「アナスタシア・リーベルライト男爵令嬢……お前を追放するッ!」
大陸全土を巻き込んで最悪の大戦禍を生み出した「統一戦争」、一〇〇〇年もの長き間続いた終わりのない戦争がついに終結した。
戦争の勝利者であるゼルヴァイン帝国の軍人として暮らして
いた私「アナスタシア・リーベルライト」男爵令嬢は転生者である。
異世界に転生した理由も目的も分からないまま、帝国貴族の勤めとして軍人を選択し、戦場を駆ける最強の人形使い(ドールマスター)として、英雄と称され終戦を迎えた。
戦後に帝都近衛部隊へと配属されていた私は、隊長であるクラーク大佐より解雇・追放を告げられた。
帝都で生きていく術を失った私は故郷である辺境都市ライオトリシアへの帰路へと着くことに。
その旅路の中で望まない婚約から逃げ出してきた侯爵令嬢にして規格外の魔術師であるパトリシア・ギルメールと出会った私は彼女と共に事件に巻き込まれてしまう。
戦争で培った英雄としての能力とパトリシアの魔術を合わせてバディとなり、困難を乗り越えた私たちは実家を頼り、故郷での新しい生活のため新設された衛兵隊へ志願する。
衛兵隊で出会った一癖も二癖もある仲間たちと共に、衛兵としての生活を始めた私とパトリシアは次第に帝国全土を巻き込む陰謀の渦に巻き込まれることに……。
最強の人形使いアナスタシアと最強の魔術師令嬢パトリシア、二人の前に待ち受ける運命とは一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:11:07
57775文字
会話率:37%
「天国の外側」の、更に向こう側へ。
『ようこそ、狂人よ』
目を覚ますとそこは、眩いばかりの新世界。
あなたはフィリアと名乗る声に導かれ、本能に満ちたこの世界で終わりのない戦いへ身を投じる。
果たして、あなたは何を目的にこの世界へ来たのだろ
うか?
※前作『三千世界シリーズ』と関係はありますが、別に読まなくても楽しめる内容です。
カクヨム・pixivにも同タイトルで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:44:18
72829文字
会話率:45%
ある日、世界中を巻き込んだ大戦争が始まった。歴史と言う大河は、その時代に生きる人々に安息の人生を与えることを一切合切拒否することにしたのだ。
覇を競い合うあらゆる陣営の中でも、当初は陸軍大国で知られる帝国が際立って圧倒的だった。
行く先々で快進撃を続ける帝国軍の機甲部隊。
しかし、帝国と対峙した国の一つである連邦の広大な大地と根強い抵抗、極寒の冬の到来が帝国軍の快進撃を阻み、あっという間に終わるはずだった戦争は際限なく泥沼化して行き、終わりのない戦いへと姿を変えた。
そしてそれが、輝かしい栄光を手にするはずだった帝国の運命を変えつつあった。
これは、世界の片隅で精一杯その時代を生き抜いた人々の物語―――
※本作を読まれる方は、必ず以下の点をご留意ください
・この物語はフィクションです。第二次世界大戦がモチーフではありますが、政治的思想や民族的主義等を主張、支持するものではありません。
・特に戦車については、史実の戦車たちがあまりに魅力的すぎて、オリジナル戦車の設定を作ることが作者にはできませんでした。描写についてはリアリティより面白さを重視する場合もあります。様々な作品で実在の銃器が使われているのと同じ感触でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 11:15:21
474072文字
会話率:27%
― あらすじ ―
いつからか、右足の裏に薄い膜のような違和感があることに気づいた主人公・神谷 直人(かみや なおと)。まるで透明なフィルムが一枚、肌に張りついているような、言葉にしがたい感触。誰に言っても理解されず、病院でも異常な
しと診断されるが、違和感は日に日に強くなっていった。
同時に現れるようになった、同じ“夢”。そこは灰色の空と、終わりのない階段だけが存在する、静まり返った異空間。夢の中で直人は、何かに追われ、何かに見張られている。
やがて彼の周囲では、次々と「足の感覚を失った」という奇妙な症状が広がり始める。違和感、夢、失踪、そして古い廃病院の記録。すべての点が、ある一人の**“記録されなかった患者”**に繋がっていく。
