「俺はモナリザを造る。そしてモナリザと添い遂げるんだ」
イロハは生粋のモナリザ推しのオタクである。
モナリザの美しさに惚れ、モナリザに憧れているものの彼女は絵の中の存在であり実在しない。決して出会うことのできない初恋の相手。
悶々とした気
持ちを抱きながらも、少しでも彼女を理解するためにイロハは絵に打ち込む日々を送る。
そんなある日、画材の買い過ぎで金欠になったイロハは金になりそうな物を求めて亡き養父のアトリエへ入る。
一度も入ったことのなかった養父のアトリエの中には錬金術に関する本が置いてあった。
錬金術……その未知の技術に、イロハはとある可能性を見出す。『錬金術ならモナリザを造ることができるのではないか?』――と。
イロハは画家として培ったイメージ力、手先の繊細さ、知識、そして生まれながらに持つ特殊能力――常人より絵を細かく見切ることができる“色彩能力”を活かして錬金術に傾倒する。すべては愛しの彼女、モナリザに出会うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:10:00
114854文字
会話率:48%
某県・某市・某所にある県立の精神科、その閉鎖病棟に入院中の青年・雨宮 嵐は退屈していた。否、入院患者はみんな退屈していた。淡々と過ぎていく、彩も何もない日々。なにか大事件でも起こらないか、と誰もが変化を求めていた。そんな時。嵐の病室の隣り、
一番重たい症状の患者が入れられる個室に一人の女の子が入院してきた。その女の子・中谷 智恵里はパッと見、普通の女の子だった。が、精神科病棟で「普通に見える」とは「普通じゃない」ことの証明でしかなかった。勇敢にも中谷さんへの接触を試みる嵐。それは全て、退屈という病を治す為。──しかし、嵐は後に知る。退屈とは尊いものであったのだと……。
記憶障害の主人公、雨宮 嵐。度の過ぎた繊細さで入院している、ゲイの後藤さん。喧嘩っ早く、血の気の多さをどうにかする為に入院させられた、徹君。そして「K型」が原因で入院してきたヒロインの中谷さん。部屋番号・223の3人が隣室の中谷さんに翻弄される日々が始まる……!
◎筆者の実体験を織り交ぜた、何でもありの精神科(ラブ)コメディです。◎精神科病棟が舞台のお話ですので、読者様の中には何らかのフラッシュバックを起こしてしまう方もいるかもしれません。自傷行為のお話やシリアスな展開等も出てくるので苦手な方はそっとUターンしてください。◎控えめな描写を心掛けていますが、性的な描写があります。また、同性愛の描写もあります。◎あくまで筆者の「実体験を織り交ぜた」お話です、ほとんどがフィクションであることをご承知ください。◎設定等はゆるゆるで、執筆しながら修正する点も出てくるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 15:23:04
172982文字
会話率:58%
今日も今日とて、先輩からお菓子を貰った。
それだけでとても良い日になる。
そうしてその事を彼に話すと、少しだけ寂しげな顔をして、頭を撫でられた。
考え過ぎじゃない?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いませ
ん。
注意事項2
ある事一点だけで、人の全てを推し量るのは、尊敬や軽蔑を決めるのは、勿体ないと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 22:07:33
988文字
会話率:48%
赴任して一ヶ月が経ったある日、学校司書の谷崎琴音は図書室でピアスを開けようとした男子生徒、立原葵に目を奪われる。「大人しく従いそうなやつにだけ大人は強く出る」と言う立原葵の突き放すような警戒心と、その裏に見え隠れする今にも壊れてしまいそうな
繊細さに琴音は次第に惹かれていくが、ある日を境に立原葵は図書室に姿を見せなくなる。未成年の危うさや繊細さ、そしてそれが壊れる瞬間の美しさの先に待っているものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 22:43:37
22951文字
会話率:55%
【自作品の再掲載です】
女子高校生の綾音は自身が通う高校の校長からお金を貰っている。
・・・校長からの提案で。
思春期ならではの葛藤や感情の揺れ動き。
「マスクの色」を通して一人の女性の繊細さを表現しました。
最終更新:2024-02-23 20:49:44
3961文字
会話率:49%
