独田勇男(ひとりだいさお)
高校二年生。
貧乏で気の毒な顔で背が低い。学業成績が良いことだけが取り柄か。
それでも毎日を生きている。
勉学にいそしみ、本を読み、バーベルを上げ、今日も部室でコーヒーを淹れる。
学校という狭い世界の中から
垣間見る、生きるということの難しさ。これからも続いていく人生の中を、僕たちはどのようにして歩いていけばいいのだろうか。
悩み、苦しみ、笑いながら、いまを未来へつなげていこうとする、かつて高校生だったひとびとへ贈る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-17 18:59:37
4847文字
会話率:22%
時は九月。私立八津峰(やつみね)学園に転校してきたばかりの明治(あきはる)は、クラスメイトの潤(じゅん)と文化祭の準備のため学校に居残っていた。やがて下校時刻も大分過ぎ、校舎に人気が無くなってきた頃、突然の事態が彼らを襲う。学校に閉じ込め
られた高校生と教師達。彼らは恐怖に耐えながら、やがて一つの真実を知る…。 ※こちらは自サイトで公開していたものを修正し転載したものです。BL要素含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-10 14:41:04
63633文字
会話率:44%
高校の映画研究会に所属する少年、高須慶一は、その年の文化祭に向けて作成する映画、≪アジサイの咲く頃≫の制作に関わることとなる。
撮影の手始めとして、まずは合宿で必要な映像を撮り貯めすることにした慶一達だったが、その合宿で撮影された映像には、
≪アリエナイモノ≫が映り込んでいた。
その日を境に、慶一たちの周りで起こる不可解な殺人事件。
残虐な方法で次々と映研メンバーを手にかけるのは、映像に映り込んでいた黒衣の女なのか!?
そして、≪魔窟≫と呼ばれる倉庫より発見された脚本に隠された、忌まわしき過去の惨劇とは……。
紫陽花の花が血の色に染まるとき、新たな惨劇が幕を開ける……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-08 13:00:09
240253文字
会話率:38%
補欠合格で入った憧れの大学。期待に胸を膨らませ、入学して。超絶イケメンな二人の先輩に勧誘されて入ったのは、桜海祭実行委員会。
大嫌いなあいつや親友の友里恵も含めたたくさんの個性的な仲間達と桜海祭を作り上げていくのはなかなか難しい!?
紆余曲
折の学園ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-29 10:05:40
13627文字
会話率:44%
私は人形――。
「KILLING DOLL」と呼ばれる女が一人、異界に堕ちた。
言葉も文化もまるで違う世界でたった一人、生きていく。
無味乾燥とした生で、ただ、壊れるのを待つだけ。
単調な日々の繰り返し。だがある時、彼女の元に変化が訪れる。
最終更新:2011-06-25 21:00:00
12554文字
会話率:28%
友人をハワイに訪ねた日本人が突如、妻を殺した。入水自殺を遂げた筈の彼の指紋が、続いて起きた殺人現場で見付かり、さらに殺人事件が続く。ホノルル警察が犯人を追って行く内に、たどり着く犯人は果たして同じ人物か。一度は解決したと見えた事件には、意
外な、そしてハワイ文化の闇に繋がる次の事件があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-25 09:04:14
254150文字
会話率:27%
エジプトにも他国から流入する神々はいました。
日本でいう大黒天や恵比寿などのように、他国の文化と共にやって来て根付いた神の一人をチョイス。
(過去、自サイトに掲載していた作品です)
最終更新:2011-06-18 21:50:02
3504文字
会話率:31%
西暦2050年。人間の社会は空前絶後の変革に晒されていた。ロボットの人間社会への参入。これによって、より情報の統御は緻密なものとなり、社会はその恩恵を大いにあやかっていた。しかし、その逆もまたしかりであった。
ロボットの精密化により、「
職人」と呼ばれていた人々はその職を奪われ、地域の文化に根差していた多くの「伝統工芸」は退廃し、消滅した。
一人の少年、前田 瞬(まえだ しゅん)もその犠牲者であった。職人であった父はその職を追われ、自殺。瞬を育てるため、激務に晒されていた母も過労による急性の心筋梗塞で死去。
ロボットに家族を―人生を奪われた瞬は何を思うのか?瞬の友人たちはどのように深い闇を持つ瞬に接するのか?突如現れた転校生は何者なのか?
