五年前の初冬ーーそれは曇り空の、気が滅入ってしまうようなどんよりとした日だった。
ぼくはその日、高校生らしき若者から、至極極まりのない暴言を浴びせられた。
ただ、その若者は悪態をつくと、そそくさと、その場から立ち去った。あっという間の
出来事。
だから、何の抵抗も出来ないまま、その一件は終わってしまった。
そして、それから五年の歳月が流れた。
今日は、ぼくが経営する会社の入社式。
もっとも、従業員三十数名の小さな会社。
従って、迎える新入社員は、たったの四名。
そのうちの一人が、入社式の次の日に、会社を辞めたいと言い出した。
さて、いったい、どうしたというのであろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 19:00:31
738文字
会話率:11%
地方都市のとある小さな会社。
フツーのOLの私は、いつも事務所の奥で仕事をしている経理課長の小松原さんの事が気になっていたけれど、接点のないままの毎日を過ごしていた。
でもある日、残業終りの突然の雨に降られ、
成り行きで小松原さんの車に乗せ
てもらう事になって……。
ほとんど話した事のない年上の先輩を少しずつ意識していくOLのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 21:03:53
31311文字
会話率:30%
小さな会社に勤める「俺」は、ある日、取引先に向かう途中で謎めいた黒ずくめの格好をした印象深い瞳を持つ美女と出逢う。
自分のことを探偵だと言った彼女は、俺の願いを何でも(※但し常識の範囲に限る)叶えてあげると言う。
俺は彼女をあしらうつもりで
「取引先の担当者と会わずに済むようにしてほしい」と依頼するが、取引先に着いてみるとそれは思ってもいなかった形で実現されていた。
さらには社に戻った俺のところに彼女が現れ、先の依頼について驚くべき告白を始める。
そして最後に彼女は俺に、ある以外な形での報酬を要求する。それはなんと……
※探偵は出てきますが推理ものではありません
※全14話予定
※毎週土日21:30ごろ公開予定
※この作品はカクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 21:30:00
13186文字
会話率:55%
大先生と呼ばれた作家、芦屋鏡子(あしやきょうこ)は寿命を全うした後、霊感体質のWEB小説家、鳥鳴篤輝(とりなきあつき)に憑依した。未完の小説を書き上げ、遂に天上界に昇天……することはできなかった。
今度は編集者、神宮夕乃(じんぐうゆうの)に
入り込み、編集者として風紀が乱れた小さな会社を建て直そうと奮起する。
会社の武器はオカルト誌“マインドアイ”とグラビア誌“クイーンエイジ”の月刊誌のみ。
芦屋の知識と人脈を生かして、夕乃と一緒に旧友の元を尋ね歩く芦屋。その中にはかつて憑依した鳥鳴もいた。前作からの登場人物を一堂に会しハツラツおばあちゃんの快進撃は続く。そして行き着いた先、芦屋鏡子がなぜ、現世で憑依し続けたのか。その謎を究明しちゃいます。
全二十三話+アルファ。毎日二十時ごろ更新予定。僕にセカンドチャンスを下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 09:14:24
119577文字
会話率:48%
新本格推理はもう古い!あなたの脳みそをスクランブルする超・本格推理小説のシリーズ第二弾。
今回は、謎解き要素多目です。連続殺人の犯人と、動機と、犯行方法を推理してください。
サトリ少女におとずれた目に見えない少年との初恋。それから10年後に
起きた見えない殺人者による恐怖の連続殺人事件の真相とは?