女子高校生の綾音は自身が通う高校の校長からお金を貰っている。
・・・校長からの提案で。
思春期ならではの葛藤や感情の揺れ動き。
「マスクの色」を通して一人の女性の繊細さを表現しました。
最終更新:2024-01-23 19:00:00
3961文字
会話率:49%
HSPの私が18歳で就職したお話。
18歳で感じた社会との壁。
HSPと向き合う私をメインとしたお話です。
最終更新:2024-01-19 21:11:00
946文字
会話率:26%
高校一年生の三澄楓は、陸上部の長距離種目に所属していた。夏も終わり、三年生が引退すると、二年生が中心となる時代が到来した。そんな二年生の中で、楓が憧れる先輩――羽月凪。彼女は、文武両道で人間的にも素晴らしく、強さと優しさを兼ね備えていた。楓
は、そんな先輩の背中に追いつき、並びたい――その想いを胸に、日々厳しい練習に耐えていた。そんな中、秋の駅伝大会が迫る。楓は、メンバーに選ばれるため、そして襷を繋ぎ、試合に貢献するため、必死に走る。しかし、そんな思いと、自分でも気づかない本当の想い。それらが混同され、徐々に不安定になっていく。こんな自分では駄目だ、と自己嫌悪し、結果挫折する。そんな楓に手を差し伸べてくれたのも、やはり羽月凪だった。弱かった楓は、そんな自分を変え、強くなるために陸上部に入った。しかし、本当の強さとは――孤独の中にある優しさと繊細さ――。それに気づいた楓は、横に並び、走り出す。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 02:35:15
43588文字
会話率:13%
少々ぽっちゃりな大学生の雪子は新年早々、父親に命じられて結婚させられることになった。
相手は名家の次男でたいそうな美丈夫だが、どうやらまったく歓迎されていない様子。
政略結婚で嫁いだ愛されない奥様は、今日も淑やかに快適ライフを過ごしたい。
*シリアス皆無です。繊細さと情緒が迷子なのでさくさく進みます。
*主人公は淑やかを装ってますが、中身は口が悪くて図太い流され女子です。
*善人はあまり出てきません。
*ゆるゆる設定のフィクションです。
上記とキーワードを踏まえた上、好みじゃない方はそっと立ち去りを!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 14:12:36
15083文字
会話率:37%
明日への恐怖と闘い、ありったけの防御をして、丸まっている現在の私について書いた。
最終更新:2023-04-25 20:53:40
3162文字
会話率:12%
いつものエッセイ"あるある……ねぇよ!"ではなく、あるあるすら記せない「ねぇよ!!」しか出てこない気分です。むしろ「あってくれるな」そんな状態。
こんなタイトルですが、このエッセイ出してる時点で、書けてるだろ! とツッコミものですね。
ワシ、精神的に参ってる系の繊細さは皆無な物体なので、こころ系のお話ではありません。お気楽にどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 13:43:12
2627文字
会話率:2%
2022年を半分も過ぎそうになりながら、ようやく2021年の「良かった事、嬉しかった事貯金」を投稿開始。(開封は1月に済んでいるという)
昨年に引き続き、2021年も「良かった事、嬉しかった事貯金」を行いました。
今年もどうぞよろし
くお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 19:00:00
9177文字
会話率:1%
あけましておめでとうございます。
2020年の挑戦。
「良かった事、嬉しかった事貯金」と言うものを知ってやってみた結果を投稿しようと思います。
読むに当たっての補足情報
①精神科通院中の一般会社員です。
②福祉サービス業、支援員として働い
ております。
③業務上、個人情報保護法に則り個人名・会社名は伏せます。
④家族関係が複雑かつ、希薄なお一人様のお一人暮らしです。
⑤場所の特定に繋がる様な話しはぼかします。
⑥下世話な話しもぼかします。
⑦ぼかしながらも、なるべくメモの内容に忠実に書いていきたいと思います。
⑧診察、カウンセリングでの話しなども出ます。
⑨生々しい話し、愚痴っぽい話し、湿っぽい話しもあります。
⑩昨年車を買いました。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 21:00:00
