〖灰色の国〗と呼ばれる国があった。
その国は白黒に半分ずつ分かれており、
住んでいる人間も白黒に分かれていた。
“白の都”に住み、白い髪と白い目を持ち、
秩序をなによりも重要視する白の民。
“黒の森”に住み、黒い髪と黒い目を持ち、
あら
ゆる犯罪、悲劇、最悪、混沌を
呼び寄せるとされる黒の民。
白の王家の王太子妃候補として、
黒の森から独りで白の都にやって来ていた
才女、ピア・シュバリーは王太子から
他の令嬢が婚約者として決まったと告げられる。
だが、彼女は全く気にしていない様子で……。
どうせいつかは、灰色になる。
本編十一話+番外編四話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 06:00:00
36315文字
会話率:15%
すべての物事がレベルで決まる星の帝国で、アークは最低ランクの”黒の民”だった。昔だったら、民としても認められないレベルのアークは辺境の地で新米兵士として雑用に追われている。そんな彼のところに、女兵士が見習いとして送られてくる。かわいい女の子
がくることを期待していたアークの前に現れたのは、まだ幼い女の子だった。追放された公女様と最下層民の兵士は互いに協力して、辺境の地を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 08:00:00
725648文字
会話率:48%
呪術を生業にする漆黒の民の総帥アセス・アルス・ラーディオヌとの婚儀を終えたリンフィーナ。婚約者を得たことで、今まで片時も離れたことがなかった最愛の兄との間に距離ができ、溝が深まる。
「自分にとって本当に必要な人は誰?」
婚約者と兄の
間で揺れ動く恋愛感情が、三角関係にもつれ込み、
更に数奇な運命が彼女を翻弄していく。
偽りの神々シリーズ
「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫
「破れた夢の先は、三角関係から始めます。」星廻りの夢
シリーズの3作目になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 19:22:21
111464文字
会話率:25%
黒の民と白の民が数千年にわたって守りつづけた儀式「千年遊戯」。だが、黒の民は次第に人口が減り、絶滅しようとしていた。ついに黒の民の最後の一人となった少年オソは儀式に縛りつけられる暮らしを強いられていたが、やがて儀式の息の根を止めるべく陰謀を
めぐらせはじめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 18:00:00
33311文字
会話率:45%
この世界は黒と白に別れていた、それは現代においても変わらず、神の血をひく白の民と、それとは対極の魔王の血をひく黒の民がいた。
黒の民と白の民は血で血を洗う争いをしていたが、平和協定という名の偽りの世界で安定する。
事知れぬ悪意、事知れぬ
理不尽、それに苦しめられるものたち、平等という格差がある世界の中で、この理不尽さに対向するために立ち上がるもの達がいた。
黒の反逆者、白の反逆者、つまり、この世界ではテロリストと呼ばれるものたち、それと対峙するもの、そこで暮らす人々、様々な思惑が交錯する世界を描くバトル群像劇小説が書き綴られるのてあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 13:57:48
19492文字
会話率:34%
目が覚めたら、そこは見知らぬ《空》だった。
現実ではあり得ないようなものが沢山存在している世界で、彼、《アキト》は突然《黒の民》と呼ばれ、騎士達に殺された。
できるだけ毎週日曜午後9時に投稿します。
最終更新:2017-09-24 21:00:00
3601文字
会話率:21%