「本当に行っちゃうの?」「うん。もう決まっちゃった事なんだって」「くすっ…あぁ……」「紗弥夏、そんなに泣かないでよ。僕、いつかまた帰ってくるから」「本当に?」「うん!本当に」「約束だよ!」「分かった。約束」三人、小指が三本、結んで泣き崩れた
。星が輝く夜の駅で三人分の約束が結ばれ、僕は離れていった。「じゃあね…」二人の女の子は下を向いてただ泣き続けた。そんなに泣かないで。心の中で二人に呼び掛けた。自分だって泣いているくせに。また会おう。この場所で。この、今日という流れ星を追いかけて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-12 12:25:58
26516文字
会話率:56%
四肢のないが、心が豊かなリエル。美しい容姿をもつ姉のウェル。その姉妹が探しているのは、「母親の音楽」。各地を巡り、二人は人の弱さ、脆さの中に、人の強さを知り、多くの音楽に触れていく物語。
最終更新:2008-04-10 14:23:49
33349文字
会話率:31%
全児童数三十余名、しかも六年生はいない菜畑小中学校小学部の女子三人だけのクラスに、ある日転入してきた神社の子……八岐由之真は、ぱっと目女の子のような目鼻立ちをした優しい寡黙な少年だったが、その目は魂の影を捉え、耳は魂の声を聞き、超自然的存在
さえ捉える優れた第六感を持っていた。なんて言うとなんだか凄い感じがしますが、由之真はそんな能力に頓着せず、数奇な運命をたどりながらも、勝手に喋ってくれる元気アリ過ぎ少女達と、ちょっと変わった乙女チックな先生と共に、自然に囲まれた田舎の小さな学校で、今日も穏やかに淡々と生きる物語……ですが、実のところは、そんな由之真に振り回される乙女達の一年を綴った物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-07 22:13:11
407369文字
会話率:56%
弱肉強食の世に生きる彼等の会話とは・・・。しまうまの語ることに意味はあるのか・・・
最終更新:2008-04-03 02:51:21
2980文字
会話率:0%
魔王は討たれ平和な世の中。広大な王国領に住む人達の話。
最終更新:2008-04-01 23:37:55
1099文字
会話率:7%
生きる目的が定かではない少年と、森の中に住む老人の変な出逢い。面識もなければ、お互いの素性も知らない二人の人生の一部分。
最終更新:2008-04-01 06:21:44
3717文字
会話率:0%
記憶をなくした少年。何故か水の中で目覚めた。気付くと、浮上しそこは、泉であった。泉の周りでは、少女達が舞踏会を水面上で行われえていた。しかしその少女達も記憶が無い。自分たちは何者なのか?それを知る為に、少年と、一人の少女は泉のほとりのお城へ
と足を向けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-02 19:36:22
12537文字
会話率:48%
家庭の事情で田舎の親戚の家に住み込み、中学に通うようになった瀬川悠太はクラスメートや野球仲間を通して成長していく。そんな平凡な日常を書いてみました。
最終更新:2008-03-24 23:57:25
2190文字
会話率:19%
のどかな春の日、屋上で育まれるのは高校生、翔太と沙耶の一つの恋である。
最終更新:2007-08-16 12:51:29
1091文字
会話率:34%
語りだす中年男性。彼は何を伝えたいのか。一体何が起こるというのか?
