十七番は騒がしさに目を覚ました。
闇夜に浮かぶまんまるの月、そこに影が差した。
三角の耳と揺れる二本の尻尾。その人物は突然現れた。
「一緒に来てもらう」
その言葉とともに十七番の意識は途絶える。
そうして、異端者を名乗る組織の一員になったの
だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 14:53:29
272039文字
会話率:33%
「これから語られるのは、あるゲームに関わった者達の悲しくも愉快な、醜くも美しい物語」
銀の瞳を持つ存在は語る。
――――神生ゲーム。
人も、妖も、神も、そして天をも巻き込み惑わすゲーム――――
これは誰もが口を噤む、神生ゲームの始まりの
物語。
唐突に、突然に、その存在は……世界を歪める異端者は生まれ落ちた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 10:20:53
75347文字
会話率:36%
ミホはドラゴン退治をパーティに提案するが断られる。しかしそのドラゴンに会いにいき確かめたいことがあるとリーダーのジンは言う。
※世界観はドラゴンがいて、魔法があるものを想定しています。
最終更新:2023-12-27 01:00:00
5776文字
会話率:66%
ユナリエ聖教会に身を置く「見習い」聖女のティアマリーナ。
ある日彼女は、聖女を志すものにあるまじき、とある能力の欠落を理由として、破門という重い処分が下される。
失意の中、それでも「こういう時が来るかも」ぐらいには思っていた彼女は、自他認
める「出来損ない」でもあった。
聖教会から追い出され、文明社会の中枢から辺境の地へ。放浪の最中に出会う人々と、彼らが抱える難題。
目の当たりにして、彼女は思う。
「これ、『私が』やっちゃっていいのかな?」
聖教会での身分を失ってもなお、授けられた力はその身とともにあり。
その力を、自分の意志で振るうことに迷いながらも……
今の彼女には、自分の道しか残されていない。
それが、聖教会という一大組織、そして社会と相容れないものであろうとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 12:50:52
146550文字
会話率:19%
幼女女神に召喚で呼び出された風間修。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
ダンジョンマスターって何?それ美味しいの?
2017/10/21 題名のへの指摘がありまし
たので、一部題名を変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 00:00:00
6702736文字
会話率:28%
幼少の頃、妹が勇者を名乗ってきた。
それが全てを変えた。
王も神も異端も伝説も、すべてを狂わせる異端者が生まれた話。
最終更新:2023-11-12 21:04:19
2260文字
会話率:43%
ある日、人工知能によってあり得ないものが証明されてしまった。それは、魔法が実在するということであった。
これまで、科学的に魔法や呪術、霊能などは存在しないと言われ続けていたが、なんと人工知能という科学の結晶が魔法の実在を証明してしまっ
たのである。
そうして、世界に新たに魔法学が誕生。未来では科学よりも、魔法というファンタジーが発展していくのであった。さらに、魔法はあらゆる分野に利用されるようになった。
しかし、軍事的にも使われるようになり、第三次世界大戦が勃発する。
中国とアメリカ、ロシアの三つの大国による巨大な戦争は、長年も続くのであった。しかし、永遠ではない。そんな大戦も終わり、もう三十年である。
だが、未だに世界では常に睨み合いが起こり、いつ戦争が起こってもおかしくないような、安定しない平和であった。
そんな世界で主人公である和夏は、世界平和の維持を掲げている組織であり、魔法の存在証明を行い、世界に広めた人工知能、88=WEによって創設された国連の非公式軍ニュー・ラスールに所属し、今日も世界のために戦い続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 13:46:58
70976文字
会話率:28%
人類と戦い競い合ってきた魔王という生き物たち。そんな生き物たちから一人の異端者とも言えるものが生まれる。
果たしてその異端者は人類と戦い、時には魔王と戦い生き残ることができるのか!
