都内に越してきた佐藤美香の頬は、ほころんでいた。
都会ともなると、ワンルームでも田舎に比べぼったくりと思われるほどの料金を取られてしまう。周りの部屋に比べると、桁違いの安さであるその部屋に、美香はご満悦だった。
霊感もない、金もない、頭
もよくない体力もない、四拍子揃った、どちらかというと出来ない子だったが、友達には恵まれていた。
マジでやめておけ、と言われるその部屋で、忠告を聞かなかった美香に対し次々と怪奇現象が起きる。
※ホラーが苦手な方は、絶対に一人で読まないで下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 23:57:52
92525文字
会話率:48%
千九百九十九年、世紀末。東京都桧原村には、一人の女騎士がいた。
散りゆく運命の中で必死に抗い、今を楽しもうとしている。
時間軸を巻き戻して、ちょっぴり悲しい物語を、あなたに。
最終更新:2016-04-19 05:52:34
8253文字
会話率:54%
二千十五年四月。東京都桧原村。
日本霊能保安協会の本部にて遊撃隊員として所属する黄志夏那美は、突如現れた獣型超巨大悪魔と遭遇し、西嶋総司令官の命令を無視して打ち破る。全ては、そこから始まった。
(2016.4.10 読みやすいように編
集中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 05:43:04
118491文字
会話率:52%