切なめ 小説家になろう　作者検索

閉ざされた村の中で、彼女はいつもそばにいた。いなくなることなんて、想像もつかなかった。 けれど彼女は、今日村を出ていく。もうきっと戻ってはこない。・・・俺は、どうすればよかったのだろう。 ＊旅立つ彼女と、傍にいて欲しいのに彼女を応援する彼の、切なめストーリー ＊初投稿ですので、文章・設定などお見苦しいところもあるかと思いますが、温かい目で見ていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ

二人で出かけているある１コマ

もうあなたの視線に追われていたのは、私ではなかった。 今追わなくていいの？……でも、呼び止めてなんて言ったらいいの？ 今更気付いたってどうしようもない。 些細な変化に1番に気付くのは私ではなく、彼女になってしまったのだから。 『どこで私が泣き崩れても、あなたは気づかない。』 冗談だよね？って笑えない。 友達以上恋人未満。 そんな関係に甘えていた罰。あなたの好きを先延ばしにした罰。優しく触れてくれる手を失ってから分かる。 『あなたが何よりも大切だってことに。』 声に出して好きだと言えたら、あの時、もし、もしもこの気持ちを……後悔に押し潰される。 分かっていても、隣にいないことが死ぬほど辛い。 『心が沈みそう。』 あなたが好きで胸の痛みは治らないけど、後悔の海で息継ぎを出来るようになるまで、一緒に辛い思いをしてくれてた人がいました。 『辛かったの同じだね。』 高校を卒業した鈴音。 『あなたの隣に立ちたい。』 折りたたむ>>続きをよむ

（ＢＬです。） この世には運命というものがあるのか。 パズルのようにしっかり型にはまる人と出会えるのか。 運命とは、幸せなものなのか。 恋とは、十人十色で攻略法なんてものはない。 人のこころに攻略法なんてないんだ。 だから、 君を好きでいることが、たとえ運命でなくても僕は─── ............................................................................................................ 切なめ／スト重視／ 折りたたむ>>続きをよむ

前半「明治爾今帖」○先日完結した「明治逢戀帖」の後日談です。何のことのない日常の切り取りですが、本編を読まれてからどうぞ。

宰相の娘アンジュが階段から突き落とされ大けがを負った。犯人として捕まったのは第一王子の婚約者であり、国の筆頭貴族ウィズマロン公爵家の令嬢マリエルだった。婚約を破棄され、家を追放され、国からも追放され全てを失ったマリエルは呟く―――「殿下、アンジュ様。どうかお幸せに…」 社交界の花と謳われた美しき聡明な令嬢マリエルはなぜそのような悪事を働いたのか……。 ※各話で視点が変わります折りたたむ>>続きをよむ

シェリーは街一番のお金持ち貴族家の一人娘。美しい容姿をもち、スクールを首席で卒業した才色兼備だ。父親はそんな娘を王都の大財閥家へと嫁がせようとしているのだが、シェリーは乗り気にはなれない。彼女は街を守る第３護衛騎士団の副団長に想いを寄せていて…。「騎士団長とお手伝いさん」のスピンオフで副団長テオが登場します。一応、こちらだけを読んでも分かるようには書きました…。折りたたむ>>続きをよむ

仮面シリーズ、リクエスト１ 後輩たちのお話。 自サイトにもあります。 <BL/スピンオフ/語り/ショタ×ショタ/リクエスト/切なめ/完結>

それでも歌おう。届かないこの想いを、届かないこの歌に載せて。 　ベランダから、君に届けと空に願う。 　愛なんて、恋なんて。そんな儚いものじゃない。ただ僕は、君に幸せでいて欲しい。 　同じ空の下で過ごす君へ。

　夜の帳を下ろす役目を負った少年は、ある日初めて人の温もりに出会った。そして、あの人の住む太陽の世界へ行きたいと、そう願った。あの人のいる世界はただひたすらに、希望に溢れた世界のはずだった。

