『新月の夜。星すら見えない昏い夜に、あの山の奥にあるちいさな滝つぼを覗くと、死んでしまった人の姿が映る』
与太話としか思えない、そんな噂を本気で信じた訳じゃない。
それでも。
もしかして一瞬だけでもそこに彼の姿が映るのならば、どうか叶
えて欲しいのだ。
ひと目でもいい。言葉を交わせたならもっと良い。あなたに触れることができたなら、その場で死んでも構わない。
真っ暗な山道を、リネットはひとり登っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:00:05
5500文字
会話率:24%
死ぬ時の事は分からない。
けれども何時だって望むのは、ぽっくり逝くか、眠る様な死だった。
死ぬ時の痛みや、予期不安がなければ、今にでも受け入れる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。ガールズラブなので、R15です。
苦手な方はご注意下さい。
恋愛描写はないですが、それっぽいものがあるので、タグ付け行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 17:57:57
729文字
会話率:29%
普通のオッサンサラリーマン、タカシ。別に虐められてないしブラック企業で過労死寸前でも派遣社員でもなく、病室から一歩も出られない気の毒な患者でもない。
トラックにも轢かれなかったが、勇者召喚で異世界転移させられた。
ハズレ職業だった
ので王国から追放されたり、ガタイがデカイ勇者からも馬鹿にされてから迷宮に放置される前に、病原菌をバラ撒いて魔族を一掃する手段を教えてやると、何故か責任者に選ばれて細菌研究所へ。
ナチスのメンゲレさんでもビックリな人体実験を、攫って来た魔族の子供とか、死んでも構わない魔族奴隷で実施。
ガンジーでも勢い付けて殴られる悪魔の所業で、例えマザーテレサでも許さないで後ろから刺されるレベルの悪行。
自分の陣営にだけ牛痘を施して、第一回散布で天然痘に赤痢もコレラも付けて、魔族敵国にバラ撒くと、反ワクチンの連中まで一掃できて、魔族八千万人近く、人類側で一億人以上殺せたので、経験値は研究所員や散布役で案分されたにもかかわらず、まず経験値が二億以上入って来た。
カルマ値が最悪になって邪神側の者に堕ち、職業は闇系のネクロマンサー、種族はエルダーリッチに落ちぶれ果て「俺、死んでんの?」となったが不老不死、敵国も魔族も結構な数が死んで、研究所全員で「ウェ~~~~~~~イッ!!!」で乾杯。
第二回散布、十種混合ウィルス散布とか、更に悪魔の所業を積み重ねると、ガンガン経験値が入って来て、カウンター回りまくりの大フィーバー(死語)。
さすがに敵国が対魔国同盟無視して攻めてきたが、レベル五千万以上の異常すぎるネクロマンサーなので、黒い「沼」を展開して二万人ほど瞬殺。
経路の都市を略奪強姦放火して来た連中には情けは無用と、地獄の底から生えてくる腕に捕まった連中も地獄へ。
回収した金属とか武具防具をギルドに売りに行き、追放されていたポーターの少年を拾ったり、病気の妹さんも暗黒魔法で治してパワーレベリングしたり、一緒に冒険者登録したり、ついでに平民だけで構成されている国内防備の第三騎士団に配属されたりもする。
魔国領域にも出陣を命じられ、平民騎士団にもパワーレベリング。
ついにゲートを超えて魔界へと向かわされるタカシの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 03:22:11
378918文字
会話率:29%
あるRTA走者が死んだ。「もっとタイムを縮めたかった」と言い遺して。彼の願いは天に届いた。
気付いた時、彼は自身がこよなく愛する名作ローグライクRPGの主人公に転生していたのだ。
「は? 売って金策にあてたいから着てる装備を全部脱げ? 今
ここで? 嫌よ変態じゃないの!?」
「誰かひとりでも目的地に辿り着けば他は全員死んでも構わない死の強行軍!? 最低ですね!」
「悪いけど、あなたのような非常識極まりない人とはこの先やっていけません! 永遠にサヨナラ!」
最初で最期のリアルRTAを楽しもうと意気揚々と走り出した彼の決意は、初っ端から躓くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 07:00:00
79467文字
会話率:69%
800文字で完結するショートショート
7/26 noteより再掲
カクヨムにて掲載
最終更新:2023-09-26 06:00:00
800文字
会話率:0%
高校生の時に一時荒れて喧嘩三昧の自暴自棄だった長良朔は大怪我を負った雨の日に女子専門学生の高瀬凛々に助けられる。死んでも構わないと言い救急車を拒否する朔に助けた私のために生きて欲しいと言う凛々に心を開き始めた朔と凛々のそれからの話
最終更新:2023-07-29 22:19:00
30026文字
会話率:55%
何に対しても無気力、無関心な高校3年生の少年、玉櫛健太郎はその日2人の少女と出会った。
それが彼の日常を変える事になってしまった。
彼女達は其々天使と死神だったのだ。死神は彼に死亡時刻と死因を伝え、天使は彼をあの世へと案内する為に来たと伝え
た。
驚かないどころか今死んでも構わないと答える彼に天使は「まだ時間は残されてるんだから、そんな事考えちゃダメだよ! 君が楽しいと思う事、してみたい事を最期の日までやっていこう。あたし達が叶えられる限り何でも叶えるからさ」と返すのだった。
果たして残された時間を彼はどう生きるのか?