6783文字
会話率:0%
アニヲタ三十路の俺が恋したのは、人が苦手で、傷つきやすくて、優しくて…今にも壊れてしまいそうな繊細な心を持った女の子だった…
鈍感で「変わり者」と呼ばれる男・暖(はる)と、人恐怖症で繊細な女…早柚葉(さゆは)の、二人の視点から綴られる対称
的な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 22:53:31
1653文字
会話率:34%
繊細さんな男子と、しっかりした女子の話。さくっと読めます。
「アルファポリス」掲載中。
最終更新:2022-05-08 23:52:55
522文字
会話率:46%
コールドウェル家には美人で有名な姉妹がいる。
姉は美形で有名な伯爵から熱烈なアプローチを受け、結婚の約束を交わている。妹のシェリーは今年社交界デビューが決まっていた。姉と同じように幸せを掴んでほしい両親は、彼女にも華々しくデビューさせたいと
張り切っていた。
だが、お転婆娘のシェリーは社交界デビューを控えている身でありながら生傷が絶えない。父は使用人のリチャードに彼女の見張りと、ついでに立派なレディとしての振る舞いを教えるように頼む。
リチャードは容姿端麗で語学も堪能、仕事も完璧にこなしている。あまり裕福ではないコールドウェル家だが、彼は完璧な使用人だった。だが、誰からも信頼される彼には、ある秘密があった……。
シェリーは完璧主義のリチャードが苦手だった。いつも子ども扱いするし、怒りっぽくてなんだか意地悪な気がするから。だが、二人で過ごすうちに彼の優しさに触れ、心が通うようになる。
リチャードも生意気で世話の焼ける子どもとしか思っていなかったはずなのに、彼女の素直な心や、隠された繊細さに気付くと放っておけないと思うようになる。
素直になれない使用人(?)と、無自覚で天真爛漫すぎる令嬢のすれ違う恋。
※アルファポリス、カクヨム 、ツギクルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 00:36:17
72423文字
会話率:41%
考えすぎる人が極限状態に陥ったら。
どうするかはわかりますよね?
最終更新:2021-11-25 03:08:37
1713文字
会話率:14%
恋の調理は、繊細さとセンスが必要らしい!
最終更新:2021-11-12 20:00:00
526文字
会話率:0%
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第21弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバ
リエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
繊細な感受性ゆえに、積極的になれず苦しむ青年の物語。自分と他人の「違い」に気づいていく物語。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。
※小説情報のキーワードに今回、ハッシュタグ付きのものがありますが、「小説投稿サイトにおける検索の利便性向上」のための実験として、わざと付けています。
(他の小説投稿サイトさんの検索機能を参考に、なろうさんでも同じことが出来ないかと実験しています。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 20:04:02
4324文字
会話率:0%
筆者、対人恐怖経験済みです。
でもだからこそ本の世界に入っていったとおもいます。
キーワード:
最終更新:2021-11-05 09:33:58
200文字
会話率:100%
自分でいうのも何ですが、ある程度の繊細さが大切だなと思います。
キーワード:
最終更新:2021-02-14 11:15:25
223文字
会話率:0%
少女の繊細さや、日々の葛藤を小説にしてみました。
最終更新:2021-09-20 18:26:10
959文字
会話率:7%
咲子は人より感受性が強く、辛い日常生活を送っていた。うつ病寸前で心療内科に行ったら自分が「繊細さん」だということがわかる。
同時に、友達から紹介されたマッチングアプリでうつ病の男性と出会い、恋が始まる。
咲子のような繊細さんが本当に求めてい
るものが見つかるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 17:00:36
7539文字
会話率:18%