平和のために生まれた殺戮人形は、平和になったら不要になった。だが強すぎて破壊も出来なかった。自分を廃棄処分してくれることを願う人形の少女と、彼女以外の人を知らない唯一彼女を破壊出来る少年の話。
最終更新:2021-10-11 01:58:04
17394文字
会話率:32%
廃棄処分が決まり、自己廃棄申請を行うために廃棄工場へ向かったJ-71だったが、なんと指定の廃棄工場が倫理規定違反によって閉鎖されていた。既に廃棄寸前だった彼は歩くこともままならず、途方に暮れる。そんな時、一人の活発な少女と出会った。
「あ
りがとうございます。お名前を教えてもらえますか?」
「メラニー!おじいちゃんのおなまえは?」
「私はJ-71と言います。よろしくお願いします、メラニー」
「ジェ……?じゃあ、ジェイさんで良いよね。よろしくね、ジェイさん!」
これは一人と一台の出会いと別れの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 19:46:04
8606文字
会話率:57%
ここは「原初の星」と呼ばれる惑星。
この星では生活のエネルギー源として「イェソドエネルギー」と呼ばれる力を使っているが、その原料である「イェソド鉱石」は人間が長時間触れると身体に悪影響を及ぼす。そこで「人工種」という、人に代わって鉱石を採
る為の存在が作られた。人工種は首に付けられた「タグリング」(首輪)で人間に管理され、土地移動や職業選択の自由が制限されている代わりに給料等の面ではかなり厚遇されている。
物語の主人公の一人、十六夜護は人工種兄弟の四男。1年前「失態」を犯して採掘監督の座から降ろされた次男の穣に代わってイェソド鉱石を採る採掘船アンバーの採掘監督に抜擢された。だが「人工種は人間に作られた人間の為の存在、役に立たない人工種は『廃棄処分』にされる。」その言葉の為に必死に頑張る護だが、思うように成果が上がらず焦りと不安に苦しむ。そんな護を軽蔑の眼差しで見る穣。「なぜそんなに人間の為に生きねばならないのか。」
…自分を殺して他者の為に生きる護と、自由を渇望しながら希望を見出せない穣。
そんな2人が「絶望」した時、ある一人の存在との出会いが「変化」を起こす。
『変化の波紋は大きく広がり、果ては世界を揺らす大波になる。』これは真の自由への回帰の物語。
※個人サイト「紺碧の採掘師(https://konpeki.amebaownd.com/)」の他に「アルファポリス」「エブリスタ」「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:18:24
339527文字
会話率:79%
最近流行りの無機物転生を果たしたオレ。
しかし、その転生先は銃――の弾丸でした。って何でだよ!? オレって使い捨てのアイテムなの!? ちょっとぐらい異世界の旅とかさせろや!
初っ端から身動き取れないし、どんな嫌がらせだよ!?
最終更新:2021-02-11 22:00:00
10365文字
会話率:33%
……そのAIはただ愛されたかった。ただ誰かの、何かの役に立ちたかった。誰も引き取り手がいない。廃棄処分を待つ日々。けれどもある日救いの手が差し伸べられる。けれどもそれは、人類滅亡への……
西暦2222年、地球はAIで溢れかえっていた。彼
らは高い知性と喜怒哀楽の感情を持ち、少しずつ、意思の力も身に着けるようになってきていた。
人間との割合は半々程度。互いに均衡を保ちながら、平和を保っていた。そう、表向きだけは……。
身分を乗り越えた純愛、真の愛とは何かをテーマにした作品です。
※こちらの作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」にて2018年3月3日に初投稿した作品です。アルファポリスにも2019年6月11日に初投稿しております。偶然「第6回ネオアイリス大賞」参加作品を見ていましたら、よく似た作品を見つけましたのでこちらにも投稿します。この方には以前リンク先をお教えした事があったのですが、我が拙作は読んだ事もない、との事。因みに、お読みになられているかどうか知りえませんが当方の作品は殆どご存じの方です。これだけ色々な作品が溢れている昨今は特にアイデアが偶然被る事ってあるある、ですけれども……。
