誰が住んでいるのか、誰か住んでいるのか、誰も知らない洋館。そこで行われる秘密のお茶会。囚われたのはアリスか、それともーー
最終更新:2025-07-06 15:04:08
4424文字
会話率:46%
――〝孤高の眠り姫〟
それが彼女に付けられたあだ名だった。
流れるようなポニーテールに、汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。
いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。
しかし
、そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。
彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。
見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。
……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。
しかし、それすらも決して受け付けることはなかった。
眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。
だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?
「……見るな、寝にくい」
「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」
「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」
あ、いや、なんだどうした畜生め。
平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。
どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
……さすがの俺でもお手上げかもしれん。
天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。
「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」
喜劇、純情、時々涙。
今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。
――――――――――
こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!
読者の皆様にじっくりとお楽しみいただけますよう
始めのうちは毎日3話ずつ公開いたしますっ。
それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 03:02:02
130063文字
会話率:16%
森の中には花園が広がっていて、
花の妖精たちが踊っていて、
秘密のお茶会が開かれていました。
最終更新:2025-01-09 08:09:35
1270文字
会話率:34%
私立山手清花女子学院には紅茶部を名乗る部活動があった。
生徒会の目をかいくぐるために清い部活動を名乗る彼女らの本当の活動は「男装喫茶」。
取り壊し目前の廃教会の懺悔室にて、放課後一時間だけの秘密のお茶会が開かれる。
男子の居ない学園の中で、
男装喫茶はごく一部の少女たちにとって秘密の楽園だった。
男装喫茶の五人のメンバーは和やかな日常を送っていたが、クリスマスミサの日の催し物として毎年行われる学内演劇会の主役――男装の麗人役の公募が始まり、全員が参加することに。
たったひとつの主演の座をかけて、五人の少女たちの争いは始まった!
(2022/10/10~2023/2/23執筆)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:00:00
91447文字
会話率:58%
中学二年生の夕(ゆう)と美術教師の春川先生は、ときどき放課後の美術室で秘密のお茶会を開いていた。
今は中学二年生の三学期。そろそろ進路を考える時期になった。
LDがあり、進路に悩む夕は、自分をありのままに受け入れることができない。
春川先
生との交流の中で、自分を見つめなおそうとする夕の短い物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 17:26:46
6703文字
会話率:43%
クティは甘い物がだぁ〜いすき。特にショートケーキのふわふわとした食感がたまらない。
ここにはみんなの大好物がたくさん満ち溢れている。それこそ、望めばなんでも食べたいモノが魔法を使ったかのようにポッと目の前に出てきてくれて。
まさにここは
夢の世界、いつまでもいたいって思ってしまうほどの甘美な世界。クティが生み出した、みんなが幸せでいられる理想郷……。
クティはそんな小さな楽園を創って、みんなをここへご招待してる幼い主催者。
でもこのセカイにもちゃんとした、みんなが守らなくちゃいけないルールがあるの。
「ダメだよ? せっかく作ったのにこんなに残しちゃ……ねっ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 22:18:30
1404文字
会話率:20%
主人公であるアンジュ・クラークは、前世の記憶を持って生まれた。そして、そのこと隠しながら生きてきた。
グラヴィタス学園初等部に通っているアンジュはある日、兄と一緒に帰るために高等舎へ行き、そこで神官から聖女と予言を受けた女子生徒と、悪い噂ば
かり聞く悪役令嬢がお茶をしているところを見てしまった。2人もどうやら前世の記憶を持っているようで、この世界を乙女ゲームの世界だといった。この出会いをきっかけにみんなで友情エンドを目指しながらお茶会をこっそりする物語。
この作品はサイトの「多色の心綻」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 21:13:59
9493文字
会話率:54%
身体の弱い女の子、音子。
「わたし、秘密基地が欲しいの!」
そんな一言から始まった、彼女と家族のほんわかなお話ですよ~。
このお話は、ノベルアップ+さまにも掲載しております。
最終更新:2021-07-17 11:25:58
1653文字
会話率:34%
当代聖女のリューディアには秘密がある。
それは敵対しているはずの魔女は、実は茶飲み友達だということ。
その事実を知るのは聖女の護衛騎士のみ。
聖女と魔女の秘密のお茶会は、年頃の少女らしく恋の話も出てくるが、聖女は自分の恋が報われないことを
知っていた。
聖女である限り、この恋は実らない――。
だけど、護衛騎士のもとに縁談の話が舞い込んで悩む友人を前に、魔女はある提案をする。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 08:33:49
8183文字
会話率:38%
少し風変わりな、不思議なお茶会。
集まる者は全て、何かを抱えている。
そして、集まる者達の共通点はみんな〝招待状〟を持っていた事。
最終更新:2013-11-02 22:57:22
216文字
会話率:0%