ぜんぞうは父とふたりですんでいた。父はたけかごをあんでくらしていた。ある夜、ぜんぞうのゆめに、切らないでほしいという竹があらわれた。花がさくまでまってほしい、とうったえるのだ。
ぜんぞうは、竹に花がさいているところなんか見たことがない。夢の
中の竹は、ぜんぞうが竹の花をしらないことをばかにしてわらうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 16:53:39
4226文字
会話率:59%
ある日、幼馴染みの井原が竹やぶで尺八を吹いていたので、僕が声を掛けると、
「竹の子は、尺八を吹いて竹を愛撫する事で生えてくるんだよ」
と答えた。
そして、畑に靴を埋めると、成長してロングブーツになるとか、車の設計図を埋めると、完成した車が生
えてくる等と言い、実際に収穫して、僕を驚かせた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 15:25:53
4471文字
会話率:72%
さえない人生を送り、はや四十代になってしまった俺は、半分ひきこもりのような低収入低やる気の生活を送っていた。ところが、ある日ふと外出…しなかった。そして大型トラックに轢かれ…なかった! ステータス画面を開い…開けず、チートスキルを手に入れ
…なかった俺は、それはそれとして実家の裏山を荒らすイノシシの群れ、そして侵略の手を広げる竹やぶに対処しようと決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 00:35:55
6677文字
会話率:0%
月夜の竹やぶのお話。
最終更新:2021-07-20 12:00:00
391文字
会話率:9%
竹やぶに現金一億円の入った鞄が遺棄されるという風変わりな事件が、ワイドショーを賑わせていた。庶民は皆、この目新しい珍事に注目していた。私は自分の職務や生活を尊厳する立場から、この問題の一切を無視する。しかし、ある朝、この私自身も自宅近くの
ゴミ捨て場において、札束の詰まったトランクを五つ発見することになる。警察に届ければ、幾分かのお礼はもらえるだろうが、自分の家族のプライバシーが世間に晒されることになってしまう。かといって、このまま数億円の大金を見限って、知らんふりを決め込むのも悔いが残る。自分の個人情報を守るために金欲を捨てるか、それとも、大金を着服して悪徳に身を染めるか。私は数日感の熟慮の結果、これを警察に届ける決心を固めるのだが……。
六億円という大金の入った、悪霊のようなトランクに翻弄され続ける、主人公の一週間の様子を描きました。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 04:19:43
132251文字
会話率:56%
仲良しのさっちゃんとかっちゃん。
田舎に暮らす二人は、今日も山へと遊びに駆け出す。
そこで、不思議な女性「しっぽ様」にであった二人。
はたしてしっぽ様は、子供のかみさまか、性悪狐なのか。
最終更新:2020-01-12 20:27:24
5495文字
会話率:77%
週刊少年サンデーにて連載中の国民的推理コミック「名探偵コナン」を読んで、インスピレーションを受けたときにのみ更新されます。なのでわりと不定期更新です。
御愛読ありがとうございます。
『鉄道警察隊、西村のスイリ』は、H26年12月3日に完結
しましたが、理由があって短期集中でまた連載することになりました! よろしくお願いします!m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 06:04:23
55747文字
会話率:39%
かぐや姫の子孫、かぐや月夜が、かぐや家として、1000年ぶりに、地球留学にやってきた。
月夜は竹やぶの中に居たが、そこで出会った男性にキュン死し、気が付けば、大学の保健センターに。
そこには、「エネルギーチャージ」という機械があり、仕
事に疲れた人はそこで疲労回復をして働いていた。その光景に、月夜はぞっとする。
竹やぶで出会った男性は、大学の哲学科の教員、雨晴で、月夜は、彼のお手伝いをしながら、保健センター職員の榊の家で暮らし、地球留学を続ける。
そんな中で、月夜は、雨晴の仕事がどんどん忙しくなる様子を見て、悲しくなる。
そして、この現状をどうにかしようと、とある考えから行動を起こそうとするが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 18:00:00
24804文字
会話率:42%
小学校へと向かう道の途中、変わった場所があった。
竹やぶの間に石が敷き詰められている道があるのだ。歪な形をした石の数は88個。古いものらしく、誰が敷いたのかなんて誰に聞いても分からなかった。
けれどその石の上を通る時のルールだけは誰に聞いて
も同じだった。
『終わりの石を渡りきるまで決して顔を上げてはならない』――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 21:27:55
7641文字
会話率:29%
皆様ご機嫌いかがですか、
この度おとぎ話会談を開催する運びになりました
時は七つ七夜がであう日
場所は星が1つ最初に輝く竹やぶのお宿
紅鏡の鳥がねぐらに戻る時間でございます。
皆様御気軽にお越し頂くようお願いいたします
スタッフ一
同
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 12:30:52
2840文字
会話率:38%
竹やぶの中には何があるのか。
田舎町の新興住宅地で次々と起こる異変…
住人達の精神が少しずつ壊されていく。
最終更新:2018-01-16 01:39:26
785文字
会話率:15%
「もー! ここ何処―!」
私の叫び声は、虚しく情けなく風にかき消された。今日は、仕事で仲がいい同僚と一緒に、新しく出来た喫茶店に行く予定だったのに、気が付いたら私は竹やぶの中にいた。道に迷ったのだ。
最終更新:2017-05-05 14:06:03
2241文字
会話率:43%
深夜にワンコの散歩に行きました。池と墓場と竹やぶを過ぎた時に、、
最終更新:2016-07-08 23:05:40
710文字
会話率:0%
いつも通る、薄暗い竹やぶ。そこには…。
最終更新:2016-05-04 04:38:23
3664文字
会話率:8%
明日の午後3時までにお願いします。
誰のための今日?そんなことを考えて素敵な時間にしてください。
最終更新:2016-02-18 05:36:44
929文字
会話率:38%
あるところに一本の竹があった。竹やぶの中にある、何の変哲もない一本の若い竹に、ある変化が起きて……。
※以前、活動報告にて載せていた作品を加筆修正したものです。
今日で○○辞める! シリーズの1作ですが、シリアスですのでお気をつけて。
最終更新:2013-02-16 22:21:18
832文字
会話率:23%
現代においてもまだ「村」の意識が強かったある集落での出来事。 少女の家族は三年前村に越してきたばっかりだった。ゆえにほとんど村八分のような扱いを受ける。 少女の通う小学校は村から遠く離れた街にあるので大丈夫であったが、一度村に帰ってしまう
と少女は、少女の家族は誰にも相手にされないのであった。 そんな中、少女は隣の家の少年と仲良くなる。朝は一緒に学校へ行き、帰ってきてからは遊び。彼らの行動を「村」が許すはずがなかった。 少女は村にいる少年のほかの子供たちに、村の隣にある竹やぶへ入るように命じられる。 それは昔々、生贄の儀式のあった村のこと。竹やぶの中、間違った道を選ぶといけない。 少女は正しい道を選ぶことができるのか。
夏のホラー2012参加作品です。 カニバリズム的表現が入ります。注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-18 14:49:59
4441文字
会話率:21%