと。しかし、自由を好むゼロは転生後、それらを無視して、再びゼロとして生き直そうと、クルスの屋敷から逃げ出そうとするが――。
ーーーーー
自分のために生きてきた男が、だれかのために生きることとなり、少しずつ、見えるものが変わってゆく。そんなお話です。
※不定期連載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 01:09:04
55191文字
会話率:45%
かつて六人の女神によって作られた世界。
人間を始めとした亜人を含む計六種族が生態系のトップに君臨する世界では世界を創造した女神達が厚く信仰されている。
火の女神、水の女神、風の女神、地の女神、光の女神。5人の女神が愛される世界で、ただ一
人だけこの世界で異分子扱いを受ける消し去られた異形の存在として扱われた女神がいた。
闇の女神シャウラ。
彼女は世界を創った女神であるにも関わらず、いつからか世界の終わりを望んでいた。彼女は一度世界を破壊しようと手を掛けることもしている。何故、彼女一人がそのような悲しい結末を望んだのか?
誰もその理由を知らぬまま、彼女の存在は歴史の闇に葬り去られるのだった。
そんな悲しき歴史から凡そ五百年後。
死んだ都市とされる場所で、再び闇の女神が行動を開始しようとしていた。
「女神全員を殺す」そう宣言した彼女は一人の従者を連れて、女神を探す旅に出る。
この物語は、その闇の女神……ではなく、それに付き従い最後まで彼女の行く末を見守った従者クロナの楽しくも悲しい旅の記憶である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 12:07:58
50839文字
会話率:37%
校外学習で水族館へ行く話です。 *同作品を「カクヨム」にも投稿しています。
最終更新:2022-10-14 17:39:38
5933文字
会話率:47%
記憶を失った主人公が無人島で繰り広げられる陰謀に巻き込まれる物語。
失われた記憶を取り戻そうと謎の少女たちと協力するが……
財宝と島の謎に迫る恋愛アドベンチャー&ミステリー。
果たして財宝を発見できるか?
脱出は?
私を選んで! 物語が進む
につれて明かされていく少女たちの宿命と主人公の記憶が交差した時運命の歯車が動き出す。
そこに人はいるのか?
そこに希望はあるのか?
夏への招待状をあなたへ。
予測不可能な夏物語が今始まる。
最後まで読むと何かが現れるよ。
注; 毎日二回投稿(八月中) それ以降は未定。
アルファポリスにも掲載中(8月1日~ )
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 20:33:11
125078文字
会話率:40%
桐生零也はライトノベル新人賞で金賞を受賞し、夢であったラノベ作家としてデビューした。
ラノベが好きな彼女と共にやる気に満ち溢れ、必ず成功してやるぞと強い気持ちで努力する。
担当編集にも恵まれ、完成した作品はこれ以上が無いというくらいの出来。
金賞受賞ということもあり話題性にも期待しワクワクしていたが、結果は微妙に終わる。
それでもめげずに続きを書き続けるが、売り上げは伸びない。彼女との生活にも以前のような、無邪気な明るさは消えゆくよう……。
とうとうその作品は打ち切りという形で終わりを迎え、ラノベ作家零也は放心状態に。
心が折れ、ラノベ作家を辞めることにし、彼女とも別れることに。
なんの目標も無くなってしまった俺は、なんのために生きているのだろうかと、なんとなく過ごす日々。
果たして零也の今後はいかに……
初投稿です。拙い部分はあるかと思いますし、執筆速度も遅いと思いますが、応援いただければ大変嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 12:22:46
36519文字
会話率:38%
獣人と人間が争う戦国の世。
猛威を振るった魔王山ン本は、自らが治める国の民に謀反を起こされ、その最中、何者かによって殺されてしまう。
消えゆく意識の中、彼は自身に共鳴する一つの心音を捉える。
「殺めることしかしてこなかった人生だが、最
期くらいは」
自らの生と引き換えに小さな命に息を吹き込んだ山ン本は、そのまま月明りの宵に死してしまう。
だが次に目を覚ましたとき、彼は十四歳の少女になっていた。
「な、なんじゃ!?」
鏡を見て驚く山ン本だったが、さらなる衝撃の事実が間髪を入れずに彼を襲った。
なんと彼の精神にはまだ、カラクリと呼ばれる身体の持ち主が存在していた。
そうして、体の支配権を入れ替わりで握り合う彼らだったが、そんな二人の前に、正体不明の敵が現れ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 08:34:24
103590文字
会話率:59%
つまらない人生だ。
へらへら笑う自分が嫌い。人と比較する自分が嫌い。自分じゃない誰かを演じてる自分が、大嫌い。
そんな中で日々を送っていた私の元に、ある日3人の幽霊が現れた。性格も年齢も性別も、何もかもが違う私たち。共通点のなかった一人
一人が、一緒の暮らしを通じて心を通わせていく。
不思議な幽霊達と1人の少女が紡ぐ、感動の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 23:45:03
1487文字
会話率:27%