直人は“足の裏の違和感”を辿りながら、失われた自分の記憶と、この世界の“裂け目”に向き合うことになる――
それは、“もう一人の自分”との邂逅と、恐るべき真実の入り口だった。
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ジャンル:
心理サスペンス × 現代ホラー × 記憶の迷宮
テーマキーワード:
足裏の違和感(侵入する異質な存在)
夢と現実の曖昧な境界
忘れられた患者の記録
失われた記憶と、存在の重なり
静かに壊れていく日常
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:51:12
2798文字
会話率:14%
現実世界で異世界を見つけた
仕事に疲れ果てたサラリーマン、リンタロウ。終わりのない残業、理不尽な命令、満員電車の地獄──そんな現実に押しつぶされそうになる毎日だった。だが、ある夜、彼のスマートフォンに一通の通知が届く。
それは、ギリシャ政
府の「プラシニ・リパンシ」移住プログラムの参加許可。過疎化が進むギリシャの田舎で、新たな生活を始めるチャンスだった。
理想とは程遠い農村生活だが、現代の奴隷のようなサラリーマン生活からの脱出。異国の地で、リンタロウは本当の「自由」と「自分らしさ」を取り戻せるのか?
これは、現代に生きる僕らが「異世界」を見つける物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 02:01:49
4387文字
会話率:30%
地球に突然の脅威が現れたとき、謎のベトナム系アメリカ人科学者が一群の日本人の若者を導き、終わりのない敵の波から地球を守ろうとする。
最終更新:2025-06-08 08:04:21
3666文字
会話率:19%
樅木霊のエッセイ。自閉症の僕が見ている世界について。あるいは雑記帳。
5分で読めるエッセイ集。(各話読み切りです。)
樅木霊(もみのき れい)の随筆文。心にゆとりを持って、毎日を見つめれば些細な彩りが見えてくる。
少し不満で、少し退屈。生
きづらくても、そんな自分がやっぱり好き。たくましく生きるためのヒントをあなたに。
【各話あらすじ】
『雨上がり、生きる意味を知る』
突然のゲリラ豪雨で下校できなくなった。教室はまるで終わりのない昼休み。僕は勇気を持って黒雨のなかへ駆け出した。
『青い願い事』
イキリ散らかしていた小学校低学年の頃。学校でもらった七夕の短冊にも一風変わったことを書きたくて仕方なかった。
『どうせ眼鏡の猪口才だ』
物心着く前からの強度近視で分厚い眼鏡を掛けている。歪んだ視界と同様にみんなが見ている僕だってきっと歪んでいる。
『檻は空を行く』
幼い頃から動物が大嫌いだった。動物園なんて以ての外。でも、お母さんとのお出掛け自体が嫌なわけじゃないんだ。
『暑い日の過ごし方』
痩せた体に似合わず僕は極度の暑がりである。エアコンを使いたくなるのも人より早い。しかし、そこには障壁がある。
『鞦韆の上』
住宅街にぽつんとある公園。誰もいないそこが好きだった。なんとなく一人で帰りたくなくて、母の迎えを待ってみる。
『支配するメモ』
メモは記憶の拡張であると思う。その著しい効力を体験した結果、僕はその恩恵を投げ出したくて一つ決意をした。
…書き次第、更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:00:00
21086文字
会話率:3%
僕は書類に追われる男だ。
無数の紙が部屋に積まれ、どれも未処理のままだ。
毎日同じことを繰り返し、書類の山に埋もれていく。
だがある日、ひとつの封筒が届いた。
差出人は不明で中身は空白の書類だった。
それを手にした瞬間から、世界の境界が揺
らぎ始めた。
時間が断片化し現実は書類の迷宮に変わる。
僕は書類の迷路を彷徨いながら、過去の自分や知らぬ他者と邂逅し続ける。
すべては「書類」という存在に操られているのかもしれない。
終わりのない処理の果てに、僕は何を見るのか。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-18 06:27:17
60641文字
会話率:4%
車の美観を追求する不思議なお店「葉山可憐車堂」
女店主、江川蘭子の美的感覚と終わりのない探究心が今日も車の美観に悩む人たちを助けます。