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小説を書くのは初心者なので色々なミスをしてしまうこともあるでしょうが温かく見守ってくれると嬉しいです。感想などもたくさん送ってください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 08:00:00
3767文字
会話率:67%
主人公、サラは普通の現代の大学生で、ある日、図書館で古びた本を見つけます。その本には古代の呪文が書かれており、何気なくそれを唱えた瞬間、サラは異世界に転送されてしまいます。
異世界は魔法と冒険の溢れる場所で、サラは自身が異世界の「異端者」
として認識され、数々の試練に立ち向かうことになります。彼女は魔法の力を学び、新たな仲間たちと出会い、異世界の謎を解き明かす旅に出ます。
サラの旅は、異世界の美しい風景、神秘的な生物、そして危険な敵との戦いで満ちています。彼女は自身の力を信じ、仲間たちと協力し、異世界を救うために立ち上がります。同時に、彼女は現代の世界へ帰る方法を見つけるために奮闘します。
この小説では、サラの成長と冒険が描かれ、異世界と現実世界の間でのバランスを模索する彼女の物語が綴られます。魔法、友情、冒険、そして自己発見の要素が詰まった異世界の旅路が展開されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 23:14:13
1016文字
会話率:16%
俺はやり込んでいるVRMMO、「アナザーワールド・オンライン」でバイオリンを武器に戦っていた。他のプレイヤーからは「異端者」扱い。すると、何故か同級生の女子が…。現実ではゴミクズぼっちコミュ障系男子な俺が、リアルの女子を相手にして何ができる
というのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 00:00:00
358035文字
会話率:49%
「もういい。この世界には愛想が尽きた」
親から虐待を受けていた高校生神月零は復讐を遂げた後、自殺した。だが、異世界へ転生し、そこで貴族の息子レイとして生を受ける。前世とは真反対と優しい両親、そして自分を慕う従者リサとともに幸せな日々を過ごし
ていたが、ある日、忌み嫌われる存在『異端者』であることが判明し、脱獄不可能の監獄島へ収容されてしまう。しかし、そこで出会った囚人ミカが同じ転生者ーーそれも自分が自殺する原因となった刑事であることが判明しーー「決めた。俺はアンタを殺すよ」 脱獄と復讐を誓う。これは異世界へ転生した少年が前世でやり残した復讐と異世界への復讐を遂げるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 00:37:10
79979文字
会話率:28%
違和感を持ちながら生きている人向けの短編小説集。少し不思議な400~2000字くらいの作品がメインです。各話につながりはないので好きなところからお読みください。ほぼ毎日あまり考えずに書いています。他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2023-09-03 14:08:54
64962文字
会話率:19%
6歳の女の子『リディア』。
活発で可愛いい普通の女の子。
しかし、ある日の事。
彼女は突然、前世の記憶を思い出す。
彼女の前世は、日本生まれの日本育ち。
男性でしかも同性愛者。
100歳でその人生を全うした。
そんな前世での彼女の後悔
は、誰からも愛されなかった事。
そして彼女は人生の最後に『来世は絶対 結婚できますように』と祈った事
を思い出す。
今世『異世界』で『6歳の女の子』として『100歳じじい』として、幸せな結婚を願う『リディア』。
しかし彼女は『異世界』で、特殊な能力を持つ『異端者』かつ『能力者』と
して、この世に生を受けていた。
その事が国に知れれば、強制的に一生涯、王国に尽くさなければ、ならない。
そうなれば、幸せな結婚生活を送れない。
そう思った彼女は『異端者』かつ『能力者』である事を隠すために、奮闘する。
そして隠し通せたものの、やがて彼女は、世界を破滅の道から救う、戦いの渦へと巻き込まれてゆく。
そんな戦いの中、彼女が悟った『愛』とは…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 09:52:03
57170文字
会話率:2%
騎士団長をしていたルドラは、神託を破ってしまったことがきっかけで、創造神『クロノス』が世界を滅ぼそうとしていることを知ってしまう。この世界を守るために仲間を増やし、力をつけて神に反逆することを決意した。
ルドラとその仲間が異端者と謗られな
がらもひたむきに努力を続け、世界を守ろうとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 07:00:00
42110文字
会話率:36%
ご覧頂きまして、ありがとうございます!この欄があまりに漠然とした内容で自分で書かせて頂いたのに、あらすじがなかなか上手く言えず、申し訳ありません。異世界転生ものではあるのですが…。
本当に完全に趣味的な内容なのですが、そのまま書かせて頂
くとかなり濃く、どきつくなるので、なるべく薄く書かせて頂いたつもりです。実のところ、一発ネタ的なものだったはずなのですが…。
かなりアレな内容なのですが、ただ。もしも皆様に楽しんで頂けるかたがいらっしゃったら、とても嬉しいです。
