母子と一人の男が森を歩いていた。目指すは西の街。
人と魔法使いの壁の高いこの世界で、魔法使いの男と歩いている人間のリシア。ひとまず足を停めずに先を進もう。目的地まで。
最終更新:2024-07-29 20:39:47
36962文字
会話率:42%
ざらついた体に、でこぼこした感情、それから二つの水晶体と、およそ七十パーセントの水分。安里流星《あざとりゅうせい》も同じであったはずなのに、でこぼこしたものがなくなって、平面図形みたく、なっている。
流星は再び取り戻す。
彼女の、たまるの
力を借りながら、取り戻してゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 13:40:00
20496文字
会話率:24%
テンプレ異世界を救った転生勇者♂が、別のシリアス異世界に幼女として転生させられて、前世のスキル「練気術」で身の回りの人々(主に幼女)を救いながら、平穏なスローライフ目指して頑張る話。
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――これは、滅びゆ
く世界で再会を願う天使たちの物語。
日本で生まれ育ったごくごく平凡な男子高校生ナツキ。妹を庇って暴走トラックに轢かれ、異世界に転生し、勇者パーティを率いて魔王を退け、星に平和をもたらした。
そんなありふれた話のエンドロールから、一年。ナツキは勇者パーティの仲間たちと共に、伸び伸びとスローライフを送っていた……はずだった。
気づけばそこは見知らぬ廃墟。自分の姿は金髪幼女。
仲間も武器も服もなく、記憶の一部も欠けたまま、放り出された第二の異世界。
そこは人智を超えた化物「神獣」の跋扈する常夕の星、ノア。
《塔》なる統治組織の下、魂を贄に振るわれる禁忌の剣を手に、人類は生存を賭けて戦っていた。
しかし剣に魂を捧げ戦っているのは、どう見ても10にも満たぬ幼い少女たちで――
再転生の理由も分からないまま、シリアス極まりない終末世界で、TS金髪幼女練気術士ナツキの行き当たりばったりサードライフが幕を開けた。
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タイトルの最後に「※」のついたページにはイラストを入れています。
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ノベルアップ+にも投稿してみました。同内容ですが。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 12:10:00
1138064文字
会話率:56%
アヴァロンの街で、静かなカフェで過ごすアリスは、平穏な日常を楽しんでいる。ある日、彼女はカフェで寂しげな青年ローレンスと出会います。ローレンスは深い内面の痛みと過去を抱える人物であり、彼の悲しい表情にアリスは心惹かれる。二人は徐々にお互いの
心に触れ合うようになり、カフェでの会話を通じて、少しずつ距離を縮めていきます。アリスはローレンスの心の奥深くに潜む孤独感を理解し、彼の支えとなりたいと願うようになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:30:33
15829文字
会話率:33%
ssだね。
たまに考える問いが題材。
キーワード:
最終更新:2024-05-26 16:14:13
647文字
会話率:6%
子供の頃に、この世界が自分が前世プレイしていた
恋愛趣味レーションゲームの中だと気が付いた
主人公のサクラ
自分の立ち位置は主人公である幼馴染に
ヒロインたちとの好感度を上げるお手伝いをするための
サポートキャラだと気が付いた自分は
前世の
推しであった幼馴染の恋愛を応援するべく
奔走し手助けをしていたはずだった
しかし最終エンドロールが流れるはずの
卒業式のイベントに幼馴染に告白するはずのヒロインが現れない!
え?どうして?
まさか?
隠しシナリオがBLルートで
まさか自分がそのヒロインになっていたなんて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 23:18:56
6898文字
会話率:17%
どこか腑に落ちない、と首を傾げるように地面に立ち並ぶ木の杭。それらを結ぶ鉄線が背の高い茶色の雑草がひしめく平原とひび割れた道路を区切っている。
と、そこから一匹の灰色の犬が出てきた。耳と頬が垂れ下がり、道路をヒョコヒョコと歩いているが、
足を怪我しているわけではない。ただそうしたほうが同情を買えると思っていただけ。そして、それは正しかった。
今、一台のトラックが停まり、犬は開いたドアから助手席に乗り込んだ。吹いた風は雑草をさざめかせ、まるで映画のエンドロール。遠ざかるトラックの背に拍手を送っているかのようだった。
確かに、物語はこれで終わりだ。だが、それでは何の事かまるでわからない。ゆえに遡るべきである。彼らのためにも。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-27 11:00:00
4540文字
会話率:40%
天使と呼ばれる存在は、10年前に何の前振りもなく出現した。
そして、天使が現れた7日後に
人類は滅亡の一歩手前まで弾かれた。
そして、10年の月日が経った今も尚
天使が引き起こした“天災”によって
人々は深い傷を残したまま
歪になってしま
った人生を歩んでいた。
これは、エンドロールの先に続く
脚光を浴びる事は無く、ただ“存在する”だけの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 01:52:20
244809文字
会話率:24%
魔王が勇者に討たれたら、エンドロールが流れたら。
前世の親友しか勝たん。
そう、かつて北部を統べた大魔族、ナハティガルは語った。
ホントそれなと、魔王を倒した勇者パーティのエルフの魔法使いカメリアは言った。
一つの時代が終わり、再び世界は動
き出す。
魔王が復活し、今度の勇者はどんな人間かな〜とのほほんと二人して考えていたある日、事件は起こった。
今度はどうやらクラス転移?!
