十六歳の誕生日、敵国の呪いで目覚めぬ眠りについたオウ・ロウラン姫。
深き悪意にさらされたことで睡拳使い(スリーピングカンフーマスター)としての能力が開花し暴走する彼女だったが……。
最終更新:2017-11-14 18:48:45
9301文字
会話率:28%
現実を、親を毛嫌いしていた少女椎名は、最愛の友純名の後を追う様に死亡した。そして転生した、まるでゲームの様な世界で戦いに明け暮れていた。それは親友の彼女を探すため、同じように転生されていることを望みながらのことだった。
ある日、世界を運
営する「ハーベスター機関」代表者ソウランにより、とある少年の教育係に任命される。だがその少年には名前どころか、ステータスが存在していなかった。
自らの生きる目的を二つ持ってしまった彼女は、苦悩し、そして錯乱を極めていった。純名と少年を天秤にかけることなんて、できるはずもないのに。
*この小説は章ごとに主人公が変更予定です。追ってあらすじ更新予定。
・一章シイナ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 01:15:46
32089文字
会話率:56%
ウランバートルから北へ四〇〇メートル離れたところに「天の河」と呼ばれる湖がある。その湖は「ウギー湖」と言います。ウギー湖の岸辺に白い花が生えている。この小説はその白い花と祖母と私の物語です。
最終更新:2017-09-23 02:51:29
34309文字
会話率:18%
リオン・オランジュはロウランドにある「魔術院」に通う二年生。ある日、天才と名高いダンテ・ロズウェルにうっかり歯向い勝負するはめに。勝負には当然負けてしまうリオンだったが、
その直後、ダンテがいきなりキスしてきて──!?
最終更新:2017-09-18 17:15:38
87624文字
会話率:57%
報告書の内容が始まるまでの経緯
我々の世界とほぼ同じ歴史を歩んでいた平行世界「ハイマート」は、20世紀末、異界を結ぶ通路の集合体「ハブ」の発現によって、自分たちと極めてよく似ている世界(つまり、今これを呼んでいる読者がいる世界)があるこ
とを知る。異世界への対応を巡る対立からハイマート内で戦争が始まり、全面戦争にいたる。何回かの休戦ののち、現在でも局地的な紛争が続いている。
膠着した戦争のさなか、ハブの技術の応用によって兵力を自在に送り込む技術を確立した「術士団(じゅつしだん)」が、最終的な勝利者として台頭してくる。この集団は、政治や宗教など、特定の思想(イデオロギー)を持たないという思想によって結び付けられた人々による、少数寡頭の、地球規模の支配階級である。
術士団は統制を強め、反対派を弾圧し、血みどろの紛争を更に大きな戦争によって解決する。「自分たちと同じであり他者でもある」平行世界(ロウランド)に対しては、自分たちの世界の存在を秘匿しつつ、密かに調査をして相手を見極めるという方針を固める。
そして、無用な混乱を防ぐという大義名分のもとに、得られた情報の独占に努めた。
術士団の構成員たる相術士(そうじゅつし)(相士あるいは術士と略称される)の一人、上田一般術士は、ハイマートの平行世界たるロウランドに赴任するように辞令を受ける。目的はロウランドの文化、風俗を調べ、報告すること。そしてこれといった人材を勧誘し、ハイマート側に引き込むことである。
小型のハブを通って、和歌山沖にある島に上陸するところから、報告書の描写は始まる。
上田はロウランドに赴く以前から、ロウランドの出来事を同僚で幼なじみの河井出(かわいで)一般術士に密かに伝える計画を温めていたらしい。
伝えることになった経緯や目的については、上田が報告書冒頭で早速語ってくれている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 20:03:56
170674文字
会話率:22%
ドリーム国の北東に位置する領地には、ブラウザの森がある。森の周りの人々は恐れて近寄る者はいない。
12歳の美しいユウリアスは、以前の記憶はない。孤児である。ウランドール男爵の屋敷に引き取られて、15歳の今まで下働きとして働いていた。男爵夫人
の冷たい仕打ちやお嬢様の虐め、おぼちゃまの悪戯にも我慢しながら耐えていた。
ある日、風の精霊に出会った・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-11 16:33:38