ただ、「大人の都合」、現代日本では極めてセンシティブな内容なので、絶対に書籍化はありえない類の物かと思います。
すみません、まだ正式なタイトルも、副題も迷っているところです、仮の副題は、「レオンの異世界冒険奇譚」かと思います。最後に、いろいろフィクションです。実際のとは異なる事がありますので、お許し下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 17:00:00
201786文字
会話率:25%
彼女は人類をこの世に生み落とし、無償の愛をささげた。何年、何十年、何百年も。
やがて彼女は人類から「聖女」と呼ばれ崇拝された。
だが、人類の中には彼女の力だけを利用使用する者も現れた。
そこである聖職者が、一つの村にいる人々の寿命のすべて
と引き換えに、彼女を3000年封印することになった。
聖職者は聖女を封印することができたが、彼女を封印する間際、気分が高ぶったか、教会の人間が働いてきた悪事を彼女に伝えた。
これだけのことに貴女は気づくことすらできない「出来損ないの偽物の聖女」だとして罵った。
彼女が封印されて三日後、男は早朝に目を覚ます。やけに外が静かだ。
男は気になって外に出てみると、村全体が紅い。血液だ。大量の。そこかしこに人間のものと思われる臓物が転がっている。
ふと前方を向き目を凝らすと、見覚えのある一人の女が立っていた。
男の瞳が彼女の姿をとらえた瞬間。女は口を開いた。
「人は重ねて原罪を犯した。よって、汝らのこれまでの罪を数えよ。罪の数だけその首を落とそう。」
これは世界を生んだ聖女が世界を呪う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 13:10:17
1685文字
会話率:11%
『私』は過去に戻ってきた。
次代の名君、大貴族の嫡子、権力者の一族が集う場所。
国の未来を背負う者たちが集う『学園』の入学式に。
私が過去へ戻ってきた理由はひとつ。
未来で起こる戦争は、私の同級生の誰かが引き起こしたものだという。
神を自
称する者から告げられた事実をもとに、私は未来を変えるべく学園の門をくぐった。
戦争を起こそうとしている『犯人』を止めるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 15:10:52
95424文字
会話率:25%
まあ、緋色坂徒京という人間は、世間一般、普通の生活を謳歌していた落ちこぼれ男子高校生な訳なんだが。もう、そんな肩書きも名乗れなくなってしまった。二か月前を境に、僕は変わってしまったのだ。
人間……究極的には全部が主観的に捉えられないっていう
けれど、これは例外だろうさ。僕はどう見ても、客観的に見て、一般人とは言えない──のだから。
今の自分に新たな肩書きをつけるとするのならば、『孤高の雑魚』『狼人間』『半ば詐欺師な探偵の助手』といったものが、妥当と言えるだろう。
……そんな訳で、あらためて。僕は一般人ではない。普通ではない。
これは、そんな異端者である僕が、或間町で偶然出会う『裏軌跡(のろい)』に関わってしまった異端者美少女たちを、普通の人間へと戻すために試行錯誤する……ちょっとした、ごっこ遊びである。探偵ごっこ遊びである。そして、美少女たちに好かれる話である。
ええ、本当に──やっかいな話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 18:16:03
104335文字
会話率:36%
無神論者である主人公は修学旅行中に異世界召喚されてしまう。異世界に放り込まれる直前彼はとある人物たちから何者にも従属しない人類による人類の為の国家を作ってほしいと依頼(強制)される。
そんな主人公が神や悪魔、信者たちと戦っていく話。
最終更新:2023-05-06 15:53:18
9172文字
会話率:45%
『システム』により管理された世の中、そこは誰もが認める『理想の世』だった。誰もがシステムを信頼し、システムの言う通りにしていれば幸せになれると信じ切っている世界。「人類は滅びるべし」。そんな指令が出された時、人は従うのか。荒川は、異端者だっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 01:02:07
36272文字
会話率:58%
ラーズと幼馴染みのミリアは、民間の魔法学校に通う一般平民だった。
物語の主要人物が通うような王都立の魔法学園ではなく、何の変哲もない普通の学校。しかしある日、ミリアがその王都立魔法学園への特別編入が許可された。飛び抜けた才のない自分が
どうしてと、不安がる彼女は、ラーズも一緒にと誘う。
「ミリアは俺が守る」
特例中の特例として、幼馴染みを守ると誓った彼は共に入学すると決めた。
ある種の奇異の目を向けられるラーズだが、入学後すぐミリアと一緒になって担当教師から呼び出しを受ける。そうして向かった先にいたのは、魔法学園の長――グラドニア。
彼はラーズとミリアを引き離すと、少年に向けて強力な魔法を放つのだった。
だがしかし、
「あ、れ……?」
万事休すかと思われた時、その魔法攻撃は霧散する。
そして学園長、グラドニアは告げた。
「お前には、特別な才能がある」――と。
その一方で、幼馴染みのミリアにもある事実を告げられていた。
これは互いを思い合う幼馴染み同士が、手を取り合って困難に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 20:16:25
8883文字
会話率:42%