もうすぐ２４歳を迎える絵子(エコ)は、ある日突然、ヴァンパイアと出逢った。 瞬く間に消えた魅惑的な青年が忘れられなかったが、ある夜、絵子の家のベランダに現れる。 「先日助けたお礼に、あなたの血を飲ませてください」 怪我を負った血塗れの青年は、そう微笑んだ。 そして、ヴァンパイアに抱かれた。折りたたむ>>続きをよむ

冬の三日月の晩。まるで箱の中にいるように、世界が遠くに感じて、酷く寂しい人生と思っていた私を、"彼"は見付けてくれた。夜空に浮かぶ月のように淡く光る藍色の瞳は、まるで硝子玉のよう。私はきっと、硝子玉の向こう側を探していた。 ――――"彼"が人でなくても構わない。泡沫の一時、そばにいられればいい―――― 序章＋3話完結。 折りたたむ>>続きをよむ

幼馴染で仲良しの、みや(本宮裕)としの(篠原朝海)。 高校一年の夏、いつもの学校の帰り道、みやが何気なく呟いた、 「彼氏でも彼女でもいいからさ、恋人が欲しいな、なんて」 という言葉に、しのはこう答えた。 「…じゃあさ、私を彼女にしてみない？」 そんな会話から恋人どうしになったふたりのお話。 ※ガールズラブです。 折りたたむ>>続きをよむ

幼馴染に彼女ができた。ずっと隣にいた幼馴染に、私はこの思いを伝えることができなかった。もう本当に、ゆきのバーカ。

　私の初恋に、終わりはない。 　交通事故で大好きだった幼馴染に先立たれた里桜。抜け殻の高校生活を送る彼女の前に、彼の弟の泰人が突然現れる。一年ぶりの再会に戸惑いを隠せない里桜に、泰人は驚きの言葉を告げる。 「俺、里桜のこと好き」 　死んだ幼馴染を忘れられない里桜は、当然激しく動揺する。だが、あきらめずに自分へ寄り添ってくる泰人に、どこか安らぎを感じはじめる。 　あなた以外の人を好きになったら、あなたのことは過去になる？ 折りたたむ>>続きをよむ

妖精な彼女と科学者な私 ※主人公はロリコンでは、ありません ※主人公は、男です。

ある日、事故に遭い俺は記憶を失った…… ※ありきたりですが、書きたくなって書いてみました。暇潰しに見てみてください。

あの夏の日、ふたりは出会った。 稀に見る美人だが、気が弱く引っ込み思案なイリスは、男たちにからまれていたところを一人の男性に助けてもらう。太陽のように明るく、優しい彼に、イリスは徐々に心惹かれるが……。 I'll love you forever, everlasting, like the sun -- 永遠に君を愛す。この想いが、この胸を去ることはない。 【本サイトからの改稿転載です。切なめ展開注意。『Psalms』序章、スピンオフ】折りたたむ>>続きをよむ

薄桃色が揺らぐ木の下で見た君は幻？ 手を伸ばして触れたのは、幼い君？ それとも───

幼い頃に交わした約束。 今もまだ忘れられない。 ───小指に君の温もりが、まだ残っているから。

ツイッターのお題bot「絡繰仕掛けの夢@お題bot（https://twitter.com/fantasyodaibot）」さんのお題、「その手が僕に触れてしまうことが何よりも怖くて仕方がなかった。」より。 ロボットと人とは異なる種族の少女のお話。切なめです。 ※自サイトより転載折りたたむ>>続きをよむ

京の町に錫杖の音が今日も響く。 その身に宿したものは紅い焔となり身を焦がす。 あるいは白い雪となり身を閉ざす。 これは夏の日に起きた悲しい物語―

歳の近い姪に恋した叔父と彼への恋心を諦めきれない姪の話

彼は“繕い人”の名を持つ魔術師だった。親なし子の少女は青年と出会い、彼の弟子にしてくれと頼みこむ。そして紡がれていく少女の未来は――…　師弟と旅する、ちょっぴり切ない物語。