昔、僕が実家で暮らしていた頃のこと。
近所に大きな屋敷に住んでいるお兄さんがいた。彼はたくさん本を集めていて、貸し出しもしてくれるらしい。
よく出入りする友達の紹介で、お兄さんと知り合った僕。噂にたがわぬ長大な書架を見せてもらい、以前から
読みたいと思っていた古書を、その中から探してみることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 20:07:18
3937文字
会話率:10%
私が読んできた本のレビューを、なろうの片隅でこっそり連載。
基本は数値化した採点などはいたしませんし、【おすすめ度】などといった項目も設けません。物語を愛する、全ての人と、その愉しみを共有できたらと思っています。
【注:多少内容に踏み込ん
ていくので、ややネタバレを含みます。『未読だが、読む予定のある』本などは、スルーを推奨いたします。が、『読むかどうか迷っている』方などは、その本以外のレビューを読んで、『この程度なら』と判断して頂ければ良いかと思います】
【出版社や作者様へ:アップした記事でまずいと思うところがありましたら、ご連絡ください。即刻修正または削除いたします。よろしくお願いいたします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 22:58:59
51348文字
会話率:7%
主人公の浅野祐太郎は友人の春人からとある噂を聞いた。
その噂の謎を解いている最中に……
最終更新:2019-03-10 00:00:00
6734文字
会話率:57%
I'm a liar
Self-responsibility
最終更新:2019-02-16 02:04:27
1650文字
会話率:0%
没落した男爵家令嬢、ベアトリクス。もともと貴族社会にさしたる興味のなかった彼女は、これを期に自立することを決意し、帝国からファラン王国へとやってきた。
そして運良く(?)、図書館職員の仕事にありつき、ついでに職員寮に自分の部屋を持つこと
ができた。
そしてはじまる図書館職員のお仕事。
右を見、左を見、そして正面を見る。……果ての見えない書架の群れ。
は?
そして聞こえてくるのは――
どかーん。
うわぁー。
グガァァァァッ!
ギャー。
え? なにこの広さ! というか、なんで爆発!? それに悲鳴と、あの変な鳴き声はなに!?
決して、図書館で有り得ぬような事に、彼女は戸惑うばかり。
そして彼女は思うのだ。
……はやまったかもしれないわね。
かくして、ベアトリクスの図書館員一日目が始まる。
※私のHP上に上げているものを、せっかくなのでこちらに転載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 12:00:00
98305文字
会話率:39%
かつて聖女と呼ばれた一人の女性は魔術の禁忌に触れたことから処刑されてしまった。そんな彼女は生前に人間と寸分違わぬ人形を作り出しており、主を失った人形たちは聖女の願いを叶えようと動き始めることになる。しかし、実は聖女が求めた禁忌の錬成に続きが
あり、その結末に至ろうと数多の勢力が陰で動き出したのだった。そんな中で謎を解く鍵となる一人の呪文使いの継承を受けたのが日本で幕を閉じた転生者であった。これは魔法と魔術の織り成す群像劇の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 02:33:59
56622文字
会話率:51%
「君に借りた本を、僕は返せない」
最終更新:2018-08-18 19:10:12
1669文字
会話率:48%
富山唯継(とみやまただつぐ)、32歳。
『金色夜叉』の大ファンの両親にいやがらせのような名前を付けられたことを恨みつつ、それでもなんとか鬼ばかりの世間を飄々と生きてきた、しがない私立教員。
後輩の毒舌教員であるエビちゃんこと蛯名宮
(えびなみや)ら同僚の教員たちと、苦労しながらも学校を運営してきた唯継は、しかし学校母体の学園が大手の学校教育グループに併合されたことで不遇の毎日を送っていた。
そんな或る日、歴史と蔵書量だけはある学校の図書館で調べ物をしていた唯継は、書架にひっそりと収納されていた古びた本を見つける。それが、唯継(と巻き込まれたエビちゃん)を異世界へと誘う摩訶不思議な魔術書であった!
異世界で二人に告げられた使命は、魔王を倒す勇者……を育てる学校の先生!?
