第二次世界大戦は終結しておらず、未だに継続戦争中である現代。母一人子一人で、藪鴉に住んでいる主人公は、妖怪によるプロデュースにより芸能界入りを果たす。妖怪が大手を振って棲息している世界の日常生活活劇、これにて開幕。
最終更新:2024-11-01 20:50:06
9572文字
会話率:8%
母一人子一人のオレは誰にも負けたくは無かったし、お袋を守り通したいといつも思っている。
そんなオレは札幌支社長へ栄転したのだが……
最終更新:2024-07-29 16:33:57
3396文字
会話率:24%
俺は東京下町の母一人子一人の家庭で育った。小さい頃から下痢気味の虚弱体質で、小中学校時代に話し相手は一人もいなかった。母子家庭で貧乏で虚弱体質、そして影が薄いことを、不思議と寂しいとも悲しいとも思ったことはない。俺は相当無気力で鈍感な子供
だった。
小学校5年生の時、校舎の裏で悪ガキ4人に取り囲まれて殴られているうちに腹の調子がおかしくなり脱糞した。そこで俺に付いたあだ名が「クソオ」だ。中学を卒業するまで俺は女子を含めたみんなから「クソオ」と呼ばれ続けたが、そのことだって気に病む程のものではなかった。俺には人並なプライドもなかった。
高校に入学するとすぐに母親が車にはねられて死んだので、俺は高校を退学した。すると担任が日本料理屋を紹介してくれて、そこで働き出した。俺は案外料理人に向いていたようで、店の同僚とそれなりにうまくやっていき、そこで社会人としての知識や振る舞いを身に付けて、15年が経った。このまま順調にいけば、俺は結婚して小料理屋を持って、妻と子供と一緒に、ささやかではあっても幸せな生活を送ることができたはずだ。
そんな俺が満員電車の中で腹を壊して脱糞し、その車両に乗り合わせていた人々は悪臭でパニックに陥った。この現場の模様はSNSで流された。このことがきっかけで、俺は料理屋を辞め、10年間住んでいた「カスミアパート」の四畳半一間の部屋に引き籠ることになった。
引き籠って10年が経った頃、いきなり大家のミドリさんが俺にアパートからの退去を通告してきた。俺が1年間家賃を滞納していたせいである。それでも退去するまでに2ヶ月の余裕が与えられた。
俺はホームレスになることを決意し、彼らが住む簡易テントを下見することにした。そこで親切にしてくれたサンちゃんが、若者のホームレス狩りにあってあっけなく殺された。次の夜、テントの中に寝ていた俺もそいつらに襲撃された。
俺は彼らへの復讐を計画したが、復讐する前にかれらはあっさりと警察に捕まってしまった。そこで俺は計画を無差別大量殺人に切り替えることにして、そのための準備を着々と進めた。ところが、この計画に末期がん患者のミドリさんが乗って来て、計画は大きく変更されることになった。「FBT」とミドリさんが名付けたおぞましいテロを、ハローウィンの日に渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で、二人で実行することになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 00:00:00
91244文字
会話率:39%
国力強靭化の大改革が断行された、少し……社会の有り様が変わった未来。
「集積都市」と呼ばれる特別区の一つ、飛鳥崎に住む少年・睦月は多忙
な母と母一人子一人の生活を送っていたが、隣家の幼馴染達や友人らに助
けられ、穏やかな日々にその身を預けて
いた。
だがそんな折、情報技術の発展著しいこの同街において、謎の怪物騒ぎが
報告され始める。
人々の願いを糧に、現実(リアル)に顕現せんとする異形達。
睦月はひょんな事から、そんな彼ら・越境種(アウター)と戦う秘密兵器
の装着者となってしまう。
無尽蔵の欲望、電脳の怪異、彼らを操る謎の勢力。
これは0と1の間で揺れ動く、人と、人ならざる者達の物語──。
(※自ブログにも掲載中です)
(※基本的に二章1エピソードの前後編構成となっています)
▼シーズン1『Begining the Vanguard』=Episode1~14、シーズン2『Another one Vanguard』=Episode15~28、シーズン3『Justice for Vanguard』=Episode29~42、
シーズン4『Confusion with Vanguard』=Episode43~Ep56折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 18:00:00
1431526文字
会話率:26%
母一人子一人で育ったミシェルですが、母親が子連れどうしで結婚し、養父と義兄が出来ました。
しかし兄たちには疎まれ。
それでも養父は優しかったのですが、母が流行り病で亡くなり、優しかった養父も亡くなり、義兄たちには母の遺産は取り上げられ、父の
遺産としても猫一匹を渡されて、家を追い出されてしまいました。
しかしその猫が、普通の猫ではありませんでした。
長靴は履かないけど、何と、しゃべる猫でした。
そんなミシェルと、猫のビルの幸せ探し旅です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 19:35:47
