イーリス公爵家、長女のローザと次女のルナは顔も背格好もそっくりな年子。
舞踏会に初めて参加した夜。ルナは庭園でウィクトル王太子に出会い、魔法植物の話で大いに盛り上がった。
博識で心優しいウィクトル王太子とのひと時で、淡い恋心を抱いたルナ
。自分も社交界にデビューすれば、またお会いできるだろうかと思っていた翌日。父親とローザ、ルナの三人は王宮に呼び出された。
待っていたのは国王と王太子。
なんでも、イーリス公爵家の令嬢に話があるという。
「それにしても本当にそっくりだ。レディに失礼なことをたずねて申し訳ないんだけど、昨晩僕と魔法植物の話をしてくれたのはどちらかな?」
王太子にたずねられ、ルナは自分が名乗り忘れていたことを思い出した。
そのわずかな間に――
「それは私ですわ。昨晩は名乗りもせず申し訳ありませんでした」
素早く口を開いたローザを後で問い詰めるも、「ああ言えば王太子妃になれるんじゃないかと思って」と返され。その晩、王宮から帰ってきた父に「ローザを王太子殿下の婚約者に望まれた」と告げられてしまう。
ローザの思惑通りに事が進み、王宮へと移り住む姉を見送ったルナ。
侍女たちをさがらせ、人目を忍んで涙しているかと思いきや……
――うふふっ……ここまでは順調ですわ!
くつくつと笑うこの妹、悲壮感の欠片もない。
「ルナ! 私を騙していたのね⁉」
「いやだわお姉様ったら。ご自分そっくりの妹が何でも言う事を聞く子に育つなんて都合の良い話、あると思いまして?」
似たのは外見だけじゃない。
何でも欲しがる腹黒姉に、腹黒妹の復讐が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 19:16:18
323652文字
会話率:48%
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰
かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
後にシェイク・エターナル〈永遠なる混ぜこぜの大地〉と呼ばれる巨大連合国家が生まれる礎を築いた男、覇王アンシュラオン伝記である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
後に彼はこう呼ばれた。
「多くの女性スレイブたちとともに、彼女らの国を創った欠番覇王」―――と。
※以前のものとは異なる違うバージョンの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 01:00:00
2847718文字
会話率:43%
世界中に生息する多種多様な『オニ』たちをカードに封印し。契約して、『シキ』にすれば何でも言うことを聞いてくれる!?
主人公の一人として、レベルを上げて。手札を揃えて。誰よりも強いマスターとなるも良し。お気に入りのオニをただただ愛でるも良し
。ゲットできるオニをコンプリートするも良し。
そんな、遊び方いろいろ、愛らしい登場キャラクター多数の、全世界で大人気だった『ヒャッキ・ヤオヨロズ』という作品が好きで、大好きで、愛しすぎた『おっさん』が女の子に転生したから、さぁ大変!
原作との違い。リアルだからこその、原作では描かれなかったアレコレに四苦八苦し、七転八倒する少女の明日はどっちだ!?
※ この作品は毎日正午に更新予定です。
※ 感想、ご指摘、誤字脱字などの報告などいただけると幸いです。どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 12:00:00
118366文字
会話率:25%
天使のように美しい少女に一目ぼれした、さえないさえない田舎者の「俺」は、その美少女の双子の姉だという謎の同級生、那加、にとんでもない条件を出されます。「もし、私の奴隷として何でも言うことを聞けば、一度だけデートさせてあげる」というのです。「
あんたみたいに一生女の子に相手にされないような男があんな美少女とデートできるんだから」と言われ、思わずうなずいてしまった俺だったが、那加からの命令は驚くようなものばかりで…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 21:42:48
1316386文字
会話率:54%
あらすじ
昔から、この村には人間と悪魔が共存していた。しかし、悪魔には二つの種族が存在していた。ひとつは外来種と呼ばれる悪魔の世界から現世に渡ってきた成人済みの悪魔たち。性格もさまざまで、犯罪者のように凶悪な者もいれば、穏やかにスーパーで
働く者もいる。彼らは現世のさまざまな職業に従事している。そして、もうひとつの種族が在来種だ。人間の赤子として生まれるはずだったが、突然変異で悪魔になってしまった者たちで、なぜ彼らが生まれるのか未だ解明されておらず、実験対象として生まれてすぐ施設に送り込まれる。そして、成人すると施設から自由になることができる。