それを聞いた唯継は一言。
「で、給与体系は?」
この物語は、いつかきっと魔王を倒す子供たちを育てるおっさん教員唯継と、それを毒舌でこきおろしながら支える相棒エビちゃんの奮闘劇である。
堅実でどこかおかしい教育エンターテインメント、ここに開幕。
※ドラマや映画のような熱血聖人先生が登場する物語ではありませんし、チートや魔法のような教育方法で生徒たちを更正させる物語でもありません。日本国憲法や教育基本法、子どもの権利条約や有名な教育エピソードを振りかざしながら、旧体制的な教育がはびこる異世界教育界と格闘していく物語となっております。よしなに。
※ほんのり更新中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 19:54:14
17780文字
会話率:60%
「大丈夫かい?」
見ず知らずの少年に手を差し伸べてたのは、謎多きマギサ(魔法士、魔術士などの総称)の麗人ゼータだった。
日本在住、男子中学生の阿形祐佳。
ある日突然見知らぬ世界に来てしまった。
魔法や魔術が存在する世界だ。
ゼータに出会っ
た祐佳は彼女に弟子入りし、マギサの勉強を教わる。
これは、とある少年が見ず知らずの世界で様々人々に出逢い、自らの道を切り開く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 10:36:27
37307文字
会話率:24%
図書館に勤める奏(かなで)はもう勤続10年になり、いつのまにか責任者と目される立場となっていた。
ある日の休館日の書架整理の業務中に、本来の場所に見当たらなくなった本を探し求めて、図書館の中をさまようことになった。
最終更新:2018-05-11 11:27:50
5318文字
会話率:7%
今日も今日とて、如月は仕事の合間、仕事終わりに頁を繰る。
時に冒涜的な書物を、時に資料本、そして小説の数々。
如月の書架を解剖しつつ、ステマを展開するホームドラマの亜種がここに。
如月の偏屈趣味のうんちくを語る様子を思い浮かべながら、コ
ーヒーでもすすってみてください(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 10:18:34
3660文字
会話率:14%
小説投稿サイトを閲覧中に事故で負傷した、ライトノベル専門レーベル『ハーキュリー・ノベルズ』の編集者、鳴尾来杜(ナルオライト)。彼は転生によって世界中の物語を蔵書として管理する巨大文書庫『バベル図書館』へと送られる。蘇ったライトは施設を管理
する謎の司書ミネバによって長期未完成書架作品群、通称エターナルに終止符を打つべく、パートナーのサクヤと一緒に終わりのない物語を終わらせるため果てしない戦いを開始する。二人が最初に訪れたのはレベル九九の転生勇者が存在するファンタジー世界。ライトはそこで敵の居城を守護する双剣使いの女騎士、ロザリンド・アーデンと激突する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-14 19:28:42
122005文字
会話率:23%
図書室で課題を終わらせたメイは、書架の前で呆然と立っている幼馴染のシュンを見つける……
最終更新:2018-01-08 21:21:55
1792文字
会話率:32%
そこは小さな図書館でした。小さな人間さんと、大きなアラクネさんが話しているようです。本棚にかかる大きな足。大きな体が書架を足場に自由に歩いています。何かを探しているようです。何を探しているのでしょう?
最終更新:2017-12-04 17:38:58
1348文字
会話率:10%
「おや、この書架で探し物とは……珍しい御仁もいたものだ」
これは物質に刻まれた強い感情を再生する技能を持つ、ある学者の手記である。
最終更新:2017-11-23 00:07:44
1918文字
会話率:6%
フェンディル王国の首都、ディルクールを拠点に活動する冒険者に、魔術師ギルドの重鎮が遺跡を占拠した蛮族の討伐を依頼する。
依頼主の弟子と共に遺跡を探索する冒険者たちは……
最終更新:2017-10-13 10:00:00
60099文字
会話率:20%
大学一年生の春、東京に引っ越してきた秋人は二カ月を経てその生活に慣れてきつつも、心の中では過去の傷のようなものが秋人の心を蝕んでいた。秋人は自らの心の欠陥に気づき、望や瑞樹とともに日常生活を営みながらそれを眺めるようになった。
一方、同じ
く大学一年生である笹見乃愛は大阪にある大学に実家から通っていた。乃愛は過干渉の母親を持ち、また、質の悪い幼馴染と関わらなければならず、苦難の日々を送っていた。乃愛はそんな現実に疲れ果てており、誰かと話をする時はよく暗喩を用いて捻じ曲がった物言いをしていた。
そんな中、乃愛は数少ない心の拠り所である本の世界に飛び込むべく、頻繁に図書館へ足を運んで様々な本を読み、現実から非現実への逃避を重ねていた。乃愛はそのようにして「一人の世界」で懸命に戦っていたが、同じ専攻の緑川くんを通して人と同じ空間にいることの楽しさに気づき、外界と触れ合う楽しさを理解するようになった。
秋人は東京で、乃愛は大阪でそれぞれの悩みと向き合っていたが、もう一人、艱難の道を歩む少女が居た。少女は非現実的な世界で使命を抱えながら奮闘していた。その使命のためには少女はある男と会うことが必要だった。この少女の努力は人知れず遂行されていたが、後に秋人と乃愛の運命を繋げ、動乱に巻き込むことになるとは誰も思わなかった。
そして、運命は突然やってきた。秋人は小早川真菜子からの電話を機に、夏休みに実家である大阪に帰ることとなった。ある日、秋人は真菜子と散歩に出掛けていたが、時間が余ったので、市立図書館に向かうことにした。秋人は図書館の書架に並ぶ本を眺めているのが好きで、今回も秋人は書架に並ぶ本に手を乗せて歩いていた。するとふと誰かの手と重なった。その人は乃愛だった。こうして二人の運命は交差し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 20:06:51
88996文字
会話率:35%
木之瀬紗雪の通う女子ろう学校にまったく別の手話を使う学校からふたりの転校生がやってくる。紗雪はことばを理解できないながらも、彼女たちのお嬢様らしい雰囲気についつい見とれてしまった。
ある日の放課後、図書館にいた紗雪は転校生のふたりが書架
のあいだでキスしているのを目撃してしまう――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 06:00:00
41107文字
会話率:43%
私の頭の中身をご紹介。小説、漫画、映画、音楽その他諸々書いていければと思ってます。
最終更新:2016-09-06 10:10:11
10550文字
会話率:1%
人に愛され大切にされた道具たちは、百年の時を経ると魂が宿り付喪神になると言われている。
それと似たような現象が本にも起こる。
百年たてば本が付喪神になる、というわけではない。新しかろうが、古かろうが、それは起こる。本が、その持ち主の心を感じ
取り、やがて意識を持ち始めるのだ。
東京のとある町の片隅にある古書店千年堂(ちとせどう)。
そこに集まる本は、そういういわく付きばかりだ。
そして、自我を持ち扱いきれなくなったものを浄化する者たちがいる。
人は彼らを筆業師と呼ぶ。
これは、筆業師の六代目として生まれた千年周(ちとせあまね)の出発の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 23:44:35
16846文字
会話率:25%