冷めた言葉いらない、月が寄り添い
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最終更新:2025-02-16 17:46:02
254文字
会話率:0%
あの頃とおなじ、オーダー、冷めた気持ち
最終更新:2023-10-12 22:11:33
431文字
会話率:0%
冷めたスープ、昨日と違うもの探してる
最終更新:2023-06-22 20:51:34
282文字
会話率:0%
最近、婚約者の様子がおかしい。
第一王子の婚約者である侯爵令嬢ルイーゼ・フローライトは、
急に距離を置かれて疎遠になった婚約者フェリクス・マクシミリアンの事を考えていた。
この数か月間、不誠実な態度を取り続けるフェリクスにすっかり気持ち
が冷めたルイーゼは婚約破棄を望むようになった。
夜会当日。ため息をつく彼女の前に現れたのは殿下の親友で真正の女たらしと名高い公爵令息クロード・コンクシェル。
薄っぺらい男性が嫌いなルイーゼが適当にあしらおうとした時、彼はとんでもないことを言い出した。
「僕は殿下から、あなたを嵌めるように言われたんです」
……は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 22:32:43
13316文字
会話率:54%
最期に聞いたのは、望んでいない結婚をした冷たい夫の声。
「煮るなり焼くなり殺すなり、好きにしろ」
オメガは『神の使い』と呼ばれ崇められている国で出会った、運命の番であるオメガのノエル・ヴァレンタインとアルファのレイシス・ブラウン。
た
だ、二人の愛は冷め切っていた。
夫から距離を取り辛い日々を送っていたある日、ノエルは何者かに捕えられて命を落とす。
だが次に目覚めたら、ノエルはなぜか学生時代に戻っていた。
今度は穏やかな人生を歩みたい。
それなのに、ノエルが離れていくごとになぜか婚約者のアルファ・レイシスに迫られて――!?
「僕の"運命の番"はあなただけです、ノエル・ヴァレンタイン」
「――ッ死んだあとに運命だって言われても!」
死んでから始まる、オメガとアルファの運命の物語。
※オメガバース特殊設定あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 18:00:00
55159文字
会話率:49%
お気に入りに追加
ゲームの世界に転生したら、悪役令嬢で、ヒロインは自分の婚約者を狙っているらしい。婚約者への熱も冷めた所だし、サクッとお別れして新しい婚約者を見つけます。悪役令息ヤンデレキャラのあの人、もしかして結構良いかも。いや、かな
り良い!
短編を書く練習の二作品目です。
※アルファポリスさんでも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:24:35
75823文字
会話率:50%
シルベスタ・オリヴィエは学園に入った日に恋に落ちる。相手はフェリオ・マーカス侯爵令息。見目麗しい彼は女生徒から大人気でいつも彼の周りにはたくさんの令嬢がいた。彼を独占しないファンクラブまで存在すると言う人気ぶりで、そんな中でシルベスタは他の
令嬢より目立つ方法はないかと日夜頭を悩ませた。
シルベスタの行いがあまりに過激だったためついにフェリオから大っ嫌いだ。俺に近づくな!と言い渡された。
だが、思わぬことでマーカス侯爵家はシルベスタの家に助けを求めることになるが、オリヴィエ伯爵家はシルベスタを目に入れても可愛がっており彼女を泣かせた男の家になどとけんもほろろで。
フェリオの甘い誘いや言葉も時すでに遅く…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 06:31:59
55245文字
会話率:38%
今日も私は、海辺にある一人ぼっちの家で目が冷める。
ぽっかりと空いた寂しさを埋めるものはなんだろうか。
それを、私は探したいのだと、そう思ったのだ。
恋でも、愛でもない、気まぐれな火遊びも、雨がゆっくりと消してくれる。
雨粒が潮の匂いを
消してくれた時。
誰かの部屋で、絵の具の匂いを嗅いだ時。
煙草の匂いが付いた制服を洗濯する時。
恋でもなく、愛でもなく、寂しさは、埋まるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 19:28:43
9523文字
会話率:38%
彩夏と翔太は四国で別れ父親の誠を罵倒するがその結果翔太は死の選択をする。そのことから20年前の誠と萌美の別れた不透明な部分の事実が崩れて来る。翔太の死は誠と誠の妻瑞菜との経緯や瑞菜の学生時代の過去が掘り起こされてくる。ルポライターは萌美に「