車の美しさとはなにか?を求める人たちがおりなすゆるふわ日常カーライフ
青春あり、恋愛あり、仕事の悩みも
あり。
車の美しさを通じて人生を豊かにする葉山可憐車堂、今日も元気に開店です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 17:11:22
35978文字
会話率:28%
高校生・鈴木綾人は、いつも通りの朝を迎え、いつも通りの電車に乗った。特に変わったこともなく、いつも通りの駅で降りたはずだった――眩しい光に包まれ、気づけば誰もいない静まり返ったホームに立っていた。
見慣れたはずの駅は、何かが決定的に「違う
」。改札は開かず、出口は存在せず、同じようなホームと線路が果てしなく続いていた。出口を探して歩き回るうちに、綾人はこの場所が「現実」ではないことを理解する。そして、ある”法則”に従ってこの異常な世界には“階層”と呼ばれる区切りが存在することに気づく。
ひとつの階層を抜けるたびに、新たな世界が綾人を待ち受ける。無人のショッピングモール、ねじれた学校、逆さまの街――それぞれに異なる理不尽なルールと、正体不明の”存在”が潜んでいた。
果たして綾人は、この終わりのない迷宮から脱出できるのか。そして、なぜ自分がこの世界に囚われたのか、その謎が少しずつ明かされていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:38:05
3744文字
会話率:15%
【死を恋う神に花束を 白百合を携える純黒なる死の天使】をスマホ向けに修正した作品です。大幅な加筆修正も加えており、少し違った作品となっております。
兵士の罪を、背負うことを定められた青年カイム。そして、最強の幼き人外である、無性別のヘルレ
イア。愛なき契りを求められ、思惑で結ばれる二人は、本当の愛を見つけられるのか。
兵士達をまとめる最高主権者、カイム・ノヴェクは、純黒の軍服まとい白百合を携える。その姿の彼を、誰もが天使と呼んだ。
死の具現、ヨルムンガンド・ヘルレイア。神話の大蛇を号して、世界最強の力を誇り、人界に災厄をもたらす死の神。
だが、この二人は生と死を違えた。
守るために殺め続ける人間。
過去の愛に不殺を誓う死神。
気紛れな糸に引き合わされた二人が、戦いの末に下す、決断とは――。
世界へ災いを喚ぶ、双生児ヨルムンガンド。人間が認知しうる究極の美を誇り、黒い髪に白い肌、その瞳は青く蛍火のように灯る。双生児は人間と愛を交わすが為に美を具えた。自身は性を持たず、番として交わった人間と、相反する性別へと自在に変化する。性別を得て幼蛇は大人になり、番となった人間の地位に寄生し、己の巣として支配下に置くのだった。そして、双生児はただ互いを殺し合う為に存在する。双子は社会に死と苦痛を蔓延させ、紛争を裏から手引きし、終わりのない災禍を招くのだった。
ヨルムンガンド・ヘルレイア――ヘルレア
王であるヘルレアは、十代半ばを迎えており、既に死期も間近に迫る。世界蛇は、番を持たなければ、十代半ばまでしか命がない。そんなおり、民間軍事会社〈ステルスハウンド〉の代表カイム・ノヴェクが、ヘルレアの番として名乗りを上げる。ヘルレアと交渉した彼なのだが、その風貌で突っぱねられてしまうのだった。番の話しは破談。だが、些細なきっかけでヘルレアと再開。今度は、舞い込んできた紛争で、双方の思惑が一致し、共闘することに。カイムの兵士は、自らを猟犬と呼んだ。猟犬の一人ジェイドは、雪深い東占領区へと、ヘルレアと協力して潜入していくのだが、猟犬達と王は仇敵。猟犬はヘルレアへ憎しみを抱いている。ただ主人であるカイムの言葉を胸にして、王と歩む道を選んだだけにしかすぎない。
王と猟犬。
相容れない二者は、苦難の道行きに希望を見い出せるのか。双生児、その相対する二王の壮絶な戦いが始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 12:29:00
587295文字
会話率:42%
気がつくと、知らない場所。知らない自分。
名前も、過去も思い出せない。
目の前にいたのは、この世の理から外れた「人外」たち。
彼らは主人公を知っているらしいが、具体的な内容は語ってくれない。
ただ、彼らの庇護のもとで日々を過ごすうちに、主
人公は引きこもりのような生活に慣れてしまっていた。
