「人は一人では生きていけない」その言葉を聞いて、深い絶望を感じた。こんな苦しいだけの人間社会から、いつかきっと逃げ出して、ひとりになろうと思っていたから。
最終更新:2022-10-30 09:17:09
11315文字
会話率:2%
松下美咲には秘密がある。……いや、秘密があった。
それは、絶対、誰にも言えない妹・瑞希との甘い日々。楽しくて、かけがえのない毎日……。
しかし、それは突然終わりを告げた──。
「私、もう生きていけない……」
妹・瑞希を失った美咲が自分の
人生を諦めかける中、瑞希が突然夢に現れて、美咲に言った。
「私が好きなお姉ちゃんは、もっと凛々しくて優しくて頼りになって、ずっとずっと頭のいい人だったよ。だから、お願い。もう一度、頑張って!!」
このお話は、妹・瑞希を失った美咲が再奮起して、人生を再始動させる物語です。
※本作をお読み頂いたなろうIDをお持ちの方、もし途中で読了される場合は、低評価で構いませんので評価をして頂けますと嬉しいです。ブックマークですと後日ポイントが消えてしまい、本当の評価が分かりませんので、宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 22:15:06
259429文字
会話率:55%
終わらせることは簡単だが続けることは、一人では難しい。人は一人では生きて行けない。
最終更新:2022-10-15 00:50:39
337文字
会話率:80%
突然全世界にダンジョンが出現して七年半が過ぎた。
ダンジョンは全てインスタンスダンジョンで、一度に入れる人数でA級からF級に分けられた。
出現から四年後、人類の限界を補うように特定モンスターの霊核で獣頭人身の戦闘用分身「アヴァターラ」が得ら
れるようになったのだが、まだB級のボスさえ倒されていなかった。
ダンジョン出現後の混乱期に両親を失った中学生早瀬高志は、ダンジョン採掘者を養成する高等専門学校を受験したが落ちてしまい、補欠入学を目指して最弱のF級ダンジョンで修行をしている時に、最弱のアヴァターラになる忍び猫を倒す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 20:50:31
27556文字
会話率:42%
一見すると和やかな公園から、冷酷さを嫌になるほど実感させられてしまう。結局ここは天国でしかなかった。天国には罪人の居場所などない。もういっそこの感情ごと消えよう。この罪人は一人心を決めて立ち去ろうとする。そこに浮かんだまま飛んでくるのは、
幾つものしゃぼん玉だ。子どもがちょうどこの罪人の前で立ち止まり、浮かぶしゃぼん玉に触れる。そして罪人にそれが何でもない行為であるかのように笑いかける。色彩豊かな白昼夢を見たかのような笑顔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 17:50:35
2610文字
会話率:10%
人知れずに人間界に降り立つ異界の者を排除する組織がある。その名も『魔狩』。
そこに属する榊北斗と八頭亜里沙の二人は、ある学園に巣くう魔物達の討伐を命じられる。
性格の不一致を認めながらも、二人は一人の女生徒と時間を共有しながら学園内で
起こる事件を追うことになる。それが残酷な結末になることを知らないで……。
これは、魔狩人である榊北斗と八頭亜里沙の初めての物語。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 14:21:32
83740文字
会話率:26%
※胸糞注意
人は一人だけでは生きていけません。だから群れを作って生活します。群れの団結力を高めるために人は敵役を作り出す、それが世に言う「羊」です。
この作品はフィクションですが、実際にこの小説よりも残酷な表現が現実には含まれていることを理
解しつつ読み進めてください。
九十九 点、短編集二作目 随時更新予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 17:10:26
1029文字
会話率:25%
戦争の真っ只中。旅をする青年がいた。
自由気ままに、今日が良ければ明日は知らないと、何者にも囚われずにただ毎日を謳歌する。
だが、見てしまった。
軍の先陣を切って旗を掲げ、戦争を終わらせる為に戦う姫の姿を──。
これはただ
の英雄譚。
たとえ『未来』が無くとも、ただ『今』のために抗い続けた、後に英雄に選ばれる旅人の物語。
*この小説はカクヨムにも掲載しています。
この作品は前作『こどくなシード 異世界転移者の帰還道』に登場したとある人物を主人公にした作品です。
本編は前作を読んでいなくとも楽しめる作品として書いていますが、もしも気になった方はそちらも合わせてお読み頂けると、より一層に楽しめるかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:06:08
138400文字
会話率:54%
この作品は短編集です。現実と幻想の狭間の瀬戸際をぎりぎりまで攻めてみました。よって、短編集の一つの傾向として、一話一話に現実に起こり得そうで起こり得ない、いやでもやっぱり起こりそうなことが描写されています。そこで注意してほしいのは、
手を振ると振り返えしてくれる不思議な鏡の話ではなく、鏡の前で手を振る不思議な人についての話である、