もう誠のことは忘れろよ」と呼びかけるが萌美は冷めた笑顔を見せるだけだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-06 10:51:35
28090文字
会話率:45%
2045年、少子化対策として「婚育促進法」が施行された日本。30歳以上で未婚の者は所得の15%を「独身税」として徴収され、子持ち夫婦には住宅補助や教育無償化などの特典が与えられる社会。結婚届の審査はAIが担当し、虚偽申請には懲役刑という厳し
い制度下で、若者たちは必死にパートナーを探していた。
主人公・新倉湊(25)は介護ロボット開発のエンジニア。職場恋愛禁止の厳しい職場環境と重い家族の介護負担から婚活ができず、独身税で貯金が目減りしていた。ある日、社内システムから「結婚斡旋サービス」の広告が強制表示され、偽装結婚の闇業者「月下氷人」の存在を知る。
一方、元バレエダンサーの久我山蓮(28)は膝の故障で引退後、ダンススタジオを経営するも赤字続き。独身税と相続税の二重苦に喘ぎ、実家のスタジオを守るためなら偽装結婚も厭わない状況だった。
AI監視システム「アマテラス」の目を欺くため、2人は徹底的な演技特訓を開始。湊の開発した感情認識AIを逆利用した「愛情指数シミュレーター」で完璧な夫婦像を作り上げ、蓮が考案したダンスを取り入れた日常動作で監視カメラを欺く。冷めた契約関係から始まった2人だったが、蓮が湊の介護する祖母に本物の孫婿のように接するうち、互いに心の鎧が溶けていき……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 19:54:58
6953文字
会話率:43%
トーズ王国の美しき王と王妃の間には、二人の愛らしい王子がいた。長男シャルルは15歳を迎え、将来の王子妃を見つけるために頻繁に開かれるガーデンパーティーで貴族たちと交流を深めていた。そんな中、小さな領地の子爵令嬢ヒルデガルドも社交界に顔を出し
、王子妃にはなれなくとも有力者との繋がりを築くよう母から教えられる。しかし、彼女は王子を取り巻く母親たちの熾烈な競争を冷めた目で見ていた。
ある日、パーティーの喧騒から逃れたヒルデガルドは庭のブランコで一人遊んでいると、シャルルと偶然出会う。二人は自然と打ち解け、秘密の場所で語り合うようになる。身分を超えた友情を育みながら、シャルルは17歳に成長した。
しかし、シャルルの生誕祭で突如として魔女が現れ、彼を自分のものにしようとする。王国は混乱し、魔女の呪いによってシャルルは忽然と姿を消してしまう。ヒルデガルドは初恋を忘れられないまま、大人になっていく。
彼女を取り巻く環境が変わる中、自分の思い描いていた大人像も変え、自分自身も頑張っていく中でシャルルの呪いに関する情報を手に入れて・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 14:35:01
11574文字
会話率:54%
初夜に夫であるレオナルドから冷たく突き放されたユーリア。
ユーリアはレオナルドを愛していたが、彼には最愛に人が他にいた。
過去三回の回帰を経て、既にユーリアの愛は冷めてしまった。
離婚しようにも、この国では女性から離婚を切り出すのは不可能。
「傍若無人に振る舞って、旦那様から離婚を切り出してもらいましょう!」
ユーリアの作戦が、いま始まる——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 12:15:29
9995文字
会話率:21%
わたくし、子爵家の一人娘で跡取りとして育てられましたの。
というのに、お母様が亡くなって早数年。
ついこの間、わたくしに姉妹ができましたの。ええ、新しく姉妹……それも、異母姉だそうなのですわ。
なんでも、わたくしの母が亡くなっ
て数年。喪に服したには十分だと宣い、ほとぼりが冷めた頃合いなので、母と結婚する前から囲っていた愛人を呼び寄せ、結婚したそうです。
更に、異母姉を改めて認知し、我が子爵家の籍に加えるのだそうです。
しかも、全っ部事後報告っ!?
控えめに言っても……結婚前からずっと母を裏切り続けやがって、マジクズだなクソ親父がっ!! あら、つい言葉が乱れてしまいましたわ。失礼。
クソ親父が保身上手で小賢しいクズな上、物語などでよくあるように、我が家はお母様の血統……ということもなく、普通にクソ親父の血統だ。
というワケで、わたしが後継というのも、いつ覆されるかわからん。
更に言えば、異母姉は一応、マジでクソ親父の娘だそうだ。
わたし、割と詰んでね?
