見てしまった。見たくないものを、見てしまった——
一週間ほど前に仕事上のトラブルで噂が流れ、耐えられずに退職した帆野俊(ほのしゅん)は、明日死ぬ人間の死が見えてしまう。その時に、相談に乗ってもらった友人である早海琳(はやみりん)が死ぬことを
予言される。レストランから出て公園に行きつくと、そこには一人の人影が。一瞬にして早海が倒れる中、襲った人間を追う特殊事案調査事務所と名乗る浅霧由惟(あさぎりゆい)という人物が現れる。特殊事案というのは、「人には言えない訳ありな事情を抱えた人のためにある調査事務所」らしい。そんな浅霧も、「人から避けられる」という奇妙な能力を持つ。そんな死ぬ人間が見える男と避けられる女が、怪異の真相を探るため、共に調査していく。
※β版となっている章は、今後伏線のためのシーン追加など、大きな改稿の可能性がある内容となっております。読んでいただいても構いません。もし、変わった場合は具体的な内容を活動報告にて、お知らせいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:00:00
144819文字
会話率:55%
──この世の中に、空想なんて存在しない。
──理想は現実に。
──思いは現実に。
──呪いは現実に。
──“傀異”は、人の心に潜んでいる。
人の想像力から産み落とされる怪物、『傀異』。
5000年前に文字を手に入れてから今
日に至るまで、文明の影でそれ等を狩る者達がいた。占い師、陰陽師、エクソシスト、魔女──いつしかそれらは総じて『想術師』と呼ばれるようになった。
時は現代、処は日本。
東京の片隅、寂れた事務所で、今日も『特殊事案対策課特命係』に依頼が舞い込んだ。
特命係に席を置く少年(高校生)・銀滝白は、仲間と共に奔走する。
世界の均衡を保つ為に。
──もう二度と、誰も傷付かずに済むように。
「警察庁警備局特殊事案対策課特命係として、特権を執行する。
――――おれは、傀異《カイイ》であるお前を、祓う者だ」
◆ ◆ ◆
白と愉快な仲間が織り成す、和製ホラーアクションです!
※この作品は、ノベルアップ+でも投稿しております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 21:00:00
273719文字
会話率:50%
少年は、決して忘れない――――――すべてを奪った“赤い髪の男”を。
人間の想像から生まれ、社会に潜む化け物、|傀異《カイイ》。
代々|傀異《カイイ》を祓う|想術師《そうじゅつし》の家系に生まれた少年、|功刀風牙《くぬぎふうが》。彼の人生
は、火災によって突如一変する。
町、思い出、両親――――――すべてを奪われた風牙は、復讐を誓い、己を鍛え、史上最年少で想術師になる。
14歳になった風牙は、祖父から、赤い髪の男の素性を聞かされる。
“|浄霊院紅夜《じょうれいいんこうや》”。
想術師ならば、知らぬ者はいない名前。
風牙は、怨敵の行方を知るため、単身浄霊院家に潜入を試みる。
そこで風牙は、浄霊院家から迫害された銀色の髪の少女、|浄霊院咲夜《じょうれいいんさくや》と出会う。
風牙は、浄霊院家当主から、この少女の護衛をして欲しいと頼まれる。
咲夜を狙う敵、張り巡らされた罠――――――浄霊院家はなぜ、咲夜を迫害するのか?
陰謀渦巻く想術師の世界。復讐に囚われた少年が、一族に見放された少女と出会うとき、世界を変える物語が始まる!
