「どうして俺こんな美少女令嬢に生まれ変わってんの?!」
日本の平凡な男子大学生が転生し、異世界『レーヴェンティオラ』を救う運命の勇者様となったのはもう二〇年も前。
この世界を脅かす魔王との最終決戦、終始圧倒するも相打ちとなった俺は死後の世
界で転生させてくれた女神様と邂逅する。
彼女は俺の偉業を讃えるとともに、神界へと至る前に女神が管理する別の異世界『マルヴァース』へと転生するように勧めてきた。
前回の反省点から生まれは貴族、勇者としての能力はそのままにというチート状態での転生を受け入れた俺だが、女神様から一つだけ聞いてなかったことがあるんだ……。
目の前の鏡に映る銀髪、エメラルドグリーンの目を持つ超絶美少女……辺境伯家令嬢「シャルロッタ・インテリペリ」が俺自身? どういうことですか女神様!
美少女転生しても勇者としての能力はそのまま、しかも美少女すぎて国中から讃えられる「辺境の翡翠姫(アルキオネ)」なんて愛称までついてしまって……ちょっとわたくし、こんなこと聞いてないんですけど?
そんなシャルロッタが嘆く間も無く、成長するに従ってかけがえの無い仲間との邂逅や、実はこの世界を狙っている邪悪な存在が虎視眈々と世界征服を狙っていることに気がつき勇者としての力を発揮して敵を打ち倒していくけど……こんな化け物じみた力を貴族令嬢が見せたらまずいでしょ!?
一体どうなるの、わたくしのTSご令嬢人生!?
前世は♂勇者様だった最強貴族令嬢の伝説が、今幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 19:41:29
1661852文字
会話率:41%
婚約破棄を言い渡されたリンドウ=スミス公爵令嬢…。
その場では、殿下が無能なので話をほとんど聞いてなかった。なかなかの強者。というのも、彼女の兄たちは揃ってシスコン。優秀な兄たちに溺愛されている。
リンドラ令嬢はまともに育ったんですけど、無
能が国王になることは阻止したいスミス家は第2王子のアンドリュー(第1王子と同じ名前)をスミス家で預かり、紳士に育てることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 18:55:52
16083文字
会話率:43%
姉とは久しく喋ってない。理由は特にないけど、姉弟なんてそんなもんだろう。と思っていたのに、本当の姉弟でないとわかってから、姉貴はやたらとそばに来るようになった。
最終更新:2024-12-11 12:33:11
3540文字
会話率:30%
「親父……」
ボソッと、呟いてみても親父が死んだ実感は未だわかない。まだ生きているみたいだ、とまでは思わないが不思議な感じだ。多分、思っていたよりも葬式の準備が忙しいせいだろう。
……まあ、それはそれで気が紛れていいんだ。きっと。明日
は通夜。親父をこの部屋から運び出さなければならない。親父も慣れ親しんだ我が家を離れるのは寂しいだろうが、仕方がない。
……それにしても通夜前に結構、人が訪ねて来るものだ。中には手土産、新巻鮭を渡してきた人がいて目を丸くしたもんだが、色々な人から俺が知らない親父の話を聞けてよかった。
……この人も今、親父の遺体の前で手を合わせ、どんな思い出に浸っているのだろうか。あとで聞いてみたいな……なんて、ああ、こっちもしんみりしてくる。……あ、そう言えばこの人、親父とどこで知り合ったかまだ聞いてなかったな。仕事関係か? 親父は昔から職を転々としてたからな。世話になったりしたりっていう知り合いも多いんだろう。それか学生時代の友人か、いや、歳は親父より少し下かな。
と、彼が和室に敷かれた布団の中の父親に向かって手を合わせる男の背中をジッと見つめた時だった。
男が振り返り、彼にニコッと微笑み、言った。
「……さてと、よし! じゃあ、あんたの親父さんの首を持ち帰っていいかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:00:00
5000文字
会話率:56%
4月
「ハッピーエンドかバッドエンドか。
それを決めるのは人である。
いやそれはそうなのだが、ちゃんとわかってる、俺はちゃんと人だからな。うん。