何やら脅迫めいた感想やメッセージを頂きました。現在は削除されたようですが、デリケートな内容なので当方では、SNS等でその方のお名前や作品名を晒した事は一切ございません。現在は作品自体を削除されたようです。しかし、再投稿されるかもしれませんし、他サイトで掲載されるかもしれません。今後、酷似している作品故に逆に当方がパクったのでは?……などというあらぬ嫌疑がかけられぬよう、こちらに晒す意味も兼ねて投稿させて頂きます。拙作といえど私にとってはどれも大切な作品です。何卒何卒了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 23:00:00
20567文字
会話率:37%
八島重工の兵器製造コロニー、通称『戦艦島』は日本国憲法も法律も適用外の宇宙空間にあって、日夜、最新兵器の研究開発がおこなわれている。非人道的ともいえる人体の改造や、命を使い潰すような実験も日常茶飯事。
一方で防衛機密を探り出そうという勢
力も活発に活動していた。
戦艦島の将来を担う人材を育成する八島高校の生徒会により新入生・佐藤玉は飼育委員に任命される。実質的にアルバイトの防諜工作員だ。
委員長はファーストと通称されている女の子。彼女こそ、遺伝子強化体として人間の限界の能力を引き出すことが出来る最初の個体にして、唯一の個体とされていた。
さらには失敗作で廃棄処分と決まった実験動物たちも飼育委員会を影で支える。
最初の任務は秘密裏に潜入した機械化改造体の捕縛もしくは殺害。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 06:06:42
154800文字
会話率:35%
現在、人類は瘴気の影響によって凶暴化した動物の上位生物レムレスから身を守るべく、レムレスと人間のキメラを生みだし、それらを教育し人間社会を守る兵士として使役していた。
Z-0046番は「瘴気の蔓延する環境下における人類の生存可能調査研究」に
よって不死身のレムレスの遺伝子から創造した生物のうち人間体としての生育に成功した驚異の再生力を持つキメラである。このまま改良を重ねていけば目標としていた成果が得られると予想していたが、政府の判断により研究は中止を余儀なくされ、実験中の未完成個体は全て廃棄処分となった。しかし人間体として完成していたZ-0046番は、人道的配慮によって処分されず、かと言って研究中止となった実験動物を表立って使役することもできないとの研究室側の判断により、現在は雑用として働いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 00:57:37
26323文字
会話率:30%
異世界へとクラスメイトと召喚された主人公、天城深月は、持っていた能力が“使えない”と判断されて、とある研究の実験体になってしまう。
その果てに復讐心を抱いた深月は、廃棄処分の末に辿り着いた魔界で魔王と出会い、復讐の物語が始まる。
最終更新:2019-04-03 22:05:17
3541文字
会話率:25%
機巧技術の発達した世界で、少女は人間そっくりの機巧人形として生み出された。ただし、身体の一部、脳幹だけは人間のものを流用する形で。明確な意図のもとに造られた人間紛いの存在、それが少女だった。むべなるかな、使途は「兵器」である。
しかし、実戦
投入を目前に控え、人間の倫理にそぐわない「悪魔の産物」であるとして少女は廃棄処分が決まる。生まれた目的も果たさず、自分の生きる世界のことも知らずに終わりたくない一心で研究所から逃亡、少女は放浪の旅に出る。
「自分が人間であるのか、それとも兵器に過ぎないのか」
その答えは、きっと、自分のルーツを探ることでのみ見つけられるのだろう。少女は自分の「脳幹」の持ち主だった人、その家族を探して様々な国を訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 19:00:00
24155文字
会話率:46%
時は近未来の地球
先に起こった戦争で廃棄処分となった兵器の残骸を加工し
それを闇市場で売ることにより生計を立てている主人公ジョウ
そんなジョウの元に…ニウラと呼ばれる男が訪れる
「そのジャンク品を集めてロボットにしてみないか…」
ここから始
まるジョウとニウラ…そしてもう一人の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-15 08:38:53
9098文字