※この話は、「揺井かごめ・くろ飛行機」著 エボルブルスの瞳―特殊事案対策課特命係傀異譚―の外伝となっております。
この物語単体でもお楽しみいただけますが、合わせてお読みいただくとより楽しめる内容になっておりますので、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 21:00:00
281606文字
会話率:40%
想術師協会総務部広報課作
人間の想像から生まれた怪物―|傀異《カイイ》。
悪しき想像から生まれた傀異は、人間社会に潜み、時に人を害し、命を奪うこともある。
そんな傀異を、夜な夜な狩るのが我々|想術師《そうじゅつし》である――――――。
この物語は、我々想術師が普段どんな仕事をしているのか。それを伝えるドキュメンタリーである。国家機密であり、普段公開することのない想術師の仕事に密着。ありのままをお見せしていく。
国家公務員で、収入安定。出来高プラス制でボーナス過多!
たくさんの人を救うことができる唯一無二の仕事である。
その分、命を懸けて仕事をしなければならない。常に危険と隣り合わせ、そんな彼らの仕事ぶりに密着する。
やりがい、生きがいは他の仕事の群を抜いている。
――――――あなたも想術師を目指してみませんか?
①報いの篭
想術師協会の花形、「傀異対策局第一部」の紹介。不器用だが、強さと優しさを兼ね備えた一級想術師「|打金清正《うちかねきよまさ》」の仕事ぶりに密着する。
※この物語はフィクションです。実在している人名、地名、組織名などは一切作り話です。ご了承ください。
この物語は、「エボルブルスの瞳―特殊事案対策課特命係傀異譚―」および「復讐は夜明けと共に」と同一世界観です。合わせてご覧いただけると、より世界観の理解が深まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 21:00:00
18680文字
会話率:33%
【サブタイトル】
〜さて、タイトルが長すぎると思うかもしれませんが、しかし、これは《世界観と内容が分かるような気の利いたタイトル》が思い浮かばなかったためにやむを得ず付けた仮題でありまして、ふざけて適当に付けたわけではありません。当初は《王
都の怪物》や《ギルス中央警察署特殊事案対策室①王都の怪物》といったタイトルを考えました。しかし、本当にこのタイトルで、作品の世界観や内容が読者の皆様に伝わるかどうか疑問に思い、真剣に考えた末、このような長い仮題となり、さらにそれに至る経緯をこうしてサブタイトルに纏めた結果、この様なサブタイトルも含めて四百文字超の長々としたものになってしまいました。なお、気の利いたタイトルが決まり次第、速やかに変更する予定でございます。〜
【あらすじ】
王都ギルスで警察官として働くロアンクの青年クロウは、短気で衝動に駆られやすい性格で、しばしば問題を起こしており、陰で狂犬やゴロツキと呼ばれていた。
そんなある日、クロウは特別事案対策室なる部署に異動を命じられ、そこで出会った正義感の強いリースという女性警察官とコンビを組む事になる。
互いに反発し合いながらも巷を騒がす窃盗犯を捕まえたクロウ達だったが、そんな中、王都で正体不明の怪物が出現したという噂が広がる。
クロウ達は、怪物の正体を突き止めるべく調査をすることになったのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 07:00:00
174291文字
会話率:50%
もはや最大の宗教となった科学の光に照らされ、人類があまねく繁栄した現代社会。
しかし、一般の人々の目の届かぬ場所では、未だ光と闇の境界線が揺らいでいた。
当然ながら、世界各国の人類は蠢く闇に対抗する組織を構築する。
◇
例えば、悪魔・妖怪・怨霊など(国際呼称:モンスター)の跋扈。
あるいは、現実世界への異界(同:ダンジョン)の侵食。
そして、邪な心を持つ異能者(同:スキルホルダー)たちの凶悪犯罪。
この日本において、それらの重大事案に対応するのは、内閣直属の超法規的特務機関や自衛隊の極秘特殊作戦群など。
一方、中小規模ダンジョンの管理運営や異能者による軽微なトラブルなどの諸問題に対処しているのは、地方独立法人『特殊事案特別対策局』である。
◇
これは後者に入局した新人職員たちの、少しユルめな日常と時々バトルなお話。
※本作はカクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 12:09:14
51255文字
会話率:25%
引きこもり王子が世界の守護者に任命され社会勉強を兼ねて地球と繋がった境界都市グランツェに行き特殊事案解決組織MISTELの一員としてハチャメチャな事件をバトルコメディである!!