まぁ何が言いたいのかと言うと、これは俺にとってはバッドエンドで、一般的にはハッピーエンド
ってことだ。
まぁなんでバッドエンドかとかそんなのはあんまり気にしなくていいんだけど。
で、お前はどう思うよ?」
「え?あっごめん聞いてなかった。でも誰も死んでないからハッピーエンドでいいんじゃない?」
「適当じゃん」
「適当だもん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 13:59:24
33114文字
会話率:37%
「何を読んでいるんだい、クリスティーナ」
「婚約破棄を題材とした小説ですね。今後の(執筆活動の)ために勉強をしてるんです」
「!?」
その時代、貴族令嬢たちの間では恋愛小説を書くことがブームになっていた。公爵令嬢クリスティーナも、その
流行に乗っかって恋愛小説を執筆している淑女の一人だ。聡明な彼女が執筆しようとしているのは、貴族だけでなく庶民たちにも大人気の婚約破棄ジャンル。売上ランキング上位に食い込むために、沢山の婚約破棄小説を彼女は読んでいた。
ある日、婚約者の王子にそのことを伝えると、何故か彼はショックを受け、態度を豹変させる。そして、その日から王子による熱烈な求愛が始まったのである。
「逃がさないよクリスティーナ。僕は君との婚約を解消させるつもりはないからね」
「……? そうですか。ところで殿下、この婚約破棄小説は(次回作の)参考になると思いませんか? 婚約者が浮気して破滅する『ざまぁ系』の物語なのですが」
「……話を聞いてなかったのかな? 婚約破棄をする気はないんだよ」
ヒロインの言葉を勘違いしたヒーローによる溺愛ストーリー。
当然の如くハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 11:20:55
28217文字
会話率:57%
「ジュリア、すまない。僕は真実の愛をみつけてしまった。僕はクララを愛している。すまないが婚約を解消してもらえないだろうか」
(また始まった)クララはめまいがした。一体これで何回目だ。この後の流れは大体いつも同じだ。男が自分勝手な見解を垂れ流
し、女が私に憎悪の目をむける。
はあ……クララはため息をついた。もうあまりに慣れすぎていて、真剣に聞いてなかったのが仇となった。
パシンッ ジュリアの平手がクララの頬に鮮烈な一撃を与えた。
「こ、この泥棒猫、尻軽女、恥を知りなさい!」
クララは異常にモテる。モテはクララにとって呪いであり、厄災である。クララは平凡な毎日を過ごしたいだけなのに。クララの魅了の魔力をなんとか制御しようと、魔道士長ダニエルが立ち上がった。クララに平穏な暮らしは訪れるのか……。ちょっとイッちゃってる系魔道士長と、メンタル強めなクララのドタバタな研究の日々を描いた物語。
(連載版です。短編版の内容は後から出てきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 13:16:52
31186文字
会話率:59%
「うちのダンナ詩集」です。いつもの未亡人のたわごと。
バラッドという8音、6音と続く詩の形式に沿って書いてみましたが、1行が短くて欲求不満になります。英語では1音節で1単語とかもあって、もっと意味が載せられると思います。
それで終盤になる
と長い節が欲しくなりました。
英語ネイティブはストレスの置かれる強い音節しか聞いてなかったりします。
弱音節は子音だけ聞いてるから、スペリングが苦手、という人も多くいます。
日本語にも強弱というか高低というか、抑揚がかすかにあるので、なんとか英語の詩のように弱強になるようにしてみましたが、それで詩として美しくなったとは思えません。
試みとしてはとても楽しかったです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 23:33:12
212文字
会話率:40%
だちと数人の女子とで旅館に泊まりにきていた。
ただこの旅館、何かが変だ。
僕らの他に客はいなかった。
仲間の一人がこう言ってたな。
「ここって噂の旅館じゃね?」って。
そんなの僕は聞いてなかったから下調べというか地図は持ってきていた。
何か
あったらやだからさ。
でもそんな嫌な予感が的中するなんて思わなかったよ。