22873文字
会話率:44%
小学生になる直前、母親と一緒にランドセルを買いに行った。
新品でピカピカのランドセルは、当時の俺にとって宝物だった。
けれど子供は、成長とともにランドセルから離れてゆく。
最終更新:2022-12-12 21:07:23
1000文字
会話率:7%
主人公は、日本人の父と、北欧N国の母の間に生まれたハーフの女の子で名をマコトという。親子三人で南アフリカの田舎にキャンプ暮らしの日々を送っている。
マコトは5歳という幼さで未就学児だが、4歳までを日本で暮らし、アニメやマンガ、小説など、さ
まざまなエンタメ系コンテンツを見まくったせいか、日本語の読み書きが堪能なだけでなく、基本的な学力は中学生レベルに達し、大人とも問題なく会話可能な天才児。
マコトは物心がつく頃には、生きとし生けるものが発するオーラを感じ取れるようになっていた。
マコトは、南アフリカの居住する現地で知り合う二つ年上の聡明な女の子、イルと出会い、いくつかの降りかかるトラブルとともに、運命を紡いでいく。
母一人子一人のイル親子が、同じ血脈にあることに気付き、また危機のまた危機状態にあるイルママを、ギャングからも、生命の危機からも救うことになる。その過程でイルママだけでなくイルも魔女の仲間になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 11:21:59
374491文字
会話率:72%
母一人子一人。シングルマザーの日向美月(46)は息子日向翔(21)を殺そうとしてる。
日向はボクサーだった。ランキング上位者との対戦。試合に負けた日向は引退を決意。日向はボクサーとしての限界を感じた。美月はショックから立ち直れない息子を
気にかける。
日向は仕事を始めるが長続きしない。美月はそんな息子に対し失望を抱きはじめた。
挙げ句の果て。日向はニートになった。ボクシングだけではなく、生きてく希望も失った。
ある日、美月は日向の日誌をのぞきみた。
それは驚きの内容。
自殺を何度も図る。だが死ねない。死ぬ勇気もない。
ニートはニートなりに生きる希望を探す。自分ができそなこと、とどのつまり楽な仕事。楽な仕事=犯罪まがいの事。すっかり腰抜け体質の日向。手を染めずに済んだ。
根っからの怠け者ではない日向。社会復帰をのぞんだ。区の離職者社会復帰プログラムに参加。山田望(のぞむ)(32)と出会う。山田は日向を見込んで自分の仕事を手伝わせる。福祉課職員の山田は障害者の社会進出の事業や、特別支援学級生徒の才能発表会、区民生活相談室。日向は面倒だと思いながらも山田に食らいつく。セカンドキャリアをスタートさせた。
日誌を盗みよんでいた美月は、日向に装い見知らぬ女性、水田のぞみ(25)にメールを送ったのを思い出す。のぞみの顔を見ようと駅に呼び出した。いつまでも日向を健気に待つのぞみがを見て、実情を吐露した美月。そこから意外な展開。美月が風俗嬢だと思い混んでいたのぞみは相談室の相談者だった。妹の奇行を相談。妹がトラブルに巻き込まれ男性から恐喝されていた。山田と日向はこれを解決させた。
いつのまにか、息子への殺意が吹き飛んだ美月。
美月は一杯引っかけに居酒屋へ行った。まさかの山田がそこにいた。うまい酒をこれまた偶然居合わせた日向の所属していたボクシングジム会長山廣順次(52)らと飲む。お代はもちろん山廣。
一方日向はのぞみといい感じ。のぞみと共に部屋へしけこんだ。 これは日向翔が社会問題ニートから社会復帰プログラムで更生した・母親に殺されずに済んだ、ひとつの案件である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 00:44:54
14389文字
会話率:22%
全身の痛みと共に目が覚めた高校生の前には、見知らぬ男女の姿。困惑する彼に女は「史也」と知らない名前を呼んで涙を流す。状況が掴めない彼の視界の端に立つ小説や漫画に出てきそうな神官の服を身に纏った胡散臭い男の口から告げられたのは、到底信じられな
い真実だった。母一人子一人で暮らしてきた高校生の身に起きた不可思議なヒューマンドラマ。彼の第二の人生が今始まる。
投稿不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-26 11:30:27
35398文字
会話率:43%
平和な日本で母一人子一人の理系料理男子だった前世の記憶を元に、食糧事情の改善を図ったりしていた魔導師のサーフェイは、自分が前世の母がプレイしていた乙女ゲーム(魔法バトル有り学園もの)のキャラクターであることに気付く。攻略対象でもライバルでも
なく、主人公の乗り越えるべき障壁として描かれた彼は、残念気味の主人公に関わりたくない。
そのつもりもないのに攻略キャラ達を手なずけてしまった、エリート魔導師の明日はどっちだ。
何番煎じか判らない、というよりこれはもう一つのジャンルとして成立してんじゃないかな、という乙女ゲーム世界への転生もの。7話完結。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 03:00:00
69931文字
会話率:50%