しかし、ある男との出会いがすべてを変える。
彼の存在が、封じられていた記憶を呼び覚ます。
思い出したのは、終わりのない命。死ねない呪い。
そして、消え去りたいと願った過去。
だが、世界はそんな願いを簡単に叶えてはくれない。
かつての因縁が再び絡み合い、逃げられぬ戦いが始まる。
死にたがりの主人公は茨の道を歩み出す——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 14:14:43
7226文字
会話率:21%
Forth。それはマンネリ化したVRMMO界に革命を起こした最高傑作。グラフィックやNPCの精度こそ進化しすぎたこの時代では突出するものではないが、謳い文句《終わりのないストーリーをあなたに》の通りそのストーリーはあまりにも膨大。そんなスト
ーリーの中の1つに心を奪われてしまった主人公、秋野結海は終わりのないと言われるこのゲームを“クリア”することを目標に、今日もForthにログインする。
(暇な時に書くので不定期更新です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 20:52:27
8075文字
会話率:15%
西暦2037年、地球人類はオムニバース(全ての宇宙)統一を掲げる《ヴェルシタス帝国》の宣戦布告及び武力侵攻を受け、ヴェルシタス帝国の支配下に入った。強大な軍事力を誇る帝国は宇宙単位の同時侵攻を絶え間なく続けており、帝国臣民は終わりのない戦争
の中で〝平和〟を享受し、更なる国の発展に尽くしていた。
かつてのヴェルシタス帝国は覇権主義ではなかった。帝国が変わったのは今の皇帝に変わってからである。皇帝は求めていた。まだ見ぬ世界への扉を……
世界は広く、そして狭い。
一市民、一軍人、一貴族……
この世界に住む一人一人に物語がある。
全ては繋がっている
この作品は様々な人物の視点から展開されるオムニバス形式小説です。
※「カクヨム」にも投稿を予定しています。
※第10話までは週一更新、以降の更新は不定期を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:00:00
122157文字
会話率:46%
やりたいことは終わりのないスタンプラリーみたい
キーワード:
最終更新:2025-05-06 20:03:47
261文字
会話率:0%
雨が降りしきる日本の住宅街でひっそりと暮らす魔女、槙野。彼女は過去の凄惨な性暴力の記憶に深く傷つきながらも、結婚を間近に控えた恋人との穏やかな日々を送っていた。しかし、結婚式前日、突如として拉致され、見知らぬ倉庫で終わりのない悪夢のような監
禁生活を送ることになる。
絶望の淵で、槙野の中で抑え込まれていた強大な魔力が覚醒する。それは世界の理さえも捻じ曲げるほどの力だった。解放された魔力は倉庫を破壊し、彼女の周囲の世界を一変させてしまう。
意識を取り戻した槙野が見たのは、歪んだ景色と感情を持たない人形たちが蠢く異質な世界だった。自身もまた人形となった彼女は、人間だった頃の記憶と憎しみを抱えながら、共食いが蔓延る世界を彷徨う。
そんな中、槙野は共食いを拒む小さな人形たちと出会い、微かな絆を育む。しかし、小さな人形が他の人形に捕食される光景を目の当たりにした時、彼女の中で再び怒りが爆発する。「こんな世界は間違っている」。
人形の体ではかつての力は発揮できないながらも、槙野は残された魔力と人間の感情を武器に、この歪んだ世界を変えようと立ち上がる。小さな人形たちに希望を語りかけるうちに、無機質だった人形たちの心に希望の光が灯り始める。互いを思いやる心は徐々に広がり、世界は少しずつ変化していく。
そしてついに、槙野の中に温かい感情が溢れた時、世界は眩い光に包まれる。人形たちは元の人の姿を取り戻し、槙野は愛する恋人と再会を果たす。悪夢のような出来事を乗り越え、希望と愛の力で世界は再び温かい日常を取り戻すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 02:19:11
3578文字
会話率:9%
「例えばね、式部くん。コミュニケーションって、終わりのないマラソンをみんなで走るようなものだと思うのよね」
幽霊さんと揶揄される東雲と、見るもの全てが文字に変換されてしまう式部。2人の起伏なく流れる文芸部の日常。その1片を切り取ったショート
ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 13:22:22
9241文字
会話率:30%
世界に突如ダンジョンが姿を現し、人類はレベルとスキルを手に入れた。
そんな世界で探索者として生きる男、顔悠(かんばせ ゆう)。
彼の持つ固有のスキルは不滅。
決して老いる事も死ぬ事もない不老不死だった。
だがそのスキルにはマイナス効果があ
り、レベルを上げる事と、スキルを新たに習得する事が彼は出来なくなってしまう。
そのため、ただ死なないだけ。
それ以外は何の力もない無能。
それが周囲から彼に向けられた評価だった。
そんな男がある事をきっかけに、終わりのないダンジョン――通称、エターナルダンジョンへと挑む事になる。
本来ならば、それ絶対に踏破不能なダンジョンだ。
だが彼は死なない事を武器に、食料も無しにただ一人ダンジョンを突き進む。
それから1万年。
顔裕は遂にエンドレスダンジョンの最深部に到着し、望みのアイテムを手に入れる。
それは――
時を巻き戻すマジックアイテムだった。
「遂に……ついに手に入れたぞ。絶対……絶対今度こそ守ってやるからな。エミ、母さん」
顔裕はアイテムを発動させ、1万年以上の時間を巻き戻す。
彼の家族が無事だった時間まで。
そう、顔裕が1万年もの孤独な時間に耐えてダンジョンを攻略した目的は、時間を巻き戻し、救えなかった家族を守る為だった。
この物語は、時間回帰した主人公がかつて救えなかった家族を――そして世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:49:34
248783文字
会話率:32%
放課後の教室。
誰もいなくなった教室の片隅で、ひとりのクラスメイトが本を読んでいた。
女の子みたいな顔をして、喋り方は静かで、名前もほとんどのやつが知らない。
――「今日の放課後だけ、僕のともだちしてくれない?」
その一言で、俺と“みつ
き”の、ちょっとだけ不思議な時間が始まった。
名前のない関係。終わりのない放課後。
でも俺はまだ知らない。この関係が、ただの暇つぶしじゃなかったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 01:40:19
5538文字
会話率:61%
レイはカメラの背後で、止まることのない世界で美しい瞬間を捉え続けてきた。しかし、致命的な事故を経て、彼は終わりのない戦争に荒廃した中世の土地で目を覚ます。そこは、喜び、アート、エンターテイメントが時の流れと共に失われた場所だった。神秘的な女
神の願いに導かれ、彼女の世界に幸せを取り戻すために旅を始めるレイ。カメラだけを手に、彼はこれまで撮影してきたどの物語とも違う、真実を追い求める旅に出る。そして、彼の予想を超えた大きな目的が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 14:01:38
2335文字
会話率:17%
TS転生したら綺麗なソ連みたいな国でした。
軍人さんはみんな誇り高くて、指導部も平和主義で外交も内政も上手です。そんな国で、航空クラブに入ってしまって空の魅力に取り憑かれました。ずっと飛行機に乗っていたいので空軍のパイロットになることにし
ました。飛行機万歳!
うちの国からどこかに戦争を仕掛けることは絶対に無いでしょう。それに、こんな強い国に戦争を仕掛ける国も居ないでしょう。よっぽど狂犬でもなければ。
ドイツみたいな国はこの世の全ての問題を引き受けてくれたようです。
大恐慌はその国から始まって、ハイパーインフレと終わりのない内戦に苦しめられていました。けど、その内戦もそろそろ終わるようです。平和になったらみんなで旅行に行きましょう。
なんか嫌な予感がしますね。
私は伝令兵なので関係ないですけど。今日も色んな基地にお手紙やら大事な指令やらを運ぶお仕事をします。
もし戦争になっても首都が落とされなければ平気ですよ。
前世のソ連だって勝ったんですから、より良い我が国が負けるはずありません!
◇
ハーメルン、なろう、カクヨムに投稿してます
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:10:00
392230文字
会話率:35%