医者の立場を利用して、安楽死と称し人に死を与える。それは極楽行きの切符を切る車掌であると同時に、冷徹な薬局なのかもしれない。
最終更新:2023-07-03 21:00:00
4458文字
会話率:78%
ワシは槍手イカヨ、左足のリハビリのためにデイサービスに通う七十八歳のババアじゃ。
じゃが、ある日突然謎の光にさらわれ、デイサービス職員の剣先するめ、青里蛍とともに異世界『リバーシ』に転移してしもうた。
現代の地球と遜色ない文明を持つリバ
ーシは一見快適じゃが、金のない寝たきり高齢者、障がい者や重傷者を怪しい施設に入れて安楽死させるという、非道な福祉政策を施行しておったのじゃ!
ババアと介護士トリオとしては、この現実は見逃せん。
仲間を集め、悪知恵と減らず口で悪党どもをこらしめ、リバーシの世直しを断行してやるわい!
……じゃがおぬし達、世直しのためには時折飛び出す時代劇あるあるテンプレや、各種パロディネタ、メタなギャグには目をつぶるのじゃぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 18:26:02
43848文字
会話率:32%
遥か遥か未来にて、人類は巨大な塔の中で暮らしていた。
少年ロットはその塔の中間層にて暮らす。彼は仲の良いピコとカルマといつも一緒だった。ロットは勉強が不得手でいつも教師に怒られていた。ある時、ロットは教師のガーベットから怒られる。その時
に、この世には必ずしも正解があるというわけではないということを教わるのだった。
とある日にロット達は退屈を弄び、立ち入り禁止区域の研究所に侵入する。そこでバイオモンスターの研究資料と禁忌の武器であるサイコショットを手に入れるも、カルマはバイオモンスターに襲われて大怪我を負う。カルマは魔物の病毒に侵されてしまうのだった。
ロットとピコは特効薬を手に入れるために上の階層を目指すも、街の外はバイオモンスターが闊歩し危険な場所だった。そこに彼らの教師であるガーベットが現われて手を貸す。
教師の助力を得た二人は、上の階層で薬を手に入れようとするが、問題があって薬は手に入らない。薬を手に入れるためにはその集落の問題を解決する必要があった。一向はその問題を解決して薬を手に入れて帰還する。結果、薬のおかげでカルマは命拾いするのだった。
平和な日常を取り戻したある時、ロット達は授業で人生プランについての作文を出させられる。ロットは何も思いつかない。ピコは危険な仕事に従事するような男性と結婚したいという。それは常日頃、ロットがなりたいといっていたガーダーと言う仕事も含まれると告げる。その夜、ロットは親から近所の老人が旅立つので挨拶してきなさいと言われる。ロットは老人が安楽死するのを知って困惑する。翌日に老人と会うが、老人は老人の正しい事を成そうとして安楽死を選んだ事を知り、納得し切れない中で老人の旅立ちを見送る事となった。この事はロットの価値観にも大いに影響する。その時には全ての人々は親とは血のつながりの無い家族を形成している事も知るのだった。
幾日か過ぎ、ロットとカルマがサイコショットの試し撃ちをしていると、放浪者を見つける。彼は遥か下層から逃れてきたようだ。ロット達は放浪者を匿う。放浪者は思想犯罪者であるが、ロットは彼の思想に傾倒する。しかし、夜に街の人々がロットの家を押しかけた。放浪者は街の人々に連れされれるのだった。放浪者は告げる。下層の経済は崩壊している。盗賊達も現われたと。
放浪者の警告はやがて街に実害として現実化する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 19:00:00
107237文字
会話率:49%
遠い昔に安楽死が合法化された。それにより死というものは、人生における選択肢の一つとして定着していった。安楽死処置を行う施設の一つとして、俗に"夢屋"と呼ばれる業種が誕生する。夢屋では死ぬ前に、AIによって生成された安楽死
処置希望者が望む好きな夢を見ることが出来る。これは、そんな夢屋という場所で働く事になった、一人の男のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 02:34:01
138181文字
会話率:46%
「目の前の人を殺す覚悟が、あなたにはありますか?」
長期に渡る不景気、少子高齢化が進んだ少し先の日本では、自ら命を絶つ人間が後を絶たなかった。世界情勢も相まって、安楽死の合法化を求める声も無視できないほどまで大きくなっていく。
そこ
で政府は自殺を合法化し、「とある条件」を満たした者だけが、自らを殺すことを認められるようになった。
この物語は、そんな「とある条件」である「安楽死相談員」を職業としている男と、その周りの、少し頑張りすぎた者たちとのお話である。
※この作品はカクヨムとハーメルンにも投稿しています。
カクヨムでは常に一話先行で投稿しているため、もしよければそちらでもどうぞ
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16817330648968092736
ハーメルン:https://syosetu.org/novel/312982/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 06:00:00
18653文字
会話率:46%
世界人口が1万人にも満たない捨てられた世界に転生したスバルは、不思議な力をもたらすシスターのアンと、同じく転生者である少年レオンとの共同生活を送っている。
生きるって何だ。
明確な答えを一体誰が出してくれるんだろう。
※実在の宗教とは関係
ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 17:00:00