この村には、悪魔との「10年契約」という言い伝えがあった。契約者は10年間、悪魔に何でも言うことを聞かせられるが、契約が終わるとその悪魔に食べられてしまうというものだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 02:21:41
3737文字
会話率:54%
遠見久良《とおみ・くろう》。
彼は眼鏡女子を尊ぶ、ゲーム好きだけが取り柄の、冴えない高校一年の眼鏡男子である。
青藍高校に入学した彼の隣の席の女子、近間海笑瑠《ちかま・みえる》は、彼からすると珍しく感じる、クラスでも人気の眼鏡ギャルだった
。
とはいえ、陰キャで友達もいない久良にとって、彼女と大した接点など生まれないと思っていたのだが。
ある日、久良は学校でバイトが禁止されているにも関わらず、ファーストフード店で働く海笑瑠にばったり出くわしてしまう。
後日、彼女にその事をみんなに黙っていてほしいと懇願された久良は、ひとつなら何でも言う事を聞くという彼女に、眼鏡女子好き故のある不満を話そうとしたのだが。結果として海笑瑠もまた、眼鏡男子好きの同類だったと知る事になる。
意外な共通点から、海笑瑠の提案で友達となった二人。
とはいえ、人気者のギャルらしい積極さを見せる陽キャの海笑瑠に対し、初めてまともに友達ができた陰キャの久良。
そのギャップ故に、海笑瑠に振り回される久良だったが、そんな中でも少しずつ彼女の魅力や優しさを感じ、心惹かれていくのだが……。
特別な友達という関係と、海笑瑠という人気者相手ゆえに感じ始める葛藤。
そんな中にあっても、時に近づき、時に離れながら。二人の心の距離は変わっていく──。
どこか優しい対照的な二人。
眼鏡だからこその楽しみや葛藤もある、彼等の案外ピュアなラブコメを是非お楽しみください!
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カクヨム、ノベルアッププラスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:20:00
346901文字
会話率:39%
ごくごく普通以下の男子高校生、山田ツクモは不慮の事故により異世界へと転生してしまう。
転生ボーナスとして《残機99》のチート能力を手にいれたツクモだったが、それは想像以上に使い勝手の悪い能力で……さっそく野犬に二十回ほど食い殺される。
絶体絶命の中、ツクモが出会ったのは最凶最悪の大悪魔アスタロッテ。
『命を生贄に捧げるなら一度だけ何でも言うことを聞いてやる』と蠱惑的に笑うアスタロッテに対しツクモは――。
後はタイトル通りの展開ですw
ボケとツッコミ多め!
色々と面倒臭いヒロインだらけの異世界ファンタジーラブコメの開幕です!
※カクヨムにて先行的して連載しております。続きが気になる方は、カクヨムをオススメします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 17:44:04
159391文字
会話率:49%
男の娘『ショコラ』として配信している青山虹(あおやまにじ)は、同じクラスの天ヶ瀬綺羅(あまがせきら)が活動するバンドの推しでもある。元々、声フェチの虹は綺羅の声がまさに理想そのものだ。気怠くて少し低くて時折掠れる。それでいて蕩けるほど甘いチ
ョコレートのような綺羅の声にうっとりと耳を傾ける。
そんなある日、男の娘の格好でいるところに急な訪問があった。仕方なくドアを開けると、目の前にいたのは綺羅だった。
「あ、ショコラ」
「天ヶ瀬……くん?」
あろうことか綺羅に正体がバレてしまった虹は、何でも言うことを聞くから黙っていてほしいと頼む。
そんな虹に、メイクアップアーティストを目指していると言う綺羅からメイクさせて欲しいと提案された。
急激に距離が縮まる二人は自然と恋人という関係になる。
しかし虹の正体が学校の生徒にバレてSNSで拡散されてしまい……。
虹がひたすら溺愛される激甘ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 07:10:00
57218文字
会話率:44%
主人公、催城コハクは今まさに幸せの絶頂期であった。
学校でトップを争う美少女達を催眠術アプリにて従わせているのだから。
黒髪ロングの清楚系美少女、決して群れることはない狼系美少女、誰とでも距離を詰められるクラスのアイドル美少女。この美少女三
人は主人公のスマホをかざしただけで膝枕からちょっぴりえっちなポッキーゲームだって、何でも言うことを聞いてくれる。傍目から見れば男の夢を体現したような光景。
………………しかし本当は違ったのだ!?