物語は今、紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-16 00:00:00
464文字
会話率:0%
「教室で愛を語り合うカップルの小指を、妖精が赤い糸で結ぶ」──。宏樹の通う中学には、そんなメルヘン過多な言い伝えがある。少しも信じていなかった宏樹だが、ある日クラスメイトの亜美と教室に残っていると、目の前に現れたのは「妖精」を名乗る謎の中年
男。その日から宏樹の運命は大きく狂い始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-15 07:00:00
47296文字
会話率:45%
私立足出ヶ原学園高等学校。
全生徒数一万五千人。国内最大にして最高の私立高校。国立を含む名だたる大学への指定校枠を多数保有し、生徒会執行部、風紀委員会になれば将来が約束される。この学校が人気な三つの理由の内の一つである。
二つ目は
入学制度が他とは一線を画しているということ。入学試験自体の難易度は一般的な進学校レベルであり、それに加え、独自の入学選定を行っている。IQテストや、身体能力テスト、面接試験、学術選定、芸術選定、ゲーム選定等で、受験者の特殊技能などの判断材料とし、大学側の独断と偏見により総合力を判断し、入学選定としている。よって、勉学に励んでいないネットゲーム廃人のような生活を送っていた中学生にもチャンスがあるのだ。
三つ目、そして、一番の人気の理由は、イベント。文化祭等の学校行事も行われるが、そんなちゃちなものではなく、イベントにおいて好成績を残す事が出来れば、賞金が出る、生徒会執行部への入部資格が得られる、学内での生活のあらゆる場面において優遇される(食堂の料金免除、私服登校の許可、遅刻欠席の容認、授業の免除等)、就職・進学の優遇などの特典がある大々的なイベントである。これらの理由から国内だけでなく、海外からの生徒も多い。校是は「切磋琢磨」。各方面に優秀な人材を輩出しているが、良くも悪くも実力至上主義の学校である。経営は国内外問わず、世界の経済を牛耳る数々の大手企業からの寄付で成り立っている。(高校データベースより、一部抜粋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-15 01:51:48
11661文字
会話率:44%
時は王朝文化華やかなりし、都にて。
権勢を誇る左大臣の二の姫は一の姫に勝るとも劣らぬといわれるその美貌や教養で、素晴らしい方だと、噂に名高く、毎日文がひきもきらずとどいていたそうな。しかし、姫には求婚されても応えられない事情があった――。平
安風な世界を舞台にした、恋愛?コメディです。**習作掌編、その1です。ご笑覧くださいませ。**
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-07 10:00:00
3206文字
会話率:32%
八つの異世界と交流することになった地球に一つのゲームが贈呈された。VRMMORPG風のシステムになっている亜空間<サガ>を自分の分身アバターを操って冒険し、異世界の文化に慣れるということを目的とした、実際に体験・生活ができるという五感があ
るゲームが。この『SAGA』のゲーム内通貨は現金に換金可能ということになっているため、狭き門には希望者が殺到することになる。エド・ジンパチはゲームがはじまって一年(ゲーム内では三年)たってからやり始めたプレイヤーだった。しかし、あっというまに落ちぶれてしまう。お金を稼げるゲームというのはつまるところ仕事をしていることと変わらない厳しさなわけで――これはホームレス以下になったところを先輩プレイヤーに拾われ、レベルと関係のない雑用をこなしていき、ちょっとずつ周囲に認められていくという誰得な物語! 【※Arcadiaにも投稿中】 ※更新停止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-01 16:20:08
25798文字
会話率:19%
文化祭の演劇『笠地蔵』でチビ地蔵役になった小雪。彼女のために幸樹が選んだ曲とは?――ライトノベル作法研究所の2011年GW企画への参加作品。
テーマ「らのべカンタービレ」、お題は「リズム」「ヘッドホン」「不協和音」「拍手」を使用。
最終更新:2011-05-29 17:18:16
19413文字
会話率:31%
「あなたは宇宙人を信じますか?」
別に、地球外に知的生命体の存在しているか、などという高尚かつありふれた話題について真面目な弁論をしたいわけではない。
「いるかどうかは分からない(いないと思う)が、もしいるのなら会ってみたい」と大体の
人が答えるのではないだろうか。
少なくとも、俺はそう考えていた。……あいつ、ナツヒに出会うまでは。ナツヒは本当に遠慮がない。
何かと文句を言ってくるし、ご飯はおかわりするし。説明好きのくせして説明下手だし。
……あー、思い出すだけで胃が痛い。早く帰ってくれないかな、月に。
「だから私は火星人ですって!」
太陽系異文化コミュニケーションコメディ、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-16 23:28:50
9551文字
会話率:54%
大手食品S会社に勤める林(中国上海出身)が英会話教室で日本人女性奈々子に出会い、二人がすぐに意気投合し恋に落ちました。しかし、文化と習慣の違い、そして現在進行形の悪化した日中関係が二人の愛に暗雲をもたらし、結局、試練に耐えられず別れること
になりました。その後、林は夏美という日本人女性と結婚しました。8年後、幸せに暮した林と独身の奈々子が再会することになり、運命がもう一度彼らに試練を与えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-13 22:08:03
89704文字
会話率:38%
BL短編小説。テーマは「文化祭・ハロウィン」(秋に書いたので)
優等生×不良くん。甘あまになるように頑張りましたが、どうでしょう……。
※別サイト様にても公開させていただいています。
最終更新:2011-05-12 02:26:28
13091文字
会話率:29%
日本におけるヘブル文化の再興をめざす
最終更新:2011-05-05 22:00:00
554文字
会話率:25%
遠い昔から人々は大事なものをしまってきた。
そうしていく内に人々はより一層大切に隠すために「箱」なるものを作った。
其れと同時期に人々が持って生まれる「時の流れ」が異なり始める。
物語はそんな「箱」文化と、個人の「時の流れ」が違うことが当た
り前になった時代である。
(2014/3/28)少し内容を弄りましたが、結末などは変わってはいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-05 19:39:44
2018文字
会話率:48%
田舎産まれの田舎育ちの王妃様。
たまたま夫が王になったから王妃になっただけ。
今日も趣味の農作業に精を出しては離宮生活を楽しんでいた王妃に、避けようのない運命が押し寄せる。
王と王妃のすれ違い&王妃のシンデレラストーリーですが、こ
の話では王が出てこないのでご注意を。
王が出てくるのは、続きの大根と王妃本編②【改訂版】からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-05 01:26:06
229333文字
会話率:35%
娘が小さい頃、適当に話聞かせたものの中で、唯一まとまりがあるので成文化してみました。
タイトル通りのお話です。いつものようにブログ他2箇所に原稿があります。
最終更新:2011-05-03 20:37:02
1650文字
会話率:47%