妹を庇い、言うも無惨な死を遂げた兄は───〖王国〗と〖帝国〗の二大国家が戦争を繰り広げる異世界に、アレンという名前を得て転生した。
傭兵団[クラウ・ソラス]の副団長として、戦いに明け暮れる日々が続くが……
大戦と停戦、魔術と魔法、青年と
少女、人間と怪物。
そして思い知らされるのだ。自分の知る世界がどれだけ狭く、甘かったのか、を。
◆◆◆
カクヨム様に先行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:16:22
29007文字
会話率:23%
あいつと出会って、俺は自分が『モブキャラ』だと気付いた。幼馴染も、大親友も、義理の妹も、俺が好きになった人はみんなあいつを好きになる。モテモテなハーレム主人公様に、モブキャラの俺は逆立ちしても敵わないのだ……でも、一人だけ、俺の前でだけ特
別な顔を見せてくれる女の子がいた。しかも彼女は、ハーレム主人公様が一番に愛している幼馴染のメインヒロインだった。普段は無口だけど、彼女は俺の前でだけオシャベリになる。俺にだけ笑顔を見せてくれる。彼女は、メインヒロインという立場にいるというのに、モブキャラの俺を好きになってくれたのだ――これは、そんな俺の物語。メタ視点で物語る、冴えないモブキャラのラブコメである。
//【祝】ブクマ12000件突破、感想1900件突破、評価pt49000突破、現実世界〔恋愛〕ランキング1位(最高)//折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 18:32:54
1091798文字
会話率:27%
「お前を追放する!」
突然、そう宣告を受けたのは俺ではなく、後ろにいた魔法使いの少女だった。
追放の理由は明白で、彼女が無口で戦闘の連携がとれないこと、リーダーと恋人になるのを拒んだことだった。
俯き立ち去ろうとする少女を見た俺は、リーダー
が魔法使いの少女に言い寄っていたことを暴露して彼女の後を追いかけた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 13:00:01
108248文字
会話率:39%
初めて目が合った。その瞬間に、運命だと悟った。
この人が自分の生涯の伴侶となる守るべき人であること、相手が今考えていること、次に自分が言うべきこと、そのどれもが理解できた。
理由はわからない。でも結論だけはわかる。
僕達に言葉はいらない
はず。何も言わなくても全部わかると信じられる。
でも今だけは声に出して伝えたい。
「来世でも、必ず、キミのすべてを、僕のものにしてみせるよ」
「来世でも、必ず、アナタのすべてを、私のものにしてみせるわ」
誓い合うのは「現世」でのことではなく、「来世」に目掛けたこと。
現世は当然、イチャラブできることは互いにわかりきっているから。
幼い2人は周囲の驚きと混乱を置き去りに強く抱きしめ合い、唇を奪い合う。
今の本人たちに自覚はないが、<前世馴染>の2人。
到底9歳の少年少女がするものとは思えない濃厚なキスを見せつけるように絡み合う2人の間は言葉がなくても一切すれ違いのない物語。
来世でも今以上の幸せを送るためのハッピーライフを「繰り返す」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 05:00:00
72037文字
会話率:19%
普段話さないからこそ、その一言に価値がある。
最終更新:2021-10-09 10:37:04
3401文字
会話率:42%
主人公レイの成り上がりと、スライムとの絆、そして彼を追放したギルドの没落を描いた物語。
レイ・パラッシュは9999の莫大なMPを持つが、<魔力付与>と<魔力の盾>、二つの初級魔法しか使えない底辺魔術師。
デポルカの街、最高ランク魔術
師ギルド【高潔なる導き手】に所属はしているものの、攻撃魔法を使えない彼は、第一線で活躍する事はできない。
そのため、二つの魔法と身に付けた知識やスキルを駆使し、陰から支え続ける事でギルドに貢献していた。
だが彼の功績はまったく評価されておらず、結局理不尽な理由でギルドを追放されてしまう。
新たな仕事先を見つけるため、他の魔術師ギルドに面接に行ったレイは、そこで魔法の練習台にされていた一匹のスライムを助け出す。
このスライムとの出会いをきっかけに、レイの人生は大きく好転する。
一方、彼のサポートのおかげで、ギルドが成り立っていた事を知らない【高潔なる導き手】は、次々と依頼に失敗するようになり、評価と利益を失っていく。
レイとスライムは、そんな彼等の失敗を尻ぬぐいすることで、確実に功績を残していくのであった。
【お礼】
ほぼ処女作と言っていい当作品が、総合評価15,000超え、ブクマ4,000を達成しました。
これもひとえに読者の皆様のおかげです。本当に心より感謝申し上げます。
カクヨム様とアルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 07:46:10
179406文字
会話率:44%
「『何が何でも、強くなってやる』」
ある日、クラスごと異世界に召喚された。
主人公である『藍祐介』は……魔力量、魔法適性が一般人以下と周りのクラスメイトとはかけ離れた才能の低さに、度重なる不幸で追放を言い渡される。
……そんな彼の、
なけなしの固有能力である『増幅使い』。
それは——ライターや靴に、己の魔力まで。あらゆるモノの力を増幅させ、使役するという異様な力だった。
一の魔力から千の魔力を生み、水をも燃やす炎を纏う——そんな力で、彼は一人の無口なクラスメイトを救い出し、共に王国を後にして……?
これは——大事なモノの為に世界を踠き、這い上がって行く少年の物語。
※プロローグのみ三人称視点ですが、その後は一人称となります
主人公が活躍するのは三十話位からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 12:46:51
247114文字
会話率:28%
ある日の帰り道に落とし穴に落ちてしまった主人公の林道叶人は、深い穴に落ちている最中に気を失ってしまう。
そして、目が覚めた先は何も知らない世界であった。そこは、剣と魔法の世界が広がる、理想の世界!のはずだったのだが、なんやかんや厄介ごとに巻
き込まれて大変な始末。
自分に備わっている特殊能力「未来視」の力を借りて、ぶつかる壁に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 22:48:18
5016文字
会話率:20%
突然現れた謎の少女。彼女はずっと一言も喋らない上に、今まで出会った全ての人間を不幸な出来事におとしいれてきた。
大剣使いの旅人カゲルはめんどくさいと思いながらもずっと一人の彼女を可哀想に思い助けようとするが、案の定彼を含め彼の周りの人達に
も不幸が襲う。
そんな旅の途中、カゲルはあることをきっかけに、少女に次第に好意を持ってしまう。その結果気づいてしまった驚愕の事実 と時間転移というこの世界の発明が、カゲルと少女が生まれ変わる冒険を生むこととなった。
(アルファポリスとの二重投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 22:54:56
7687文字
会話率:60%
神殿に降臨した神子がさらわれた。神官であるローベルトは、以前に契約を交わした魔性のいいなりとなり、ある一つの計画を実行する。それは偽りの神子を城へ送り込むことだった。
最終的にハッピーエンドです。更新はとっても遅いというか、気が向いた時し
か書けない人間なので、不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-02 06:47:34
8136文字
会話率:38%