会話率:79%
タイトルはハルジオン外伝ですが
ハルジオン~口だけ野郎一代記~の外伝以外にもまったく別の没ネタやらも投稿すると思います。
廃棄処分場的なアレです。
最終更新:2017-07-23 21:46:52
103162文字
会話率:31%
薬物に溺れた元軍属のジャシュカは軍を離れ、第二のキャリアとなる力を手に入れた。そんな彼は軍の関連機関である施設に入所している際に1体の、いや、1人の少女に出会った。彼女はその施設最大にして最高の最恐の作品であり、彼のバディーとなった。
戦争がなくなり、施設の価値がなくなった今、廃棄処分を逃れた彼は手に入れたキャリアを進めるべく少女とともに歩みだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 21:00:56
7300文字
会話率:41%
異星人ニムロッドによる侵略戦争に敗れ、世界は壊滅的危機に陥った。
そんな中、生き残った人類の中から、異能に目覚める者たちが現れる。彼らの力の根源は「怒り」「悲しみ」「憎悪」のような負のエネルギー。
世界に充満する侵略者への憎悪をその身に受け
入れ、“呪い”として行使し、ニムロッドと配下の機械兵に報復する。
彼らはいつしか〈呪身鬼(シフター)〉と呼ばれるようになった。
廃棄処分対象として追われる身となった、生体兵器の少女“燐(リン)”。
過去の罪を償い、大切な人々の仇をとるため、ニムロッドを追う〈呪身鬼〉の青年“ノア”。
敵対するはずの二人は、荒廃した街で出会う――。
※大橋なずな様主催「このイラストで小説書いてみた」企画作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 19:00:00
34608文字
会話率:17%
突如異世界に飛ばされた男、岡部誠治は元の世界の知識を活かして医者の仕事をしながら毎日を過ごしていた。
そんな彼の元に、昔助けた男がお礼をしたいと訪ねて来る。
男に連れられて辿り着いた場所は、身体的または精神的な弊害を持つ「廃棄処分」間近の奴
隷たちが住む独房だった。
そんな中、彼は一人の少女と出会う。
傷だらけで片腕の無い少女と、その主人の話です。
コンセプトは「虐げられてきた少女に優しくしてホルホルしたい!」です。シリアス寄りですが陵辱的または官能的な表現はほとんどありません。
ただ主人公とその奴隷が、ゆっくりと歩み寄っていくお話です。
※一月は諸事情により更新は滞ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-27 13:05:51
72146文字
会話率:25%
辺境の惑星にあるゴミ処分場の受付嬢と、廃棄処分になったロボットの話。
※自サイトにも掲載しています。
最終更新:2015-08-21 21:51:18
4108文字
会話率:27%
「この書き出し/締めいかがですか その壱」で出たお題【 声を封印されて廃棄処分された 】で書いた。ゴミ捨て場で拾われた、声を奪われたアクトロイドが主人公の恋愛もの、のつもりで書いたが、恋愛要素どこいったな話になった。そして主人公は誰。恋愛
は……アクトロイドが大事に抱えてる日記の中にしか多分ない。ちょっと拝み倒して中読ませて貰ってくる。……これ、ジャンルなんですかね。アクトロイド出したらSFになるんじゃないかと思ってるくらい、作者は頭が悪いです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-04-21 17:06:40
5374文字
会話率:18%
殺戮の為だけに造られた兵器、『A-8-10』。
彼の弱点は『他人を殺せない事』だった!!?
そんな彼は当然のように廃棄処分に……!?
最終更新:2011-11-19 20:40:53
4058文字
会話率:52%
昭和20年8月敗戦。日本軍は武装解除。目の敵にされたのが「日本刀」
であった。数多くの日本刀が廃棄処分にされた。その難を免れ、後に「赤
羽刀」と呼ばれた日本刀を巡る伝である。
最終更新:2011-05-13 19:42:59
7608文字
会話率:7%
介護用アンドロイドとして造られた「私」は、博士を愛しているのに廃棄処分にされてしまう。脱走した「私」が逃げ込んだ先は、雨の降る森だった。
最終更新:2008-02-18 08:33:55
3513文字
会話率:33%