高精度なレンズを制作する小さな会社で、カリスマ社長・花城が自社ビル屋上から転落死するという事件が発生する。警察の検証により一度は事故として処理されるが、続けて二人目の転落死が起きると、なぜか警察上層部からの強い要請があり、県警刑事部捜査一係の山科警部と超科学捜査研究所(S.S.R.I)の宮下真奈美が殺人事件として捜査に乗り込むことになった。しかしその捜査を嘲笑うかのように新たな殺人が発生する。花城社長は着用すれば目に見えなくなる光学迷彩服、インビジブルスーツを研究開発していたというのだが、果たして犯人はこのスーツを着用し、人目に触れることなく犯行に及んでいるのか?他人の心が読めるサトリ捜査官・宮下真奈美、21世紀の金田一耕助の異名を持つ本格派名探偵・金田耕一郎、そして稀代のサイキック探偵・御影純一による三つ巴の推理バトルの行方は?いくつもの謎を散りばめた、おもちゃ箱のような超感覚ミステリイをお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 22:54:41
75159文字
会話率:51%
下町の小さな会社での、ごくごくありふれた日常。
でも、残酷な日常。
最終更新:2020-11-21 12:00:00
5022文字
会話率:0%
小さな会社のOL。彼女には秘密がある。七夕に女の子たちの望みをかなえるという。
最終更新:2020-10-17 08:24:09
2795文字
会話率:34%
地方の小さな会社に勤める伊佐美 謙三(いさみ けんぞう)は、堅実と誠実の言葉を胸に生きてきた男だった。だが彼は、十八歳になった我が子を前に、激しく動揺していた。あまりに理不尽な現実を前に、彼は拳を固く握り、肩を震わせていた。
最終更新:2020-08-09 00:19:08
3617文字
会話率:39%
40歳のみどりは、小さな会社でパート事務をしている。
誠実でつつましやかな彼女は、秘かに温かい家庭を持ちたいという願いをもっていた。
もう40歳。
願いと諦めの狭間で、ある男性との出会いが人生を変える。
長岡更紗さま主催の『ワケアリ不惑女の
新恋企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 10:00:00
11301文字
会話率:42%
田舎育ちの御堂輝(ミドウテル)は友達ゼロ,恋愛経験ゼロのぼっちである。
20歳となり、都会での新生活に憧れて東京へ上京してきた輝は、未経験でありながら晴れて小さな会社のゲームプログラマーとして採用が決まり、東京での新生活をスタートさせた。
しかし、東京で待っていたのは夢のような新生活とは裏腹に、辛い残業地獄の毎日だった。
そんなある日、輝は通勤中に何者かの手により殺害されてしまい、最強の吸血鬼(ヴァンパイア)の力を継承した転生者として異世界に転生させられてしまう。
そこは、黎明より人間と吸血鬼の争いが続く、魔法という概念が存在する世界であった。
この物語はカースト下位の冒険者が吸血鬼の力を使い、吸血鬼を滅ぼす成り上がり冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 18:00:00
26760文字
会話率:32%
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様は
小さな会社を経営する佐川。
佐川の会社の社員は、佐川が思ったように動かずにイライラしていた。
佐川の仲間は投資案件などを持ってきて、お金を稼ごうとする人ばかりであった。
今回もとある案件を聞いて、早速仲間の笹口に話をするが、意外にもそれを断る笹口。
それどころか、笹口は佐川をカフェ・シェリーへと連れて行く。
笹口が変わった理由とはなんなのか、そしてシェリー・ブレンドは佐川に何を教えてくれるのか?
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 06:32:29
15309文字
会話率:61%
北陸の小さな会社の事務員をしている大野紬(おおのつむぎ)。季節は冬。お正月休みも済み、のんびりと仕事を始めていたところ、取引先の何度も顔を負わせたことがあるメンテナンス企業の人が訪れた。
一緒に現れたのは、他県から研修としてやってきた伊倉櫂
李(いくらかいり)。
背の高い彼の髪に付いた雪が解け、雫が流れる。その様子を見た紬は挨拶の言葉も忘れ釘付けに。
寒い冬に始まった緩やかな恋。
アルファポリス、小説家になろう、pixivで同時公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 15:49:28
34132文字
会話率:29%
社長(女)、プログラマー(男)、営業(女)の三人で回している小さな会社。ある日、営業の女性社員が急病で瀕死の状態になった。彼女の掛かった病気は『抱きつき症候群』。男に毎日抱きつかないと死に至る病であったのだ。しかし彼女は大のタカ派レズビアン
で口も悪いし男が大嫌いで、プログラマーの同僚男性相手にいつも口喧嘩をしていた。彼女は大好きな女社長の命令でやむを得なくプログラマー男と抱きついて治療を行うことになり、三人の男女は治療のために同じ家で暮らしだした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 17:39:14
207054文字
会話率:53%
【4000PV突破! 皆様、ありがとうございます<(_ _)>】
[ブラックでもホワイト企業。5時を過ぎたら、捜査はしない]
滝馬室。四十歳、独身。会社経営。安物スーツで通勤するごく普通の勤め人。
運悪く、満員電車で痴漢
間に違われた彼は、駅員から必死で逃げていた。
潔白を訴える彼が何故、逃げるのか?