異母姉はわたしの婚約者である頭空っぽ目節穴野郎の空っぽ頭に、せっせとお花畑を栽培し始めやがった。
そして、貴族学園交流会のパーティーで――――
「俺はお前との婚約を破棄し、真実の愛で結ばれた彼女との婚約を望む!」
と、やらかした!
「わたくしと婚約破棄して、異母姉と婚約を結ぶですって? 宜しい、ならば追放だ!」
高笑いしたい気分を抑え、上機嫌に応えた。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 20:23:15
7263文字
会話率:22%
わたしは、嫌いなモノとはなるべくなら関り合いになりたくない。
そういう性格をしている。冷めていて可愛げが無い、ともよく言われる。
だというのに、人のことをブスだ地味女だと言って、中等部入学当初からやたら絡んで来るクソガキがいる。
そん
なにわたしのことが嫌いなら、無視すればいいのに。わざわざウザ絡みして、わたしに攻撃する意味がわからない。
そうやって過ごしていると、ある日のこと。
ウザ絡みして来るクソガキから、婚約を申し込まれたそうだ。「断固拒否します」と断ったのだが――――
朝の寝込みを襲われ、飾り立てられてお見合いの席へドナドナされてしまった。
互いの両親の前でも、わたしへ暴言を吐き続けるクソガキ。そして、そんなクソガキを咎めもせず、にこにこと「照れてるだけなのよ。本当は、あなたのことが大好きなのに」というクソガキの母親。
わたしの両親も、微笑ましいという顔で笑っている。
それなら、わたしも――――覚悟を決めて、暴言を返してやることにした。
「誰がお前みたいな奴のことを好きになるか。いい加減、自分が嫌われてんの気付け。キモいんだよ。存在自体が目障りだから、わたしの前から消えてくれない?」と。
そしたら――――新しい扉が開いちゃったっ!?
「その虫ケラを見るような冷たく蔑んだ視線でっ、もっと俺を罵ってくださいっ! 駄犬を躾けるようにビシバシとっ! 俺に、あなたという存在を深く刻み込んでくださいっ!」
「誰がするかっ!?」
という感じの、『暴言クソ野郎に婚約を申し込まれている? らしいので、暴言を返すことにした』の、クソガキ新しい扉……ぶっちゃけ、ドMに目覚めちゃったバージョン。(笑)
あっちはシリアス調なのに比べ、こっちはアホなラブコメ? チックかもしれない。
設定はふわっと。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:17:05
7229文字
会話率:36%
わたしは、嫌いなモノとはなるべくなら関り合いになりたくない。
そういう性格をしている。冷めていて可愛げが無い、ともよく言われる。
だというのに、人のことをブスだ地味女だと言って、中等部入学当初からやたら絡んで来るクソガキがいる。
そん
なにわたしのことが嫌いなら、無視すればいいのに。わざわざウザ絡みして、わたしに攻撃する意味がわからない。
そうやって過ごしていると、ある日のこと。
ウザ絡みして来るクソガキから、婚約を申し込まれたそうだ。「断固拒否します」と断ったのだが――――
朝の寝込みを襲われ、飾り立てられてお見合いの席へドナドナされてしまった。
互いの両親の前でも、わたしへ暴言を吐き続けるクソガキ。そして、そんなクソガキを咎めもせず、にこにこと「照れてるだけなのよ。本当は、あなたのことが大好きなのに」というクソガキの母親。
わたしの両親も、微笑ましいという顔で笑っている。
それなら、わたしも――――覚悟を決めて、暴言を返してやることにした。
「誰がお前みたいな奴のことを好きになるか。いい加減、自分が嫌われてんの気付け。キモいんだよ。存在自体が目障りだから、わたしの前から消えてくれない?」と。
わたしは、この暴言クソ野郎と結婚させられて、一生コイツに縛られることの方が、我慢ならない。
設定はふわっと。
※タイトルの通り、主人公が暴言を返します。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 12:25:19
9072文字
会話率:27%
高校生活を送りながら、友人との距離感に悩む草牧三葉。どこか冷めた目で周囲を見ていた彼女は、人間関係が次第に希薄になっていくことに不安を抱えながら、日々の中で埋められない空虚感を感じていた。そんな三葉の前に、同じ部活の先輩、貴則(通称:キノ)
が現れる。彼はいつも明るく、周囲と自然に関わっていく存在だが、三葉の心にはなぜか届かない部分があった。しかし、何気ない会話から次第に打ち解け、三葉は彼に悩みを打ち明けるようになる。
キノはただ聞くことに徹しながら、時折、写真のように一瞬を切り取ることで「普通」の日常の中にも意味があると教えてくれる。その言葉に心を動かされ、三葉は次第に自分の気持ちに向き合い、変化し始める。写真を通して見つめなおす自分の歩みが、三葉にとって新たな気づきを与え、心の中で色づき始めた感情が、どこかで特別に輝き始める。
そんな日常の中で、三葉はあたり前の日々にこそ価値があると気づき、やがて心を開いて新たな一歩を踏み出すことができるようになる。そして、いつの間にか、彼女の中にある優しさと一歩踏み出す勇気を見つけた彼女は、愛と友情という形で、新たな人間関係を築いていく。
「普通の中に潜む輝き」と「気づく勇気」を描いた青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 06:48:10
8870文字
会話率:50%
甘酒を温めて冷めてからの
ジュースを飲む
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最終更新:2025-01-16 00:00:00
221文字
会話率:0%
“あんなに好きだったのに、彼に告白された私は一気に彼への気持ちが冷めてしまう!”
