この世界には、「ケーキ」と「フォーク」が存在する。 ケーキ──甘美な香りと味を持つ、極上の存在。 フォーク──何らかの理由で味覚を失い、ケーキを“美味しい”と感じてしまう人間。 ケーキは自分がケーキであることに気づけず、フォークとの出会
いで初めて己の本質を知る。 だがその瞬間は、時に“捕食”の危機でもある。 社会人1年目を目前にした雪白 恋(しらゆき れん)は企画開発部で働いており、天然ドジな新入社員と部署内で可愛がられていた。 そして鬼上司として恐れられる烏羽 尊(うば たける)主任の下で、叱られながらもひたむきに頑張っていた。 しかしある朝、通勤電車で“ソレ”は起きた。 突然見知らぬ男に腕を掴まれ、耳元で囁かれる。 「……君、ケーキだよね?」 必死に抵抗するも力では敵わず、もうダメかと思ったその時、駅員に引き離され間一髪で助かった。 それが原因で遅刻した雪白は、職場の廊下で仁王立ちする主任の烏羽と鉢合わせる。 「お前が遅刻とは珍しいな。正当な理由があるなら聞くが」 雪白は怯えながら頭を下げるが、烏羽は怒るどころか襲われたことを心配してくれて 意外な優しさに触れたその瞬間から、雪白の中で主任の存在が変わり始めた。 ──その後 出張先のホテルで、烏羽が風呂に入っている間に一人ベッドに転がりながらスマホでドM受けのBL漫画を読む雪白 頬を赤くしながら「…俺もいつか…こんな…」と妄想に耽っていたその背後に、不意に聞こえる声。 「へぇ……雪白、こういうの見るのか」 驚いて振り返ると、バスローブ姿の烏羽が立っていた。 スマホは、彼の手の中 ──この日を境に、二人の関係がほんの少しずつ、変わり始める。 “捕食”の運命に抗いながら始まる極甘・背徳SMラブ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 20:29:19
118207文字
会話率:24%
ひどく現実的な現実に飽き飽きしていた主人公、佐倉 夕希。頼れるのは親友の梅乃 深青だけ。
そんな中、二人は部活の先輩の漫画を読むことになる。
ページを開くとそこは…………
知っている世界、によく似ている。でも明らかに違う世界。
そこ
で彼女は何を手にするのか。
恋? 愛?
それとも、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 16:53:58
20840文字
会話率:24%
重複ではない「 85作品目( 93投稿作品 ) 」です。
基本的にオツムの弱い阿呆な人間なので、エッセイなんて大層なものは書けませんが──、日々の生活の中で “ チラッ ” と思った事や頭を過った考えを何と無く書き残してみようと思います
。
その内に書くかも知れない物語のネタ帳としても使えたら──なんて下心もあったりして…。
黒歴史的なモノになりそうな気がしなくもないですが──、現在「 なろう 」に投稿させていただいている作品自体が既に “ 黒歴史の産物 ” のようなモノだと思っていますので、開き直って投稿しようと思います。
阿呆ボンの戯れ言に少しでも興味をもっていただけたなら、“ 黒歴史の産物 ” も暇潰しに読んでいただけると嬉しいです。
過去に投稿した【 活動報告 】に書いた文章も此方に投稿し直す予定です。
基本的に物語を書く,漫画を読む,ピッコマを読む,録画番組を見る…事を優先している駄目人間なので、仮にコメントを頂けても直ぐには返信する事が出来ません。
「 放置上等だぉ★ 」とか「 返信なんて期待してないよ~ 」という寛大な心をお持ちの読者さんは、コメントしてくださって構いません。
コメントをくださった読者さんが忘れた頃に返信させていただく事もあるかも知れませんけど、期待しないでください。
* 毎日投稿はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 10:04:51
162044文字
会話率:1%
大好きだった母親を亡くして、ひきこもりになった花。
それから、毎日、漫画を読むか、ゲームをして過ごして気がつくといつの間にか22歳になっていた。
そんな自分のことが嫌いでいたとき、ある青年と出会う。その青年はさとるという名前で写真家を目指し
ている大学生だった。さとると出会ったことで何となく過ごしていた日常が楽しく変わっていく。そして次第に花とさとるは恋に落ちるが...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 20:12:38
5110文字
会話率:48%
順調に交際が進み結婚も時間の問題と思っていた、
新田 真帆(あらた まほ)だが、破局してしまう。
そのおかげで結婚願望が強くなり、結婚を見据えて交際できる人を探すが、思うようにはいかず落ち込む日々。
そんな真帆の心の拠り所は漫画だった。
漫
画を読むとその世界に入ったような気がして、一喜一憂しながら推しのおかげで恋愛から離れる事が出来ていた。
そんなある時、目が覚めたら知らない男と一つ屋根の下で共同生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 01:05:01
18137文字
会話率:46%
会社員で友達もおらず、独身の主人公、大野正人。
彼はどこにでもいる、平凡な、或いは平凡以下の人間だった。
彼の唯一の楽しみは漫画を読むこと。特に最近は異世界ものが好きで、異世界でのチート生活が現実にも存在しないものかと考え込むこともあった。
そんな時に彼は交通事故に遭い、死んだ。
死後の彼の行方は……?
