大学三回生。21歳。処女。
若槻鱗は、ひょんなことから自宅アパートの便所で孤独死してしまう。
「 おお鱗よ。死んでしまうとは情けない 」
呼びかけに目覚めると、目の前にはポテチ片手に鎮座するイケメン英国風紳士(身体は七福神恵比寿)。
自
らを〝真実の神〟と名乗る男は鱗に一つの提案をするのであった。
「——表があれば裏がある。表裏一体というよりも、これは〝可能性〟の裏返しだ。
いつ、いかなる存在においても「もしも」という可能性は示され、観測されている。
お前も、私も、この世界を創った「神」でさえも」
鱗が生きていた世界と別の世界。
「一」の世界と「二」の世界と呼ばれる二つの世界。
その狭間に在る「世界境界」は二つの世界を繋ぎ合わせる鎖のような役割を果たしているが、曖昧かつ不安定な繋がりしか保てないため、時おり「一」の世界から一時的なパスを通して繋がりを復元する必要があるのだという。
「…というわけで鱗よ。お前を「二」の世界へと送る。
無論、拒否権はない。すまんが、もう一度だけ生きてくれないか。
生涯最期の景色が便所なぞ——ぶふぅっ!…納得がいかんだろう」
若槻鱗は決意した。
必ず、この邪知暴虐な男にドロップキックを喰らわせると。
「二」の世界。
それは二つの大神と龍とエルフと人が築いた幻想世界。
真実の神から貰った「かえる力」を携え、不思議な少女と共に若槻鱗は‥
「ねえ マ~ちゃん! 「ふぅ~」ってして♪」
‥再び、生きていく?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:40:08
209667文字
会話率:33%
この世は、神々が与えた多大なる恩恵により成り立つ世界、"神恵"を与えられし者が君臨する世界、つまり恵みなき者は淘汰される世界。
しかし、100年に一度、"予言の子"が生まれるのだ、それも一人ではない
、予言の子が世界の各地に産まれるのだ、それも同じ日、時刻、秒数、全てが一斉に。
その年を"禍の年"と呼ぶ。
予言の子は、この世界の多くの人が受ける"神恵"と呼ばれる特殊な力とは、異なる力を有しており、その力は神恵とは比べ物にならない程の絶大な力を操る事が出来るのだ。
スルトは予言の子、忌むべき存在、力を隠し通す条件で学園への入学が許可されるが……………
ファンタジー"グーパンチ"ストーリーいざ開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 00:12:38
1056文字
会話率:20%
前作の声いい百合(https://ncode.syosetu.com/n0548dz/)の続編
芽神恵那に声が好きと言われ続けた瓜生野乃であるが、そんな恵那にとって自分の存在というのは結局どういうものであるのかを尋ねてみる。って感じで…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 10:26:02
3451文字
会話率:44%
『神恵の子ら』と呼ばれる青年・少女と、士官学校生の四人が中心の物語です。
おすすめBGM:Grayson kessenich の音楽
最終更新:2017-01-09 13:50:10
134712文字
会話率:53%
彼は、孤独だった。親に捨てられ、誰にも見向きもされない毎日。そんな彼を救ったのは3人の恩人達。誰からも見向きをされなかった彼を拾い、戦う術を与えた神、ヘファイストス。この世界に希望がある事を教えてくれた|龍宮寺《りゅうぐうじ》|殺《あやめ》
。そして最後は転生により再び孤独となった彼を救い、幸せを分け与えた八神恵。
彼は3人目の恩人、八神恵とただ平穏な高校生活を送っていた。そう、あの時までは。授業中に突如として表れた魔法陣に飲み込まれ異世界へと旅立つこととなってしまう。その、異世界で待ちうけていたのは戦争へと駆り出されるという未来。そんな、彼は何を感じ、何を求めるのか?それは、平穏か?それとも、血が沸き立つような闘争の日々か?
彼は恩人達の言葉を胸に己の道を歩み続ける。たとえ、その結末がどんなものであったとしても。
この物語は前世の記憶と能力を持つ少年、八神勇人が紡ぐ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-11 19:46:42
14680文字
会話率:66%
神恵は生まれた時から心臓の病気をわずらっていて、通院と入院の毎日だった。そんな中、土砂崩れから救ってくれた犬に出会う。ユウキと名付け可愛がるが、手術を受けることとなり離れ離れになってしまう。病気と闘う少女と励ます犬とのキズナの物語です。
最終更新:2014-08-31 14:18:47
6033文字
会話率:41%
<厄魔(やくま)>が人類を強襲してから20年の歳月が過ぎた。
悪夢のような惨状の下、日本では学生までもが防備に動員され、最後の砦となっていた。
四海高校第301学生部隊。
美少女・式神恵美那(しきがみ・えみな)に命を助けられた柩無無(ひ
つぎ・むなし)は、彼女の所属するこの高校と部隊へ追いかけるようにして編入する。
年少時からの従軍経験を活かし、戦闘員として再び<厄魔>と対峙する柩。
この物語は、彼とその周囲の学生部隊員の戦いと日常、絶望と勇気を描いたものである。
※「魔法のiらんど」でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-08 16:14:03
82569文字
会話率:39%
俺、桜井悠斗はどこにでもいる普通の男子高校生だ。
俺が二年なった春、ちょっとした理由から生徒会から逃げ回っていたら、一人の少女とぶつかってしまう。
彼女の名は神永綾乃。
神恵東の天使とか月光の女神とかなんか良く分からん異名で呼ばれる学校のア
イドルだ。
まぁ、その時は急いでいたから謝罪もそこそこに走り去った。
その放課後、彼女がやって来て俺に衝撃の一言を口にする。
「あの……私との約束……覚えていますか?……桜井悠斗さん」
彼女が言うには俺と彼女は過去に再会の約束をしたらしいんだが……。
正直全く覚えて良なかった。
俺は過去、どこで彼女にあったのだろうか?
それを思い出した時、俺と彼女の関係にどんな変化が訪れるのか?
過去と現在、そして未来に続く俺達の物語が今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 17:22:31
969文字
会話率:16%
主人公「神恵清次」は早くに両親をなくしてしまいました。しかし彼は笑顔を絶やしません、なぜでしょうか。それはこの小説を読めば解ります
最終更新:2009-12-17 22:49:00
38014文字
会話率:75%