キーワード:
最終更新:2025-01-14 03:00:00
1700文字
会話率:34%
君への気持ちが冷めてしまった事を、君にどう言えばいいのか?
最終更新:2024-01-21 03:00:00
1819文字
会話率:47%
心変わりの早い私とそんな私に振り回される菅野君。
私は、直ぐに男性を好きになってあっという間に
冷めてしまう、どうしようもない女なの。
最終更新:2019-11-11 03:00:00
2006文字
会話率:45%
行き着くところまで来たもんだ。人類が宇宙旅行に熱狂していたのは、はるか昔の話。おれが生まれた頃には、すでにその熱は冷めていた。もっとも、それだって百数十年前のこと……いや、もっと前だったかな。まったく、記憶バンクに行かなきゃ、ガキの頃のこ
となんて思い出せやしない。
それにしても、『人間が想像できることはすべて実現可能である』なんて言葉があるが、どうやら嘘じゃなかったらしい。過去の人間が夢見たものは、ほとんど叶ってしまった。今、おれたちは不老不死だ。科学技術の発展にばんざい。ただ、そのおかげで、もう人間の想像力を越えるものは何も残っていない。つまり、おれたちは新しい発見もない退屈な時代に生きているわけ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-11 11:00:00
2544文字
会話率:42%
夜。とある店で向かい合って座る二人のカップル。女が深刻な顔をして口を開いた。
「……ねえ、ちょっと話があるんだけど」
「え! なになに!」
「いや、何でちょっと嬉しそうなの……?」
「え、そ、そうかな、ははは……で、なに?」
「
うん、その、さ……」
「はい、さあ、どうぞ」
「どうぞって……。何でそんなにニコニコしているの……?」
「まあまあ、いいから、話してみてよ」
「うん……その」
「うんうん」
「冷めさせようとしてない?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-03 17:00:00
1928文字
会話率:99%
とある砂漠。新たに砂に埋もれていた遺跡を発見したと言えど、一年近くも経てばその熱も冷め、また元々大して世間の興味も引いておらず、深夜。調査を続けていたのはある年老いた考古学者のみであった。
「うーむ」と唸る博士。数週間前、遺跡の屋上のこの
石板に触れたとき、確かに電流のようなものが走り、また文字が光って見えたのだが、やはりあれは気のせいか。徹夜続きだったものなぁ……。
と、博士が上体を大きく反らし、伸びをするとパキポキと子気味のいい音が鳴った。そして美しい星空をその瞳に映すと自然と頬が緩んだ。これでいい。これまでも、そして老い先長いとは言えないこの人生を捧げ、後の世代に知識の橋渡しをするのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-21 16:00:00
1449文字
会話率:45%
「私ヒロインなの」が口癖のピンクブロンドのアリシアを好きになってしまい、婚約破棄したかったけれどできずに結婚することになってしまう。
結婚披露宴で身も心もアリシアのものだと告げ涙する。
初夜のために夫婦の寝室にいくと部屋は|伽藍洞《がら
んどう》妻になったシルクがどこにいるのかも解らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 17:00:00
9331文字
会話率:35%
結婚して一ヶ月方つ頃に夫が女性を伴って来た。
子供が出来たと伝えられ、ショックを受けるものの表情には出さなかった。
身を引くことを即決して離婚を申しでる。
離婚はしたくないなどと言い出されて、心は冷めていく。
時間を掛けて離婚成立した時には
元夫の子供を妊娠していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:00:00
7065文字
会話率:28%
王城の夜会。婚約者のルーカスから、突然突き付けられた婚約破棄。
「アリアナ侯爵令嬢。君との婚約を破棄する。金輪際、僕とシャロンに関らないでくれ」