もし余命が分かったならどう生きるか。何をして何を残すのか。
これは残された時間を彼なりに生きた人生の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 01:39:32
4351文字
会話率:60%
死んだはずの主人公。気づくと何もない白い部屋にいた。そこには大勢の人がおり、皆現状に戸惑っていた。そこに響く声。『君達はダンジョンマスター候補だ!幾ら死んでも構わない、最下層にいる私を倒してダンジョンマスターになって見せろ』説明が終わるとダ
ンジョンに跳ばされ魔物に転生させられた。死んでも死ねない体にされ最下層を目指す冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 00:00:00
9097文字
会話率:22%
※この物語は、作者のノリとテンションによって作られたよくある下ネタラブコメです。
低レベルな下ネタしか出てこず、大変人を選びます。とてもお下品でございますので、それを了解した方のみご覧下さい※
時は令和。SNS時代。
グローバル化によ
り、様々な物資や情報はネットで簡単に手に入るようになった。
そう、人々は刺激も危険も何にもない、安心安定した生活を送っていた。
しかし、そんな現代を生きる少年達は…
刺激に飢えていた!!!!!!!
スマホを開けばすぐに裸体が見れ、簡単に一人で快楽を得られることができる。
それがとてつもなく虚しかったのだ。
高校生の栄祐(えいすけ)もその一人である。
マトモに女子と話せず、一人虚しく運動する日々…
少年は決意したのだ。
「サキュバスを呼び出してウハウハしてみせる」と。
しかし、その時少年は知る由もなかった。
悪魔界でも現代化が進んでいることを………
「君と×××できるなら、俺は死んでも構わない」
「かっこよくないって!!!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 19:45:10
2625文字
会話率:42%
自分には夢がない、意志がない、いつ死んでも構わないと思うほど、未来が見えない男の子。
突然目の前に現れた美しいがどこか自分と似ているように思える少女。
彼女と出会い、初めて生きていたいと思うほどの幸せを知る。
しかし彼女を失った彼は以前より
さらに空っぽになった。
そんな僕を支えてくれるまるで彼女はとは似つかない子が現れる。
自分の価値を認めてくれる彼女に徐々に心を救われていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 01:00:00
21106文字
会話率:31%
青年、クリフは、魔女に誘拐されてしまいました。
魔女に恋され、愛されて、クリフは念願の彼女を手に入れる筈でした。
しかし、普通の人間が、魔女に愛されていては、命がいくつあっても足りません。
見るに見かねた、というより、自分が働くのが面倒な恋
の女神様は、クリフに『自らの手で未来を切り開く力』を与えました。
そう。『無限コンティニュー』です。
セーブを忘れずに。詰み防止の為、ファイルは分けるの推奨です。
死んでも構わない。やり直せ。
クリフは、突然の死を乗り越えて、念願の彼女を手に入れる事はできるのか?
そして、魔女の館から、無事に脱出する事はできるのか?
大体そんな感じのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-11 03:21:52
30194文字
会話率:37%
かつて、私には弟子がいた。彼女は私の自慢の弟子だ。優しくて、元気で、明るい子だ。別れて何年にもなるが、今でも大切な子だ。そんな彼女が、黒い闇に捕われた。捕われた者の運命を、私は知っている。悲惨な人体実験に使われ、殺されるだけだ。だから、一刻
も早く助けなければならない。彼女を助けるためならば、私は死んでも構わない――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-12 19:00:00
48404文字
会話率:39%
近頃は胡散臭い世の中の腐臭が、日々鼻を劈(つんざ)く様で、薄気味悪いです。
一人の犠牲を良しとしているのなら、やがて大勢が此の世で唾棄されて路頭に迷う事になるでしょう。
誰でもいい生贄に意を唱えず其の儘放置しているから、苛めという名を借りた
暴力をも容認する世の中になったのですが。
本来誰も犠牲になっていいわけがないのに、下らない価値観の方に重きを置く人達は何処か可笑しいです。
隣人愛、地球愛はあっても、見知らぬ他人なら死んでも構わないのでしょうか?
此の国もいずれ例外ではなくなるでしょうが、先ずは隣人を愛してみませんか?
キリスト教に限らず、仏教、神道等他の宗教にも、他者を尊ぶ心はある筈です。
2014 12 11 fc2 クックックより転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-11 09:44:38
448文字
会話率:0%
人は誰しも闇を抱えて生きる生き物である。
「あなたは人を殺したことがありますか?」
「俺はもういつ死んでも構わないんだ。」
「誰も信じれない。」
運命なのかそれすらもわからないまま、人生のシナリオにそって人は生きていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 22:59:13
240文字
会話率:20%
さあ始めましょう創めましょう。物語を創めましょう。此処に居るのは一人の綺麗な女の人、星の上ではない地上で、悲しそうな顔をしている。何とか笑顔にしてあげたい。そう、笑ってくれるなら、彼女が死んでも構わない。その為の駒は用意した、一つは吸血鬼み
たいな怪物、一つは侍もどき、一つは女の人の親友、私の大切な息子も其処に居る。さあ、準備は出来ました。彼女の笑顔を見る為の、幸せにする為の。何より――私が楽しむ為の、物語を創めましょう。
※癖で文字を詰め込んでしまう為にとんでもなく読みにくい事に気づいたので、とりあえず一行一行ごとに改行を入れるテストを行っています。現在、加筆修正作業開始中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-12 00:05:27
147455文字
会話率:37%
「だって僕は、ヒトなんかじゃない。この手がどんなに暖かくても、それは全て、偽者、つまり、紛い物なんだよ」
かくして少年は旅に出る。剣士・ローダと名乗るその少年は、世界を見たいのだという。そして、その為に死んでも構わないのだという。
冷た
く冷えた、少年のこころは、ただ、温もりを求め続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 11:18:14
1456文字
会話率:37%