更新はかなり遅いと思いますが、よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 18:12:04
5295文字
会話率:30%
美術ですなる素描というものを、言葉でしてみんとてするなり。(嘘です)
タイトル通り、ざまぁ系の物語を楽しむ或る人の様子を描写してみました。
最終更新:2024-11-08 12:00:00
515文字
会話率:0%
紘子にとって父親は恐怖の対象だった。
酒を飲んでは事あるごとに呼び出され、少しでも歯向かったり口答えをすると暴力の限りを尽くす。
そんな紘子にとって唯一楽しみだったのは、家族全員が寝静まった頃に無料配信されている漫画を読む事。
煌びやかな世
界に転生して人生を謳歌する主人公達に自分の理想を重ねながら眠る。
そうして目覚めた時、ヒロインをめぐってエルヴィン王子とソレイユ辺境伯が織りなす三角関係が話題の新作作品『私だけが知っている物語』の世界に紘子は転生してしまっていた。
よくある令嬢転生なら、虐げてくる家族から逃げ出してヒロインたちの脇でのうのうと暮らしていればいい。
そう思っていたエルシャールだったが、なぜかソレイユがエルシャールと婚約したいと家に現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 12:00:00
3297文字
会話率:35%
最近の密かなマイブームは少女漫画を読むことである。
都会で歪んだ私には、キラキラしたお目目が眩しと感じていたが、存外そんな事はなく。
少年漫画に通じるものがあると思うんだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
都会で荒んだ私には眩しすぎる。
とか思ってたんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 18:15:42
628文字
会話率:34%
少女漫画を読む彼女に問い掛ける。
『こういうのが好きなの?』
壁ドンされているその場面を見ながら問い掛けると、バッサリと答えが帰ってきた。
『アンタの方がずっと良い男だわ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
アンチテーゼ 言えば聞こえはいいですが、
少女漫画に喧嘩を売ってる話です。
なんでも許せる方向けです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:10:49
777文字
会話率:42%
全ての五感を遮断していながらも、五感に鋭い彼女は、僕が貸した漫画を読んでいた。
しかしある時突然パタリと倒れ伏すと、ただ一言『体が受け付けない』とだけ言った。
神様に身も心も捧げるという事は、そういう事なんだよ。
注意事項1
起承転結は
ありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
よく分からない小説だと思います。
そうしてえげつない小説の酷評があります。
以上を許せる方、宜しければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 18:14:43
1105文字
会話率:31%
「なんかさ、オレ、女の子になっちゃったんだよね」
放課後、空き倉庫で漫画を読むだけの時間。
少年と男性教師はそんな日々を過ごしていた。
卒業直前、少年は病によって少女になってしまう。
卒業式当日、それでも変わらず二人は漫画を読みふけるの
だった。
※親愛、友情といったレベル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 13:14:23
3656文字
会話率:40%
「漫画描いたんだ。よかったら、見てくれないか?」
突然友人にこう言われ、俺はその漫画を見せてもらう。
すると、予想に反して、絵もストーリーも非常にレベルの高いものだった。
続きの構想もあるというので、俺は週に一度のペースで友人の漫画を読
むことになった。
絵もストーリーもますます進化していく。
そんなある日、俺は友人に「この作品、出版社に持ち込んだら? ネットで公開したら?」と提案してみた。しかし友人からの返事は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 16:35:15
3239文字
会話率:25%
魔王 双区(まおう すごく)の名で漫画を書く者が居た。
当然本名では無いが、この特徴的な名前で漫画を書くにはハンディがかなりある。
魔王を名乗る横にも縦にもデカい男は、当然魔王では無いが、彼の出自はこの世界では無い。
世界を渡り
わざわざ漫画を書く理由、それは漫画を愛して止まないからだ。
彼は漫画を読む事を愛し過ぎたが故に漫画を書くに至った者だ。漫画力は異邦人故に不足しているが、それは異世界チートでカバーしている。魔王流のか細い連載生活は既に始まっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 03:00:00
272427文字
会話率:38%
それは『poxiv』の個人作品の漫画を読み漁ることだ。
元々漫画を読むことが趣味だった俺にとって、無料で読める『poxiv』の個人作品の漫画との出会いは、金のない俺にとってはまさに革新的であった。
そして今日も今日とて学校が終わり、お風呂に
入りご飯を食べた後、自室に籠ってスマホと向き合っている。
何よりもこの時間が幸せでならない。
そうしてダラダラと時間が経過していく。
そんな時、いつも読んでいる漫画がキリよくなったので、メニュー画面に戻って四コマ漫画の欄を覗いてみる。