その彼に、腕を回しているのは、幼馴染で親友の男爵令嬢のシャロン。
「お前の傍若無人な態度
に、うんざりだ。また、シャロンを虐めていたのだろう」
アリアナを責める婚約者。
「虐めて……、なんていないわ」
「嘘を吐くな。シャロンのことを、また、平気で突き飛ばしていただろう。僕が何度注意しても止めないその行動。お前への気持ちは、もう何年も昔に冷めていた。いい加減気付いたらどうだ」
「だから、それは2人を守るためなの、何度言ったら分かってくれるのよ」
アリアナは、何故か危機が起きる前に、その映像が頭の中に流れてくる。これまでも、危機を察知して、彼ら2人を助けてきたのだ。それを何度説明しても分かっては貰えない。
「お前の戯言にはついていけない。2度と、その適当な言動を僕たちに聞かせるな」
「うふふっ。ルーカスは明日、あたしと海に行くのよ。ね~、ルーカス」
この会話をしているときにも、危機を知らせる映像が、アリアナの頭の中に流れる。
……ルーカス様が、階段から落ちる。それを防ごうと、彼を庇ったアリアナは、階段の下へ真っ逆さまに落ちる。
そこで思い出したのが、前世の記憶。会社の経理主任をしていた、伊東湊30歳。
前世は「甘いマスクの覇者」という乙女ゲームにのめり込んでいた。そして今、アリアナとして生きる世界こそが、そのゲームの世界。
アリアナは、ゲームの中の悪役令嬢。男爵令嬢のシャロンがこのゲームのヒロインだったのだ。
危機を知らせる映像は、ゲームのイベント。
本来であれば、シャロンが好感度を上げるために用意されていたものを、知らず知らずのうちに、アリアナが回避していたのだ。
王城の階段の落下も、本来はゲームのイベントの一つ。
悪役令嬢役のアリアナが、隠れキャラルートが開いたのだ。
ブライアン・クロフォード公爵が熱烈に求婚を求めると同時に、元婚約者が復縁を迫ってくる。
ブライアントデートをした祭り。その10日後、「甘いマスクの覇者」では、国を揺るがす天災が襲うシナリオだ。
予見によって、何とか災難を逃れたが、元婚約者とシャロンの領地はそうもいかなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 09:38:08
31569文字
会話率:30%
四十を過ぎた独り身のおっさんが、ある雨の夜、ひょんなことから一匹の猫を拾う。
家族もいない、ただの孤独な「おっさん」が始める、猫との奇妙な共同生活。猫は気まぐれでイタズラ好き、自由奔放で、その度おっさんは『参った』することに。しかし、そ
の存在が次第におっさんの冷めた心に温かい変化をもたらしていく。
おっさんは、猫を通じて少しずつ日常の中に新しい繋がりを見出し、失われたものを取り戻していく。だが、猫とのやり取りは決して一筋縄ではいかない。名前すら決められぬおっさんと、不思議な猫の物語──。
こちらの作品は、作者の気分転換用の物語になります。
なので更新は、週1〜隔週を予定しています。1話千文字未満を目標に、サクッと読めるお話となっています。
隙間時間にでもほっこりして貰えると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:20:00
18247文字
会話率:1%
施設で暮らしていた彰子は、思いもよらぬ形で従姉の皐月と再会した。
就職までの繋ぎで同居するだけだったのに、いつしか親愛以上の気持ちが芽生えてしまう。
この人とそういう関係は望んではならないのに。
※エピソードタイトルに「◆」とあるお話は
性描写を含みます
登場人物
光岡彰子(みつおか あきこ)
施設育ち。冷めている。ちょっと不良。VB。
日野皐月(ひの さつき)
従姉。教科担任。ちょっと抜けている。DB。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 18:05:38
240889文字
会話率:28%
好きな人の大好物「唐揚げ」。
彼は唐揚げは揚げたてに限るといつも言っているが、彼の胃袋を掴むために
「冷めてもおいしい唐揚げ」を作り彼を射止めるまでの物語
最終更新:2024-12-29 15:32:15
998文字
会話率:24%