ということです。上記のような鏡は存在しませんが、上記のような人は存在しますからね。皆さんも一度はやったことがあるのではないでしょうか? つまり、私の作品はどうしてあの人は一人で鏡に手を振っているのだろう、というところに焦点を絞った作品が多く存在しております、ということです。
そのことを了承した方のみお読みください。
MK杯第三位入賞致しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 14:56:55
25906文字
会話率:36%
いつから、だれが言い出したのかもわからない、都市伝説。
そこは、汚い大人は一人もいない、子供だけのせかい。
さあ、戦争を始めよう。
注意:少年漫画程度の流血、死亡表現あり。苦手な人はご注意ください。
なお、この小説はフ
ィクションであり実在の人物、企業、歴史には一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 20:37:46
111453文字
会話率:44%
君方漣。
俺の両親はともに不倫をしていた。
俺が高校一年の冬、双方の不倫が原因で訴訟合戦勃発。両親ともに親権放棄を言い出し俺は捨てられた。
捨てる神あれば拾う神ありで、俺は叔父が養子として引き受けてもらえた。
一番信頼できるはずの両親に裏
切られたので人を信用することに臆病になっている。だから、敢えて知らない土地で一人きりで歩いていく荒療治を行うことにした。
イチから全てをやり直す覚悟を持つために知らない土地で一人で立ち上がり、つらい過去を乗り越えようと思った。
人は一人でで生きていけないとは言うけれど、今の僕は誰かといることのほうに怖さを感じる。また裏切られたらって。
そんなにしょっちゅう裏切り行為が発生するわけないのはわかってはいるけど、こわいものは怖い。
一人でいる事自体には寂しさは感じない。もう慣れている。
本当の恐怖は孤独の寂しさなのだった。
鈴原萌々花。
わたしの見た目は明るく活発なギャル系だ。背の低さから小動物系と揶揄されることもある。
男子からの人気も高いが実は交際したことは一度もない。逆に怖いと思うこともしばしばある。
母子家庭のひとり娘で決して裕福な家庭で暮らしてはいないが敢えてギャルを装っている。
最近母はある男と意気投合する。そのときの母は今までに見たこともない乙女の表情をしていた。
母にはこの人と結婚して幸せな家庭を築いてほしいと思った。そこにわたしは異物。いてはいけないような気がした。
それからわたしには居場所がなく、生きていく目標を見いだせなくなった。
母から距離を置かれるようになり、疎ましく思われていることも薄々は感じていた。
でも、一人は寂しい。友だちと一緒にいるときには気が紛れるが一人になったときに漣のように襲ってくる孤独の恐怖感に震える毎日。
そんな日が、あの日を、あの夜を境に変わっていく……
※この物語は、法律・法令に反する行為及び公序良俗違反を容認・推奨するものではありません。
※この作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:00:00
131553文字
会話率:43%
家族を失い生家を追われた果て……。
俺に与えられたのは大国の第一王女護衛の任と、抱えきれないほどの愛情だった。
護るべき主の大切な妹君、一緒に逃げ延びた弟分。
それだけで良かった。
けれども夢物語は続かない。
後の世で【桜流し】と呼ばれ
る、ある大国の悲劇が起きる。
妹のため、主人は一人で逝ってしまった。
襲撃者に王宮を焼かれ、“彼女”の好きだった桜も火の粉が蝕んでいく。
もう俺の生きる理由なんて一つしかない。
燃え盛る王宮の廊下で貫かれ、眼下の桜へ突き落とされた。
それでも主人は、死後に得たという時を操る力で、俺たちを様々な時代に投げ入れた。
最期の命令を遂行するため、最初の世界で輪廻が繋がった術者達とともに、晴は終わりの見えない転生を続けていた。
全ての記憶を背負ったまま、迫り来る敵を薙ぎ払って生きてきた。
もう何度目か分からない転生で生まれ落ちたのは、全てを失った【あの場所】だった。
高校生と神職の二足の草鞋で、春は最後の世界をやり直しはじめる。
これまでの記憶は無駄にしない。今度こそ絶対に4人で生き残る……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 22:31:10
3225文字
会話率:41%
「お風呂に入る時、怖いと思うことはありますか?」
ある小さな探偵事務所に駅前で「お風呂に入る時、怖いと思うことはありますか?」とアンケートをしてほしいという依頼がくる。事務所の所長が実際にアンケートをしてみるといろんな回答が集まり、中には
少し不気味なものも……
最終的にいろんな回答が集まったが、依頼主が気にしていた『お風呂のフタを開けるのが怖い』と答える人は一人もいなかった。
あなたはお風呂に入る時、怖いと思うことはありますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 14:35:49
4182文字
会話率:67%
【憎悪】
中学卒業して、何をしたいのかもわからないまま風俗のスカウトマンになった。誰でもいいから抱きたかった。
人は一人では生きていけない。本能で「愛」を探しているのかな...