いや、聞いていませんが!??
さらに言うと居場所はバレていて、カメリアにはパーティメンバーとして推薦状が届き、手始めにナハティガルを討伐しようと新勇者一行がやってくる旨の手紙が同封されていた。
異世界転生しても親友は親友。
かつて北部を統べた大魔族ナハティガルと魔王を倒した勇者一行の魔法使い、カメリアのコンビが新時代を通る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 10:40:05
66339文字
会話率:35%
夢のエンドロールを映画のように観てみたい
最終更新:2023-12-18 15:25:15
477文字
会話率:0%
勇者は死んだ。魔王によって。
魔王の進行、圧政に苦しむ民衆は、数え切れないほど存在する。
しかし、一行は生きている。
勇者の意志は引き継がれていく。
魔王を倒すために。
そうだ。エンドロールには、まだ早い。
最終更新:2023-12-04 01:44:02
1476文字
会話率:32%
ある日俺【野元最乃-のもともの】は、一人の女性が事故死する場面に出くわした。
その女性の名前は【元伊織-はじめいおり-】といい、俺の職場のすぐ近くのカフェで働いている。
人生で一度あるかないか、そんな稀有な状況。
――だと思っていたのに。
俺はこの後、何度も何度も彼女の死を見届けることになってしまった。
「どうやったら、この状況から逃げ出せるのだろう?」
俺は彼女を死から救うために『その一日が終わるまでに必ず死んでしまう彼女』を調べることにした。
彼女のために。
ひいては、俺のためにも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 19:43:47
11571文字
会話率:48%
最後まで観ずに、席を立つひとがいますけど。
必ずエンドロールを観てからゆっくりと立ち上がります。
最終更新:2023-10-28 00:20:47
200文字
会話率:0%
勇者と魔王の最終決戦後の平和になった世界のお話
最終更新:2023-10-02 08:17:45
36189文字
会話率:43%
今どき珍しくゲームなんてしたことの無い私が転生した先は、R18学園モノの乙女ゲームでした。
キラキラした王子様達には憧れるけど、婚約者がいる雲の上の方にちょっかいなんてかけられません。
卒業後、学友達の活躍を楽しみつつ、辺境で修道院併設の孤
児院に勤めた私が出会ったのは、傷ついたコワモテの元騎士様でした。
アルファポリスさんでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 21:00:00
7376文字
会話率:28%
昨日をコピペして今日に貼り付けたみたいな、そんな日々を繰り返している。
昨日と少しだけ違う点があるとすれば、僕は今日、彼女と別れる。
たったそれだけ。
最終更新:2023-08-19 20:00:00
1286文字
会話率:44%
『このメッセージを終える時。俺がこの物語の主人公ではないと示す時。』
夢を追い、夢に追い詰められ、人生に絶望した"藤原魁皇"は、自殺を実行するために最後のボイスメッセージを遺していた。
ボイスメッセージの録音を終えた
時、背後から少女がやってきた。どうやら話を聞くと、彼女もまた自殺志願者のようだった。
これはとある物語。
彼と彼女の物語であり、貴方の物語。
エンドロールへ誘われる、とある旅路の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 03:23:38
4160文字
会話率:44%
売れるために仕方がなく個性を消してゲーム会社でシナリオを書いていた優秀な青年と、書くのを楽しんで自分の色を出していた劣等生のシナリオライターの同期。同期は突然、外的要因でシナリオを書くのを諦めることになった。ゲームにもシナリオにももう関われ
ない、好きな事を諦めかけた同期に青年が初めて本気を出してエールを送るために仕事にかかわる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 00:08:52
9909文字
会話率:50%
これはただの日常。
これはただのエンドロール。
これはただの群像。
終わりへと向かう壊れた世界で、少年アオトと少女アカナは生きていた。
誰もいない、二人だけしかいな世界で生きるアオトとアカネは終わりを迎えるその日まで、永遠の時を歩んでいく
。
美しく儚く切ない、誰も知ることのない物語を記した――これは記録。
滅んだ世界の最期まで、共に見続けた二人の雪のような物語。
どうか忘れられないように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 22:10:34
5090文字
会話率:40%
この世では珍しい黒髪黒目の少年、クロノ=エンドロール
彼は姉であるアカノ=エンドロールと共に冒険者稼業に従属していた。
魔法は今ひとつであるものの、剣の腕に関しては他国まで知れ渡る姉と違い、剣も魔法も満足に実戦では使用出来ない彼は姉弟と共に
パーティーを組んでいるメンバーには忌み嫌われている。
ましては、容姿は整っているものの黒髪黒目の人間ということもあり不吉の象徴とも揶揄されている。
ある日、姉がギルドに指名依頼を受けパーティーを抜けている間に他のメンバーと共にヴァンパイア討伐に訪れる。
ヴァンパイアがあまりにも強く、パーティーメンバにクロノは裏切りを受け殺されてしまう…
一方で、指名依頼から戻ってきたアカノはクロノのいないメンバーからクロノ死亡の報告を受けて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 14:21:22
1012673文字
会話率:63%