68349文字
会話率:40%
アトラン王国の乱も治まり半年が経とうとした頃、ガウエンは何かと世話になるエゴ商会のハンスからある頼みごとを引き受けた。その頼み事とは、まだ十歳にも満たない年若い少年を預かる事。それはかつて、師ローエンと過ごした日々を彷彿させるものであった。
だが、その少年は命を狙われていたのだ。次々と襲い掛かる、『神槍の旦那』と呼ばれる男を始めとする殺しを生業とする裏稼業の殺し人達。しかし、狙われていたのは少年だけではなかった。ガウエンもまた――半年前の乱で壊滅したはずの『断罪の剣』の残党に狙われていた。率いるのは、ガウエンが討ち果たしたマルコムの娘ヨウラン。港湾都市アレッサルで繰り広げられる三つ巴の戦い。果たして、ガウエンは少年を護りきれるのか。涼やかな音を鳴らして、ガウエンの剣が悪を断つ。『護衛士ガウエン』シリーズ第2弾ここに登場。なろう読者よ刮目してみるべし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 03:31:29
11789文字
会話率:33%
産業革命以降、人類を悩ませ続けたエネルギー事情は、2086年に実用化された液体ビスマス高速原子炉により核燃料サイクルが確立し、理想的とも言えるエネルギーシステムの開発に成功したと考えられた。しかしながら山積した核のごみである高レベル廃棄物
地層処分の処理方法は始まったばかりであり、フィンランド・オンカローおよびスウェーデン、スイス、カナダで実施され、極東・アジア地域では研究が進んでいた日本でも北海道幌富市に、世界で第五番目の高レベル廃棄物処分場が建設されることになり、世界中の核廃棄物を処分する見通しがついた。しかし死者まで出ることになった住民の反対運動とその補償費用の大きさから、大規模建設物の負の遺産の痛みは計り知れない傷となった。
しかし、エネルギー問題が一段落したと考えられたのもつかの間だった。人類の次なる課題であった重力発生機構の開発は軌道に乗ったものの、開発に必要な超小型ブラックホール発生に伴う莫大な電力消費は、ウラン資源枯渇とも重なって、核燃料サイクルに負担を与えることになった。そこで、次世代エネルギーとして宇宙空間での核融合炉が計画され、必要なヘリウム3開拓のために、月に基地を設置する計画が、国際宇宙開発機構によって立案されていた。
日本では高レベル廃棄物の処分施設建設の貢献が認められ、2090年にロシアから千島列島が返還された。これに対し日本政府はウルップ島までを一般に開放したが、中千島、北千島の各島には、国が自然環境を保護するために管理用の人材を配置し、自然保護と高度先端技術の研究所設立の名目で立入禁止であった。およそ150年ぶりに日本復帰を果たした千島列島であったが、すでに水産資源や天然ガスは枯渇し、豊かな森林のみが残された島はひっそりと静まり返っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 18:00:00
205691文字
会話率:53%
未来を生きる 亜李沙からの messageです …
最終更新:2016-06-07 13:26:08
2597文字
会話率:82%
近未来。エルフやらドワーフやらオークやらが闊歩し
魔法があって、過剰なテクノロジーが入り乱れる混沌の時代。
そんな時代であっても社会に馴染めぬ狼男や窓際のサラリーマンが
しょっぱい目にあいながらも、助け合いつつ何とか生きていく。
狼男
は夢の中で受けた依頼を義理から果たし、
窓際のサラリーマンは生きるために泣く泣く頑張ることになる。
彼らは、果たしてどこまでいけるのか。
★ご注意★
当作品はTRPGのシャドウランならびにトーキョーN◎VAに触発され
その設定をフレーバーとして取り込んでおります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 23:26:40
66707文字
会話率:27%
世界は、ダークフォルト王率いる闇の術者たちの支配下に堕ち、
魔力によって、太陽の光すらもブラックダイヤモンドに変えられてしまった。
超能力家系の主人公ムウランは、父が残した地図を頼りに、
故郷ライトフィリップからフォルブランの宝石箱を見つけ
出し、
ダークフォルト王の支配する世界へとワープした。
そこで、中折れハット帽がトレードマークの小さなブルドッグ、