四コマ漫画を間に挟んで読むのが、俺流『poxiv』の使い方なのだ。
と、四コマ漫画の欄を新作順で並べ直してゆっくり下へとスクロールしていく。
するとある四コマ漫画のタイトルが目に止まった。
それは『音無先輩と春』というタイトルの四コマ漫画だ。
何故それが目に止まったかというと、俺の苗字が音無だからである。
俺は『音無先輩と春』という文字をタップして四コマ漫画を最初から読み始めた。
そして30分後、俺はその四コマ漫画の内容に目を剥くことになるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 21:31:53
418文字
会話率:16%
この春から高校生になった渡来想(わたらいそう)は、漫画を読むことが好きな平凡男子。
しかし、漫画が好きなこと以外に、もう一つだけ想は隠していた趣味があった。
それは妄想すること。
第三者視点で、好きなシチュエーションを想像するといった
趣味。
決してこの趣味を誰にも話さないと誓っていた――はずだった。
ひょんなことから、クラスで隣の席のヤンキー保科美空(ほしなみそら)に妄想が趣味なことを知られてしまった。
しかし、それは同じ妄想趣味の彼女だから気付けたことだった。
それから、想は美空に妄想を語らせられる日々が始まってしまった。
平凡な男子とヤンキー女子が妄想について話すだけ日常ものです。
クスクスと笑っていただければ幸いかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 14:00:00
7854文字
会話率:50%
俺の家で漫画を読む幼馴染がある日、エルフになっていた。でも彼女はまるで気にしていないようで。
キーワード:
最終更新:2022-04-02 12:00:00
4676文字
会話率:31%
例えばさ、『変身願望』って言葉があるじゃん?
小さい頃なんかだと変身ヒーローとか、大人なんかは今の自分を変えたい、とか。まあ色々さ。けどそれはやっぱり願望であって、願ってはいるけど頭のどっかでは「無理ではあるけど」みた
いな一文がくっついてると思うんだよね。
でもそれって普通の事で、現実に対してそういった空想があって、そんでもって今とバランスを取ってるって言うやつ? まあ早い話が、俺はこの日常が嫌いじゃないんだよね。別に変わって欲しいとかは望んでなかった。
けれど。
空想出来る事は起こり得る未来の可能性…ってヤツが、ラッパを鳴らして登場しちゃったら?
その時、俺達に選べる選択肢って…そうあるのかな。
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※ 当作品(活字版)はカクヨムにて同時公開しております。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219948580507
※ 絵師とうまと組んで書いている『漫画を読むように小説を』のコンセプトのイラスト乱れ撃ち版はノベルアッププラスにて公開しております。
https://novelup.plus/story/641091409
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 02:40:53
100242文字
会話率:39%
毎日僕の部屋に来る幼馴染。
そんな彼女は、僕の部屋で今日は漫画を読んでいる。
しかし漫画を読むのは飽きたのか、いきなり変なことを言い出し始めた。
「ねえ、BSSごっこしよ?」
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体とは一切関係あ
りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 11:28:29
3350文字
会話率:39%
この物語の主人公石田良我(いしだりょうが)は、冴えない29歳の社会人
安い月給で恋人も夢もなく毎日を過ごしていた。
そんな良我の楽しみは、異世界系の漫画を読むことが
唯一の楽しみで、いつかは異世界転生したいと思っていたある日、帰路に着く為に
歩いていたら事故にまきこまれ、あっさり死んでしまった
そして定番の神様からチート能力をもらうはずだったが、
神様がクソ堕落神で能力を貰えずそのまま異世界転生
をしてしまいチート能力なしで生きてゆかなければ
ならないどこまでもついていない男の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 00:11:09
226文字
会話率:0%
宮内高校2年の松原は放課後、部室のソファに寝そべり漫画を読む無為な日々を過ごしていた。ひょんなことで後輩の女子生徒に絡まれるようになり、少しずつ青春が動き出す!
最終更新:2021-07-18 23:28:23
1534文字
会話率:63%
グレーな会社に務める有栖川楓は、空いた時間にラノベや漫画を読むのが好きな平凡な会社員だった。
いつもの泊まり込みがあり、その完徹あけにトラックに轢かれそうになり、丁度その時に召喚された。
了承して来たものの、召喚された世界はなんと全てが3
倍の世界だった。
向こうから見た楓は人形サイズ。
さらに時間すら3倍で、体感時間は一日72時間。
そんな世界で四苦八苦しながらも頑張っていたが、陰で『ハズレ聖女』と呼ばれているのを知ってしまった。
落ち込む楓だが……?
マニア達に囲まれながら、幸せをつかみ過ごしていく楓の一生のお話。
ちなみに長さが3倍なので、体積にすると3×3×3の27、約30倍です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 20:00:00
134843文字
会話率:32%