熱に浮かされ、悪夢に捉えられたルシが漏らしたのは闇の言葉、しかも魔を生成する呪文だった……!
数奇な運命に翻弄される少年ルシと、ルシの真実の力が覚醒するまで彼の護衛を任された竜騎士ラヴァスアークが遭遇した奇怪な一夜の物語。
昔ネット上で「
本編を未読の方でも楽しめる番外編であること」を条件に開催された番外編競作企画の為に書いた作品です。
テーマは「禁じられた言葉」。
ウェリガナイザシリーズの「暗黒の輪」「月隠にむかって」の後の話になります。
こちらに当時いただいたレビューがまだ残っているようです
http://www.novelism.com/annex/second/review/archives/000065.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 20:03:42
7832文字
会話率:34%
闇の王子ジェレアクから自身の出生の秘密を聞かされたルシは、その衝撃から覚めやらぬうちに混沌の魔獣ヴァーガ・ジュードと|邂逅《かいこう》した事で《|ウェリアの守護者《ウェリガナイザ》》として覚醒した。
竜騎士ラヴァスアークの協力で森の深部を侵
していた「暗黒の輪」を消滅させる事には成功したものの、突然知らされた数々の重い事実と、親しくしていた少女エーリアルの喪失に心を引き裂かれ……。
という事を描いたウェリガナイザシリーズ「暗黒の輪」の続きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:02:40
23546文字
会話率:45%
魔法使いフレデリカは、元の師匠の弟弟子サビーノの元を訪ねた。
サビーノにはフレデリカはごく普通の魔法使い。苦手はなさそうだが得意なものもなく、魔力も大したことはない将来性のない魔法使いにしか見えず、三ヶ月様子を見て弟子にするか決めることに
した。
聖堂で人手不足のため人をよこして欲しいと言われ、サビーノはフレデリカを派遣することにした。
治癒の力も強くないフレデリカは、聖堂の供物整理を任されることになった。
後に月隠の魔女と呼ばれるフレデリカが独り立ちする前の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 15:00:00
13890文字
会話率:30%
人ってのは本心は自己利益の確保が狙いの行いでも、実際に行動に移している分だけ、行動が伴わない「善」より価値がある。何事もそうであるはずだ。
最終更新:2023-08-17 03:07:49
3015文字
会話率:19%
交通事故で歩けなくなってしまった有馬奏(ありまそう)は、ある日目覚めると女の子になっていた。
今までは
「いい人なんだろうけど、なんとなく怖い」
と影で言われてた彼だが、本性は姿が変わってからの方がどこかしっくり来ている。
彼を取り巻く日常
が、見た目ひとつでみるみる変わっていく。
辞めたくないパイロット
やめられないドライブ
消えない友情
そして彼女の正体は?...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 17:15:09
60849文字
会話率:52%
森で魔物に襲われた少女セレスティアは、魔女のクレスに助けられる。そのお礼に二人で食事をした後、町に竜が襲来して物語は動き出す。セレスティアの正体、クレスの目的とはいったい何なのか。
謎多き二人を中心にしたファンタジー小説です。
最終更新:2023-06-28 15:47:02
3561文字
会話率:63%
2038年代、この時代には超能力から派生した異能技術ーー、魔導技法、通称【魔法】が発展した。これは突如起こった世界規模の大規模な災害現象ーー、【大災害】の後に存在が確認された技術であり、その後に起こった【第三次世界大戦】では核兵器等の大規
模戦略兵器の代替えとしての影響により急速に進化、発展した。大戦が終結した後は、世界各国でその技術の発展、そしてそれを使用する存在ーー、【魔導師】の育成に努めた。
2098年、国立伊月代総合教育高等学校では入学式が行われている。そして新入生の月隠太陽は高校入学をきっかけに様々な事件に巻き込まれていく。巻き込まれ体質の太陽は家族のために平穏な学校生活を送ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 00:11:57
244984文字
会話率:61%
職場のマイクロバスで買出しをしていた杵島桜子(きしまさくらこ)は、山中の職場に向かう途中で不思議な世界デ・ア・バディル(美しきモノ達の楽園)へたどり着いてしまう。そこは美しきものが君臨し優遇される世界。だが、当の本人は最初にたどり着いた大森
林から出るつもりがなく、引き籠もりのような生活を営んでいた。そこへ迫害される者たちであるウィガス人と呼ばれる子供達と元騎士が迷い込んでくる。そんな彼らとの関わり合いで、明らかになる神話と歴史。月隠れの大魔女と呼ばれることになる桜子は、その歪な世界で何を見るのか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 14:41:57
68735文字
会話率:31%
『月隠神社』で一人でかくれんぼをすると、神隠しにあった者と再会できる――
そのうわさを知った健太は、新月の真夜中に、午前零時に月隠神社でかくれんぼを始めました。花火大会の夜に、忽然と姿を消した幼馴染の、初恋の相手、メイにもう一度会うために。
そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 20:10:10
2774文字
会話率:37%
遥か遠い昔、睹河原と呼ばれた大陸にて。
幾つもの小国に分かれて争うこの地を纏め、「紅炎国」として天下統一を成し得た者がいた。
かの者はその手段の苛烈さから、「鮮血の紅炎女王」と畏れられる。
冷淡に残酷に天下を得た女王。だが、そんな彼女の胸中
にあったのは、切ないほどの願いただひとつだった。
これは睹河原の歴史に隠された、「少女としての女王」の夢と願いの物語。
※拙作「緋姫 ~天羽月舟伝~」と多少リンクしています。読んでいなくても楽しめますが、ぜひそちらも読んで頂けるとより世界観が深まると思います。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 22:14:18
47841文字
会話率:32%
15話ほどの短編連作です。三瀬ほとりが色々な時代の人たちの死を導く。あるときは鶴姫を、ある時は細川を……。
自サイトで連載していた小説を加筆修正したものです。
最終更新:2016-02-03 15:12:20
61115文字
会話率:44%