FC2ブログ、アルファポリス掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 18:16:09
1657文字
会話率:20%
ムーメイア学園。
それは、この世界の膨大な大陸にいる色々な種族の人たちが通うと言われている超有名学園のことだ。森に囲まれた立派な校舎で全寮制の寄宿学校でもある。
この学園では、ヴァンパイア>獣人>魔法が使える人間>普通の人間、という階級
が成り立っている。
そこに通っているフラヴィーは、今日もサーシャとアリサの声で目を覚ます。
やばい。完全にうとうとしてた…。何の話してるのか全く聞いてなかった…。
様々な種族がいる中でのフラヴィーの学園生活の行方は??!!/よろしくお願いします/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 10:00:00
5923文字
会話率:61%
寝て起きたら異世界にいた少女、舞川 姫条
彼女が魔族として転生した場所は不毛かつ人口1桁の国(村)だった...
最初に聞こえた神(暫定)の言葉、「国」だとか「発展」だとかの言葉を信じ、国を発展させようとがんばるが...
「で、今の話聞いて
た人、いる?」
「ええ」
「わりぃ、聞いてなかった」
「えっと...あの......ごめんなさいぃ...」
「どーでもいい」
「興味ないわぁ」
「もちろん聞いていたとも(嘘)」
「ごはんたべたいです」
「しらん!」
「・・・・・・zzz」
「いいわ!いちど全員叩き潰してあげる!」
仲間が全然いうことを聞かない異世界ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 12:00:00
4076文字
会話率:64%
特にない。強いて書くなら、バイト先で好きになったばっかりの女の子が急に休み始めてこのまま辞めるんじゃないかって噂された時の自分の心情。連絡先聞いてなかったからまじで終わると思った。まぁ辞めてなかったけど。
キーワード:
最終更新:2020-05-31 19:13:07
411文字
会話率:0%
女の子と間違われる少年がシスターのコスプレをした人の皮をかぶった少女に男らしい男になりたいと願ったところ、ちゃんと聞いてなかった少女に美少女にされてしまう話です。
暴力的で殺人的な幼なじみ、姉、母、その他諸々…命の危険に何度も遭遇しながらも
美少女は今日も健気に生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 20:38:31
194178文字
会話率:61%
いつかはこれをやった事で、パニックになるお話を書きたいものです。
正式な理由としては適してませんが、こーいうマナー問題って今の小学校とかでやるんでしょうかね。私は授業を聞いてなかったので、つい最近知りました。
最終更新:2019-08-03 06:59:38
876文字
会話率:67%
『始まりの日』により、日本は変わってしまった。
人同士で競い合い、自らをより輝かせなくてはならなくなってしまった。
謎の声によって虫や動物が大きくなり植物さえも大きくなり、生きるのすら大変な日本になってしまった。
謎の声の話を聞いてなかった
ものは『咎人』と呼ばれ、狙われる存在となってしまった。
これは、そんな『咎人』となってしまった、南條正太郎の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-29 00:47:12
71589文字
会話率:25%
うるさいなあ。
でも相手は本気。あ、やべ、話聞いてなかった。
みなさんはこんな経験ありません?
最終更新:2016-09-29 19:12:55
511文字
会話率:18%
仕事先で説明をよく聞いてなかった主人公たちは、流されるまま実験都市でサバイバルをすることになってしまった。
与えられたセンスを駆使して、一年間生き残れ!
初投稿でございます。更新は気が向いたときに
チーレム物にはしない予
定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 17:30:42
20880文字
会話率:38%