祝 ~hafuri~ 連載1000話記念 最新作!
惑星ペルセウスの伯爵令息ウィリアムは私立、ペルセウス学院の中等部三年生。高等部へ内部進学するため、見聞学習を申し込む。選んだのは太陽系第三惑星、地球。各種保険適用外になるホド危険な惑星
を選んだ理由は一つ、不人気だったから。
現地で渡された内進課題は、多くの卒業生を苦悩させた難問。『終わった』と心の中で呟くも、気を取り直してフランスへ向かう。目当ては『フランス料理』と『マカロン』。ウィリアムは食いしん坊だった。
夜のパリを散策中、出会った盲目のピアニスト。いろいろ話すうちに仲良くなり、課題に向き合うようになる。貴族の常識、両親の事。奔放な伯父のアレコレも含め、永遠の愛とは何かを考える。そんなウィリアムが出した結論とは。<全10話 予定>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 07:05:06
12379文字
会話率:31%
伯爵家の長女アリスは、婚約者と出かけた帰りに倒れている汚れた老婆を見つける。老婆を介抱し家に連れ帰り、食事をさせる。
老婆は「あなたには女神シルヴァーナの気まぐれがまとわりついている。あなたの不運続きはそのせいだ」と言う。そして親切にし
てくれたお礼にと水晶玉の付いたペンダントを置いて姿を消す。
その日、透明だったペンダントの水晶玉の中にとある物が見えて……。
人生にこれといった希望を持たず親の価値観、貴族の常識に自ら縛られて生きていた優等生のアリスは、老婆に貰ったペンダントをきっかけに自分のやりたいことに必死に取り組むようになる。
しかし活発に行動するようになるにつれて不運の規模も大きいものが現れるように。
「女神シルヴァーナの気まぐれからほんとに逃げることができてる?なんだかトラブルが増えてない?」
アリスは愚痴りながらもトラブルに立ち向かう。
覇気のない大人しい貴族令嬢だったアリスが、ペンダントを手にしたことをきっかけに自分のやりたいことのために全力投球する女性へと変わっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 10:43:59
101680文字
会話率:52%
コシュマール侯爵家3男のブリュイアンは夜会にて高らかに宣言した。
愛しいメプリを愛人の子と蔑み醜い嫉妬で苛め抜く、傲慢なフィエリテへの婚約破棄を。
しかし、彼も彼の腕にしがみつくメプリも気づいていない。周りの冷たい視線に。
フィエリテのクゥ
クー公爵家がどんな家なのか、彼は何も知らなかった。貴族の常識であるのに。
そして、この夜会が一体何の夜会なのかを。
何も知らない愚かな恋人とその母は、その報いを受けることになる。知らないことは罪なのだ。
本編全24話、予約投稿済み。
『アルファポリス』『pixiv』にも投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 06:00:00
61093文字
会話率:18%
実は転生者である。
所謂前世の記憶も持ち、知らない世界の文明などの知識を持った転生者なのだ。
転生者の時代や世界はそれぞれ違ったりするので、ここと似た文明の時代の時もあり、
転生者だからといって、特別な知識を持たない場合もあるのだが。
私は日本という国に産まれ、かなり近代的な文明に触れていた。
専門家ほど造形は深くないが、それなりに年を重ねたある日に天に召され、ここへ転生したようなので、
有り難い知識かどうかはまだわからないが、情報社会だった時代に生まれた為、
この国の文明レベルでも充分に使えそうな様々な知識を持っていた。
さて、この国は30年に一度程度の割合で、転生者が誕生する。
転生者はほぼ記憶を持ち、前世の世界での文明や娯楽をこの国へ報告することで、
国の発展に寄与してきた。
国も転生者に関して、とても厚遇しており、転生者というだけで銀のスプーンをもって産まれてきた。とまで言われるくらいだ。(過去の転生者の前世の国の言葉らしい。意味は、初めから上流階級に産まれる人らに言われる幸せや成功を約束された身分の人を揶揄される言葉である)
私は自分が転生者だとはバレなかった。
この国の侯爵令嬢の一人という事にして日々を過ごした。
公爵家の嫡男に見初められ、ある条件を了承して貰う事で嫁ぐことにした。
この度、たったひとつの条件を破られた旦那様と転生者であることを王家に報告することで、
離縁したいと思います。
お元気で、旦那様。
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アルファポリス様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 08:00:00
78321文字
会話率:17%
一方的に婚約破棄を宣告された令嬢は……徳に何も思うこと無く覚めた目を向けたまま、淡々とその事実を受け入れた。
ファンタジー系乙女ゲームに良くあるらしい婚約破棄物、それを全く悪役じゃないけど悪役令嬢の立ち場から眺めた場合、貴族的常識?に照らせ
ばどうなのかを淡々と綴って見た、ある意味エッセイかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 23:33:18
2970文字
会話率:24%