109124文字
会話率:53%
ラスティル王国の『始まりの四家』のひとつ、ピンコット家の令嬢マチルダは夢を見る。
死を望む人々に、安楽死という形で死を与えてきた男性、黒須 晶仁の夢。
前世の自分である黒須 晶仁に身体を乗っ取られ、ラスティル王国を滅ぼしてしまう婚約者ユステ
ィート王子の夢。
そして自身の死。
マチルダの固有魔法『写実描写』は「全て現実にあったこと。或いはこの先現実に起きること」を夢として、白昼夢として彼女に見せる。
だが、マチルダは知らない。
ラスティル王国で起こる悲劇は繰り返されていることを。
前世記憶とループ記憶が交錯する。
ミステリー風味の異世界転生ファンタジー。
*アイデア整理・プロット作成協力*
kyunkyunheart 様(ココナラ)
https://coconala.com/services/1828030
※女性読者向け作品です。
※残酷描写、グロテスクな描写があります。
※メインではありませんがBL、ボーイズラブを思わせる描写があります。
※アルファポリスにて連載していた作品です。現在アルファポリス側は非公開にして、小説家になろうに移動中です。
※最新話まで移動完了後、アルファポリス側は削除します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 06:16:14
80476文字
会話率:27%
主人公イツシマは人工的に作られた人格である。年老いた生身の自分は、再生医療で肉体を交換して20代の容姿と体力を取り戻しているが、脳は交換できないため、認知症に侵されて街中で暴れまわり、子供たちに迷惑をかけている。認知症になる前の人格で創られ
ているイツシマは、安楽死を拒否して生に執着する醜い自分の姿に絶望し、生身の自分を裁判を通じて殺すことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 00:26:16
9962文字
会話率:47%
須藤高志は安楽死することにした。国家公認の安楽死施設「安楽死ホテル」で。そこで死ぬ間際、最後に足を踏み入れた遊園地で出会った一人の少女に、彼は全財産を与えることにするのだが──
最終更新:2023-02-10 14:08:36
4019文字
会話率:46%
自決したい者にも、それなりの論理と理由がある。
なんでこんなに生きづらい、そしえ死にづらい世の中なのか?
せめて死ぬときくらい自分で決めて、心おきなくスムーズに逝きたいものだ…
今朝起きてすぐ、半ば衝動的、かつ無計画に全くの個人的見解を書
いてみたものであり、きちんとした理論や学説に裏打ちされたものでは全然ありませんが、勝手な論法と理屈を御覧くださいませ。
協賛も御批判も素直な気持ちで受け入れようと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 00:44:12
92124文字
会話率:9%
【あらすじ】
IRの近くの金持ちの家でバイトをしたタクは、やはり自分のバイト先のホテルから遺体のような包みを運び出すのを見てしまう。金持ちの家で出会ったレナは、そのホテルの住人だった。レナを好きになったタクは、心配のあまりホテルの安楽死兼
娯楽的殺人システムの闇ビジネスに気付いてしまう。知人九十九ミナはお約束のルールに従って死んだが、その死自体は当事者と関係者には納得づくのものだったのだ。
こっそり秘密を探り始めたタク。ホテル側も気付き、間一髪で逃亡に成功したものの、
追手は次々やってくる。追い詰められたタクは「いっそ味方にしろ」と黒幕に交渉させてみたが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 20:51:31
77302文字
会話率:46%
出口のない街の中央に位置する広場、そこには一台の古びた絞首台がある。
絞首台の傍には、いつでも同じ言葉の張り紙がしてある。
『ご自由にお使いください』
最終更新:2022-12-13 18:05:12
27524文字
会話率:26%
「二人の黒い医者」 手塚治虫 作 安楽死は許されるのだろうか? my manga review
キーワード:
最終更新:2022-11-28 07:01:51
3188文字
会話率:3%
ドクター・キリコの部屋 手塚治虫の安楽死論
キーワード:
最終更新:2020-08-30 15:27:56
3015文字
会話率:6%
兄に似た人を見かける
兄はもう、いないのに…
最終更新:2022-11-11 07:00:00
14219文字
会話率:23%
この世界ではすべての正義は無理筋、社会を公正にしたぶんだけ結局は別の誰かが苦しむことになる。
人類は公正世界仮説の盲目のなかで安楽死すべきであって、真実なんてお呼びじゃないんだよ。
キーワード:
最終更新:2022-10-29 21:58:44
3269文字
会話率:0%
「全人類の総力を挙げればこの戦争に勝つことは可能だ」
最終更新:2019-01-13 11:43:42
1066文字
会話率:6%
「私が死神になったげる」
「あはは、ありがとう」
安楽死志願者用のプログラム、仮想世界「Dreaming world」。ここでは人工知能を持ったNPCが都合良く動いてくれるので、ゆっくりと理想の死に方を模索できる。
はずだった。
と
ころが不本意な形の死を遂げそうになった一人の志願者の無愛想少女が、めちゃくちゃタイプの褐色美形俺っ娘に一目惚れし、恋心から暴走した行動を重ねていくことになる。
けどその褐色っ娘、主人公になんでも従うけど明らかに何か隠してる。それに加えて次々に立ちはだかる、こじらせたうさんくさい大人達、自己肯定感に難のある未成年達。敵とか味方とか以前に迷惑をかけたりかけられたりする!