それは――――――――彼が警察官だからだ。
都心の片隅に紛れた雑居ビル。
風が吹けば倒壊しそうな、このビルの上にある小さな会社。
水を売って生計を立てる会社の従業員は、わずか三人。
だが、それは世間を欺く仮の身分。
警察庁が警視庁に命じて、反社会的集団を密かに見張る為に設けた、監視チーム。
公安警察「ゼロ」から派生した集団。
”サード・パーティー”と命名されたチームは任務遂行中、警察手帳や手錠を携帯しておらず、同じ警察官からも一般人と区別がつかない。
それどころか、長い監視任務は警察内部から軽視され、いつのまにか、左遷組の吹き溜まりとなっていた。
組織の意向に不服の左遷組。
「何としても、手柄を立てて警視庁に戻る」
と掲げた部下に、滝馬室は一言添える。
「このまま、普通の会社員で行こうよ」
彼らは、警察官に復帰出来るのか?
※不定期更新です。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 12:00:00
142461文字
会話率:26%
二次創作ではありませんが、クトゥルフ神話がバックにあるのでそういった面での、解釈の違いなどを嫌うかたはお勧め出来ませんのでプラウザバックをお願いします。
ジャンルはファンタジーで登録してみました。しかも後味かなり悪い話が多いです。ちょっとグ
ロい所もあるんで、ホラーの方がいいんじゃない?と思われたかたは感想にでも書いてくださったら変更を検討致します。
紬(つむぎ)は、IT会社に勤める26歳のOLだ。ある日大口顧客であるナイジェルから、自分の別荘のセキュリティのシステムを構築して欲しいと個人的に頼まれる。紬は同じ大学出身の友人で、今は小さな会社を経営している三人と共に、山奥にあるその古い別荘へと足を踏み入れたが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 06:00:00
173933文字
会話率:34%
主人公「町田宏治」は気の弱い30歳のサラリーマン、頭の回転も鈍くて運動も苦手、中肉中背の冴えない容貌で友達も居らず、中学生の時に挫折を味わって以来何一つ成功体験の無い侭、今は小さな会社の総務課の平社員になっていた。 ある日「宏治」は不思議な
夢を見る、それはやけに臨場感のある夢で自分で夢を見ていると自覚できる夢、所謂「明晰夢」と言うものらしい。 それでも「宏治」にはそれが夢だと断言できる確証が有った、何故なら街並みは石畳の敷かれた中世ヨーロッパの佇まいだったし、そして何よりもその夢の世界では「宏治」は頭脳明晰、運動神経抜群、皆から羨望の眼差しで憧れられるイケメン高校生だったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 00:00:00
64327文字
会話率:41%
働いて生きている
働いて、生きている
働いて、生きて、いる
最終更新:2016-08-13 00:00:00
268文字
会話率:0%
とある小さな会社に現れるお菓子泥棒。
それに挑むはOL二人。
小さな日常話。
キーワード:
最終更新:2015-08-22 19:37:20
3592文字
会話率:54%
小さな会社の秘書である私は、仕事をサボり気味な社長に不満を持ちながらも働いていた。
最終更新:2015-07-29 03:30:12
4406文字
会話率:43%
宇宙のゴミを拾い、地球に落として流れ星にするベンチャー企業、星屑流星有限公司。
中国人社長のパンダ以下、国籍も言語もてんでバラバラなメンバー達。
そんな胡散臭い小さな会社が、どうにも胡散臭い仕事を引き受けて、地球にとんでもない騒動を起こして
しまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 16:26:53
15385文字
会話率:47%