リリカはシャウムブルク学園の五年生だ。渾名は『野ネズミ』。これは幼い頃に夢を諦めた野ネズミが、本当になりたいものに気付くまでのお話。あるいは、家猫が野ネズミを捕まえようと必死な恋愛譚。
『ゲーム世界に転移して10年経った元ユーザーの物語』
の番外編です。本編を読まなくても分るようになっています。
六話完結。一日一話毎朝6時に投稿予約済みです。【春のチャレンジ2025】参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 23:23:57
46501文字
会話率:36%
春の訪れと共に、不格好な蜥蜴、わたしは恋をした。
野を駆ける小さなネズミに抗えぬこの想い。俊敏な身のこなし、露を宿すような瞳、そして愛らしい尾。種族を超えたその感情は、許されぬと知りながらも募るばかり。
叶わぬ恋としても、言葉を交わしてみた
かった。
※オカルト小説マラソン参加:テーマ『ツチノコ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 15:09:36
2810文字
会話率:15%
悪魔を召喚するはずが悪役令嬢を召喚してしまったと言われましたが、わたくしが帰還するにはこのネズミ男の願いを三つ叶えるしかないらしいんですの。でもネズミ男がいじめられているのは貴方がネズミ男だからですのよ、背筋を伸ばす!はきはき喋る!貴族らし
くなさい!いいでしょう、わたくしが貴方を磨きに磨いてやりますわ!さぁ願いを言いなさい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 14:00:00
30311文字
会話率:57%
野生のネズミに転生した主人公が、異世界を楽しむ物語です。
最終更新:2024-09-07 23:47:33
25678文字
会話率:14%
貴族に嫌われる『虫』が大好きなネムは、四歳の頃、領地で不思議な毛虫を拾った。何をやっても食べず、死なず、成長せず、毛虫にしてはやけにフサフサモコモコのその生き物を飼い始めて以来、ネムは不思議な夢を見るようになった。それは、毛虫の人生を追体験
し、最後に意識がブツリと途切れる夢。(じゅうごねんご、このくにはほろぶ。だからたすけて。おねがいたすけて)不可思議なことに、それは今からずいぶん未来の世界。しかも、少しずつ違う未来を何度も何度も繰り返す。やがてネムは、この毛虫が滅亡を防ごうと何度も『じゅうごねん』を繰り返している存在だと気付く。今回の『じゅうごねん』の協力者に選ばれたらしいネム。でも、ネムは虫に詳しい以外の長所は何もなくて――
『嘘つき』『人間の敵』『毛無シ』『虫ケラ』――獣人達の国デントコーン王国で、伯爵令嬢ではあるものの、貴族中唯一しっぽに毛が無い『害獣』野ネズミの獣人であるネムは、国中の貴族から疎まれ蔑まれてきた。
そんな中、ネムをいつもかばってくれたのは義兄のディータと婚約者のカトム。しかし、結婚を間際に控えた王族主催の園遊会にて、ネムはカトムに婚約破棄を告げられてしまう。
「ゴキブリをつかんだ手で俺に触らないでくれ、生理的に無理なんだっ!」
やらかした――! 『虫ケラ』のあだ名に恥じず、生き物、特に虫が大好きなネムは、確かにゴキブリを飼っていた。でもあれは、意外と美味しい食用ゴキブリ……。
悲鳴を上げて倒れるカトムを、しっかりと抱き留める近くにいたご令嬢。そこにはネムとの間にはなかった恋が芽生えている。
けれど、ネムにはどうしても婚約破棄を受け入れられない理由があった。婚約が無くなれば、カトムの公爵家の後援で開催されるはずの『昆虫展』が頓挫してしまう。
そこに救いの手を差し伸べてくれたのは、天使の微笑みを浮かべたアリス第二王子。
「潰したい貴族家が三つ四つあるんだよねぇ。僕の駒になるなら、僕がネムの願いを叶えてあげる」
第二王子直属の『取り締まり出役』になったネムは、義兄のディータと共に虫の調査と人助けと(ついでにスパイ)の旅に出ることとなる。
「まったく、巻き込まれるこっちの身にもなって欲しいもんだわぁ」
虫好きネムと実はネムを溺愛している女子力高めオネエなディータとの凸凹コンビが、図らずも虫による世界滅亡を防ぐ! かもしれない物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 17:21:15
37404文字
会話率:22%
次の七つの物語からなり、それぞれが独立しながらつながっていきます。
1.海亀のこうらみがき 2.ウサギのきぐるみ 3.ミツバチのふるさと 4.狐の赤いハイヒール 5.野ネズミの結婚式 6.死んだノラ猫の町 7.タヌキのちゃんちゃんこ
最終更新:2021-04-06 06:15:52
32837文字
会話率:41%
山のてっぺんで生まれたドングリっ子と、山のすそ野に住む野ネズミが出会います。野ネズミはドングリっ子をだまして、自分のネグラに連れて帰ります。ドングリっ子を食べようというのです。ところが、ドングリっ子が大きくなると聞いて……。武 頼庵(藤谷
K介)様主催「エッセイ企画」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 05:29:30
5450文字
会話率:46%
獣医のおばあさんと野ネズミさんの心の温まるふれあい
最終更新:2019-03-14 04:38:39
463文字
会話率:0%
野ネズミの兄弟が商店街に出かけると、そこでは "はろうぃん" のお祭りをやっていました
最終更新:2017-10-29 16:27:48
2930文字
会話率:61%
「あなたは死にました♪」美人の銀髪天使にものすごく楽しそうな笑顔で死を宣告された長谷武之(はせ・たけゆき)は、女神様に示されるまま異世界へと転生した。僅かばかりの心付と、『運命天秤(ラックバランサー)』なるスキルを貰って……。これは、チート
に成り切れないチートを貰った男が、周囲から「野ネズミ」と揶揄されながら奮闘していたら、いつの間にか成り上が――らされているお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 12:09:25
179701文字
会話率:31%