正直作者としてもあらすじの情報量多すぎて理解追いつかないと思う
から1度読んだ方がわかりやすいと思うのでぜひぜひ読んで見てください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 17:10:24
97616文字
会話率:50%
この王国には4つの騎士団がある。対外部隊の赤、対内部隊の青、対貴族部隊の白、そして対特殊事案の黒。黒には個性的なメンバーが集まっている。
植物魔法と十字架のような大剣で戦う隊長「クラウス」。情報を正確に見抜く鑑定魔法と回復魔法を扱う「
ローズ」。本物か偽物か、全てを変幻自在に操る変化魔法使い「フェイ」。裏方のヒマリ。
そんな中、新人騎士アイクは黒騎士団への配属を言い渡される。希有な光魔法をあやつり、圧倒的な速度と火力で敵を殲滅する。
任務をこなす黒騎士団。そんなある日、殺人事件の捜査依頼が持ち込まれる。捜査をきっかけに次第に明らかになる闇。暗躍する魔族と巻き込まれていく騎士達。
光あるところに影はある。影は闇となり世界を襲う。
◇
(自称)正当派ファンタジーも良いよね!という軽い気持ちで書いてます。前半はファンタジー薄めミステリー多め?ですが、後半はファンタジー要素もりもりの予定です。楽しんで貰えると嬉しいです。また、表現や言い回しを一部変更する場合がございます。ご了承下さい。
作業の都合上、投稿後にルピ・読みを振っています。最初に出てくる単語はしっかりルピ振りますが、後半からあまり振らなくなります。また、時たま読み直しつつ、伝わりにくそうな描写にも加筆修正加えてます。こちらもご了承下さい。
【お知らせ】
2020/5/8 「黒騎士物語」から「黒騎士団と7つの大罪」へ題名を変更しました。また読みやすいよう修正中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 19:57:28
145684文字
会話率:47%
一般の警察では手に負えないと判断された事案を処理する課、「特殊事案応対課」。
例えば、ゾンビが現れればそれを退治する。
「なんでお前はゾンビの股間を撃ってるんだよ! バカかお前は!」
一筋縄ではいかないヤツらが平和を守る。
そんなトンデモ
課に配属された新人は生き残れるのか!?
この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 21:00:00
15234文字
会話率:51%
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連続殺人犯として、死刑宣告を受けた「ボク」。
死刑が執行され、死んだと思った時、「ボク」はベッドの上で蘇生した。
「ボク」は、新しい名前と身分を与えられて、国のために働かされることになったのだった。
戦闘技術を訓練で叩き込まれ、「姫様」と呼ばれる女性の「事案対策時の護衛」が「ボク」の存在理由になった。
警察が対処できない特殊な事案を専門に対策する女性の「肉の盾」としての必要な素質を「ボク」は持っているらしいのだ。
全てを救おうとする彼女と、自分の事にすら関心がない「ボク」。
時に反目し、時に互いを理解しようと努めながら、誰もこなすことが出来ない危険な事案処理に、ボクたちは立ち向かう。
※ 第五回ネット小説大賞に入選しました。閲覧していただいた皆様、ありがとうございます。
※ 2018年1月11日 『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』と改題されて販売決定!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 03:28:08
145846文字
会話率:20%
「役立たずの天才共」そう称される、人材と血税の墓場があった。彼らは、ロズデルン帝国陸軍ルエイエ基地憲兵団警邏部特殊事案対応課――長ったらしいので、もっぱら蛇苺と呼ばれている。
いつもは災厄を周囲に振り撒き、混乱を大きくする彼らだったが、今回
に限っては、災厄が向こうからやってきたそうです。その黒い災厄は近年、絶滅の危機に曝されているらしく……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-27 18:07:31
40435文字
会話率:55%