こんな感情知りたくなかった。
ただただ愛おしかった...
※この小説は実話をもとに書いたフィクションです。少しでも共感してくれる人がいれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 00:21:20
3915文字
会話率:21%
ヒト種と吸血種が共存し、魔術と言う技術体系が存在する私達とは少し違う世界。
翌日に大学主催の親睦旅行を控えた大学生五木弘人は、友人の虎太郎、拓、碧羽、そして虎太郎を介して知り合った翼と辛酸甘苦入り混じる学生らしい日常を送っていた。
翌日、
京都へやって来た一行が翼の所望した嵐山を登っていると、弘人は一人、見知らぬ樹海に迷い込んでしまう。混乱しながらも脱出のために探索を始めると、雨宿りに入った洞窟で刀から変身した謎の女、七瀬と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 22:58:07
127363文字
会話率:44%
日常生活。
この世にはいろいろな人がいる。
人は一人では生きていくことができない。
苦しいことから逃れるためになら
人はどんなことでもしてしまう。
最終更新:2021-04-07 11:03:12
471文字
会話率:8%
100年も大戦が続くこの世界で、争いのない楽園があると言う。そこに行くには1000万ゴールドを支払えばその資格を得られると聞いた。
俺と相棒のミアは軍籍を離れ賞金稼ぎとなり、まだ見ぬ楽園に思いを馳せる。
簡単な事だ。
俺は大戦の生き残り
元特殊部隊大尉で狙撃の名手、相棒は金髪碧眼の……素性は知らないが狙撃の腕と歌は一流だ。
賞金は、対人は一人1万ゴールド。汎用車両10万ゴールド、戦闘車両……
楽園入りを目指す遥かな旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 10:30:28
70290文字
会話率:35%
私はニートだ。
初めからそうだった訳じゃない。小中高までは多少人見知りのところはあったが、割と普通に人と接していたと思う。ニート気味になったのは、大学に入って親元を離れ一人暮らしをするようになってからだ。
サークル活動にも参加せず
、アルバイトに精を出すこともせず、ただ大学と一人暮らしのアパートを往復するだけの日々。友人は一人も居なかった。
そんな四年間を過ごした後、就職したのは所謂ブラック企業だった。朝から晩まで安い賃金でこき使われ、休日も無く体を休める暇も無い。そんな生活を二年間続けて体を壊した。
すっかり嫌気が差した私はすぐに会社を辞め、家に引きこもった。もう全てが嫌になっていた。そんな中、何気無しにネットをフラフラ見ていた私は、自分で書いた小説をネット上に公開するサイトに目を止めた。
そこで公開した小説の人気が上がれば、賞金を得たり書籍化やコミカライズ化して稼ぐことも可能になるらしい。
私は昔から空想することが好きで、良く頭の中で物語を作っては楽しんでいた。今までそれらを形にすることはなかったが、何もやること無いし軽い気持ちでやってみようかって気になった。
それが私の運命の分かれ目だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 16:33:33
17610文字
会話率:37%
目を覚ますと、僕は知らない神社に立っていた。
それは眠っている間だけ訪れることができる、自分たちが住んでいた世界とほとんど変わらない異世界だった。
世界を越えて招かれる人間は旅人と呼ばれていた。
本来旅人は一人しか存在しない。
しかし僕が旅で訪れたとき、すでにもう一人旅人が存在していた。
僕と同じ世界からやってきた女の子。
旅人の役割は、自らが神前に捧げ続けた願いを叶え、与えられた使命を遂げること。
これはつながりと願いと不思議な島が結んだ、二人の旅の物語。
僕と彼女は、願いを叶えるために旅をする。
らしいのですが僕は自分の願いを知りません。
微量なファンタジー要素ありです。だけどほんのちょっとです。
ファンタジー要素がふんだんに盛られていない方にはおすすめできません。ごめんなさい。
「カクヨム」に重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 10:00:00
217189文字
会話率:27%
『人間一号の、旅の行方』
ふとした心臓の内部が呵責から、自分が自分ではない様な感覚に陥った自分は、自己の内部に何かが住み着いた感覚を得る。どうしても消失しない、その何かと共存するため、その何かに人間一号という名前をつけたところ、人は一人で
はなく、孤独でもない、という境地に達したという、虚構の小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 04:51:57
741文字
会話率:15%
『全てを敵に回した男の場合、の思想』
物事の判別が付かない、慇懃無礼な男が居た。この男は、自分の本望ではなかったが、全てを敵に回してしまった。しかし、其処で、人は一人では生きていけないという思想を得た。つまり、辞書にも載っていない、そうい
う思想が出来上がったとする、思想的文章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 05:03:03
335文字
会話率:15%