いつ死ねるんだ?安らかに死ねるのか!?
みたいな話です。
※この話は「the dreaming world」シリーズ第2部にして「Alternative stories」前編です。
前編ですが、後編が第1部なので続編です。後編の30年前の話です。
ですが後編を読んでいただいても読んでいただかなくても問題ありません。どちらから読んでも、どちらかしか読まなくても成立します。
どうぞお好きなところからお読みください。
なお、キーワード登録している「ガールスラブ」要素は最初から最後までたっぷりですが「ボーイズラブ」要素は6章以降にしか出てきません。(6章前半は百合要素が薄いです)
異性愛はかなりしょっちゅう出てきます。
そして何より、これは愛の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 21:01:26
478858文字
会話率:47%
2035年。
安楽死事業が始まる――――。
その中で、悩める男の日常風景。
最終更新:2022-10-10 17:10:29
2938文字
会話率:33%
ある日、全国民に「安楽死ボタン」というアプリがインストールされた。それを押すと次の3つが決まる。1.死に方 2.執行者 3.執行者が受け取る対価。そんなアプリ、無視すれば普段と変わらない。そう思っていたが執行者に選ばれた通知が届いてしまった
。24時間以内に執行しないと、俺の安楽死ボタンも起動してしまうらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 07:00:00
10307文字
会話率:58%
おれなんか、しょせん、しがない小市民。
望めるものも、そう多くはない。
ならば、せめて——
最終更新:2022-09-18 07:00:00
245文字
会話率:0%
死刑になりたくて犯罪をする者が絶えないため、死刑希望制度が始まった。
蒼生は弟の真白が死刑になりたいと言ったとき、本人のことを考えてその選択を応援する。
しかし、実際に弟が死んだ後、蒼生は深い喪失感に襲われる
その気持ちは暴走し、関係の
ない他者を死刑に追いやってしまう…
すべてを失くした蒼生。
それでも生きていく意味とは……?
☆この話はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 12:00:00
10398文字
会話率:20%
フューマンとは未来と人間を掛け合わせたアンドロイドの造語です。
主人公は離婚等を原因に安楽死を選択した38歳の中年男性。
死んだつもりが目を覚ますと35年後の世界、体は38歳のまま。
目の前には自分より年上になった息子がいました。
そして
主人公が眠っている間に生まれた、既に成人した孫もいます。
息子の傍らには美しい女性型フューマン、世の中は配偶者を必要としない世界になっていました。
しかし、息子と孫の関係はあまり上手くいっていませんでした。
主人公は二人の関係を修復するため、再び生きることを決心しました。
ある日、浦島太郎状態の主人公に息子が配偶者としてのフューマン購入を持ちかけます。
興味本位でフューマンを見に行く主人公でしたが、そこで15歳年下の女性と運命的な出会いを果たし、交際を始めます。
またその一方で、主人公は既に年老いた親友や元妻などとも邂逅を果たします。
幼少期から常に目で追い掛けていた元妻ではない、特別な存在とも。
様々な人間との関わりを経て、主人公はかつて安楽死を選択した自分を悔いるようになります。
女性との交際も順調に進んでいましたが、ある時、偶然にも孫に遭遇します。
女性と孫は、かつて交際していた恋人同士でした。
そしてその望まぬ別れの原因となったのが主人公の息子でした。
いきさつを知り、主人公は身を引くことを女性と孫へ伝えました。
そしてそのことを息子にも伝えます。息子は主人公から言われ、二人を祝福する言葉を並べます。
こうして女性と孫は再び恋人同士となりました。
しかしその頃から、女性の周りで妙な出来事が続くようになります。
そしてその妙な出来事の黒幕は、主人公の息子であるようにしか思えない状況です。
本心では二人を祝福していないのではと、孫の息子に対する疑念は増幅していきます。
そして次第にエスカレートしていく不自然な出来事に追い詰められた女性は、とうとう自殺を試みてしまいます。
主人公は孫と協力して何とか女性の自殺を食い止めますが、その事件を受けて孫が暴発し、とうとう息子と正面からぶつかりあってしまいます。
主人公の働きにより全ての誤解が解消し、親子の正面衝突は解決することになりますが、その代償はとても大きなものでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 22:52:22
75751文字
会話率:89%