最終更新:2008-03-22 09:37:08
2230文字
会話率:8%
森で暮らすクマの子供ちゃっきー。とってもかわいいちゃっきー。でも、みんな知ってるかい?野生のクマは人も食べるんだよ^^
最終更新:2008-03-22 08:53:38
967文字
会話率:0%
私はあぜ道を歩いていた。そこで、奇妙な紳士と出会う。ほのぼの不思議ストーリー。短編小説です。
最終更新:2008-03-21 22:04:01
6874文字
会話率:32%
大好きだった幼なじみを亡くした翔平。絶望の中現れたリョウとなのる謎の少女。リョウの登場で翔平の人生は大きく動く・・・・・。
最終更新:2008-03-20 10:26:54
971文字
会話率:95%
初めて参加してみたミステリーツアー。こんなことあるの?殺人事件って普通…人が死んでる体があるじゃないか……
最終更新:2008-03-20 02:03:56
6361文字
会話率:62%
風が吹く草原の真ん中。とある少年と少女の、一つの物語が終わり、そして始まる。それだけのお話。
最終更新:2008-03-18 17:36:52
3587文字
会話率:27%
平凡な日々に、生きている意味を見失ってしまった青年。その青年の不思議な物語。
最終更新:2008-03-18 12:24:33
6527文字
会話率:27%
なんてことのない日常。いつもどおりの仲間と過ごす平穏。ある「奇病」を抱えながらも普通の生活を送っていた。だがある日、僕の生活は一転した。
最終更新:2008-03-16 04:02:36
7023文字
会話率:30%
聖剣士として、聖剣クラナドを背負い闇剣士と戦ってきた、ネオ。しかしある日、闇剣士達が、復活した。ネオは、闇剣士を再び壊滅させようと戦うも、彼女マリアンヌを拐われる。さらに、聖剣士は、壊滅的な状況となりネオは聖堂の悪魔と契約し、聖剣士達を守り
、マリアンヌの救出に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-11 17:32:01
3663文字
会話率:65%
僕たち三人は、晴れているのに降る雪を縁側で見ながら、いろいろと考えている。
最終更新:2008-03-09 00:32:35
5443文字
会話率:36%
何もない世界で動くたった一機のロボット。彼の心は凍っていました。そこに現れた小さな光。いつしか心は溶けていき、ロボットは幸せを感じていました。
最終更新:2007-07-23 00:50:48
6778文字
会話率:2%
だが、そこには敵陣の最右翼ともいうべき軍人ネフドスがいた。かれに連行されて敵地の心理分析装置にかけられた慧人は、敵軍の大尉メドレーエフに自分の父母が生きており、敵側の重要ポストに就いていたことを知らされる。母はメガロバイオシェルターのパイオ
ニアとして、父はその脳髄をバイオコンピュータにつながれた存在として生きていたのだった。用済みとして殺されそうになった慧人は、母の卵子をメインとした《ホームウーム》から生まれた女兵士サレムに助けられ、ネフドスを人質に要塞からの脱出を図るが、失敗。サレムとふたりで要塞を逃げ回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-07 23:06:22
44188文字
会話率:59%
慧人が最小限の犠牲で済む作戦として酸素供給装置に蓋をして敵を降参させる案を提出すると、全員一致で採用され、その作戦の指揮官にさせられてしまう。その意気に感じ、フィクサロイドのクーガー、アンヌが部下の名乗りを上げる。三人は猛烈な訓練を経たあと
、敵地であるキュワナチ丘陵に乗り込み、その水中にある酸素供給装置とパイプラインに破壊装置を取り付けることに成功。だが、敵側に発見され、三人は深度爆雷の攻撃にさらされ、ひとり慧人だけが陸に戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-29 22:50:16
40940文字
会話率:66%
銃を突き付けた男は自分たちの組織に入らなければ撃つという。オーケーすると、父のかつての上司であったツヴァイゼン博士が現れ、男が脳を改造されたフィクサロイドであることを告げ、自分もこの組織の一員であることを明かす。ツヴァイゼンの率いる地下実験
室のリーダーであるアンヌが敵の地下要塞を発見し、その構造を報告する会議を開く。敵の地下要塞は南亜大陸と北亜大陸の中間にあるアスナジャ河の水中にパイプラインをつくり、そこから電気を起こして酸素供給装置を動かしているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-28 15:03:44
40645文字
会話率:50%
西暦三〇〇〇年、日本は王国と化し王様の手によって日本は牛耳られていた。「私に逆らうものは、私直々に殺してやろう!」この一言で、日本の国民は恐怖に陥った。だが、その初代王様の時代が遂に終わろうとし、二代目を決めるゲームが始まった。
最終更新:2008-03-07 17:30:08
1351文字
会話率:40%
起承転結を400字詰め原稿用紙4枚でやってみよう企画第一回の作品。孤独な雄竜と少年とのふれあいと別れの物語。「泣けるぐらい綺麗な物語」を目指したつもりが……所々文章がおかしい箇所がありますが、400字詰めという規制の前に努力した結果だと思っ
て見逃してやってください(笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-04 14:03:37
1359文字
会話率:25%
何があっても、心の傷は養えなかった。どんな力にも、勝らない、そんなサイトが存在した。私は、そのサイトに毎日足を踏み入れた。いずれかは、恋をしてしまうことも、何かをしてしまうことだって、前々から気づいてた。けれど、私の中で動き出した何かが、私
の気持ちを踏みにじり、自然と恋心を誕生させてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-01 13:05:07
249文字
会話率:0%
その地方には神隠しの伝承があった。閏日、二月二十九日に生まれた赤子は深夜になると忽然と姿を消す、と。そしてこの日、十二歳になったばかりの伊織に弟が生まれようとしていた……。
最終更新:2008-02-29 23:58:19
4185文字
会話率:22%