催眠術アプリなんてものはウソで三人は本当は催眠にかかっているフリをしていたのだ!それを知らない主人公。そして始まる美少女三人組による恋人争奪戦―――果たして主人公の本当の彼女になるのは誰なのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:25:48
1600文字
会話率:12%
お友達と遊んで、気遣っている様で気遣われて、其れで自己嫌悪に打ちひしがれて家に着いた。
彼は何時もと変わらず。リビングに戻ろうとした。
あの、あのさ……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
言えないことも沢山あるよねぇ。お友達だもん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 19:14:24
1408文字
会話率:43%
幼い頃、二三枝圭也(ふみえけいや)は幼馴染みの倉梨水景(くらなしみかげ)を庇って事故に遭ってしまう。
幸い命に別状はなかったものの、入院を余儀なくされた圭也のために、水景は恩義と罪悪感から何でも言うことを聞くと約束した。
初めは入院中の世
話、退院後は荷物を持って貰ったり宿題を見せて貰ったり子供らしい内容だった。
だが成長と共に圭也の要求はエスカレートしていき、第二次性徴を経てからは肉体関係をも強要する程に至る。
それでも水景は嫌がる素振りすら見せずに受け入れ続け、ひたすらに圭也のお願いを叶えていく。
そんな歪な関係の二人が高校生になった頃、圭也は水景にあることを告げる。
「俺、彼女出来たからもうお前とは遊ばない」
「……うん。けー君のお願いだから、良いよ」
けれども水景は微笑みながら頷いた。
全ては自分を庇ってくれた幼馴染みへの償いのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:48:07
13476文字
会話率:28%
「『セイモア男爵家のダレル君』だ」
「ああ、あれが例の······」
また誰かがクスクスと俺を笑っている。それは俺が『聞き上手令嬢』と言われるシンシア・エーメリー嬢に、盛大なる勘違いでやらかした結果、華麗にざまぁされたのが学院中の噂だから
だ。父が武勲を受けて男爵家になり三年。まだまだ貴族というものが分からない俺に、新聞サークルのサンディ・アボット嬢が取材に来た。威勢のいい彼女にやらかしの顛末について質問を受けたら、何故か彼女に振り回されるようになり······。
以前書いた短編『たしかに私は『聞き上手令嬢』ですが、何でも言うことを聞くだなんて誤解ですわよ?』のスピンオフで、やらかした男ダレル君のその後の話です。前作をお読み下さった方が分かりやすいですが、本作だけでもお読み頂けます。
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 08:00:00
52913文字
会話率:47%
シンシアは静かに怒っていた。目の前の男が、『自分と婚約した暁には浮気を了承し、婚姻後、伯爵家の仕事は全て君に任せたい』などとふざけたことを言ってきたからだ。たしかに私は『聞き上手令嬢』と呼ばれ、人の話をよく聞きますが、何でも言うことを聞くと
は言ってませんけど? 反論しようにも、先に話すのは僕だ、と言って悦に入った顔で滔々と戯言を述べている男は止まらない。次のターンでは絶対反撃してやる! あの方が来る前に······。※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 18:57:48
4985文字
会話率:54%
幼馴染み、「千瀬」との遊びの帰り。
俺は逆恨みされているクラスメート、嵐堂 絆に
刺されて死んでしまう。
意識が途絶えた後、目を覚ますと目の前には神が
おった。Why?!
その神曰く、
「ゴメン。間違えて殺しちゃった♪何でも言うこと聞くから
許してちょっ?」
そう、神の手違いで殺された俺は、神に幾つかの
無茶ぶりをする。
異世界転生、現実世界と異世界の往来可能、そして、チート能力つき!e.t.c...
最強になった俺は、異世界に転生し、
最高のハーレムを作ることを決意する。
オークに襲われそうになっていた美人姉妹を助けたり、孤独な悪役令嬢に、優しさを教えてあげたり…と、今日もハーレムの為に汗水流して頑張ります!