ゲーシュタイナーロンデミオン・ボトリアーナ・クロスハインアルト
(略してゲボクと呼ばれる)に出会う。次いで、ダークフォルト王の力で
石化された人々を救うため、トルマリン一族の魔法使い、金髪美女
トルマリナも仲間に引き入れる。
三人は、ダークフォルト王の聖域に踏み込むため、最低でも八種類の
宝石が必要となった。
サードオニクス、ルビー、サファイヤ、ガーネット、エメラルド、オパール、ターコイズ、ダイヤモンド。それらは、各々の宝石と属性が同じ一等魔導師の
敷地内に存在しており、激しい戦闘は避けられなかった。
そうして多くの困難を潜り抜けた末、かけがえのない仲間とともにムウランは、決戦の地で世界の明暗を握るダークフォルト王と激しい死闘を繰り広げる……。
果たして、宝石が照らす未来とは、ムウランたちにとってどんなものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 15:24:49
36198文字
会話率:39%
ウランが風邪を治す薬になった頃の話。
最終更新:2015-09-10 19:57:15
701文字
会話率:0%
17の州からなる中原の国、ロウラン。
三百年の歴史を誇る帝国も翳りをみせ、世は乱れ始める。
そんな中、幼い頃に家族を惨殺され、復讐を誓って流離う一人の青年がいた。彼は歴史の大きなうねりの中で何を見るのか……。
これは、乱世を生きた
英雄たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 11:41:55
94504文字
会話率:44%
人類は、近隣住民の迷惑とならないよう宇宙空間に原子力発電所を建設し、地球からウラン燃料を運び込み、使用済み核燃料廃棄物は太陽に送り出すことで、これまでの難題を解決したのだった。
九頭院毬枝さんの即興小説のお題を借りて、「汚い太陽」「フォロワ
ー達が○し合い」 (制限時間15分)を挑戦してみましたが、1時間以上かかってしまいました。即興なので、推敲が甘いと思いますが、ご容赦ください。
他のサイトに重複投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 23:50:41
1970文字
会話率:30%
多胎児制御理論の検体である12人の兄弟が事件を起こした。既に研究が当初の目的を達成しつつあった為、スポンサーであるメングラット・プロジェクトは研究の中止を考えていた。
Skinfaxiのアトムとウランも事件の内容の精査・評価する為に、研
究が行われているリョルの館を訪れていた。そこで出会った12人の多胎児は、自らをイエスの高弟と同じ名前を使っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 16:00:00
42939文字
会話率:41%
主人公ウランが
別次元に住むリンとの出会いで
別次元へと連れてかれる
別次元へ連れてかれた
ウランは………
そしてリンは………
最終更新:2014-01-19 02:21:25
1461文字
会話率:44%
他サイトに投稿したものを持ってきたやつです。短編その1。
METRO2033+シャドウランみたいなのが書きたかったのです。
廃墟。放射能に満ちた銀色の世界。
廃ビルの一室に女。ガスマスク。吐く息は白い。
手には散弾銃。扉の前に立ち、最後の
仕事に臨む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 04:56:12
1802文字
会話率:0%
来たらざる未来。彼を待ち受けていたのは愛する自動人形の空想妊娠だった。
最終更新:2013-11-30 17:24:04
26文字
会話率:0%
少し中2チックな美少女…日和のアイドル系ラブコメディー!!
最終更新:2013-06-08 23:00:46
406文字
会話率:0%
■【童話/ダーク/ファンタジー/短編】■猛吹雪の夜のさなか、少年カケルは、道に迷っていた。おいで、歓迎してあげる、ここは、スノウランド。『何か』を失い、『何か』を忘れた冬の国◇小説家になろう『冬の童話祭2013』企画参加作品……さあいらっし
ゃい、あなたも。そこから、逃げ出したいのなら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 18:00:00
13035文字
会話率:29%