理想に燃えて旧東ドイツへ渡航し、その理想を砕かれ悲しい別れを経験した老女と出会った自称Youtuberのぼく。その悲しい別れから月日が流れ、ぼくの動画がきっかけとなり奇跡の再開が・・・・・・。
かの有名な童謡【ちょうちょう】の元歌、【小さ
なハンス】を題材にした物語です。良かったらご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 11:03:36
6939文字
会話率:30%
――1989年ベルリンの壁は崩壊しなかった。
ララが生きる西暦2020年、冷戦下東ドイツベルリン市に、双子の妹ルルは存在しない。母胎のなかで、《バニシング・ツイン》、対消滅してしまった。
……ララはある夜半過ぎに、「妹ルルが姉ララを主人公に
した小説を執筆する場面」の執筆をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 18:36:59
32145文字
会話率:22%
東ベルリンのがん病棟に入院する4人、フィアンナ、マリア、カーツウェル、ミヒャエル。フィアンナは最愛の弟が『壁』を乗り越えに行ったまま帰ってこないのを儚んで自殺未遂をする。そんなフィアンナに3人は決心した。
pixivにも投稿させていた
だいています。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6683907
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 09:50:05
7730文字
会話率:15%
夜も明けきれぬ寒い朝。カフェで働くヴァルターは、見知らぬ若者の訪問を受ける。
彼はヴァルターに、自分の兄に会って欲しいと頼みに来たのだ。
ヴァルターが彼に告げられたのは、二度と耳にしたくない裏切り者の名前だった。
十年以上前、無実の父を東ド
イツ時代の秘密警察シュタージに売り、死に追いやった男。フリードリッヒ。
苦学生だった彼は、ヴァルターの家に居候する代わりに家事全般を引き受け、ヴァルターの面倒も見ていた。ヴァルターは本当の家族のように彼を慕っていた。
だまされているとは知らずに。
その彼が、ヴァルターに会いたいと望んでいるのだという。
戸惑うヴァルター。
そして、兄の願いを叶えようとするクラウス。
反発しあいながら、徐々に近づいていく二人の姿を書いたお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 23:52:24
49888文字
会話率:38%
第二次世界大戦後、ヴァイオレットは家族全員を亡くし、東ドイツのライプツィヒに生きる。しかし、ソ連軍の大佐が家に訪れ、その豪邸を買い、ソ連のベースとしようとする。しかし、その息子が....
最終更新:2012-01-15 18:13:36
1243文字
会話率:45%