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作者の初めての異世界系小説です。
誤字脱字が目立つかもしれないので、その時は報告下さい。お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 23:33:08
30030文字
会話率:48%
浅野真紀は周囲から天才と呼ばれている。学年での成績はいつもトップ。運動も高いレベルでこなせるし、見た目も良い。だが、ぼっちだ。少なくとも僕は、アイツの周りに人がいるのを見たことはなかった。そんな彼女に学力勝負を挑んだ時には、それはもう面白い
反応を返してくれたものだ。「今度のテストで僕と学力勝負しようぜ。勝った方は何でも言うことを聞かせられるっていう条件でさ」。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 18:34:56
6679文字
会話率:51%
文武両道、容姿端麗、品行方正。
王国一の学園で生徒会長を務めるエルリーゼは完璧なご令嬢。
しかし、その彼女には絶対に人に知られてはいけない秘密があった。
今までずっと上手く隠してきたのに、ある日その秘密は同じ学園の男子生徒・アシュレイに知
られてしまう。
何でも言うことを聞くということを条件に口止めをするが、それからエルリーゼはアシュレイに振り回される事になる。
最初は憎いと思っていたアシュレイの優しい面を発見するにつれ、エルリーゼの気持ちは変化していく。
エルリーゼが自分の気持ちの変化を自覚した頃、他の女性と親密そうに寄り添って「あいつは遊びだよ」と話しているアシュレイを目撃してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 07:39:41
19659文字
会話率:32%
【第一章完結まで執筆済み(約10万字)】
プライベートスペースのない大家族に生まれ育った僕、佐伯真白は高校入学を機に念願の一人暮らしを始めた。
喉から手が出るほど欲しかった自分だけの部屋。しかしこの生活を維持するため、【成績は学年十位以
内をキープすること】【生活費は自分で稼ぐこと】【不純異性交遊はしないこと】等の条件をクリアしなければならない。
学業とバイトに身を捧ぐ過酷な日々。しかし、お隣さんで同じ学校のギャル、天城杏奈をトラブルから救ったことで毎日が一変する。
「佐伯のこと、好きになっちゃった」
「今なら何でも言うこと聞いちゃうけど、どうする?」
「あたしも初めて、男の子にこういうことするの」
これは、全力で惚れさせようとしてくる天城に振り回されながら、少しずつ距離を縮めてゆくラブコメディ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 21:00:00
108352文字
会話率:45%
『風紀の鬼』と恐れられる千石学園風紀委員の『風見 悠真』とゲーム好きのギャル『鬼怒川 朱音』は十年来の幼馴染
悠真はいくら言っても校則を守らない朱音に手を焼く毎日…
ある日、朱音から悠真に『ゲームで勝負して自分に勝つことができたら何でも言う
ことを聞く』という条件を言い渡され、ひょんなことから二人はゲームで勝負することとなる…果たして勝負の行方や如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 15:51:20
53137文字
会話率:80%
バイト先の喫茶店の常連の女子大生の注文はいつも紅茶。
なのに、今日は激辛麻婆豆腐を注文してきた。
最終更新:2022-02-11 00:16:16
8186文字
会話率:43%
「ひと目惚れしたんだ。あなたの絵に」
「あなたならきっと素敵な画家になれる。その夢を叶えるためなら、何だってしてあげたいの」
画家となる夢を諦めた少年、小野朝人。理想的なモデルである美少女、有坂乃恵と出会ったことで、彼の運命は変わりだす。
「ちょっと恥ずかしいけど……芸術のためなら頑張るよ?」
「今日はもう疲れちゃった? じゃあいっぱい甘えていいよ♪」
「よしよし。あなたのためなら、何でもしてあげるからね」
少年の才能に惚れ込んだ美少女は、どこまでも甲斐甲斐しく世話を焼き、甘やかし、服を脱いでくれる。そんなお話。
ハーメルン様、カクヨム様とのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 00:00:00
117117文字
会話率:34%
笑ったこともないし、笑わせたこともない男。
世紀の大天才、そして支配者の器であるこの俺、横矢拓人はある日気付けば見知らぬ場所に。
最初こそ北海道だと思い込んでいたが、夢の中の老人曰くここはどうやら異世界らしい。
さらに『笑わせた相手に一つ
何でも言うことを聞かせる』能力を手に入れたという。
素晴らしい。支配者の俺にこそ相応しい。
見ていろ、異世界。待っていろ、愚民ども。
この世界の人間、一人残らず笑わせて俺がこの世界の頂に立ってやろう。
だが、待て。街の門番が無礼にも通してくれないぞ。
笑わせようにも全然笑わないのは何故だ。
いいだろう、まずは貴様だ。必ずお前を笑わせてやろう。
笑え。
これは笑わない男が世界を笑わし、支配する。そんな旅の始まりの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 19:44:45
14655文字
会話率:39%